272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[ 次はどんなヤツの人生を食ってやろうか。 生きてやろうか。
気付けば、いつもそればかり考える私がいた。*]
(48) 2019/11/01(Fri) 23時頃
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[窓の外は、糸雨が降っていた。]
(49) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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[この日のために仕立てられた服は 特有の匂いが鼻につく。
準備が整った会場には たくさんの花が溢れていた。 ――どれも、彼女が好きな花ばかり。
そう思えばやりきれなくて、 段取りの確認を求める業者をかわすと 会場を逃げるように後にする。
靴音が反響する廊下を抜け 外に出てネクタイをゆるめて息を吸う。
ようやく、今日最初の呼吸ができた気がした。]
(50) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/11/01(Fri) 23時半頃
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[晩秋の雨を眺めながら ポケットから携帯を取り出す。
通知のついているアプリは無視して メールを起動する。
返信なんてあるわけない。 こっちから送ったのだって7年ぶりだった。 それなのに、落胆する俺がいた。
既読がつくか知るのが怖くて あの頃のアドレスにメールを送った。
彼女は読んでくれただろうか。 ……彼女は、本当に今日、来るのだろうか。]
(51) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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[一目でも会いたいと願った俺は、 あの頃と変わらず身勝手でどうしようもない。
夕陽の向こう側に消えたモノを 取り戻すことはできないと分かっているのに。]
……きっと、綺麗になったんだろうなぁ。
[時計がぎりぎりの時間を示すまで 俺は冷えた空気の中に佇み。
携帯の電源を落とすと 重い足取りで、息の詰まる空間へと、向かう。*]
(52) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/11/01(Fri) 23時半頃
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――回想:7年前・道場――
[油断は一瞬。
ひょいっと身をかがめてた相手に腕をとられ こちらの勢いを利用して床にたたきつけられる。
首をあげて受け身をとってから くるっとそのまま回転して立ち上がった。]
わ〜〜 負けた! やっぱり上手くなったね〜!
[手合わせをしていた弟分は ここ一年かそこらでメキメキ上達した。 成長中の身長もすごくうらやましい。
なお私は二年前から止まってるよ!]
(53) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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[今日は早いけどこのあたりでと言われて 道着から制服に着替えて道場を出れば 幼馴染の親友が待ってたので 嬉しくて笑顔で駆け寄った。]
こころー! 見てた? 大和強くなったね!
[こころと大和は、私の大事な幼馴染の姉弟だ。 こころはしっかり者だけど怖がりだし 大和は小さい頃から泣き虫だったし 私が二人を護ってあげるんだ!って 道場に通いだしてもう何年かたつ。
いつのまにか大和も通うようになって 最初は私の方が上手かったのにな〜! と思うけど、弟分の成長は嬉しいのだ。]
(54) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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[夏の暑さはもう遠く この時間なら外はもうかなり寒くって 私は待っていてくれた、こころの手を握る。]
ほら〜やっぱり冷たいね。 私と大和は動いてきたばかりだから あったかいだけかもしれないけど!
[近くにいた大和の手をぎゅっと握れば 私のよりあったかいぐらいだった。*]
(55) 2019/11/01(Fri) 23時半頃
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[あたしによってロミオに推された高本は 舞台上でまさに「怪演」を魅せた。 目を奪われたのは、観客だけじゃないよ >>44 あたしだって、周りのみんなだって。 高本の演技に、釘付けだった。
もし台詞を忘れた時のために、あたし 舞台袖で台本持たされて待機してたけど そんなの、ちっとも必要じゃなかった。
上手とか、そういうレベルじゃないんだ 舞台の上に居たのは「高本」なんかじゃない あたしには、わかる。 それはまさしく「ロミオ」そのものだった。]
(56) 2019/11/02(Sat) 00時頃
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[昔から、上手だったよね。 国語の朗読とか、弟妹に読んであげる絵本とか。
だからこのときのあたしは 怪演を魅せた高本を、推した自分が誇らしかったし それから「監督」とやらに声を掛けられてたこと 本当にすごいな、って思ったんだ。
監督に声をかけられたせいで 大人の話があるとか、なんとか、で。 高本の文化祭二日目は丸つぶれになったらしいけど その時のあたしは、それを気にもしなかったし
良かったね、高本。って。 幼馴染の背中をトン、と押した気に、なってた]
(57) 2019/11/02(Sat) 00時頃
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[それが、高本の運命を変えちゃったなんて あたしには、わかんなかったよ。
こんなに “私” まで、苦しむことになるなんて。]**
(58) 2019/11/02(Sat) 00時頃
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[ もしもあの日、あの瞬間に帰れたら? ]
夢の続き?
