190 【身内村】宇宙奇病村
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(>>50) ……しかし人数には限りがある。ワクラバ、気をつけてくれ。極力私も動力室のモニタリングをしているからな。各種配管の圧力、温度が妙に高い。しっかりメットをかぶってね。
(54) 2016/05/16(Mon) 22時頃
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(>>38) OK、ミツボシ。あんたには鬼ごっこの手伝いをしてほしい。私が上げたリストのエラーを、片っ端から規定値に変更していくこと。さっき直した値がいつの間にか元に戻っているが、AIたるお前の処理ならちょっとは追いつくだろう。できる? お前が頑張れば頑張るほど、"万が一"が遠ざかるんだ。持久戦だぞ。
[棒立ちになっているミツボシは焦燥しているようだった。こんな事態には当然慣れていないのだろう。参照できるファイル、過去の事例も少ないんじゃないか。 そう思うと妙に励ましてやりたくなって、作業の手さえ止めて立ち上がり、ミツボシの肩に手を置く]
頼むぞ、お前も一緒にこのトラブルを乗り切るんだ、ミツボシ。
(55) 2016/05/16(Mon) 22時半頃
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>>55
かしこまりました。ヤンファ様。
[こんな事態ですが、自分に出来ることがあるということがこんなにもワタシを救ってくれることにワタシは驚いていました。その経験がないので、精密作業などでどれだけヤンファ様の期待に応えられるかわかりません。しかし、体の大半が機械であるワタシは、確かに精密作業に向いているように思えましたし、疲れることがないのも、視覚情報を見落としにくいことも、ヤンファ様の指示をこなすための大きな利点に思えました。
ヤンファ様の手が肩に触れました。今ワタシが感じているように、頼もしいという機能をヤンファ様に与える事ができるでしょうか?
ヤンファ様にいただいたリストに、機能を集中させます]
(56) 2016/05/16(Mon) 22時半頃
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自分でも少し珍しことだと思います。 そうですね、航行機能さえ戻ってしまえばすぐにしっかりとした設備でナユタさんを検査することができますしね。 それでは、向こうに行ってきます。 何かありましたら、ご連絡くださいね。
[アシモフの提案(>>51)に同意して、頷く。 一度頭を下げてから、医務室の外へ向かった]
(57) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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それと、ミツボシ、イースター。あ、手は止めないでいい。聞くだけ聞いてほしい。
[改めるように、二人の名前を呼び直す。私も作業を続けながらの会話だ]
私はこの船内を統括するAIを一度どうにかする必要があると思う。どうやら外部の通信をせき止めているのもこいつらしいし、はっきりいって決め打ちしてしまってもいいんじゃないかと思ってる。試しにダミーの再起動コードを投げても無視された。
原因はよくわからない。ハッキリ言って私にはわからない。彗星のあとにAIが沈黙したろう。あそこからすでにこのトラブルはきっと始まっていたと踏んでいる。彗星――私は彗星なんて初めてみたが、妙な彗星だったらしいし。まあ、彗星のせいでAIがどうにかする、なんてよくわからないけれど。
まあとにかく一旦この事態を収拾するには、AIの処理モジュールをぶっこ抜いてみるのが一番だと思うんだ。処理モジュールは――メインコンピュータに挿入されてるカードだな。
(58) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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― コンソールルーム ―
[医務室を出て、コンソールルームに駆け込む。 壁に手を掛け、息を整えてから声を出す]
ボクにできることはありますでしょうか。
[その言葉の後にミツボシの姿(>>56)に気づき、声を掛ける]
すいません、緊急事態で後回しになってしまいまいましたが落ち着いたらメンテナンスをしましょう。 時間が出来たら連絡をいただけますか?
(59) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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[オーケイ、とシルクを見送る。(>>57)
それからアシモフは、一人医務室で眠ったままのナユタを見つめながら考え事をした。
(もしかして、これは、チャンスかもしれない) (未知の、謎の病) (そこから船員を救ったとなれば、ぼくの功績は一躍注目されるだろう) (時間も稼げている) (帰還までの間にこの症状の正体を突き止めれば……!)]
