171 獣[せんせい]と少女
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[暖かな腕に抱かれたまま、 ユージンの服をぎゅっと握る。
彼を想い、知らず零れた一粒の涙が、 いつかの日みたいに胸元へ落ちた。
――あぁ、本当に。 あたしはいつも、自分のことばかりだ。]
(56) 螢 2015/10/18(Sun) 00時半頃
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[それでも、と言い募るユージンの、 信じる気持ちを後押しするように。>>52]
大丈夫だよ、ユージン。 雷の木は、きっとまだ生きてる。
もし枯れてたって、…大丈夫。
[いつものように、何の根拠もないくせに、 大丈夫、と繰り返し言い聞かせる。
腕を解かれればまた、金色を見上げて、]
(57) 螢 2015/10/18(Sun) 00時半頃
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行こう、ユージン。 一緒に行こう。
それがどんなところでも、 あたしは、あなたと一緒に行きたい。
…美味しい雷の実。絶対、食べようね。
[優しく手を伸ばし、そっと頬に触れながら。 その願いに、心からの笑顔で応じよう。 …ちょっと泣いてたなんて、ばれませんように。
角を避けて、こつりと額同士をくっつける。]
(58) 螢 2015/10/18(Sun) 00時半頃
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[…け れ ど。次の瞬間。
目の端に動く影を捉え、慌てて身を引く。 ……っ!!キツネに見られてた?!!]
し、しっかりしてよね、もう! それ食べるまで、あたし死ねないんだから!
[もうずっと二人きりで旅をしているから、 あなたは知らないだろうけれど。
あたしが涙を見せるのも、 ごめんねなんて素直に謝るのも、 あなたの前でだけなんだ。
…ただ、この照れだけは。 払拭にまだまだ、時間がかかりそうです。]*
(59) 螢 2015/10/18(Sun) 00時半頃
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[>>15わたしの歌が、 みんなを笑顔にすることができた。
コインをたくさん入れてくれたおじさまや、 キャンディをくれた、かわいい子。 チョコレートをくれたお姉さんに、 頭をくしゃりと撫でてくれたお兄さん。
そのほかにも、たくさんの人。 ありがとう、って言うのはわたしの方なのに、 歌をありがとう、って言ってくれた人たち。
ぽかぽかと温かくなる心。 ブローリンと初めてがっこうの外で演奏した、 トクベツ>>16な日。トクベツな思い出。
この日のことは、一生、忘れる事は無いだろう。]
(60) fumifumi 2015/10/18(Sun) 01時頃
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ブローリンが撫でてくれたときより、 ぐしゃぐしゃになっちゃった。
[>>17跳ねている髪を撫でていたわたしは、 髪を耳にかけてくれたブローリンの手に、 えへへって笑う。
さっきはちょっとしか 撫でてもらえなかった>>14から、 あとで、いっぱい撫でてって甘えよう。]
ブローリンの演奏も、素敵だったわ。 楽器も弾けたのね。
[まだまだ、わたしの知らないことだらけだ。 これからたくさんのことを、 知っていければいいなって、思ったりもして。]
(61) fumifumi 2015/10/18(Sun) 01時頃
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ね、足りるかな?
[>>18広場を離れていくひとたちの中、 さっき少しだけ話した子たちを見つけて、 ばいばいって、手を振った後。
帽子を覗き込んで、ブローリンに尋ねる。 袋の値段がどれ程なのか、 実際見てみないと、わからないけれど。]
…… 財布も買わないとねぇ。
[今までお財布を持つ必要がなかったわたしは、 残念なことに、お財布を持っていない。 一先ずブローリンに袋を借りて、 落とさないように、鞄に入れておこう。]
(62) fumifumi 2015/10/18(Sun) 01時頃
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あっちのほうにね、 そういうの売ってるお店もあるよって、 さっき、教えてもらったわ!
[>>18わたしの指先は、 ブローリンと同じ方向を示す。
あ、おんなじだ。 なんだかおかしくって、 くすくすわらっちゃった。]
良いのが見つかると、いいなぁ。
[そういって笑ったわたしは、 やっぱり、ブローリンの手を握る。 はぐれちゃうのは嫌だもの*]
(63) fumifumi 2015/10/18(Sun) 01時頃
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―幕間・鳴神の村―
ふーん、面白ーい!