へえ……どんな? [ それは 物語の冒頭を語るかのような口調だった。
君がぽつぽつ呟く言葉に、 うんうん、それで?と相槌をうつ。
穏やかに、静かに。 ここは観客席。 今宵の舞台の主役は君だから。 泣いてるのか、笑ってるのか ……さあ、俺には全くわからないけど。 ]
(59) 2019/11/02(Sat) 00時頃
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文武両道、成績優秀 生徒からも先生からも信頼され
貰ったラブレターは数知れず 破いた果たし状も数知れず
そりゃあ、かっけーよな 嶺二クンさんは、さ。 俺が女のコなら抱かれ……
(60) 2019/11/02(Sat) 00時頃
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いや、それはちょっと考える。
[むん、とわざとらしく首をかしげて 空になったグラスの氷をカラカラリ。
噂の主は気持ち良さそうにソファで無防備な寝顔を晒してさ。
信用、信頼の証なんだろうな。 こうして大事なコと男を2人っきりにさせて。
馬鹿野郎の額をデコピンしてやろうかと思ったけど。
……してやんねー。
もうすこし、 もうすこしだけ、このまま、このまま――]
(61) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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そうだよな。 嶺二のお陰で君に会えたようなモンなんだよな。
……マナ。
[ 長くて、さらさらした黒い髪は きっとこの日の為に伸ばしてきたのだろう。
触れられるのは、俺じゃない。 ―――酒の勢いでいっそ、って?
残念。 俺がさっき飲んだのはコーラだ。 車の運転に飲酒はご法度っつー目の前でさ。
こいつはほんとに。]
(62) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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もうマナなんて呼べねーか。
おめでとう。 "義姉さん"
[ 俺の偉大なる兄貴の花嫁になる 君は、俺の、俺にとっての―――
気づかれてはならない感傷に封をして 出来の悪い弟は、 とても穏やかな笑みを君へと向けようか。
そう、君が綺麗な白いドレスを着て 奴の隣を歩く君を
心から、祝福している、と。]
(63) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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── 8年後:もりさき食堂 ──
はーい、三番テーブルさん、 鮭定いっちょー
[私は、割烹着を着て動き回る もりさき食堂の看板娘、といえば まぁ。聞こえは良いんだけど、さ。
25歳独身。彼氏居ない歴25年。 部屋着は臙脂色の高校ジャージで 化粧っ気はゼロ。やる気もゼロ。
高本家のみかんのおかげでお肌はつやつや すきんけあ?なにそれ。
ちなみにご趣味は少女漫画とゲームです 本当にありがとうございます ]
(64) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[レトロっていうより古臭い田舎の食堂 常連さんたちばっかりのこのお店。 お父さんとお母さんが作る料理は がっちり地元のおじさんとか高校生とか 胃袋を掴んでいるみたい。
店の片隅に置かれたちいさなテレビ そこで映し出されているのは 毎日この時間は、ワイドショー。
今日はあんまり、見たくなかったな。
朝から「あの話題」でもちきりだったから]
(65) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[“お、この俳優サン、高本ンちの倅だろ たしか、まどかちゃん同級生だっけ”
─── ほら来た。絶対来ると思った。
週刊誌を発端に、朝の情報バラエティから もちきりすぎる、この話題。
そうですよ、って常連さんに返して 鮭定食お待ちどおさまです。とんっ
画面に写った、見目麗しい高本の写真 時々田舎に帰ってくる度に、逢うけど、さ こうして見るともう遠い世界の人みたいで。
隣に並ぶのは有名なアイドルの写真 こんな田舎には絶対に居ないタイプの美人
── 熱愛報道 だってさ。 ]
(66) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[もう、諦めてたよ 気持ちに気づいたときには遅かったし
高本がどんなに遠い世界の人になろうと 高本が誰とどんな人生を歩もうと 後押ししたからには、応援しようと思った
だからさ、こんなことじゃ 世の中理不尽だなんて嘆かないし 臙脂色ジャージで勝とうだなんて思わない 過去に戻りたいなんて、絶対、思わない。
向こうの世界に行ってしまった高本が 幸せに暮らしているのなら 私は、それで、良かった。]
(67) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[どんなに高本が「変わっても」 高本は、華やかな舞台の上で、 幸せな人生を送ってるんだと、思ってた。
だけど、本当は ───
真実を、知るには 私と高本の距離は「今」あまりにも、遠い]**
(68) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[ そう見えていたのならば そいつは大成功だ。
君が考えてる事なんてほら、俺は気づきもしない ]
ウィッス。 俺の分まで幸せになれよな?
