278 冷たい校舎村8
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お邪魔しま〜す。
[ 返事とか、聞いていなかった。 うろたえるワタリさんを無視して靴を脱ぐ。
止められたら面倒くさいなぁ。と思って 問答無用で上がり込んだのだけれど、 たぶんそれが悪かった。最悪だ。
鼻血をぼたぼたと流した“あーちゃん”が リビングのど真ん中で正座していた。 ]
(858) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ あーあー(笑)何でこうなるかな(笑) ]
(859) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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……ワタリさんってさあ、 ホント。けっこーおれのこと好きだよね。 今もさァ?昨日不穏な話したおれが来たから 急がなきゃって鍵開けてくれたじゃん。
[ 夢じゃない。夢じゃないんだよな。
ワタリさんがワンテンポ遅れて リビングに駆けこんでくる。何その顔(笑)
信じられないものを見てしまったような ひたすら困惑しているような表情を浮かべる。 ]
(860) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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友達。だもんね。おれたち。 ワタリさん、やさしーもん。
[ 一瞬だけ、驚いた顔をしたあとに 自分が負った怪我を隠すように 地面に這いつくばる子供を通り過ぎて、
郁斗はリビングの窓を開ける。 風が通り抜けて、片目が晒された。 ]
今日、チョー天気よくねぇ? マジ良かった〜人通りそこそこあって。
(861) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ ベランダに靴下で乗り込むので、 うわー。汚れたあ。サイアク!って思う。
嘆いててもこの話は終わらないので ただ茫然としているワタリさんを放って 郁斗はベランダの柵を乗り越えた。
柵をつかむ腕と、淵に僅かに乗った踵。 風が吹く。真下には花壇と歩道が見える。
ワタリさんの家は7階。そこそこ高い。 きっと、花壇のレンガの部分だとか 歩道のコンクリートに頭が落ちたら死ぬ。 郁斗は振り返って、ワタリさんに言う。 ]
(862) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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虐待やめてよ、ワタリさん。 その子と離れてよ。 じゃないとおれ、死んでやるから。 ここから飛び降りて死んでやる。
(863) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ 喜多仲郁斗は、笑っていた。 ]
(864) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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はやくしてよ、ワタリさん。 友達が目の前で死ぬところ、見たいの? 言っとくけど、マジ最悪だよ。 そんなん見たら、一生忘れらんないよ。
(865) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ 笑ってたけど、怒っている。 ]
(866) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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ウソじゃないよ。おれ超本気だし。
つーか、結構運動神経わりぃし 手ぇ滑って、フツーに死にそう。 ヤバーちょ〜ウケんだけど!
でもたぶん、そこそこ人居るし 万一おれがドジっちゃってもさあ、 何処から人落ちた?って話になれば
その子のこと見つかるよね、たぶん。
(867) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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あはは。
(868) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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……ねえ、なんで黙ってんの? …………しょーがないなあ。
(869) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ 片足を空中に、ぷらん。って放る。 ]
(870) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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おれ、死のっかな。
(871) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ 分かった、分かったから。って ワタリさんは泣いていた。何で?(笑) やめて、危ないから。こっち来て。 声を聞きながら、郁斗は下を眺めてる。 ]
じゃー先に電話して。 その子のこと、通報して。
[ 人が小さいなあ。空は青いなあ。 ワタリさんが涙ぐみながら電話で話してる間 外の景色をただ眺めていた。 ]
(872) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ 電話が終わって、郁斗はリビングに戻る。 開けっ放しの窓から吹く風が 暢気に花柄のカーテンを揺らしていた。
あーくん、窓から離れて。って、 びくびくしながらワタリさんが言う。 アンタに言われなくても離れるよ。
おぼつかない足取りで近づいてきて 郁斗の手を取って、壊れ物みたいに触った。 だ、大丈夫?怪我してない?って、言う。 ]
(873) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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他人の子供の心配はするのに 自分の子供の心配はしないんだ?(笑)
(874) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ 腹立たしく思います。許せそうにないです。
今も、だらだらと流れる血を押さえながら 恐る恐るこちらを伺う小さな子供よりも たぶん、郁斗の方が本気で心配なんだろう。
そういう所が、許せそうにないです。
子供を虐げながらのうのうと笑っていた貴方と 全てを知ってさえも夢の中で貴方の死体をみる 自分を含めて、全部の愚かしさを許したくない。
許してはいけないと思うんだ。 ]
(875) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ つーか、許す許さないの問題じゃないよね。 ]
(876) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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その子とアンタと旦那さんと、 その間だけの問題だとか、思った?
