人狼議事


278 冷たい校舎村8

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【人】 綿津見教会 マナ



   うっかりしないことが、
   きっと誰も悲しまない未来だろうから、
   ……だから、ちょっとずつ歩いて行った
   あたしの行き先で、
   あたしの白紙に、
   紫がかかる日があればいいな、と、思う。

 

(1068) mayam 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



   たとえば、息苦しさを分け合うように、
   薄暗い 真白の "だいすき" を 打ち明けるような、
   切り分けて、あなたの胃に収めるような、

 

(1069) mayam 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 綿津見教会 マナ



 [ 少なくとも、共犯者ではないなあ、なんて。

  どんな感情のメタファーとなり得るのでしょう、
  アップルパイをまるっと食べたあたしは、
  眉を下げて、笑った。 ]**

 

(1070) mayam 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 架空惑星 レン

――ゲーム大会――

[ コントローラーを一旦他の人に渡して、
 観戦しようとしていた時だったかな。
 話しかけてきた人の方に、顔を向けた。>>956

 その内容に、少しだけ疑問符を浮かべたけど、
 すぐにその意味に気付いてハッとする。
 きっとこのひとは、
 僕……いや、颯が寝不足だったことを、
 知っているんだ。]

 ……うん、寝れてる。
 まだ、たまに深夜起きちゃうこともあるけど……
 前よりは、大分良くなったよ。

(1071) はねねこ 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ごめんなさい。
 颯が……この身体が寝れてなかったのは、
 僕のせいなんだ。
 昼間とかずっと内側にいたからか、
 深夜に僕が起きるのが習慣になってて……
 颯のこと、心配、してたんだよね。ごめんなさい。
 きっともう、大丈夫です。

[ 悪意があったわけではないけど、
 それでも、自分のせいなのは変わらない。
 だから、ちゃんと頭を下げて謝った*]

(1072) はねねこ 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



[エスプレッソに口をつける暇さえ、
 俺には与えられずに]

 

(1073) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ

―― デート、じゃない話 ――


[ありがとう、という
 感謝の言葉を皮切りに。>>1046

 誠香の口から語られたのは、
 亡くなった彼女の兄の話だった。
 中学校の頃、俺らが出会う前に
 起こった事故のことを、俺が知るはずもなく]
 

(1074) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ


[ごくり、と喉を鳴らした。
 俺は誠香から目線を外さずに、
 ただその話に聞き入っている。

 エスプレッソはいつの間にか、
 冷え切っていた。

 誠香の後悔>>1048や、懺悔>>1050は、
 胸に差し迫るものがあって]
 

(1075) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



   (ああ、だから。
    作家の話題を嫌がっていたんだな)
 
 

(1076) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ


[点と線が繋がって、
 今まで胸に抱えていた違和感が
 確かに氷解するのが分かった]


  ……ありがとう。
  俺に話してくれて。


[軽蔑した?って、こちらを見つめて
 ため息をつく誠香に>>1056、首を振って。
 ゆっくりと彼女の頭に手を伸ばした]
 

(1077) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  つらかったな。


[わしゃりと、誠香の頭をひと撫でして。

 それから、どう言葉を続けていいか分からずに、
 視線を一瞬彷徨わせたのだった。

 俺が何を言ったところで、仲直りをできないままに
 誠香の兄が亡くなったという事実は変わらず。
 彼女が背負った秘密も、どうにもならず。

 だから少しの躊躇のあとに、
 俺は滔々と語りだす]
 

(1078) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  ……俺さ。

  誠香の出した小説は全部読んでて。
  けどおまえがその話題嫌がってたから、
  感想を伝えたことはなかったよな。


[確認をするように、微笑んだ]
 

(1079) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  作者は――誠香だと、思ってたんだけど。
  家族に愛されて育った人なんだな、って
  いつも思ってた。

  物語を作るときに、
  家族の存在って邪魔になることが
  多いじゃないか。

  だから、親が海外にいる設定だったり。
  ひとりっ子だったり。
  最近の小説って、そんな感じで。

 

(1080) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ

 

  でもさ。
  誠香の兄ちゃんの作品って全部、
  家族へのあたたかな眼差しがあるんだよな。

  話の筋に絡まない脇役でも、
  家族描写に手を抜かないところがさ。
  ああ、家族が好きなんだなって。

  描写に、作者の経歴って滲み出るから。
  そういうところも、
  おまえの兄ちゃんの小説、好きなんだ。

 

(1081) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  ファンなんだぜ。俺。
  おまえの兄ちゃんの作品の。

  匿名で、ファンレターも送ってたんだ。
  ……絶対に知らないだろ?