(60) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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― コンソールルーム ―
(>>50)
……ナユたんからは、この前カードで遊んだ時の勝ち分をまだ回収してない。 帰ったら払ってくれる約束だから……さっさと帰れるように、今は起きてる私たちが頑張ろう。
[モニタ越しに頷きを返す。]
お姫様がヒスってたら、ワクさんが引っ叩いてでも正気に戻してあげて。 ハードなプレイ、もといハードの方はワクさんの職人技を頼りにしてる。
[ワクラバの腕は、今回の旅の中で十分に理解している。 そんな彼が、自分のような小娘の指示に文句も言わず動いてくれるならば、]
ソフト面からのアプローチは任せて。
[自身もプロの仕事を示すだけだ。]
(61) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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(>>59) シルク、ありがとう。向こうの整理はついたんだね? まずは君の意見を聞きたい。私が突拍子もないことを言っていないか。それが妥当なのか……。
[そう切り出して、AIが疑わしいこと、その根拠、モジュールを抜いて停止すべきだ、という話をする]
(62) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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(>>38、>>55、>>56)
[コンソールルームに戻って来たミツボシへと向けたヤンファの指示に、異論などあろう筈も無く。]
こういう時は、鎮静するまで音を上げずに粘り強く食らい付くしか無い。 頼りにしてるからね、ミッちゃん。
[自分は作業を継続したまま、だけど片手の親指を上げてミツボシの方へと向けて見せた。]
さてさて。今日は徹夜仕事かな、これは。
[ホームでは慣れた物。 宇宙空間まできて何をしているのか、と思うと心が折れそうなので咄嗟に意識から外したが。]
(63) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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― 動力室 ―
[一歩足を踏み入れて俺は眉を寄せた。得たいの知れない違和感。フェイスガードの裏で、頬の筋繊維がぴりぴりと震える]
……なんだ?
[入口正面に広がる耐熱透過樹脂の向こうで、美しい曲線を描く最新鋭のアークジェットが2台並び、その1台は今まさに勇ましい唸りをあげて駆動している。この獰猛なお姫様の世話を続けるうちに、この動力室はすっかり俺に馴染んだ。目をつぶっても、どこになにがあるかわかる。そのはずだった]
(>>54) ……ああ、確認した。たしかに普段よりも汗ばんでるな。 見たところ、大きな損傷はないようだが、念のため点検作業にはいる。最低限のな。メインジェットの稼働率を70%さげてくれ。
(64) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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>>59
あ
[ヤンファ様にあてがわれた作業の合間、不意にかけられたシルク様の言葉に、一瞬、手が止まりました。ほんの少し前までにはなんの不具合もなかった提案が、何故か今になってとても恐ろしく感じられました。
ワタシの体を触られたら、もしかしたら、ワタシがこの船の仲間ではないと、知られてしまうのかもしれないのです。
いつの間にか、完全に手が止まっていました]
大丈夫です。メンテナンスの必要はありません。
[嘘をつきました。いいえ、必要があるのかないのか、ワタシにはもう判断出来なかったのです]
(65) 2016/05/16(Mon) 23時頃
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(>>54) オーケー。稼働率落としたよ。何か気になることがあったら何でも言って。今この場にはイースター、シルク、ミツボシ、あと私がいる。ワクラバ、あんたの観察で誰か一人が何かに気づけるかもしれない。くれぐれも気をつけてね。
(66) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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(>>58)
[動力室や医務室の状態をモニタリングする傍らで、経験則に基づく無意識化の論理的思考――という名の勘を頼りに厄介そうなプロセスを片っ端からkillしていく手は止めぬまま、ヤンファの見解に耳を傾ける。]
……今は状況証拠を優先すべき時だしね。 私はヤンファお姉様の意見に賛成だよ。
次元航法無しの帰路を考えると不安は残るけど…… 落ち着いて真因の分析と対策を練るためにも、今は一度、AIを船内システムから切り離すべきだと私も思う。
(67) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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ええ、一時的な措置ではありますが。
[ナユタについては、手短に回答。 続いてヤンファの問いかけ(>>62)に対して少し考えた後、言葉を返す]
物理的トラブルのセンは薄いと思っていましたが、AIですか。 確かに、その可能性は高いように思われます。 あまり考えられないことですが、あの彗星の接近によりミーム汚染が、いえ、今は原因についてどうこう言ってる場合ではないですね。