それでこの地域の人達はみんな、 雷のこと、イナヅマって呼ぶのね。
[草原の街から少し離れた村に滞在した時のこと。
一面に広がる稲穂、風にそよぐ黄金の波。 珍しいことに、その畑の足元は水浸し。]
(64) 螢 2015/10/18(Sun) 01時半頃
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神様… そっかぁ、実りの神様、かぁ…。
お話 聞かせてくれてありがと、おじさん!
[ザクザクと稲を刈り取る合間に顔を上げ、 とある村人が、この地域の伝承を語ってくれた。
時折こうして、旅先で出会った人の話を聞く。 食べ物や習慣だけでなく、信仰などの文化も違って、 どこで何を聞いても、驚くことばかり。
この話はそのうち、ユージンに聞かせてあげよう。 そんなことを思いながら手を振って、別れを告げた。]
(65) 螢 2015/10/18(Sun) 01時半頃
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待って、ユージン! 今行くから!
[出立の準備を終えた彼に声をかけられ、 慌てて駆け寄り、前を歩く広い背に抱きつく。
長い長い南下の旅。 この地はどこまで続いているんだろう。 改めて、世界の広さを思う。
向かう先には山が連なり、 霧深い渓谷が見え隠れ。>>2:333
…そう。目的の場所まで、あと少し。>>49]**
(66) 螢 2015/10/18(Sun) 01時半頃
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ヒナコは、ともあれふとんはいりま、す…… ・∀・ノシノシ**
Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 01時半頃
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― 遠い旅路を経て ―
[ びゅうびゅう、風が耳元で音を切る。>>29 下を見ると物凄い速さで緑が流れて行って、 でも風の加護のお陰で、寒かったりすることもない。
何もない、と言われても、わたしは首を横に振らなかった。 何かあるから行くんじゃない。 行きたいのは彼の故郷だから、だもの。
昔、何人かはこんな風に行きたいって言ったのかな。 そんな風に考えるけど、オズウェルと一緒にいた少女に 嫉妬してるみたいで、やっぱり口を噤んでしまった。
きっと彼は、その優しい掌を何度も差し出しただろうから。
( 今は、わたしのことしか見ていないのにね。 )
こんなことを考えるのが可笑しいと分かってるのに、 一度考えてしまったら、どうしてもそれを拭えなかった。 ]
(67) 鯖 2015/10/18(Sun) 01時半頃
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[ 北の遠くの地まで、冬の色を追い掛ける。 いつもだったら一晩でどこにでも着いてしまうのに、 今回ばかりはびっくりするくらい、遠いみたい。>>30
寒くなるからと暖かいコートを買ってくれて、 似合うかしら、とくるんとその場で一回転してみたり。 袖を手の甲に掛けて、口を隠して上目遣いしてみたり。
食べたくなったら揺り籠の中で食べて良いと言われたけど、 彼に飛ぶのをやめてもらって、二人でご飯を食べた。 一緒に同じ物を食べていたかったし、 わたしがご飯を食べている時の顔を見ていたかったし、 食べきれなかったご飯を口を開けて待っているんだもの。
北に向かうにつれて、町も段々となくなっていって、 宿に泊まらずに彼の暖かな羽毛の中で寝るようになった。 とくとく。とくとく。 彼の命の音を聞いていると、すぐに眠くなってしまう。 眠るのが勿体ないと思うのに、また意識が、ふわり、ふわり。* ]
(68) 鯖 2015/10/18(Sun) 02時頃
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[ちょっかいをかけるのはどうやら自分だけではないらしい。 すっかりもみくちゃに揉まれた頭>>61 指に絡むことなくするりと抜ける髪から指を離しながら口角を上げる。]
あぁ。…まぁな。特に誰にも教えていなかっただけで。
[また、まなびやでは弾かなかった理由は割愛するけれど。 すっかり柔らかくなった指の表面に浮かぶ弦の痕。
少しだけ赤く痛み出す指の腹に、人知れず目を細めた。]
(69) 24kisouth 2015/10/18(Sun) 02時半頃
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[こちらを見つめる二つの双眸>>62 足りるかどうかはまだ分からない。 それはこれからの生活にだって。 準備は終わってる!なんて口にしたいた割には何だかうっかり屋さんに思えた。]
そう言えば君は、プレゼントは何をもらったんだ?