  そういう話、わざとしてこなかったし。


[それから、誠香をまっすぐに見据えて]
 

(1082) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  ……だから、さ。

  あんな文章を書ける人だから。
  俺はおまえの兄ちゃんが、
  おまえを恨んでるとは思わないよ。

 

(1083) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  良かったら、
  誠香の兄ちゃんの墓参り、行かせてくれないか。
  ファンとして、感想のひとつも伝えたいし。

  ――それに。


[歯を見せて、笑った]
 

(1084) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 CC レイ



  あんたの妹さんをもらいます、って
  挨拶もしなきゃだしな。*

 

(1085) gurik0 2020/06/28(Sun) 23時半頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
TO:紫織さん
------------------------------------
おかえり〜_(:3 」∠)_

ちょーお寝坊じゃん!
------------------------------------
 

(1086) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

── 少し先:お見舞い ──

[ 病院ってマジでチョー静かだな。って、
 その日、喜多仲郁斗は思っていた。 ]

  おはよぉ、紫織さん。
  元気して…なかったかぁ!
  そりゃそーじゃん!ウケる!

  あっ!つーか、見て見て!
  じゃーん!がおー!!
  これぇ!チョーかわいくね?

[ お見舞い品はライオンの顔のケーキ。
 自分の分も合わせて、二個。
 あ、ホールケーキじゃなくて、
 ちっちゃいやつだよ、ちゃんと(笑) ]
 

(1087) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
[ ケーキ、食べていいって言われてただろうか。
 まあ、ダメなようだったら
 持って帰って家族にあげるだけだ。

 食べれたとしても、持って帰るとしても、
 どっちにしても、ずかずかと上がり込んで
 ベッド近くの椅子に図々しく座った。 ]

  病院って暇じゃねえ?
  なんか漫画とか持ってくる〜?
  ゆーて、もー退院だっけ。
 

(1088) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
[ クラスの誰かが言っていたような気もする。
 記憶を掘り起こすけど、
 正確かどうかは分からなかった。 ]

  ……そーいやさ、
  なんでもしてくれるって言ったよね。

  だったらちょっとだけ、
  おれの話聞いてほしいんだけど。

[ 足をぶらぶらさせながら、郁斗は話し出す。 ]
 

(1089) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
  おれさあ、ずっと都合良い夢見てて。
  …あ、夢って夜寝てみる夢ね!

  まー、そーゆー自分にとって良い夢見てた。
  現実では叶わないことがおきて、
  代償も支払った気になって、
  おれの思い通りにできる世界なんだよね。

  マジ楽しくってさ、しんどくもあるんだけど、
  見るのやめられなくって。あはは!
 

(1090) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
  でもさあ、紫織さんが作った世界の中じゃ
  なんもうまくいかなくって。
  ナツミなんか…マネキンになっちゃうし?
  マジ怖くて苦しい目にも合うし?

  ゆーて、そんなん、当たり前じゃん。

  だっておれの夢じゃないから。
  紫織さんだって、おれのこと
  そんな深く知らねーもん。
 

(1091) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
  おれの世界じゃない夢はさ〜、
  おれのウソで塗り固めた世界とは違ってて、
  これが現実なんだな。って思った。てゆーか。

  なんかさー、すげー目が覚めたんだぁ。
  あっ、チョーいい意味で!

  あの世界の、あの校舎の中。
  紫織さんにとって自分で作った夢の、
  ウソで虚構の世界だったかもだけど、
  おれにとってはけっこう、本当の世界だったよ。
 

(1092) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 仲買呪術師 ジェルマン

 
  だから、
  おれに本当のこと教えてくれて、
  ありがとー。って。

  …あはは、なんか照れんね!

[ 喜多仲郁斗は笑っていた。

 もう、夢の中でしばらく
 死体の紫織は出てきていなかった。 ]*
 

(1093) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――  ――
 
[――――……落下する感覚で目を覚ました。]

(1094) さねきち 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[光化学スモッグ警報が出そうなくらい、晴れているのにどこか霞んだ空を落ちていた。
乾いた地面に降り立つと、遊具の林の間で、滑り台の影に隠れるように、1人の子供が泣いていた。]


 ……おい


[なんで泣いてんの。声をかける。手を伸ばす。――ぐしゃぐしゃになった顔がこちらを見る。


…………俺だ。
ガキの頃の俺だった。わかってもぎょっとするもんだな。
今よりずいぶん小さい手が、迷ったように俺の手をとって、明るい場所に出てくる。
そのまんま乾いて少しひび割れたベンチに腰かけて、誰もいない公園を見てる。]

(1095) さねきち 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ……なぁにそんなに泣いてんだよ。

『おにいが、……おいてって……』
 
 あーもう……


[要領を得ない泣きごとばかりを小さい俺が繰り返している。こんなんだったっけな。困り切って、何か気を紛らわせるようなものがないか探した。
スマホ。……駄目だろ。もう少しいいもの。

ようやく一つ、ポケットの中に固いものを見つけて取り出す。]

(1096) さねきち 2020/06/29(Mon) 00時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 これでもやるから舐めてろ。
 

『……あめ……』


[小さい手のひらに握らせたのは、檸檬キャンディー一つ。
パチパチと包装が破られる音。丸い頬が飴一つを食む。直後、「う」とうめき声が聞こえた。]


『…………すっぱい…………』


 忘れんだろ。泣きたかったこと。


[砂埃の薄く舞う公園をぼんやり見ている。泣き止んだガキの俺は不服そうに飴玉を転がして、唇を引き結んでガリゴリと飴を噛んでいた。]

(1097) さねきち 2020/06/29(Mon) 00時頃

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