146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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[沸きあがるのはニンゲンに対する怒り。 ――親子でもないのに、さながら父親のような顔をする。]
……昨日話していたニンゲンの子では、ないのだな?
[彼女はその子のことを大事そうに話していたから モスキートを哀しませたのが、 その子供でなければいいと、ふと思ったのだった。]
(53) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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…なぞなぞ かの?
( へえ、結構な捻くれもんやなあ)
[ ひとの事を到底吐けぬことを、心中に >>47間を置いて ううん と答より先 解答を置かれてまうと 興醒めや
なあんや と肩を竦めりゃあ、 まあ その奔放さは答えを待たずして 違えるべくもあるはずはなく]
ひとの解くらい待って欲しいもんやけど ──まごうことなき、悪魔やねえ
悪魔以上の悪は無い 言うんは さすが人間の問い やけれど
(54) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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傲慢さはええとこ でも、 時にむごさは、呑気な汝らより ずうっと、他の“ひと”の方が圧倒すよなあ
[ 顰めた薄氷は はたから見りゃあ 笑うてる口許に目が取られかねないやろが その実、全く嗤わず 扇子を指に 不意に、送ったヒトガタから
『ことば』でなく 純粋な『意思』だけを受け取れば その口に出した『むごさ』が跳ね返るように 刹那 仮面の笑顔はおおきく歪に歪み、 またすぐに、貼り直された *]
(55) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/11(Sun) 20時半頃
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[息を潜め、瞬きすることも忘れて。 穴が開きそうなほど、ふたりの男の人を見つめていたマリオですが、その片方が動いた>>50のに気づいてビクッと肩を震わせました。 別に悪いことをしているわけではないし、彼を怒らせた覚えもないのですけれど。こちらにまっすぐ向かってくる男の人は、何だかぴりぴりしているようにも見えて、彼から目が外せません。]
……なぁに、お兄さん?
[そうこうするうちに、男の人はマリオの目の前まで来たでしょうか。 真っ黒な髪と、褐色の肌。 変わった耳も羽も尻尾も見当たらないその姿は、ぱっと見ると、自分と同じ人間に見えます。 ただ、真っ赤な眼に見つめられると、不思議と小さな身体は竦んでしまいそうになるのです。 辛うじて搾り出した声は、とても小さかったでしょう。 けれど真っ直ぐに男の人を見つめて、問いかけました。]
(@2) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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― お昼頃のお話/エルデント西部 ―
[次に目覚めたのはお日様が絶好調で反吐が出るようなお昼間のこと。先日出来たお友達のことを思い出すと夜まで待っているのはあまりに惜しくて、気付けばお気に入りの傘を手に寝床を飛び出していた。 向かうのはもう既に行き慣れた商店街。特に買い物をするでもなく、家畜共の売り物を眺めては目ぼしいものを見つけて軽く「鬼ごっこ」を楽しむだけ。とは言ってもアイツらは足が遅くてスリルの欠片も感じられないのが玉に瑕なんだけれど。]
ふっひーぃっ!ざぁんねぇんでぇしたーぁ! この店のとまとじゅーすはぁ、このヨーランダ様が頂いちゃうのですぅ! 悔しかったらぁ、わたしを捕まえてご覧なさぁいーですよぉー。
[片手に持てるだけのとまとじゅーすを持ち、もう片手で自らのお尻をぱしぱしと叩いて。何処か無邪気さが残る高笑いに店主の怒号。それが、鬼ごっこのはじまりの合図。 だから、今日も少しだけ力を抜いて走り出した。全力で走ってしまえばアイツらを簡単に撒けてしまうだろうから。たん、たん、と軽い足取りで地面を蹴って――、声。声。]
(56) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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『やめておきなさいって、アンタも消されるかもしれないわよ!』
『アレが人間を消し去っているかもしれないんだから!』
[振り返れば追っ手の姿は見えなくて、怒り狂う店主を止める家畜達。まるで、「アイツらと同種の誰かを消し去ったのはあの吸血鬼だ」なんて言うような口調。ああ。ああ。気分が悪い。 自分達が戦いに勝てば異端を目の敵にして差別をするくせに。その対象が牙を剥いたと思えば化け物を見るような目で――。だから、あれ程言ったのに。共存なんて無理なんだ、と。仲良くなんてなれるわけがないのだ、と。]
あーあ。興醒めですよーぅ。 醒めて醒めて醒めまくりですぅ。 ほんっと、アイツらのおめでてぇ頭にぃ牙を突き立ててぇ、残念な脳汁と血液を吸い尽くしてやりてぇですねぇ……、 あるぇ、このメニューちょっと美味しそうかも!? わたし天才なんじゃないですか!?ひょっとして類希なる天才なんじゃないですかぁあ!?
