278 冷たい校舎村8
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
[ どうやったらあの世界に戻れるのか。
友達が死ぬのを防ぐとこが出来るのか。
ぐるぐると、永遠に同じことを考える。
だれかおれから正気を奪ってほしい。
って、郁斗は切実に思う。
言ってることはすでに支離滅裂でも。 ]
……おれさあ、何も出来なかった。
[ とめどなく流れ落ちた言葉は
それを最後に一旦止まる。
せっかく自分を呼んでくれた友達に
喜多仲郁斗は手を伸ばせなかった。 ]*
―― 現在:病院前 ――
僕は油断しきってたな……。
[ ヒヤヒヤしていたという阿東はやはり委員長だと思う。
誠香はというと、寝起きですっかり油断していた。
油断していなかったら、入った教室の扉は、
閉めなかったと思う。
それで回避できたかというと甚だ疑問だけれども ]
そうだよなあ。
人はどんどん減ってくのに、
校舎はどんどん増築してたし。
あれからまた増えたのかな。
[ 寂しそう、という感想に同意した。
残っているのは紫織意外だと怜と辰美と連城。
冗談で思い浮かべた逆ハーレム、
ほんとに実現しちゃったよ、なんて誠香は思う。
男子3人に囲まれて説得される紫織。
いじめてるように見えないか少し絵面が心配ですね ]
褒めてんのに。
[ 笑ってしまったら、なんだか阿東は不本意そうだった。
委員長はこんな時でも委員長なんだなあ、と
感心と安心とちょっとおかしかったのと。
茶化したつもりはなかったので
素直に褒め言葉と受け取ってほしい ]
クラスメイトのこと、いちいち嘘ついてるんじゃないか
なんて疑うやつの方がやだよ。
仕方ないって。
……そもそも、無自覚だったんなら、
しおちゃんだって嘘ついたつもりなんて
なかったのかもしれないし。
[ 紫織が嘘をつく癖があることを
誠香はよくわかっていない。
なにしろいまだに辰美と紫織が付き合っていたと
信じているくらいですので ]
[ 連城の名前がでて、ああ、と誠香は頷いた ]
僕も連城とそういう話したよ。
その時に、あー、連城は違うなーって思った。
[ 夏美に似たマネキンの前で、確かそんな話をした。
遠い昔みたいに感じる。
確かあの時、辰美が夏美にかける布を
取りに行ってくれて……なんて思い返していたところ、
突然怜の名前が出てきて、
ちょっと不意打ちを食らってしまう ]
あー、氷室ともそういう話したんだよ。
お互い、あんな殊勝な遺書は書かないな、で
意見が一致してさ。
仲はいいよ。今絶賛喧嘩中だけどな!
[ 無駄に胸を張っておいた ]
[ 胸を張ってはみたものの、
きっと心配したと言われてしまっては、
ちょっとしおしおとしてしまう。
正論だ。ドのつく正論だ。
誠香だって見つけるたびに心配したし落ち込んだ ]
……そうだよなあ。
あっちにいる間は、マネキンに代わったらどうなるか、
誰もわからなかったんだし。
帰れるっていうのも希望的観測だったし。
心配、させたよな。きっと。
[ 先に帰られたら「抜け駆けした」って
苦情を言ってもいい。
辰美とそんな約束もしたんだった。
ジュース賭けようって言わなくてよかった ]
うん。そーする。
[ 気にしすぎない。
できるかどうかはわからないけど、努力はします ]
[ 食い気味で念を押したのは念のためです。
少しくすぐったそうな顔に見える阿東に、
してたよ、と誠香は言葉を重ねた ]
そりゃびびるよ。わけわかんなかったし。
でも、寝る場所の段取りとかさ、
ごはんをここのんが作ってくれたりさ、
なんとなくまとまりみたいなのが出たのって、
阿東とここのんがいてくれたからだと思うし。
やりたくてやったことでも、
やってもらった方はお礼を言うもんなの!
助かった!
……あと、実をいうと
今までちょっとだけ阿東のこと苦手だった。ごめん!
