272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[こころがちゃんと傍で見ているのを確認して 一つ、ゆっくり呼吸をした。
大和は道場に来なくなってしまっても 私はずっと通い続けていた。 いつか必要になるかもしれないから。 ――もしこころが見つかったら こんどこそ、私が、守ろうって。]
いくよ!
[あの日――勝敗はどうだったっけ。
私はこちらへ向かってきた大和の腕を取り そのまま身を沈めて彼の重心をずらす。 ターンッ! と大きな音をたてて 大和を床にたたきつけた。]
(57) 2019/11/04(Mon) 21時頃
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[ここ半年はあまり練習できていなかったけど どうやら腕は鈍ってなかったみたい。
大和はうまく受け身をとれたかな。 未だ床に転がっていれば 手を差し伸べて立ち上がるのを助ける。]
大和、強かったんだねー! まだ前に出るのがはやすぎるけど。
[そうだ、このころ負けることが増えたんだ。 強くなったんだなあって 嬉しくなったのをやっと思い出した。
思いだせたのが嬉しくて、懐かしくて、 じんわり浮かんだ涙を掌でこすった。]
(58) 2019/11/04(Mon) 21時頃
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[練習を終えて道場を出てから こころの手を握って二人の家へと向かおう。]
ごめんね、待たせたから冷たいね。 私と大和は動いてきたばかりだから あったかいってのもあるけど!
[近くにいた大和の手を握ろうと手を伸ばし でも、握る前にためらってしまう。 いいんだっけ。 大和の手は、握っていいんだっけ。
迷っている間に大和は私の荷物をとって すたすた先に行ってしまった。]
(59) 2019/11/04(Mon) 21時頃
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[空っぽの私の手を見て こころが、握らなかったの? と聞いた。]
……う、うん。なんか。 私に握られるのは嫌かな、とか。
[そんなわけないでしょ、というこころは なんだか楽しそうに見えるんだけど。]
――……だって、
[もうずっとまともに話せていなくて メールにだって返信できなかったんだよ。 私はこころの分までお姉ちゃんでいようって そう思っていたんだけどね。
……大和のこと、ぜんぜんわからないんだ。*]
(60) 2019/11/04(Mon) 21時頃
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[大丈夫って言葉だけじゃ 朝の様子を見ているだけに疑わしかったけど、 笑っている顔と一緒なら信じられる。>>55
今朝の姉ちゃんの予想は正しかった。 さすがだと姉ちゃんを見ると 小難しい顔をしてるから、 姉ちゃん的には納得してないらしい。]
朝から何事かと思ったんだからな。 寝る前にホラー動画でも見たんじゃねぇの。
[とはいえ。姉ちゃんが聞き出せていないのに 俺が聞き出せるとは思えないから、 茶化して話題を切り上げるのが精々だった。]
(61) 2019/11/04(Mon) 21時半頃
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[相手がいくら好きな相手でも 道着を身につけて対面したら遠慮は無用。
けど大丈夫なんだろうか。 朝の菜摘は調子が悪そうだったし。 でも、組み手に誘ってきたのは菜摘の方だ。>>56]
応!
[一礼の後、早々伸ばした手をいなされ やばいと思った時には くるりと視界が回っていた。>>57
……なんだよむしろ絶好調じゃん。]
(62) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ここ半年くらいは菜摘の方が忙しくて 道場に来られない日も多かったから 組み手でも俺が勝星をあげることが多かった。
それで油断していたつもりはないけど、 これだけ綺麗に負けたのはいつぶりだろう。]
調子よかったんだけどなー! 菜摘がいなすのが上手すぎんだよ。
[跳ね起きて悔しげに。 受身を取ったり力を受け流すのは 菜摘の方がやっぱり上手だ。
手を借りて立ち上がると>>58 復習のために今の流れを再現しようと 菜摘が俺の腕をいなすところからスローでもっかい。]
(63) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[稽古を終えて合流して早々 姉ちゃんの手を握っているのを見るにつけ、 余程昨日の夢か何かは怖かったらしい。
俺に対してはそんな素振りがないのを見ると そこに俺はいなかったのかな。]
中で待ってりゃいいのに。
[冷たいと姉ちゃんの手を握った菜摘が騒ぐから、 呆れた声で言えばかわいくないとのお言葉をいただいた。
中学三年生の男子にかわいさを求めないでほしい。]
(64) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ちらっと菜摘が俺を見て 手が伸ばされたけど 半端な距離で降ろされてしまう。>>59
なんだったんだろうと思ったけど このまま放っておくと 2人が歩き出すのはいつになるか分からないから、 菜摘の鞄を持って歩き出す。
今日の夕食はなんだろう。 菜摘が泊まりにくるのは先に母さんに連絡済みだし、 最近は冷えてきたからシチューあたりかな。]
いいから早く帰ろうぜ。 俺、腹減った!
