155 【身内】砂煙の村
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――――………。
[そこは暗く静かな、自身の仕事場。 ランタンのほのかな光に照らされながら物思いに耽るのは、毎度のことであった。
脳裏に浮かんでいたのは ―――自身が嘗て愛した人。
嗚呼。愛とはなんなのだろう。 彼女の手を取れなかった自分には、“愛”などというものがないのだろうか。]
……いいや、そんなことはない。
[浮かんだ問いには、声を出して否定の答えを。まるで、自分自身に言い聞かせるように。]
(48) 2015/04/06(Mon) 05時頃
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[“触れたら消える” そんなことは最早、誰もが知っている常識であるから。大切な彼女に消えて欲しくないと願ったあの気持ちが、愛でなくてなんだというのか、と。
………そう、彼女が異端だったのだから。もう何年も前のこと。気にする必要など、ないはずなのだけれど。]
………ふう。
[小さく息を吐いて、首を緩く振る。 ランタンが思ったようにいかなかったからか。どうも気分は、暗いほうへと向かうようだ。
黒いカーテンの隙間から覗く、眩い光に目を細めれば。 重い腰を上げ、散歩にでも行ってみようか。]*
(49) 2015/04/06(Mon) 05時半頃
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[さっとハンカチを受け取る彼女>>42に一瞬身を強張らせる。わかってはいるが、どうしても女性に対して、目を合わせることも近寄ることもできないのだから、このように不意に近くなると怖くなる。 頭の考える能力がどんどんスピードを落としていき、足元がふらつく。]
…っ、
[怖い。 腹の底で何を思っているか全くわからない女性が怖い。失礼なことだとは思うが、今はそれしか考えられなかった。 どこかへ彼女がいってしまったあとも、落ち着くまで時間がかかってしまう。 まともに顔すら見られなかったのは、やはり今回も今までと変わらないということだろう。]
(50) 2015/04/06(Mon) 07時半頃
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[お気楽、か。 表に見えるおれは、そう見えるのだろうか。他人、況してや仲の良い彼>>46からの評価など気にする必要がないのに、何処と無く安心してしまう。 海から出て、先ほどの女性に渡したハンカチを差し出す浜辺の彼まで歩く。]
ん、ありがと。
[砂まみれになっているハンカチを受け取り、軽く空中で叩く。ぱらぱらと砂が零れ落ちて、風に吹かれて見えなくなってしまった。 おれら人間も、こんな風に消えてしまうのだろうか。考えるだけ野暮だと分かっていても、時々頭を過るこの世界の常識。 ハンカチを渡した彼の首元を、目を細めて一瞬見つめてから、脱いだ靴の元へと向かう。 渡されたハンカチで軽く足を拭い、元どおりに靴を履く。だった少しのことなのに、靴下と靴の感覚を久々に感じる。]
じゃあ…、おれは広場にでも行こうかな。 テッド、また。
[またハンカチを空中で叩き、砂を落としながら、そばにいた男に別れを告げる。 ハンカチを軽くたたみ直しポケットへと突っ込む。 ざり、ざり。村の中央にある広場へと行くことに決め、砂音を立てながら歩き出した。*]
(51) 2015/04/06(Mon) 08時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/04/06(Mon) 08時頃
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どーいたしまして
[叩かれて落ちた砂がパラパラ、風に流され浜辺に紛れると。たくさんの人間がこの浜に紛れてる気がして、少し嫌になった。 儚ぇな、ってちらりと>>51ベネットに視線を移した時には相手もこちらを見ていた気がしてジトと見つめ返す。]
(52) 2015/04/06(Mon) 11時半頃
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[元通り、靴を履き始めた>>51彼に一声掛ける前に別れの挨拶を告げられ。特に気にするでもない。自分も退散するかって同じ方向を向いただけ。]
おう、またな。
[ひら、と雑に手を振って別れの挨拶を。あーまた暇になったな、ってそこだけ残念そうに。]
(53) 2015/04/06(Mon) 11時半頃
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…お、こっ…て?…ない。 怒って、いないよ。ごめん。
[別に、この子が悪いわけじゃあない。 元より責めるつもりもないところに、小さくない体をそんなに縮めてしゅんとされてしまったら、…流石に、心地悪いじゃあないか。 居た堪れなさにぐるりと下げた眉は、怒っているなんて取られなければ良いのだけど。