(57) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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[くるり、くるり。それなりに人間の集まる商店街。普段はそれらを避けて歩いているのに、今日は何故だか遠巻きに珍獣でも見るような視線。歩くたびに避けていく家畜。家畜。家畜。]
――こっちを、そんな目で見るんじゃねえです、……よぉッ!
[叫びながら片手のとまとじゅーすを力任せに建物の壁に投げるければ、光を反射する硝子と赤が飛び散って。辺りからは悲鳴や罵声が聞き分けられないくらい投げかけられたけれど、全て聞こえないふりをしてその場を逃げ出した。そうでもしなければ――、
この手でアイツらを殺そうとしてしまうような気がして。]
(58) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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オレが待つのは、スープを温めてるときだけだ。
[>>54先に答えを告げたことを責められれば、そんな適当なポリシーを吐いて。]
自覚していない邪悪ほど惨いモンはない。
今回の"神隠し"とやらも、誰の仕業なのやら。 ひとが消えるんだってねぇ。気味の悪い話だねぇ。 悪魔にだって、考えつかん所業だ。コワいコワい。
[大仰な手振りをつけて饒舌を返す。 見解を聞く限り、対する男は中立、か。最も、あの魔法使い以外に人間に寄る亜人は見たことはないが。]
(59) 2015/01/11(Sun) 22時頃
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で。アンタはなんなの。 猫か、狸か狐か。 とても狼には見えねーけど。
[東洋の服を纏った異質な姿を舐めるように見る視線は、猛獣にしてはか弱そうだからな、とでも言いたげに。 笑顔を湛えてはいるが、その冷やりとした雰囲気に一癖ありそうな奴だな、なんて己は棚上げ思考。
途端、覗かせた機微。>>55]
おっと。何やってんだァ?
[片手の扇子を指して、突く。質実な答えは期待していないが。]
(60) 2015/01/11(Sun) 22時頃
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嗚呼、そうですか。 …今の話しは忘れてください、勘違いだったようですから。
[魔物退治に行く、という話しと反応で(>>51)、彼が覚えていないのは簡単に見て取れた。 それ以上尋ねるのは止めて感じる視線の方へ。 いってらっしゃいという言葉が聞こえれば、そんな距離でもないんですが、と思いながらも。 残念ながら、おやすみなさいは耳に入らなかった。 そうして少年の前まで来てみれば、ようやく絞り出したかのようなか細い声。>>@2 掠める臭いで直ぐに分かった、彼は人間なのだ。]
…いえ、ずっと見ているので。 今日は人間は出てこないと思っていましたから…何かあるのかと思いまし…、てッ!