じゃっ。 旦那様によろしく。 あんたの愛する弟君は無事帰りましたよってな。
[ 終演は終演らしく 演者のような礼をして、
これから愛を囁く扉をそっと閉じようか。 別れが惜しくなるまえに。
なのに、何だよ、なあ。]
(69) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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― 回想:7年前・道場 ―
[一瞬の隙を狙って腕を伸ばす。 変に手加減をするとかえって怪我をさせるから 勢いに乗せて床へとたたきつけた。>>53
軽快な動きで立ち上がった まだ俺より少し上にある目線が、 明るいながら悔しげな視線を向けてくる。]
毎日鍛えてるもんよ。 もう菜摘には負けないからな!
[道場での鍛錬に加えて 中学では剣道部で3年間しごかれた。 ようやくそれが実ってきたと感じるのは こんな風に菜摘に勝てるようになってきてからだ。
トータルではまだ負けてるんだけど。 絶対に追い抜いてやるんだと野望は続く。]
(70) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[道場の片付けを終えて外に出ると、 姉ちゃんと菜摘が楽しそうに喋っていた。>>54
道場に通う気はないくせに 1人だと暇なのかしょっちゅう俺を迎えに行く という名目で菜摘に会いに来る。
学校でも毎日一緒だろうがと前に突っ込んだら 女子の会話は尽きないんだと一蹴された。]
中で待ってりゃいいのに。
[冷たいと姉ちゃんの手を握って菜摘が騒ぐから、 呆れた声で言えばかわいくないとのお言葉をいただいた。
中学三年生の男子にかわいさを求めないでほしい。]
(71) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[二人が歩き出すのはいつになるやら。 女子の会話に口を挟まない出来た弟をしていると、 不意に菜摘に手を握られた。>>55]
き、基礎体温の違いじゃね? 筋肉がある方が体温高いって聞くし。
姉ちゃん全然運動しないから。
[なんだと!と飛んでくる拳を避けようとして つながれた手は一瞬で離れてしまった。]
(72) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[ 続いた言葉に>>9 それに応えるために、 振り返るには、すこし間が空いた]
なんだって? 空から女の子が? やっべ助けにいかなきゃ!じゃな!
[ マナしってるか。 そういうのは、愚問っていうんだ ]
(73) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[失言しなければもう少し長く。 そう思ったら俺の馬鹿野郎と脳内の俺が喚くけど それができたらもっとガンガン行けてるっての。
俺ができた精一杯は なつ姉と呼んでいたのを 初白星を切欠に菜摘と変えたことくらいである。
俺より柔らかかった手の代わりに 菜摘の鞄を取り上げて道場の敷地を出て。]
いいから早く帰ろうぜ。 俺、腹減った!
[あのまま手をつないでいたら 掌どころか顔まで熱くなっていただろうな。]
(74) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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[荷物を持つのは家まで送るっていう いつもの意思表示でもある。 時間も遅いし。近所だし。こっちは姉弟で一緒だし。
並べ立てる口実は もう少しだけ一緒にいたいっていう 女々しい本心の隠れ蓑だ。
もっとも、一緒に帰ったところで 菜摘の会話の8割は姉ちゃんとだけど。 今だって出来たばかりのショッピングモールに 明日出かけるんだと姉ちゃんが楽しげに話してる。
これについては俺は事前に聞かされていて、 菜摘を誘って行けと背中を叩かれているんだが。
さらっとできたらもっと以下略*]
(75) 2019/11/02(Sat) 00時半頃
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