[まなびやの門の隣に聳え立った建物>>#0:8の存在。 それを思い出せば手を繋ぎなから>>63道すがら尋ねた。
まだ自分はきちんと握り返すことに躊躇いがあるような、ないような。 微妙な心境なのだけどそれを埋め尽くすように言葉を重ねて。
返答があったかどうかは分からない。ただ、]
(70) 24kisouth 2015/10/18(Sun) 02時半頃
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ん……これなら足りるんじゃないか?
[表札に書かれた値段を確かめて。 銅貨が30枚程度なら足りるだろうから彼女が好きなものを買えばいいと促した。
ついでにそうだ。]
ミツボシ、財布ならどんなものがいい?
[どうやら彼女は財布を持っていないようだから>>62 だから彼女の好みを聞き出せばそのまま会計を頼んでしまう。 そして簡易に包装を頼んてしまえばそのまま彼女に渡してしまおう。]
(71) 24kisouth 2015/10/18(Sun) 02時半頃
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お祝い。……何もやってなかったからな。
[彼女達に、彼女に、ミツボシにとっては10回目となる生誕祭。 つまりは、生まれた日。
我慢のいらぬ豪華な食事を手分けして用意したりもしたけれど、個別に何かをすることはなかったから。]
君の欲しい物として、足りるかどうかは分からないけれど。
[受け取ってもらえたのなら良いのだが。 さぁ答えはどうだっただろう。]
(72) 24kisouth 2015/10/18(Sun) 02時半頃
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[当初の目的を終えたのならば、先程彼女が口にしていたチュロスを買いに露店に戻る。 焼きたてのチュロスは表面がカリッとしているけれども染み込んだバターの香ばしい味わいが堪らない。
また、口にした場所から現れた表面が星の形を模しているのだ。]
普通の丸い絞り機を使うと、揚げた時に固まってない生地が膨張さて爆発するんだと。 それを防ぐために星型にしたら表面積が広くなる。また、均等に固めやすくなるように工夫されてこうなったらしいな。
[いつかモスキュートからもらった本の中にも書かれていたその砂糖菓子の名前を上げる。 揚げ物はどうしても飛び散ってしまうこともあるから避けていたのだけど。
豆知識が彼女の知りたいことかどうかは分からないけれど、]
(73) 24kisouth 2015/10/18(Sun) 02時半頃
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こういう“星”も悪くはないだろう?
[小さな頭を見下ろしては、尋ねて。 次は何処へ行こうか。 日が沈んでしまえばまた異なる色を見せる町の中で。 彼女が望むまま歩く足と、手のひらで繋がれた腕はゆらりと揺れた。*]**
(74) 24kisouth 2015/10/18(Sun) 02時半頃
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― 風の谷 ―
[ 風が頬を撫ぜ、優しくわたしを起こしてくれる。 ぱちりと目を開ければ、眼下に広がるのは岩肌ばかり。>>31 ]
ここが、そうなのね。
[ 樹も、草もほとんど生えていない岩の大地に どこから迷い込んだのか、鹿が2頭、並んでいた。 いつも、あちらこちらに緑が溢れていたがっこうと真逆の大地。
冷たく尖った岩がごろごろと転がって、 人も、獣も、住むことを拒絶しているような土地。 川があった痕も見当たらない、 まるで死だけがそこにぽつんと佇んでいるような。
水色の瞳を大きく見開いて、流れていく灰色を心に収め。 突然聞こえた鷲の鳴き声にびくりと身を竦ませ、>>34 ぎゅう、と無意識に青薔薇と片翼のお守りを握り締めていた。 ]
(75) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ すいすいと岩肌の隙間を飛んでいく彼を見上げ、 命を飲み込みそうな、ぽっかりと空いた昏い穴から目を逸らす。
びゅう、と耳の横で風を切る音と共に、 彼はあっという間に岩山の隙間に飛び込んでしまった。>>35
怖くて閉じていた目を恐る恐る開いて、 薄暗い洞窟みたいな内側を、そろりと眺める。
開けた地面にふわりと彼が両脚を着け、 降りても良いと声が掛かって、揺り籠から身を乗り出した。
外から見たら全然川なんて見当たらなかったのに、 ぴちょん、と響いてくる水音はどこから聞こえて来るのだろう。
