278 冷たい校舎村8
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ちかちゃん、
多分、あっち、あったかいから。
……あ、
[ 外にいるちかちゃんへ、ちょっと近づいて。
……鞄の中に入っていました。未使用カイロ。
ストックは持っておきなさいって、
そんなお母さんの意見を、
受け取っていて良かった。ほんとに。 ]
もしよかったらつかってね。
[ 暖を取ってるちかちゃんに、あとでね、って。
いなくなっちゃう前の複線でもなんでもなく、
あたしは手を振って、中へと入っていく。 ]
[ 椅子、には、座れなかった。
緊急外来の椅子が並ぶスペースで、
あたしは、あたしが行けるぎりぎりのところに、
静かに立っている。 ]*
-- 現在/病院→駐輪場 --
[ 送る背中はみっつ。
くるりとこちらを向いた顔に首を傾ぐ。 ]
……うん。
わ、ありがとう。
[ カイロを差し出してくれるまなの姿に、
3年8組になったばかりの春を思い出す。
あのときは飲み物で今はカイロだな、と。
春もこっちのほうが涼しいよ、
と教えてくれたんだっけ。違うっけ。
たった八か月前のことがすごく遠くに思えた。 ]
[ 生きて積み重ねた十八年と数か月。
特に事故などなければ、
おそらく何十年かは続いていく。
他人の人生、あまり口出しするもんじゃないけど。
千夏は思う。
生きてたら、いいことあるよ、って。
紫織ちゃんの人生、
ここで終わらせないほうがいいよ、って。 ]
[ あつい缶コーヒーを指先でつまみながら、
教えられた方へと歩く。
たしかにすこしあったかいかもしれない。
そう思いながら、苦いコーヒーを啜る。
すこし寒さが和らいだころに、
自転車の鍵がポケットにないことに気が付いた。 ]
……鍵、さしっぱなしかも。
[ こんな真夜中。
自転車泥棒が出没するとは思わないけど、
手許に鍵がないのも不安で。
千夏は再び駐輪場へと戻る。** ]
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