[そう話していれば路肩から石が飛んできたのに気がつき、地面へと振り落とす。 別に少年のためではなく、そうしなければ自分が当たるからで。 そうして相も変わらず聞こえる罵倒や非難。 『お前が消したんだろ』という声もあったか。]
(61) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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ふふふ…すみませんね、中々物騒な噂が飛んでいるようでして。
[歪に吊り上げた口角から覗いた肉食獣特有の立ち並ぶ牙は少年の目に入っただろうか。 少年の反応がどんなものだったにせよ石の飛んできた方へ、冷ややかな侮蔑を含んだ目で睨みつけて。 そうすれば、その人間達はそそくさと別れていくだろう。 その様子を目の端で確認してから、再び少年に目線を戻した。 少年は一連を見てどんな反応を見せただろうか。]
(62) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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[撫でる手>>52はとてもここちよく。 許されるままにその首元に手をまわし、すりとすり寄ってみせ。 少しの間そうしていれば、ようやくしゃくりあげる喉は落ちついてくれました。
マスクのうえから涙のすじのできたほほを撫で。 引きつる息を吐けば、すんと鼻をすすります]
ち、ちがいます。 あの子は、優しい子です。
[体を離し、それでも彼の服は掴んだまま。 ふるりと髪を揺らして頭を横に振りました]
(63) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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あ……!い、いつもこうじゃないんです。 多分、皆ちょっと怖がってるだけで……だから、あの、心配、しないでください。
[彼がわたしのために怒ってくれるのは嬉しいですが、もし万が一があったらと思うと、気が気ではありません。 わたしがほんのすこし、我慢するだけでいいんですから]
……優しくしてくれる人が、居ますから。 大丈夫です。
[フードをかぶり直し、猫耳もきちんとつけて。 そうしたら、今度は彼のおおきなてのひらを握ります。 ぎゅう、と。一度強く握りしめてから、弱い力で彼を引きました。
そうして、"行きましょ"なんて笑ってみせて。 広場の方へと歩きだそうとしたら、彼はついてきてくれたでしょうか]
(64) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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[向けられた声>>61は、思ったより優しいものでした。何か怒られるわけではないようで、まずは一安心です。 影のお化けのせいで外に出る人が少ない中、ひとりでベンチにいる少年を不思議に思ったのでしょう。 それを説明しようと、あのね、と口を開きかけた時。お兄さんの腕が、素早く動きました。]
…っ!
[からん、と硬い音を立てて、なかなか大きな石が足元に転がります。 続いて浴びせられた罵声に、目をぱちくりさせて。石の飛んできた方向と、目の前のお兄さんを交互に見比べてみました。 この人が、影のお化け? そんな訳がありません。 この人には足もあるし、ちゃんと姿も見えます。トニーの言っていた、もやもやした黒い影とは全然違います。]
(@3) 2015/01/11(Sun) 23時半頃
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お兄さん、手… 大丈夫?ケガ、してない?
[だから次に出たのは、彼の身を心配する言葉でした。 口元にチラリと見えた牙>>62は鋭くて、噛まれたら痛そうだなぁとは思いましたが、それだけ。自分が噛まれることなんて、全然考えてはいないのです。 だって、自分は彼に悪いことをしていないのですから。]
えっと…痛いの、とんでけ!とんでけ!
[残念ながら、マリオはお薬も絆創膏も持っていません。 なので、自分にできること…いつもママやパパがしてくれるお呪いを、かけてあげることにしました。 いつもしてもらうばかりなので、上手くできないかもしれませんが。お兄さんの痛みが飛んでいきますようにと、石がぶつかった腕に触ろうと手を伸ばしてみます。]
(@4) 2015/01/11(Sun) 23時半頃
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スープ? はあ さぞかしそれは変り種なんやろなあ
[ 瞬く双眸は、なんとも斜め上のポリシー 相手さんが料理するなんて知らん故に 『悪魔のスープ』なあ なあんて
頬に指を添えりゃあ ちょっとばかし、失礼なこと考えてみたり
けれど、『自覚してない邪悪』には。 おおきく 頷いた
己のように 『自覚している悪意』と 『他意のない邪悪』は、後者のが性が悪い 神隠しと聞きゃあ、肩が微かに揺れる]
(65) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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── 今回が、自覚があるんかないんか そんなもんは、知らんが 案外 そのまま 悪魔以上の恐ろしゅう『怨念』やったりして それが 人間にか “ひと”にかは知らぬが