[道場の敷地を出たところで まだ何か話している2人に声をかけた。]
(65) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ その人のことを、私は殆ど覚えていない。 ]
(66) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[おそらく交流めいたものはあっただろうに。 後から調べられる名前などの情報はともかく。
その人とどんな会話をしたか。 どんな仕草や、表情をしていたか。
一瞬一瞬を切り取った情報を。 思い出と呼ばれるエピソートを。 私の貧弱な記憶力は、あっさりと忘却してしまい。
そして1年、3年、―――10年と。 時が経つにつれ、 不確かな記憶は曖昧さを増していく。]
(67) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ それでも一つだけ はっきりと覚えている"一瞬"がある。 ]
「 さようなら 」
[ 別れの言葉と共に向けられた微笑みだけは。 脳裏に焼き付いて、忘れられそうにない。]
(68) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ 〜♪♪♪♪〜 ]
(69) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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……名前。 このためだったんだ。
[ 今は誰もいない生徒会室。 聞こえてきたアナウンスに、 書類に向けていた顔を上げる。>>18
ぱちり、ぱちりと眸を丸くしながら。 同時に奇抜な形の帽子と、 示された名前達を思い出して。>>0:290
全校生徒の人数を考えれば、 私一人ではなかったと思うけど。 それでも他にも文化祭の準備がある中 その全てに名前を付ける作業は骨が折れた。]
(70) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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部費十倍って。 予算どうするんだろう?
[ 末席にしろ、生徒会に席を置く身。 予算会議を思えば頭が痛い。
しかし何とかしてしまうのだろう。 その確信もある。
富山嶺二という人間は、 決して無責任な男ではないから。]
(71) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[帰り道はいつもと同じように、 姉ちゃんと菜摘が少し前を歩いて 俺が数歩後ろに続く。
モールへは3人で行くことになったから、 明日の話でもしてるのかな。
菜摘がお泊りセットを取りに自宅に戻っている間。 その玄関先で待っていると姉ちゃんから ごめんねぇって謝られたけど。]
菜摘が楽しそうな顔してるなら そっちの方がいいよ。
[2人で出かけよう計画はまたいづれ。 そう言ったらこのへたれって肩を叩かれてから、 でもいい子だねぇって撫でてくるから。
ええい気恥ずかしい。 人様の家の前で姉ちゃんぶるのやめてくれよな!*]
(72) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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[ 本日は霜月学園67回目の文化祭。
私の生徒会の仕事の割り当ては、午前中。 午後になったら、どうしよう。 お腹もすく頃合いだし。 焼きそばでも、食べに行こうかな。 暢気に、そんなことを考える。
ご飯を食べたら…… それから―――……。 ]
(73) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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うん、頑張ろう。
[ 両手で拳を握り、えいっと気合を入れると。 私にとってはごくごく普通の、
昨日から続く一日を開始する。]*
(74) 2019/11/04(Mon) 22時頃
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――七星家――
[泊まりの荷物を持って お母さんには適当に理由を説明して 申し訳ないからちょっとお土産を、と クッキーの詰め合わせを用意するのを待つ間。
あのオルゴールをくれた男の人が ――たった二日 >>1 そう言っていたのを思い出していた。
二日、二日だ。つまり今日と、明日。 勝負はきっと明日だと思うし 明日何も起きなければ……その時は ちゃんとこころに気をつけるように話そい。
でも今は、こころの顔を曇らせたくない。 このきらきらした毎日が 壊れやすいものだと知ってしまったから。]
(75) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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[お土産を受け取ってから廊下に出れば こころが大和の頭を撫でていた。>>72
そうそう、こんな光景はよくみてて 大和が恥ずかしそうに嫌がるのも ほんとうに、よく、みてて。
七年前、明日、私がもっと 何かできていれば、二人はこうやって]
……ぁ、
[じわり目の奥が熱くなったと思ったら ぽたぽた廊下に水の粒が落ちてしまう。 慌てて顔をこすったけれども きっと二人には気がつかれてしまっただろうな。]
(76) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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待たせてごめんねっ! こころの好きなナッツクッキーあるから 夜に一緒に食べよ!
[太っちゃうってこころはよく言ってたけど 美味しそうに食べるのをまた見たいよ。
何でもないように笑った私に こころは目を細めたけれども やっぱり何にも言わなくて。
大和が何か言うか何か言いたげにしてても 私は視線を逸らすだけだったし 帰り道も、上手く大和と話すことができなかった。]
(77) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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――音無家――
[お邪魔します、と言いながら玄関に入れば 美味しそうな匂いが漂ってくる。 音無のおばさんは料理上手なんだよね〜。 その料理を食べるのも、七年ぶり、だけど。
こころの部屋に荷物を置かせてもらっていると 今日はどうしたのって聞かれたけれど 夢見が悪かっただけだよって返す。
「言いたくないならいいんだけど。 大和を避けるのはやめてあげたら」
えっ、ってこころのほうを向いたら 腰に手を当ててこちらを見ていた。 ……お、怒ってる、のかな?]
