244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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―街でのこと―
[優雅な所作にわたしはまたひとつ、ほうっとため息を吐いた。 カリュクスは綺麗だ。
見た目だけじゃなくて心も。 なのにどうしてあんな森の奥に棲んで恐れられているのだろう。]
言い過ぎなんかじゃないもん。
[僅かな微笑の気配がまた心を踊らせる。
知らずに彼女が思い出していたように わたしも昔を思い出していた。
彼女の 名 の 意味を────。]
(57) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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―回想:花のうてなと海の子―
[花のうてなと聞いて幼いわたしは首をことんと傾げた。 それがわかったのかカリュクスは更に親身に教えてくれた。>>20
おいで、とうながされて慌ててたちあがる。 急がなくても彼女は待っていてくれた。
小さな手を握り締めてわたしには広く感じる館の中を移動する。]
(58) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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ここ…なあに?
[連れて行かれたのは温室だった。 当時のわたしは”温室”というものを知らずに様々な植物に目を煌めかせる。
ふわりと薫るのはカリュクスから匂うような柔らかな草花の匂い。
壁が硝子で作られていて太陽の光を浴びる様は幻想的で美しく 植物は惜しみない光を浴びて活き活きとしていた。>>21
花と薬草の違いなど当時のわたしにはわからない。 特に花が群生している場所に連れて行かれると輝いていた目が更に増す。
いろんな種類の花は子どもの心を擽った。>>22 だけど、それより今はカリュクスの説明を行儀良く聞いていた]
(59) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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カリュクス…さんは…花をささえる人…なんですね
[花を支える”うてな”の名を持つひと とても彼女に似つかわしい素敵な名前だと思った。
海辺にはどんな花が咲いているのだろうと思い浮かべたが わたしは聞かずに目の前の花々に夢中になった。]
(60) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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―そして、現在― [どうやら悟られたらしい。>>23 胸の辺りをぎゅっと抑える。僅かに乱れた呼吸を隠すのをやめた。
楽しいのに。楽しい時ほど邪魔をする病は煩わしかった。 良くなった上におとなになれると思えば 我慢をすべきだとわかっていても。]
はい……先生。
[気落ちしたのを隠す気もなかった。 せっかく楽しく過ごしていたしもっと沢山色々見て廻りたいのに
でもこれ以上カリュクスの心配を掛けたくないので虚勢は張らずに 腰を落ち着けられる場所で座り込む。
落ち着くとまた心臓が痛み出した。昂奮していた分の反動だろうか。 服の中から常備している苦い水薬を取り出して飲む。
少し落ち着いていればこれで収まるのが常だった。]*
(61) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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[少女に魔法を使いたい、と言われ 「無理だね。」と間髪なく、 少女のほうに見向きもせずに言う。]
君は人間でしょう? それは望まないほうがいい願いだ。
[魔法を目の当たりにした純粋な瞳は、 決して人間の大人にはない美しさで。 キラキラしている、という表現がふさわしい。
でも魔法っていうのは、 そういうキラキラしたものじゃあまりないんだ。
ひとたび魔法が使えるとしれれば、 2度と"そちら"には戻れない。]
(62) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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メアリー。 名を知った縁だからこそ教えるよ。 さっきはちょっと格好をつけたけどさ、 魔法を使えないほうが幸せだと思う日がくる。 だから、ダメ。
[こういう押し問答は引っ越先に着いてから、 計27回くらいはしたと思う。 まとわりつかれて夜になり、 仕方なく泊めてあげて。それの繰り返し。
僕は単純に手品を見せる延長線だったから、 ここまで食い気味にこられるのは予想外中の予想外。 おとなしい子だと思ってたのになぁ。]
(63) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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……いい、もういい。わかった。 魔法ね、マホー。
[こうして折れたのは、彼女に追いすがられて 3日目の朝。
僕は朝にそんな強くない。 なのに彼女は朝一番にベッドの耳元で
「まーほーおーしーえーてーくーだーさーいー!」
と叫ぶ。 これが毎日続くと思ったらたまったもんじゃない。 僕が折れるしかなかった。 …三日目で諦めるつもりとは思ってなかったから。]
(64) 2018/06/16(Sat) 13時頃
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その代わり、耳元で大声はもうよせよ。 …俺の店に居候するんだったら それなりに扱いも変わるから。 いいね?