[ >>59返す饒舌に、戯けた調子で返す 何処か語り口とは裏腹に、悦を浮かべるは また、悪魔とは違った情を宿す ]
他の同胞が聞いたら祟られっで 特に狸と同じと並べたらあかん
[ けらけら と 種をとわれりゃ 物騒な言葉とは裏腹にやはり軽うもの 否、あながち間違ってもあらへんけど]
(66) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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狼のように鋭い牙は、確かにあらへんが 執拗さと陰険さ
それに 性根の腐っとうのだけは ピカイチやからなあ 我等が狐いうもんは
( そういや、昨日は犬と同じにされたんやか)
[ 苦味を仄かに染み出させながら >>60舐めるような視に 瞳は半月 奥底に宿す凍てつくような氷を垣間見せ
飄々とした出で立ちの男を観察する こういう類のにゃあ、楽や
裏切り以前の信用などあったもんやないから と 突如跳ねっ返る怖気に冷や汗をたらり]
(67) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[それでもうなじに流しながら 歪に嗤う狐は
今まで通りを装い 扇で涼しい風を 吹かすばかり
ただ 表情は曲以外、微塵も崩さぬ 流れ込む “影”の深さを感じながら]
いやあ、何でもあらへん ちぃっと 暑うなっただけやよ
( 臆、思うたよりも 案外深いのやろか ───でも 、)
(68) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[少しの間、じっとしていた。]
そうか
[否定をされれば、少しだけ安心した。>>63 服を掴んだままの彼女の頭が横に振られるのを見て それから]
……ああ、そうだな
[皆少し怖がっているだけなのだという言葉を聴けば 彼はとりもあえずそれに頷いた。 ――が、また次があった場合 怒りを押し留めておけるかは微妙である。
お前は優しいな、と小さく呟いたのは聴こえたかどうか]
行こう
(69) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[白い髪をフードで被りなおし、猫耳をつけた彼女を見下ろした。 掌を引かれるのも握られるのも慣れない事ではあるが 彼女が広場の方へ歩き出していくならば>>64 それに歩幅を合わせて彼も歩いたことだろう。]
[広場に戻った時には、 丁度人狼の男とニンゲンの少年が喋っている頃だっただろうか >>61>>62>>@3>>@4 ワクラバは相変わらずベンチで寝ていた気がする>>51
ニンゲンの少年が彼女の友達だと知ったなら、 話しておいでとその背を押してみるのだろうけれど。**]
(70) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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ぜーんぶ 呑んでくれるなら なんでもええ
[ 何処吹く風に振舞おうとした傍ら あ と小さな声を上げたが 脈絡無い言葉を悪魔は聞いたか
思わず、『ヒトガタ』から流れこんだ “意思”のせいで どろりと口から出た闇は無意識 その最中に蜥蜴が浮かんだのはなんでか、忌まわしゅう
はらり 狐の前に落ちるは 先に飛ばした 黒ずんだヒトガタの紙。]
(71) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/12(Mon) 00時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/12(Mon) 00時半頃
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……優しくなんか、ありません。
[聞こえたつぶやき>>69には、ぽつり。 わずかに沈んだ声音を返します。 マスクの中に反響したその声は、彼には聞こえなかったでしょう。
じわりと広がるこころの闇は、きっと彼に気づかれてはいけないもの。 ……わたしは、ただ。無邪気な子どもでいなければ]
はい、いきましょ。
[ほんのすこしでも、このあたたかさが続くように。 それと、後ろをついてくるうさぎさんが、はぐれないように。 彼の手をひいて、ゆっくりゆっくり歩きましょうね]
(72) 2015/01/12(Mon) 02時半頃
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[そうして広場に戻ったのなら。少年と狼さんがお話しているのが目に入ったでしょうか。 呼びかけようとして、けれど、二人の方へと飛んでいった石に体をすくませます。
ざわり。 魔法の粒子がざわめいて、そのまま石を投げた人間の方へと。 それでも寸でのところ、はっと我にかえってそれをおさめました。
吐きだす息の震えは、どこからくるものでしょう。 怒りか、哀しみか。自分のことなのに、判然としません。
視線をそらし、みだれる呼吸を正して……、]
(73) 2015/01/12(Mon) 02時半頃
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――きゃ、
[……ふと。 ベンチに寝そべる男性>>51の姿を見れば、思わずちいさな声が洩れます。 人間のようでいて、人間でない。 片側だけただれた皮膚には、わずかの恐怖とただいな心配を。
一歩足を踏み出せば、店主さんの手をそっと離して。 男性の横たわるベンチへと]
…………、だいじょうぶ、ですか?