(78) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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[避けてるつもりはなかったし ――いや、うん、ないといえば嘘かな……。
上手く説明できないし 説明しようとすればどうしても事件の話になるし 困ってあわあわしている私を見て こころは手を降ろして頭をなでてくれた。]
ごめん――大和が悪いわけじゃ、なくて
[大和から距離をとられてしまってから 弟みたいに思って、近しいつもりだったのに 式で会ったときだってかける言葉も出てこなくて]
私、大和のことあんまりわかってないのかなって そう思ったら、接し方わかんなくなっちゃったの。
[ぼそぼそと、それだけ白状すれば こころはにっこりと笑って それじゃあパジャマパーティだね!と言った。*]
(79) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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[ ……目が覚めた私は。 懐かしい天井を見上げていた。
薬草や骨董品の匂いがしない、 本とインクと少し古い布の匂い。 枕元には小さい頃から気に入っていた、 けれど旅立ちの日に荷物になるからと 置き去りにしたぬいぐるみがある。
パチ、と目を覚ました。 ここは、いつもの部屋じゃない。 だけど、ここには覚えがある。 故郷の村だ。氷狐族のみんなの。 ガバ、と起きれば扉が開く。 起こしに来てくれたのは懐かしい顔。 二年前に別れた、母の姿がそこにあった。 ]
(80) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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[ 二日だけ戻れる。 そんな言葉が頭に思い浮かんで、 いやいやこれは夢ではないのか、と 考え事をしながらの朝食だったから 旅立ちが不安なのかと気にされてしまった。 私の三角耳が伏せられていたみたい。 …いや、だって、こんな不可解な。 大丈夫と笑うと、両親は寂しげに笑って ああそうだ、と思い出す。 この後私は、家族に別れを告げて イースと一緒に見送られながら村を発つ。 本当に、昔に来たのだろうか。 昔の出来事をなぞりながら進むみんなに 何も考え無いでいると以前のように、 ただ旅への期待と共に 以前と同じ反応を返してしまう。 だからね、村を出て少しした頃。 脚の悪い私に合わせて ゆっくり歩いていたイースが振り返った。 その時の問いかけは。 ]
(81) 2019/11/04(Mon) 22時半頃
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[ 本当に、村に残らなくて良いのかとか そんな類のことだったから。 あの時の私は
「勿論! イースをほっとけないもの」
そんな自分を思い出しながら 勿論、と言いかけた唇を結んで。
そっと。 イースの指先に指先を絡めようとした。 ]
(82) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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うん。良いの。 ……だって私、イースと一緒にいたいもの。
[ ……そう、私は、自分の気持ちに鈍感だった。 離れていって初めて、イースはいつも 自分と一緒にいるわけじゃ無いんだって。 やっと気付かされて悲しくなったくらいに。
だから私は、お姉さんぶらずに 好き、を伝えたいと思ったのだけど。
顔を合わせられずに、真っ赤になって それしか言えなかったものだから。 ……せっかくチャンスかもしれないのに。
凄くチャレンジがレベル高いです。神様。
これ とても はずかしい ホント。 ]**
(83) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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[ああほら。こんなことしてる間に 菜摘が戻ってきちゃったじゃねぇか。>>76
脱・弟を目指している俺としては 菜摘と同じ歳の姉ちゃんに撫でられているのを 見られるのは気恥ずかしい。]
……菜摘?
[先に気付いたのはきっと俺。 菜摘に先に声をかけたのは姉ちゃん。
滅多に見たことのなかった菜摘の涙を 24時間以内に2回も見るなんて思わなかった。
何がそんなに悲しかったんだろう。 そんなに酷い夢だったのか。]
(84) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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[涙はすぐに菜摘自身に拭われて、 明るい表情と声で玄関に戻ってきたけど。 いくら俺でも強がりだってさすがに気付ける。>>77
姉ちゃんは物言いたげに菜摘を見ていた。 俺も何か声をかけたくて、 だけどうまい言葉が思いつかない。
その間に菜摘には視線を逸らされて、 そこから自宅までの道のりでは 菜摘から俺に話を振られることは一度もなかった。
いつもなら姉ちゃんとの会話でも ちょいちょいこっちに振ってくるのに。
胸のあたりがもやっとした。]
(85) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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― 自宅 ―
ただいま。
[家の中に漂う匂いに やっぱり今日はシチューだったな。
靴を脱いで自室に荷物を置きに行く。 菜摘にここまで預かっていた荷物を返そうとしたら ありがとうって素気ない言葉で 視線が合わないまま荷物を受け取られて。
……もしかしたら俺は 避けられていたりとかするのか?
え、俺何かした? 組み手の時は普通だったじゃん。
自分に負ける男子格好悪いとか。 ……これまで百単位で負けてるから今更だし。]
(86) 2019/11/04(Mon) 23時頃
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