[ どさくさで謝りました。
あの校舎で最後に謝りまくったので、
ちょっとハードルが下がっていたのかもしれません ]
[ でもやっぱり少し、決まりが悪かったので ]
辰美が頼りになりそう。
連城は情に訴えるかなあ。
氷室は……なんかちょっと心配。
[ 阿東と目を合わさずにそんな予想をしつつ、
病院に足を踏み入れ……ようとして。
ふと、振り返った。
まだ、帰ってこないのかな。
頭をよぎったのはそんなこと ]
阿東、先行ってていいよ。
僕、少しだけここで待ってる。
[ あの校舎で3日目の朝を迎えたのに、
こちらでは大した時間はたっていなかったようだった。
それなら、4人がもうすぐ帰ってきたり
しないだろうか。
そんなことを思ったので* ]
──現在/病院前──
……福住って意外と肝座ってんな。
[ 礼一郎はずっと怖かったよ!
誰かがあんな人形になるのもいやで、
だけど、現実に帰れないのもやだった。
駄々っ子みたいにあれもいやこれもいやって、
ぶるぶる震えながら過ごしていたもんで……、
いや、これは大げさな言い方だった。]
また増えてんのかなあ。
俺、全部は全然見れてなくて、
最後に部室棟? が増えてんの気づいて、
見に行けなかったなあって思った気がする。
[ 男子3人に囲まれる葉野紫織。
いやあ、あいつらデカいからな。
氷室はさておき、他ふたり。
デカいから囲まれたら迫力あるだろうな。
可哀相に、礼一郎や福住を追い出すからだ。]
褒められてる気がしねえ。
……そうだよな。
ほんとに、忘れてたのかもしんないし。
[ 礼一郎も、葉野の悪癖なんて知らない。
冗談のセンスがないってことは知ってるけど、
常習的なものなんて知らずに、同調する。]
うん、俺と話したときも、
ソーマ、自分は大丈夫だって言ってた。
[ 礼一郎はそれがうれしかったんだよね。
少しだけ気分が浮上する話。
続く言葉も、礼一郎にとってはそう。]
……へえ。
言われてみりゃ、確かになあ。
俺、全然そんなこと言ってやれなかった。
レイは、おまえは違うって言ってくれたのにさ。
……福住、ほんとよく見てるよな。
だからあいつが一緒にいるんだろうけど。
[ 寄ってくる女は俺の顔しか見てない! なんて、
あたりまえのように言ってた氷室を知ってるから、
礼一郎はなんだかちょっとうれしい。微笑む。が、]
……て、は? 喧嘩してんの?
ンなことで胸張んな。マジかよ。
そのテンションで言えるんなら、
ハイハイ当事者でがんばれ。
……って感じはするけど。
[ 心配の種が増えたって、
礼一郎はちょっと苦い顔をしている。
あいつ、あいつなあ……って、
氷室のほうの過去の所業を思い出して呻いた。
もちろん悪いやつじゃないけど、
すげえ良い友だちだと思ってるけど、
見ててハラハラするとこあるよね、氷室って。]
ま、友だちだからな。
だから、福住が無事に帰ってるだけでさ、
あいつらよかったーって言うよ、たぶん。
[ そりゃ心配はするでしょう。って、
礼一郎は責めるんでもなく微笑んでいた。]
飯、うまかったよなあ。
[ って、礼一郎はそっと話を逸らす。
照れるじゃないですか。というか、
ほんとに礼一郎、あんまり仕事してないです(笑)
とはいえ、過ぎる謙遜は鬱陶しいよな。
それなら、「 どーいたしまして 」って言って、
言ったんだけど、カミングアウトが急すぎる。]
……あーーー、
もしかしたらそうなのかなって、
ちょっとだけ、ちょっとだけど思ってた。
でも、人の好き嫌いなんてさ、
誰にでもあるもんだし、謝んなよ。
つーか、俺が気づかないうちに、
なんかしてたのかなって……、
[ そうならごめんなって、
礼一郎は先回りするように謝って、
それから、穏やかな口調で尋ねる。]
それもさ、
詳しくは聞かないほうがいい話?
[ 別に、無理強いするわけじゃないからねって、
流れてく話題にはしっかりと乗っかった。]
ユキもソーマもレイも、
友達思いの良いやつだし、
やさしいし、頭がいいし、大丈夫。
……だと思うけど、
まあ、レイが心配なのはわかる。
[ 同調するようにうなずきながら、
礼一郎はいつしか福住を追い抜いていた。]
そ? わかった。
冷えねえうちに中入れよ。
[ 体調崩すと元も子もないぞ。
……とは、さすがに言わなかったけど。
ひらりと手を振って、ひとり足を進めた。*]
──現在/病院──
[ 明るい。
外から見ていたのより、
ずっと明るい建物の中に足を進める。
履きなれたスニーカーは、
別に足音をうるさく立てるでもないけど、
そこがあまりにしんと静かな空間だから、
礼一郎の歩みは少し、慎重になってしまう。]
[ 明るい空間に、何名かの友人がいる。
礼一郎はそれをちらりと見ながら、
椅子に座るのはなんだか気が引けて、
邪魔にならない場所に立つことを選ぶ。
立っている友人のもとへ、
静かな歩調で歩み寄っていって、]
……綿津見は座んなくていいの?