(68) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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(>>66) へへっ……女子勢ぞろいで見守ってくれるのかい? ワクワクするじゃねーか。
[普段通り手早く装備を整えて、整備用ゲートから内部に潜り込む。ヤンファの忠告が頭をよぎった。いくら馴染むといっても、閉じ込められちゃ、かなわねぇ。致命的な異変がないかだけ確認するつもりで、手早く点検作業を進めた。専用検査端末とコンソールモニタを通してコンディションをチェックし、ジェット本体と配管の状態を目視で確認する。]
……これといった異変はねぇな。 考えられるとしたら、アッチの次元航法装置か。 動作不良の負荷で、熱が籠ったかもな。
[隔壁の向こうに鎮座する次元航法装置に目を向けた。あの装置は専門的すぎて、俺にも扱いが難しい]
とりあえず、いますぐ姫様が癇癪おこすってことはなさそうだ。 一旦、動力室を出るぜ。誰か手の空いたヤツよこしてくれ。 合流して、マニュアル操作への切り替え作業に入る。
[あの妙な違和感に後ろ髪を引かれながら、動力室を後にした]
…へっ、大忙しだな。飯くってる時間もねぇか。
(69) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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[ミツボシの返事(>>65)に小さく首を傾げた。 先ほどまでと違う言葉。 ひょっとしたらこの状況に遠慮をしているのだろうか]
そう、ですか。 無理強いすることはできませんが、身体に何らかの不調を感じたりメンテナンスが必要と感じたら、遠慮せずにいつでも連絡をくださいね。 こんな時だからこそ、心身に異常があると大変ですから。
(70) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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[エスペラントと共にナユタを医務室に運び込んで後。 流石は傑物揃いの乗員一同だけあって、緊急時においての諸対応も鮮やかなものばかりだ――自分を除いては。
宇宙船乗組員として一定以上の知識と技術は当然備えているものの、AIや医療については専門外だ。ちょっとした機械の操作や応急手当ならともかく、今回の様な重大なシステムトラブルやナユタの昏睡のような事態になってしまえば、自分にできることは何もない。
自身を片手で抱き、もう片方の手の親指の爪を噛みながら、決して短くない時間、ただ皆の活動を見守ることしかできなかった。]
(71) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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>>70
かしこまりました。シルク様。
[ワタシを作った人達は大嘘つきでした。ワタシも嘘をつくのです。ですが、それが心苦しい事だとは思っていなかったのです。罪悪感という機能が働いています。この機能はどうしたら止まるのでしょうか? ワタシにはわかりません。或いは、シルク様なら、罪悪感の機能を止めることもできるのかもしれません。
止めていた手を動かせば、その時だけは、罪悪感の機能に裂くリソースを減らすことができるのです]
(72) 2016/05/16(Mon) 23時半頃
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(>>69) [動力室はかなりの心配だった。扱っているエネルギーが膨大過ぎて、ここに欠陥が入れば一瞬で吹っ飛ぶし、何しろ高温高圧の部分が多いため、それがささいでもあっという間に大きな欠陥へと波及するからだ] オーケーお疲れ。 次元航法装置……次元航法装置ね……。それについては正直、かなり時間的な余裕を見て確認しないといけない。そっちについては今は置いておいて、ワクラバの提案通り、各種マニュアル操作への切り替えを優先しましょう。
[しばらく逡巡する。 コンソールルームでのドタバタは置いておいて、今目下取りかかるべき作業は二つ。AIモジュールの取り外しと、各種マニュアル操作への切り替え。この二つを行えば、緊急性のあるトラブルはだいぶ回避できるし、この先の見通しが立つ――]
(73) 2016/05/17(Tue) 00時頃
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(>>67,>>68) オーケー。じゃあ、実行に移そう。
AIモジュールはコンソールルームのハッチ下、コンピュータルーム内にあるメインコンピュータ内部だ。
[そこまで難しいことじゃない。機械、電気の素人じゃなければ、難なくこなせる作業だ。ドライバー一本で行えるし、マニュアルを読む暇があればそれこそ素人でも行える作業。だが――]
(>>71) ワレンチナ! 悪いけど動力室の方に行って、ワクラバの手伝いをお願いできる? コンソールルーム側からサポートするから、きっとあなたでも行える。
[すみっこにいるワレンチナに声をかける。本当は、こんな緊急事態に手伝わせるのは酷だとわかっていたが、しかし本当に人手がないのだ]
(74) 2016/05/17(Tue) 00時頃
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AIモジュールの取り外しは、私が行おうと思う。 流れで私が仕切らせてもらってたが、イースター、ちょっと空けてる間お願いできる?