[途端、物分りのよい返事をされた。 魔法なんて人間に教えっこないんだから、本当に困った。 めんどくさい。
諦めて街に行くまでの辛抱。 名を知ってしまった縁かなんなのか。 師匠からもらった言葉はもう少し大事にするべきかもしれない。
───居候を認められ喜ぶ少女を見ながら、 気だるげに頭をかくしかなかった。]*
(65) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[>>32口の悪さで言えば幼い頃の虐待紛いの経験故か リッキィと出会う以前から口の悪い子どもだった。
家主の考えていることはわからないが 全くわからないなりにフェルゼは親のように慕っている。 全く伝わってもいないかもしれないが。
だけど。 時折見せる感傷的な部分は 年下の子どもを見ているようで。
育て親と言って良いだろう相手の そんな顔を見るとどうしたらいいのかわからなくなるのも本音だ。]
(66) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[>>33だがそれはそれとして恨み言がうるさい。
リッキィの家事能力を底辺扱いしている。 真相はフェルゼの家事能力が高いのかどうかは判断しかねたが。
テーブルを拭くだけで大惨事を起こしているのを食器棚の上を拭いていてじとりと見た。 視線に気づいたのか慌てて物置(リッキィの部屋)に放り込んでいる。
それは掃除ではなかったが口喧しく言う気にもなれずに キッチンの掃除へと集中した。
正直言えば、リッキィに掃除をさせる時点で予想出来た事態だ。 ]
(67) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[清潔なテーブルの上に料理を並べたら見映えが良いとフェルゼは思う。 食欲も掻き立てられるというものだろう。
クリームシチューを平らげる姿を頬杖ついて眺めたが気づかれたか。
寒冷地の森にあるこの家は夜は冷えて 一応は養われている身の上だということを理解しているので 暖炉の火をいれるのは大体自分だったか。
小さな火を指先で灯して火力をあげる。 自分が出来るのは、この程度だ。
フェルゼはキッチンでキャロットケーキなるものを作っていた。 シナモンとオレンジを入れて出来上がったものを切り分ける。
家主と同じココアを淹れて 安楽椅子で眠っているのかぼんやりしているのかわからないリッキィの近くに座る。]
(68) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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おい、ロリババア 夜食。デザート。ケーキ……喰えよ
[単語だけ並べて強引に渡す。 魔法で燃える炎を見つめる。パチパチ、と火の粉が飛ぶ]
……なあ、師匠。お前の母親って
[何となく街の時から元気がない気がして尋ねたが、いや、いいよ、と撤回した]*
(69) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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―― ありがとうと、ごめんなさいと ――
[季節は少し遡って、まだ無花果の盛りの頃のこと 朝一番にポストの中身を確認すると 隅っこの方に新たな手紙が一通>>1:332
ここまで何度か文字を介したやり取りをして 手紙には慣れ始めた少年ですが やっぱり、新しい手紙には心が踊ります。
大事に大事にお腹へ抱えて家に戻り 藁の寝床の中、腹ばいになって手紙を読み始めます 手元にはもちろん、お返事用の羊皮紙とペンも一揃え]
(70) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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ペラジーさんへ
お返事、ありがとう。 自分の紹介もしないで、お願いだけ先にしちゃってごめんなさい。一からお手紙考えるのってなかなかむずかしいなって思いました。
名前は伝えたから、あとはねんれいと、住んでるところでいいのかな? えっと年は7才で、今ボクは山でガストンという人と住んでいます。ガストンはクマに変身できる、大きな男の人です。 ペラジーさんの魔女さんが、血がつながってなくてもお姉さんで親で家族なように、ボクにとってはガストンが、お父さんで大事な家族です。
ボクは住んでいた村が食べ物が取れなくなっちゃって、人買い。という人に売られました。 二人いた妹は、ボクより先に連れていかれちゃったから、どこにいるかわかりません。 ボクは、山で事故にあって死んじゃうところだったのをガストンに助けてもらいました。 冬まで家においてもらって、それから妹たちを探しに行くって予定でした。
(71) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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でも、ガストンはケガをして、左うでをなくしちゃいました。 だから、ボクがガストンの手の代わりになりたいって思ったんです。 だから、ペラジーさんに小さい子が困っていたら、助けてあげて。ってお願いしたのは、完全にボクのワガママなんです。
ガストンの側にいたくて、でも妹たちがどこかで困っているのもいやで、あんな風にお願いしたんです。 自分ではもう探しにいかない。ガストンといるって決めたから ごめんなさい。ボクは優しくなんかないんです。 お祈りしてくれてありがとう。 ペラジーさんが、何かで困った時も だれかが笑い顔にしてくれるといいなって祈ってます。
こんなボクでもよかったら またお話ししてくれるとうれしいです。
ドリベル
(72) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[袖口をインクで真っ黒に汚しながら綴った手紙は 羊皮紙二枚分の長いものとなりました。
一生懸命書いた手紙でしたが 自分の願いをうまく表せるだけの言葉は まだまだ少年の中には備わっていません。
それでも、妹が見つかることを祈ってくれた 優しいその人が少しでも幸せであるように 自分がガストンに助けられたように 困ったときに、誰かが助けてくれるように。
悩みながら書いたおかげで 書き終わった頃にはお昼も過ぎていましたけれど ようやく完成した手紙をコトリ。ポストへ入れたのでした*]
(73) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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─── 十数年後 ───