[ とっさに適切な挨拶が見つからず、
こんばんはも何もなく、礼一郎は声をかけた。
こんばんはおかえりただいま。
どれもなんかちょっとしっくりこなくてさ。
なんでもないことのように尋ねて、
「 もう結構待ってる? 」って、
友人の状況を気にするようにさらに質問を重ねた。*]
―― 現在:病院前 ――
寝起きだったからだよ!
[ 肝座ってんな。
褒められたけど、実情はそんなものじゃない。
そういうことにしておけばいいのに、正直に白状した。
緊張しながら朝ごはん食べるなんて美味しくないし。
その結果一口かじっただけで朝ごはん終了したけど ]
僕は6階までと、あと地下は見たけど、
体育館が増えたらしいっていうのは見てないな。
[ 見に行った方がよかったのかなあ、と誠香は思う。
天井や壁のインクの意味が分からなくて、
ただ閉口しただけだったけれど、
そういえば、紫織はCG研だった。
チラシのデザイン、アドバイス貰ったじゃないか。
インクと縁のあるのは、紫織だった ]
褒めてるって!
ナチュラルにフォローとか
気遣いの言葉が出るってこと。
委員長だなって思っただけだよ。
[ 褒められてる気がしなかったらしいので、
解説を添えた。
誠香はこんな嘘はつかない。
もっと取り返しのつかない嘘はついてるけど。
そんな誠香に、紫織を嘘つきと責めたりなんて
できるわけもない ]
連城はほんといいやつだよなー……。
[ 自分は大丈夫だと言ってた、という連城の話に、
誠香はそんな感想をこぼす。
そう、連城は情に厚くて健全な空気が出ていて、
だから誠香だってさらっと聞けたのだった ]
[ 怜との関係を褒められるのは、
なんだか妙にむずむずする。
なんというか、阿東に裏がなく、
純粋に褒めてくれている感じがするのが分かるから、
余計に。
そんな大層なものじゃないのになあ、と思うわけで ]
んー……氷室は、向こうから僕に聞いてきたんだよ。
校舎の様子がおかしいってなって、割とすぐくらいに。
氷室は結構最初の頃から、あのメールの送り主を
探そうとしてたから。
別にそんな大層なことしてないよ。
ふつーに友達付き合いしてるだけ。
友達なんだから当たり前じゃん。
[ 謙遜でもなんでもなく誠香はそう言ったけど、
続く言葉で阿東の顔を曇らせてしまった。
ごめんなさい。とは正直思ってない ]
大丈夫。悪いのは氷室だから。
帰ってきたらがっつり罵倒して
説教するって決めてるから。
[ 堂々と言い放った。
なにしろこっちには辰美という強い味方がいるので、
負ける気がしない。
しかし、喧嘩の件と誠香が心配をかけたって話は
別の話なので、そこは申し訳ないなと思う ]
他人事みたいに言ってるけど、阿東もだからな?
きっと阿東のことも心配してるよ。
[ まさか泣かせてしまったとまでは想像してないですが。
お互い罪作りですね ]
[ 絶妙のタイミングで
さりげなくカミングアウトしたつもりだったけれど、
やっぱりさらっと流れるなんてことはなかった。
しかも気づかれていた。
誠香はとてもばつが悪い ]
あー……気づいてたんだ。
いや、好き嫌いとかそういう問題じゃないし、
阿東に落ち度は全くないんだ、ほんとに。
[ 詳しく聞かない方がいいか、と気遣われて、
少し躊躇って、けれど結局首を横に振った ]
……僕さ、おにーちゃんがいたんだよ。
うん、いたんだ。過去形な。
すっごく仲良くてさ。
でも、3年前に、……事故、でさ。
なんとなく、阿東と雰囲気が似てたんだ。
そんな気がしたんだ。
だからさ……思い出しちゃうから、苦手だった。
けど、勘違いだったかも!
なんか今日は、あんまり似てる気がしないし!
[ ちゃんと話せた。
兄の話はずっとクラスメイトの前では封印してたけど、
ちゃんと話せた ]
1
2
3
4
5
6
7
8
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る