278 冷たい校舎村8
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拝啓、辰美幸俊君。 綿津見まなより、お送りしました。*
(1038) mayam 2020/06/28(Sun) 22時頃
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―― 早未との、あれこれ ――
[化粧品のお裾分け。
その場で彼女が見せた笑顔と、 「嬉しい」って言葉が、>>966 どうにもよそよそしいもので。
俺は、胸にチクリとした痛みを 覚えてしまうのだ]
(1039) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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[――まあ、よくある、ことだ。
女装をしていたから、 あの居心地の良い距離感があって。 女装をやめたから、 男女の友達の適正な距離に戻って。
そういうもの、なのだろう]
(1040) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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[俺が悪いわけでもないし、 早未が悪いわけでもないのだ。
だから俺は、歯を見せて笑いながら]
早未がもらってくれて良かった。
[そう言って、彼女の席から離れるのだ]
(1041) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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[――――……]
(1042) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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[ゲーム大会の日。>>736
早未がやって来たことに、少しの驚きを覚えて。 なんでだろう。こういう賑やかな場所が好きな イメージが、あんまりなかったからかな。
隣に座って、コントローラーを握った。 こんなに早未と近くの距離にいるの、 思えば久しぶりで]
(1043) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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あっ、待った!!今のナシ!!! やりなおしを要求する!!
[自然に笑い合って、ゲームをして]
(1044) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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[確かに、それは昔みたいに ふたりで買い物にいくような距離感では なかったけれど。
これはこれで、なかなか、心地の良いもので]
やっぱり、そのチーク。 早未に似合うよ。
[対戦の途中に、そう笑いかけるのだろう]*
(1045) gurik0 2020/06/28(Sun) 22時頃
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―― デート、じゃない話 ――
[ 何の躊躇いもなく即答されて>>1028 唇が少し震えた。
聞いてくれるんだ、という安堵の気持ち。 これでもう逃げ道はなくなった。 全部、話さなければいけない。 その結果、軽蔑されるかもしれなくても。 ……そんな、気持ち。 それでも誠香は話すと決めた ]
……ありがと。
[ 一緒に背負っていきたいという言葉は素直に嬉しくて、 全部、話し終わった後も、 その気持ちでいてくれたらいいな、と思う。 軽蔑されても仕方のないことだけど、 できれば、嫌いにならないでほしいな、と思う ]
(1046) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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僕さ、お兄ちゃんがいたんだ。 僕が中3の時、交通事故で亡くなったんだけど。 ……事故の前、僕、お兄ちゃんに酷いこと言ったんだ。 それで……ずっと僕、本当は、 お兄ちゃんは自殺したんじゃないかって、疑ってた。 ……どうやらそれは、 僕の考えすぎだったらしいんだけど。
[ ラテアートのくまさんは、 誠香が口をつけると歪んでいく。 見るともなしにそれを見つめて、 誠香は小さく息を吐きだす ]
(1047) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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……自殺じゃなくて事故だって、 僕がはっきりわかったのって、つい最近のことなんだ。 どうもお兄ちゃん、僕と仲直りするために、 僕にお菓子を買いに行って事故に遭ったらしいんだよね。 僕がそれを聞いたらきっと気に病むだろうって、 両親はそのことを僕に言わなかったんだ。
[ 両親は悪くない。誠香が悪い。 兄は自殺したのかも。 誠香が両親にそう言ってさえいれば、 即座に否定されていたに違いないのだから ]
(1048) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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それでね、僕はお兄ちゃんに言った酷い一言が、 せめて“嘘じゃなかった”って証明したくなった。 そんなの、何の救いにもならないんだけど、 でもその時はもう、 僕にはそれしか縋るものがなかったんだ。 [ 肝心のことはぼかし続けたけれど、 このあたりで限界だった。 誠香はグラスを手に取ると、 レモンの香る水を一口飲んで、ため息をつく。 覚悟を決めて、顔を上げた ]
(1049) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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……お兄ちゃんの夢は、作家になることだった。 事故の日、僕、模試の結果にイライラしててさ、 のんきそうなお兄ちゃんに八つ当たりしたんだ。 それで、言っちゃった。 ……お兄ちゃんには、才能なんか、ないって。
[ 酷いよな、と誠香は笑う。 ああ、これ、辰美が嫌いな笑い方だよな、なんて思って けれど他の表情が見つからなかった ]
(1050) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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酷いよな。そんな言葉を投げつけたこともだけど、 その言葉が嘘じゃないって証明しようなんてさ。 でもその時はもう、そうするしか逃げ道はないと思って。 それで、応募したんだ。 お兄ちゃんの残した原稿を、僕の名前で。 だって、亡くなった人の名前を使って応募なんて できないと思ったし。 ……才能がないことを証明する、つもりだったし。
……そしたら、証明されちゃった。 お兄ちゃんには、才能があったって、証明されちゃった。
[ はあ、と大きく息を吐くと、 誠香はやっぱり泣き出しそうな笑みを浮かべた ]
これが、高校生作家の正体。 今まで僕の名前で出された本は全部、 お兄ちゃんの残した原稿なんだよ。
(1051) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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[ だから死にたかった、と誠香は言った ]