だから、ほんの些細な一言で、その子を喜ばせる事が出来たなら。 今だ、とばかりに畳み掛けた。――別に、素っ気なくしたい訳でも、ないのだから。]
……そ、そう。ひみつ。 きみも、きみのおかあさんも、そっちの方がきっと良い。
[彼の為と、それから自分の為にも。 秘密なんて可愛い言葉で誤魔化しては、ほろりと綺麗に、綻んだ表情に目を細める。
―― 可哀想 な子だと、思っていたはず なんだけど、 ]
(54) 2015/04/06(Mon) 12時半頃
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…ん、……ああ、そう。 偉い…?ね。
[此方から尋ねたのだから、答えが来るのは当然。 はっと意識を戻して、逸れた思考を慌てて修正しながら、伸びた腕にはおずおずと腕を伸ばした。 袖が捲れないように押さえて、神経質に腕を通す。
子供は体温が高いと言うけれど、この子もなんだろうか。 厚く着込んだ袖から答えを得る事はできないまま、煮え切らぬ思考に小さく唸った。]
ハンバーグ、…ハンバーグ、か。 …しばらく食べてない、なあ。 良かったね。…楽しみだね。
[歩幅を合わせなければ、とか、妙に気を使いながら、じりじりと歩を進めて、]
――ぇ、
[曖昧な歩幅は、つん、と一度、石畳に引っ掛かった。 まさかそんな事、聞かれるとも思っていなかったものだから。]
(55) 2015/04/06(Mon) 12時半頃
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…おれに?…………えっと、
いらな、……ぁ、いや。 好き、じゃない。…うん。あまり。ごめん。 ―――だから。おれの分も、食べると良い。
[――好きと、嫌い。 一体どちらで答えるのが、彼の為になるのだろうか、と。
結局、勝ったのは自己防衛。 子供の真っ直ぐな好意は居心地が悪くて、…何か面倒なことになったら、堪ったものじゃあない。 なんとか上手いこと、それっぽく繕ってはみたけれど――上手くいったかどうかは怪しいところ。]
たくさん食べて、大きく…なりなよ。 ……大きく…、ぁー、……たぶん。
[子供への接し方を、多く知っている訳じゃあないから。その一言は、この子に限っては不似合いだったかもしれない。
菓子の一つも持っていたら、機嫌も取れただろうに。広場と共に近付く、商店街のパンの匂いを感じながら思う。 歩く速さを落とさないようにするので精一杯なのは、あまり認めたくはなかった。]
(56) 2015/04/06(Mon) 12時半頃
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やぁ。
[手を軽くあげ、目の前にいる女>>0に挨拶をする。その女は、"昔"と変わらず、抜けた顔でこちらを見ている。]
変わらないな。 何もかも。
[口角を釣り上げ、女に笑ってみせて。]
(57) 2015/04/06(Mon) 13時頃
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[ 怒ってない>>54って言ってもらえたら、ほっと ひとあんしん。 ぼくは よく怒られるから、気をつけなくっちゃ
どうして 秘密の方がいいのか よく、分からなかったけど。 おにいちゃんがいうなら、きっとそうした方が いいんだと思う。
だから、ちゃんと秘密にしなきゃって口を閉じて。 まあるいおめめが細まったのには 気づかないまま ]
えへへ えらいでしょう。 おかあさんもね、ほめてくれるよ。
[ 期待とおりほめてもらえたから、もっともっとうれしくなっちゃう。 のんきに腕を組みながら やっぱり、ぼくはわらう ]
(58) 2015/04/06(Mon) 14時頃
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うん。 お手伝いをするとね、褒めてもらえるから。
だからぼく ハンバーグがすきなんだ。
[ ついつい 聞かれてないことまで言ちゃって 好きかってにあるいてたら、おにいちゃんは あるきにくかったかも>>55。 気づかいなんて、ぼくにはできなかったけど。
それでも、おにいちゃんの 歩調がみだれたなら ほんのすこしあるくのを遅くして、様子見したり ]
…………
[ 目に見えて慌てるおにいちゃんの その表情に ――あぁ、迷惑なんだなって ようやく気づく。 ……これだから、ぼくは だめ なん だ ]
(59) 2015/04/06(Mon) 14時頃
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そ っか。 うん、そーだね。
[ なるべく、明るい口調で。 なるべく、残念そうにならないように。 たぶん、上手くいってると思う。 すくなくとも、おにいちゃんよりは ね ]
うふふ。 ぼくがいまよりおっきくなったら おにいちゃんのくびが いたくなっちゃうよ。