大きな木の根っこに見える何かがあるけれど、 これだけの樹がここで育つだけの水と光はあるんだろうか。 それに、根っこ以外の場所は、じゃあどこに。 ]
(76) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ 湧いてくる疑問はいっぱいあるけれど、今は横に置いて 下げられた頭を両手を伸ばし、胸に抱き留めながら撫でる。 羽の向きに合わせて、ゆっくり、ゆっくり。 お疲れさまとありがとうを交互に掌に籠めて、往復させて。 ]
あなたの生まれた場所が、ここなのね。 まるで、風が余計な物を全て吹き飛ばしたみたいな土地。
お願い、叶えてくれてありがとう。
[ 見上げた隙間から射し込む光に目を細めて、>>36 噛みしめるように呟いて、しばらく彼の頭を撫で続けた。
これ以上やったら前髪が後ろに逃げ続けちゃうかな、と 人の姿を思い出すと手を離し、嘴に鼻先を擦り付けた。 ]
(77) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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――…わたしが死ぬなら、ここが良かったから。
(78) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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二つ目のお願いはね、それだったの。びっくりした?
[ 彼の瞳に映るわたしはもう真っ白で、 昔の色をどこかに置いてきてしまったみたい。
ふわり、微笑んで言葉を続ける。 ]
最後のお願いは、叶うかどうかも分からないから、 どうしようかなあって。
今のままでも、充分じゃないか、って。
[ パティせんせいをおうじさまと呼ぶアヤワスカや、 ヒナコをおひめさまと呼んでいたモスキュートせんせい。 そんなみんなを見ていたら、ちょっとだけ、 ”およめさん”にもなれるんじゃないか、って。
図書館の本で見た、旅の途中で見た、 幸せそうな、真っ白な姿が彼の瞳の中のわたしと重なった。* ]
(79) 鯖 2015/10/18(Sun) 15時頃
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― 北方の小さな街で ―
[ 衣料を扱う店のなかは、もうすっかり冬模様で 厚手のコートやセーター、もこもこ羊毛の手袋に 狐の毛皮でできた帽子に襟巻き、長めのブーツ。
店のだんなに「これの小さいのはあるか」と 数回尋ねれば、これもどうだ、こっちはどうだ、と ミィの前に可愛らしげな冬支度が並ぶ。
「旦那にはこれですかね」と 聞いてもいない ロングコートを薦めるあたり、成程商売上手らしい。]
風で護るにも限界がありますし… それに、可愛いでしょう?
[ まぁるい金色毛皮の帽子を、ミィの白い髪の上に乗せ うんうん、とふたつ頷いてみせた。 ]
(80) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ 「着ていかれますか?」の声に勿論と頷いて 宵のはじめに、背後から差す店の明かりに包まれ ひらり 裾を翻す華が一輪>>68 ]
冬の精に見間違えてしまいそうだ。
[ ほう、と笑った呼気は薄い白霧になって 微かに視界をぼやかす。
雪の精に、と喩えてしまったら 触れたところから解けてしまいそうな白さに 黒目がちの瞳を細めて、手を差し伸べた。
眩しいものを見るような あの日から毎日変わらないしぐさで。]
(81) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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[ この手が、どうか一日でも長く暖かくありますよう。]
(82) kanko 2015/10/18(Sun) 15時頃
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― ある暗い夜の話 ―
[その夜、ヒナコは眠れませんでした。 いつものように、手帳に今日の出来事を記して、 ベッドに入ってからも、ばたばたと寝返りを繰り返していました。
外が、騒がしいのです。 どしゃぶりの雨がふり、風はやかましく窓を揺らしています。
“がっこう”にいた頃は、こんな風に雨がやかましく降ったことはありませんでした。 とくべつにうるさい雨。すぐ慣れろという方が無理な話ですね]
(83) Akatsuki-sm 2015/10/18(Sun) 16時半頃
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