もう、耐えきれなかったんだ。 お兄ちゃんが僕の言葉に傷ついて、 自殺したかもしれなかったことも、 お兄ちゃんの原稿を盗むみたいにして、 作家になってしまったことも、 お兄ちゃんの残した原稿が、 どんどん少なくなっていくことも、 ……お兄ちゃんはもういないのに、 時々、普通に楽しく暮らしてる自分のことも。 全部、全部、辛かった。投げ捨ててしまいたかった。
(1052) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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[ 本当のことを言うと、 そんな気持ちが全部なくなったわけではなかった。 兄の死が自殺じゃなかったとしても、 あの日喧嘩をしていなければ、という気持ちはあるし、 兄の原稿を盗んで作家になってしまったことに 変わりはない。 なにもかもなかったことにはならない ]
(1053) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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だけど、あの、しおちゃんの作った校舎で、 色んなこと考えたし、 一度、本当に死んじゃったし、 ……怜を置いて死ねないなって思ったし、 向き合う覚悟、決めた。
それで、両親に打ち明けて、 出版社にも、事情を説明したんだ。 なんとか、許してもらえた。 ……いろいろ、条件を出されちゃったけど。 だから、ごめんね、怜。
[ 情けない笑みを誠香は浮かべた。 カプチーノに口をつける。 くまさんは無残なことになった ]
(1054) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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これで、怜も、共犯。 今話したこと全部は、 絶対に漏らしちゃいけない秘密なんだ。 それが、出版社の出した条件の一つだから。
[ 馬鹿みたいだよねえ、と自嘲の笑みを浮かべながら、 出版社の出した条件を伝える。 売れるための美談にすること ]
(1055) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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……ある意味、僕にとっても都合がいいけどね。 本当のことなんか発表したら、 バッシングで僕死にそうだし。 でもこれで、僕はまた、 新しい嘘をつき通さなきゃいけなくなったってわけ。
[ 全部話し終えたタイミングで、 カプチーノの入ったカップは空っぽになった。 空っぽになったカップをしばらく眺めて、 はあ、と誠香は大きくため息をつく。 それから、顔を上げて、微笑んで。 軽蔑した? って、聞いた* ]
(1056) takicchi 2020/06/28(Sun) 23時頃
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[ にじゅうさんてんごセンチ×数年分の歩みと、 にじゅうさんてんごセンチ×数年分の戻りと。
あたしは不器用だから、きっと、そんな風。 まだ、歩みの方が多いといいな。って、時。 ]
(1057) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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─── ちょっとだけ戻ってる話 ───
[ アップルパイの崩れる姿を見ていた。>>837 店内のBGMの代わりに、あたしの声が響いている。
とくべつの無かったあたしと、 とくべつに見えていたしおりちゃん。 ……多分、お互いに、気持ちにより添うのは、 ちょっと難しい気もする。 そりゃああなたみたいに自殺したら、って、 言われたら、やめようってなるよね。 それはわかるよ。あたし流石にサイコじゃないよ。 ]
(1058) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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[ 言葉をどう選ぶか考えている最中、 チョコカステラとアップルパイが交換される。 取引の格好、あたしは乗りましょう。>>840 夢の世界で分けられなかったクレープを思いだして、 あたしは、少しだけ笑った。 ]
(1059) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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みんながすきであること、は、特別なのかな。 ちょっとテツガク的ですか?
(1060) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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[ 現実世界はままならない。 きっと、歩き方を少しずつ覚えても、変わらない。
……変わらないけど、もし、たとえば、 息のしづらさを分け合うような、そういうこと、 この甘いお菓子みたいにできたなら、良いのにね。 ]
(1061) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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…… 人生のシェアは、難しいかも ねー? でも、……なんだろね。
[ 多分、このときになっても、 まだ言葉にし難い関係性を思い出す。>>1036 ]
(1062) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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しおりちゃんが、戻ってきて、 ちょっとでも楽しいって思ったような、 そういう話は、聞かせて欲しいな。
あたしは……それが聞ければ、 多分、うれしいと 思う。
(1063) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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[ そこに、そう。 あたしがいればいいのだろう。
いなくても、あなたが拍子抜けするような、 夕焼けに微かに混ざる紫を見て、 ああ、一日が平和に終わったなと、 そう 安堵するような日々を送っていると、 わかったのなら。
だいすきなあなたが幸せであるならば。 ]
(1064) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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あたしが、あの時のしおりちゃんだったとしたら、 の 話、……は、 戻れたのかな、どうなんだろ ね。
しおりちゃんが言ってくれた今の話を、 あたしは知らないから、 だめだな、って、思った気もして、やっぱり。
(1065) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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……でも、だから?もし、 あたしがいつかうっかりしちゃったときは、 今度はしおりちゃんが連れ戻してくれれば、 そっちが、いいな。
(1066) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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そうしたら、現実世界が何事も無く楽しくて、 拍子抜けするよって、教えて欲しい。
(1067) mayam 2020/06/28(Sun) 23時頃
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