[そうして、ちいさな声で問いかけながら。 そのただれた皮膚に触れようとしたら、それは許されたでしょうか]
(74) 2015/01/12(Mon) 02時半頃
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[…酒場を、外からチラチラ覗く人間たちがいる。常連たちがギロリと睨めば、散っていくのだが、しばらくするもまた集まっては、チラチラと見始めるのだ。どうやら、朝の事件について、なにやら噂しているらしい。…酒場の雰囲気が、少しピリピリしていた]
…こんな時こそ、歌…よね。
[今日は、いつもと違った理由…嫌な空気を変えるため、歌い手は小さな簡易ステージに立つ]
(75) 2015/01/12(Mon) 03時半頃
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[それは丁度、 人狼の男が飛んできた石を>>61叩き落していたところ。 大丈夫かとちらりとそちらを見たが、大事には至っていないようで 少しだけほっとする。
少女の手が離れる>>74 視線の先には不死の男。 あれはあれでそっけないところがあるが、 まあ、大丈夫だろうと、少女と、それを追う白い兎を見送る。]
『Shalom chaverim, shalom chaverim, Shalom, shalom L'hit-rah-oat, L'hit-rah-oat Shalom, shalom……』
[どこからか歌が聞こえた。 懐かしく、どこか物悲しい旋律。 そういえば、似た歌を一族の娘が歌っていたような。
意味は―――― ]
(76) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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[ 泥を這う音が聞こえた。 ]
[ 乾いた風が、白藍の鱗に覆われた頬を撫ぜる。
潮騒の如き木々のざわめきに、 妙な寒気を感じて彼は俄かに辺りを見渡す。 イージアンブルーの紐で縛った赭の髪が揺れた]
( ……気のせいか )
[ ――何か、を、感じて ゆるく揺らめく尾の先が、僅かに緊張を帯びて震えた**]
(77) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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-街・中央-
[大丈夫かと尋ねてくる少年に、新手かと僅か疑いを持ちながら。 人間の子供は人ならざるものに敏感だと思っていた訳で。 そう考えていたのだから少年が腕へと手を伸ばした(>>@4)瞬間、反射的に身を引いてしまった。 勿論、あのお呪いは知っていたからそうする必要はなかったのだが。]
問題ありませんよ。 あれしきで怪我をしたりしませんから。
[そう返したものの、何処か人間に持つ感情は相も変わらず歪んでいるのはどうにもならず。 少年に向ける表情は、口元は笑っていても目は僅か憎悪を孕む。 差別してきた訳でも、まして戦争と起こした訳でもない少年に向けるのは違うと知っていて。 それでも増すとも減る事のないこの感情のやり場に困った今、適当に相手が必要だったのである。]
貴男は“違う”んですかね。 …僕にとっては“同じ”ですが。
[吐き出す言葉は少年の耳に入ったところで意味の分からないであろうもの。]
(78) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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[ふとそこで気が付くのは、少し前に離れたリザードマン。>>77 彼が辺りを見渡したことには気が付かず、目線の先はその奥のベンチで寝る不死の男と魔法使いの少女にも。>>74 そうして彼がまた寝ている事に漸く気が付いた。]
呑気ですねぇ…。 まあ、彼はそれでいいんでしょうが。
[それは警戒というよりも、牽制というべきもの。 起きていれば大抵のものには対応できるからという建前で、実の所はあれらを怖がらせておきたいだけ。 そうしなければ、…は落ち着いていられなかったのだ。 何か空虚な事実に気が付いてしまうようで。]
(79) 2015/01/12(Mon) 09時半頃
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