[ベットに沈んだ意識を掬うように、 声がぼんやりと聞こえてくる。これは──── ]
…───メアうるさい…。
[窓のカーテンを開けられたのだろうか。 瞼を閉じてるのに明るい。
眉間にしわを寄せ、 ごろん、とかけ布団にさらに包まるように 寝返って光と彼女の声を遮った。]
(74) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[しかし、彼女の次の言葉に 掛け布団からゆーっくりとだが頭を出して 眩しさに目がやられないように瞼を擦りながら問い返す。]
朝ごはん…?君が? 作れっておねだりだと思った………
[顔だけ布団から出した状態で息をすぅーっと吸い込む。 本当だ、ご飯の匂い。]
珍し… 何企んでんの……
[彼女とワケあって十数年共に過ごしてる。 それなりに性格は理解してるつもりで、 「嬉しい」「やったー」「ありがとー」の先に、 そんな言葉が口をついて出てしまった。]
(75) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[魔法なんて使えないのとっくの昔にわかりきったのに、 あーだこーだ、メアリーは理由をつけて居座り続ける。
彼女はもう19歳。 随分と成長して女性らしくもなり、 家事もそれなりにできるし、 可愛らしい子に育ったと思う。 見た目はね。
──そう、見た目はもう僕と一緒くらいだ。]
(76) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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( すぐに記憶を消すつもりだったのに。)
(77) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[引っ越した当初、こっそり彼女に魔法をかけた。
僕と離れたら、僕のことを忘れるように。 魔法のことなんか綺麗さっぱり忘れるように。
すぐに記憶を消し去るような呪文は僕には扱えなかったし、 そうしなくても大丈夫だろうという算段だったが、 僕の考えは甘かったわけだ。
彼女は僕が当初思ったよりも頑固で淡々と図太かった。]
(78) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[食卓に向かう姿を後ろから、 まだ眠いとぼやきながらもついていく。]
( 街でいい奴さっさと見つければいいのに )
[成長した後ろ姿を見ながら思う。
もうそういう年頃の女性だ。 街の買い出しで離れて合流しようとすれば、 人間の男性に声をかけられていることだってあったし、 野菜をくれる農家の人にだって人気者だ。
きっと相手はみつけようと思えば見つかるはずだ。]
(79) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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…もしかして、花嫁修行でもしてんの?
[料理なんて特に僕に任せっきりのところだし…? 「いい奴みつかった?」なんてね。
僕は感情を読み取るのは苦手なんだ。
食卓についたら、 「ありがとう。いただきます」と手を合わせた。]**
(80) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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―また、違う日―
[ペラジーは日課となったポストの確認をすると。 封筒を手に、いそいそと自室に戻っていく。
どうやら手紙が届いたらしいが>>331 果たして、誰からの手紙だろう? どんなことが書かれているのだろう? 食事のときにでも、聞いてみようか。
そんなことを考えていたら、 アトリエにやってきたペラジーが、憂いのいろを浮かべて、 お願いがあります、と切り出してくる話]
(81) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[魔女は人間に対して、不干渉を決めていたし ペラジーにもはっきりと告げていた。
棲家に近づかれない限り、それが誰であれ。 森をさ迷おうが、獣に襲われようとも、 一切、関わるつもりはない。
(ペラジーを保護したときは 使い魔の獣たちから、森に最奥に踏み込もうとする 人間たちのことを報告されていた)]
(82) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[それを知っていて、それでも魔女に希うのは。 手紙を通じて知り合った、友だちへの同情は勿論のこと。 森を迷う小さな子に、自らの身の上を重ねたからだろう。
魔女としてなら、彼女の願いを聞くつもりはないが。 親の代わりのようなものとして、 ペラジーの優しい心を尊重したかったから]
……ええ、それは構わないわ。
その子に限らず、小さな子が森に迷いこんだら ひとまず、保護をしましょうか。
[頷いて、お願いに応える]
(83) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[ペラジーの文通相手が誰であるか知っていれば 熊の魔法使いに、事情を尋ねもするだろう。
けれど、それはまた。いつかの話――――]
(84) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[ぐい、と背伸びで近付いたドリベルの耳は男の目の前でピコピコ可愛らしく動きました。 男は頷いて答えます。]
悪い人間、避けて通るにも、場所知る必要ある。 うん、おれの知ってること、全部教える。
[秋から冬になる前に。熊が眠りにつく前に。 ……熊が罠のために殺されてしまったのを考えるなら、早く山から追い出してしまわねばなりません。
お揃いだね、と無邪気に言われて男は黙って微笑むのでした。]
(85) 2018/06/16(Sat) 14時半頃
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ー ある日の夜 ー
[その日は雨のよく降る日で、男はじんじんと疼痛を持つ腕を抑えてうんうん唸っておりました。 そこに、一通の手紙と革袋が届きます>>41 痛み止めだけでなく、一通りの治療に必要なものが込められた袋を覗き込んで安堵の息を漏らしました。
これで真夜中に唸り声をあげてドリベルを起こしてしまうこともないでしょう。
早速お礼をしたためるために、蝋燭の明かりの下でペンを走らせました。]
(86) 2018/06/16(Sat) 14時半頃
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