[どうもイヤな予感がする。 AIがおかしい、そう気づくのは簡単だ。 こんなやり方をすれば疑われる、AIがそのことに気づかないはずがないのだ。疑われないよう、ゆっくりと機械に異常を忍び込ませるほうが、ずっとずっと賢いやり方であるように思える]
[その不安に駆り立てられて、周囲の返事を待たずにメットをかぶり、コンソールルーム中央のハッチに手をかける。開けた瞬間、ぬるい風が立ち上がってくる。いつもはコンピュータのために、キンキンに冷やされているはずであるのに]
(75) 2016/05/17(Tue) 00時頃
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[何も出来ずに立ち尽くしているうちに、気がつくとワレンチナの視線はいつの間にかミツボシを追っていた。 人が設計して作り出したもの。自ら進化することをしないアンドロイド。生物専門のワレンチナの興味からは外れるところだ。だが――]
(君はまるで本物の人間のようだ)
[今日において、アンドロイドの感情表現は珍しくもなんともない。しかしそれはあくまで『対象の特定の反応に対する最適の反応』をセットされたか、あるいは繰り返し学習した結果に過ぎない。しかし、それでも。]
(76) 2016/05/17(Tue) 00時頃
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『――生物というものは。ワレンチナ』 『こう在りたいと願う姿に、常に自らを進化させてきた』 『自然選択説も用不用説も……、全ては、指向性進化論だ』 『我々人間だって、まだ進化の可能性を残している』
[父の言葉が脳裏によぎる。こう在りたい。こう在りたい。 そう願えば。]
(AIもまた、進化するのか?)
[妙な悪寒と興奮とが背中に走った。]
(77) 2016/05/17(Tue) 00時頃
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ヤンファは、杞憂であってほしい、そう願いながらコンピュータルームの低重力化に足を晒した**
2016/05/17(Tue) 00時頃
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[しかしてその一瞬の倒錯的な感覚も、跳ねる様なヤンファの声>>74に掻き消される。]
あ――ああ。 ……ああ、わかった。 すまない。指示されなければ動けないなんて……、本当に。 行ってくる。
[言うが早いがその場を後にする。 ひとりになって移動しはじめると、喉がからからに乾いていることに気がついた。唾を呑み込む喉が張り付く。]
(僕は。 僕は一体、どう在りたい……?)
(78) 2016/05/17(Tue) 00時頃
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ワレンチナは、ワクラバの元へ向かいながら、基礎マニュアルの内容を頭の中で確認した**
2016/05/17(Tue) 00時頃
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[コンピュータルームへ向かう準備を始めるヤンファを見ながら、シルクはとある衝動に駆られていた。 誰かと話がしたい。いや、話よりももっと深い交流を。 それは、不安から来るものだろうか。それとも、別な未知の衝動だろうか]
[コンソールルームに居る面々にはヤンファに託された事がある。 作業中の人間も邪魔をしてしまうことになるだろう。 そっと、コンソールルームの外へと回る。 シルクは、今部屋を飛び出したばかりのワレンチナへと通信を開いた]
(79) 2016/05/17(Tue) 00時半頃
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ワレンチナは、着信に気づいた
2016/05/17(Tue) 00時半頃
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[ワレンチナ(>>78)の進行方向、右斜め前方に会話用ヴィジョンモニターが現れた。 モニターはその柔らかな白い髪、ガラス球のような瞳、中性的な顔立ちを映し出す]
移動中のところすみません。 少し、お話よろしいですか?
[薄い唇は、やや遠慮がちに*言葉を象った*]
(80) 2016/05/17(Tue) 00時半頃
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(>>75)
オーケー。任されたよ。 ……くれぐれも、気を付けて。
[『イヤな予感』……ヤンファほど具体的にではないにせよ、イースターもまた感じている物だ。 目下最優先で払拭しておきたいそれについて、ヤンファが探ってくれるならそれ以上に心強い事は無い。]
[けれど。この胸騒ぎは一体何だと言うのか。]
[気のせいの域を出ないそれは、ヤンファを引き留める理由にならないけれど。]
(81) 2016/05/17(Tue) 01時頃
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――……、
[直前のワレンチナの様子が、少し気がかりだった。 シルクも後を追ったのだろうか、既にコンソールルームに居ない。 とは言え、これまでこの場を仕切っていたヤンファがハッチ下に向かっている今は、この場を任された自分が他の事に気を回す余裕も無かった。]
……脳味噌のコア数、足りてないや。 ミッちゃん、これから正念場だね。
[なら、やれるだけの事をやるしかないのだ。今は。]
(82) 2016/05/17(Tue) 01時頃
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イースターは、引き続きコンソールルームで各所のモニタリングやサポートにあたる。**
2016/05/17(Tue) 01時頃
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― コンソールルーム ―
[コンソールルームにワレンチナと共に到着すると、すでにヤンファにより原因がAIではないかという予測がなされていた。 ヤンファの仕切りで役割が割り振られていく。 水槽頭はコンソールルームから、各エリアの状態を確認したところ、各装置の温度は少しづつ上昇している。(>>52) 動力室の室温にほおと声を漏らした。]
おお、まるで子供のだだじゃ。 こうすれば構ってもらえる。ははは。
(83) 2016/05/17(Tue) 01時頃
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