フツーにさぁ友達やってたおれも マジで迷惑被ってんだわ。
警察だとかが来なくなっても おれ、定期的に見に行くからね。 離れてるかとか、酷い目遭ってないかとか。
(877) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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言ったことなかったけどさあ、 てか言う機会なんて中々ないかあ。
まあ、ちょーフツーにトラウマなんだよね。 虐待。とか、そーゆーの?
つーかさ。 アンタの所為でいい夢見れなくなっちゃった。 もー、マジ最悪なんだけど。
(878) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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責任とってね、ワタリさん。
[ よろしくね(笑)って、 友達に向けないような目をしながら 喜多仲郁斗は笑ってる。 ]
(879) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ ……しばらくして、インターホンが鳴る。
来客の対応というか。事情聴取というか。 そういうものにワタリさんは手一杯で 郁斗と名前も知らないあーちゃんは 少し離れてそれを眺めている。
鼻血が止めるまで押さえていたから 郁斗のワイシャツは血まみれになっていた。 ]
(880) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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……別に、君のこと想って。 って訳じゃないから。分かってんだろうけど。
[ 話しかけても、隣のその子は無反応だった。 ]
マジ家庭崩壊って感じだし。 まあ、ゆーて、元々崩壊してたし。 なんだったら恨んでも良いから。 つーか、おれが許可することじゃないけど。
おれもワタリさん…君のおかーさんも、 自分の好きなことやっただけだよ。 超サイテーだけど。
(881) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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だからさぁ、君も自由に生きて。
……おれの言うとおりにするのヤダ? まあ、個人的なおれの願いってことで。
[ 後味は最悪だけど、それが現実ってものだ。
リビングのソファの色とかテレビの大きさとか そんな些細な一つ一つですら嫌いになって、 嫌いなものばっかな家で、膝を抱えてる。 ]
(882) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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[ …その後、郁斗は不問。帰れ。ってことになって 迎えに来た兄にこっぴどく怒られて (まずネットのやつと会うなって怒られたし 顔出すなってチョー怒られた、ウケる) 何年かぶりに家族会議も行われたんだけど、
マジでダセー話だから、秘密にしといて(笑) ]**
(883) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 03時頃
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―― デート、じゃない話 ――
会って、話したいことがあるんだ。 デート、じゃなくて。
[ 年が明けて、1月。ますます受験が迫る頃。 受験勉強の夜更かしの合間に、 いつものように怜と通話していた誠香は そんなことを切り出した。 努めて何気ない風に言おうとしたけれど、 どうしても声が硬くなってしまったのは 伝わってしまったかもしれない ]
(884) takicchi 2020/06/28(Sun) 13時半頃
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[ 待ち合わせに選んだのは、少し遠めのカフェだった。 知り合いと鉢合わせすることのなさそうなところにした。 店内に程よく客が入っていて、 会話の邪魔にならない程度にBGMもかかっていて、 誰もこちらの会話なんか気にしないような、そんな店 ]
急にごめんな。
[ 色々覚悟を決めるのに時間がいった。 だから、誠香は待ち合わせの30分前からそこにいて、 1杯目のカプチーノをほとんど空っぽにした状態で 怜を迎える。 怜の注文に合わせて、お代わりを注文して、 少し強張った笑みを浮かべた ]
(885) takicchi 2020/06/28(Sun) 13時半頃
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[ まるで別れ話でもするようなムードを漂わせているが、 今日呼んだのは断じてそんな理由ではない。
「もしも言えるようになったら、 一番に言わなきゃいけない人がいるんだ。 その人たちに話せるようになるまでは、 氷室にも、言えない」>>4:252
誠香は、両親に打ち明けた。 出版社とも話が付いた。 それなら、次に話す相手は怜だと誠香は思った ]
(886) takicchi 2020/06/28(Sun) 13時半頃
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今日さ、わざわざこうやって来てもらったのは、 怜に話しておきたいことがあって。 ……あの校舎で聞かれただろ。 どうして僕が死にたかったのか。 その理由……話せるようになった、と思う、から、 だから……呼んだ。
[ 届いたカプチーノは可愛いラテアートが施されている。 笑っているラテアートのくまさんを見つめながら、 ぽつりぽつりと誠香は話す。 けれども、話す前に確認しなければならないことがある。 誠香は顔を上げて、じっと怜の顔を見た ]
(887) takicchi 2020/06/28(Sun) 13時半頃
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