[ おにいちゃんは 多分、不器用な人なんだろうな。 それでもきっと ぼくを 気づかってくれてるから。 ただぼくは わらう わらって―― 、]
(60) 2015/04/06(Mon) 14時頃
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[ 商店街が近づいてきたなら、意識して足をはやめて。 はやく、おにいちゃんを解放してあげられるように 秘密だから、誰かに見られないように
今度はこっちが気をつかってみたけど 大きなお世話 だったかも ]
それじゃあ、ぼくは やおやさんに いかなきゃだから。 おにいちゃん、ばいばい。
[ 何かにせかされるようにして 商店街の入口に。 そうしてつくなり、ぱっと腕をはなそうか ]
(61) 2015/04/06(Mon) 14時頃
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――ばいばい
[ もう一度、お別れの言葉をかさねて 手をふるみたいに腕をふれば、それは返してもらえたかな。
どちらにしても、あとはただ 八百屋さんにむかってあるきだすだけ* ]
(62) 2015/04/06(Mon) 14時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/04/06(Mon) 14時半頃
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[一歩一歩すすめば、広場の石畳はぺたぺたと音がする。 街中に戻ってもなお、彼女は靴を手に提げたまま歩いていた。 真っ白なシルクの手袋の防御感と裸足の無防備感の組み合わせは誰の目にも奇異であったろう。 とはいえ、まわりからの好奇の目が今更気になるはずもなく。 …図太さは彼女の長所でもあり短所でもある。]
やぁやぁ。今日もよろしく。
[教会の頂きに聳える十字架に片手をあげ、お愛想しておく。 信仰心があるわけではないからこそできるのであろうカミサマへの軽い挨拶。
これが窘められるようなことだとは露ほども考えていないのだろう。 そういったことを彼女に教えてくれる相手はどこにもいないから。]
(63) 2015/04/06(Mon) 14時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2015/04/06(Mon) 14時半頃
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[無邪気な笑み>>59には、うん、だとか、ああ、だとか、煮え切らない返事を返す。 会話に着いて行くのも、歩調を合わせるのも、決して嫌とは思わなかったけれど。 ただただ後ろに続くのも、…たまに彼の歩みが緩まるのも、どこか情けなかった。]
…………、うん、
[曖昧な相槌の、ほんの一瞬。 にこにこと、普通の人間ならばつられて頬を緩めてしまいそうな子供の笑みが、ほんの一瞬だけ翳ったように>>60、…思えたのだけれど。]
……ぁ、あ、そうだ。 そうだね、……。
[それよりずっと詰まらない顔をしている自覚はあったから、確かめるつもりにもなれなかった。 対照的に、ふわふわと向けられる柔らかい笑いはそれまで通り。
ーー何より、自分のせいで、この子の表情が歪んだ なんて。 本当は解っていたとしても、…わざわざ思い知りたくなどない。]
(64) 2015/04/06(Mon) 16時頃
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[急に早まった足取り>>61は、小さな子供にはやくはやくと手を引かれるのとは訳が違う。 此方だって子供でもないのだから、転びこそしなかったけれど。]
――――ぇ、…ぁあ、
[打って変わってどこか急いた様子と声とに引きずられるまま、急に離れてしまった腕に。上げた声は、狼狽。
――そんなにあっさり離されるとは、思っていなかった、ものだから。]
(65) 2015/04/06(Mon) 16時頃
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[二度目の言葉>>62にも、すぐには何も言えないまま。 ゆらゆら振られる腕はぼうっと眺めて、その腕が降りるか降りないか。そこまできてようやく、手袋に包んだ手のひらを持ち上げた。]
………、ああ、…ばいばい。 ……ありがとう、…。
[手を上げたまま、離れていく背中をぼんやりと見送って。 ようやく口を出た言葉は、届いたかどうかも怪しいところ。 ――そこで改めて、柔い日差しにくらりと目眩を覚えた。
子供のお守りをしていたのは、"どちらだっただろうか"…なんて。 あの子と共にいる間はすっかり忘れていた冷や汗が滲むのを感じながら、初めて気付いた。*]
(66) 2015/04/06(Mon) 16時頃
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[しばらくその場に立ち尽くしながら、思い出したような鈍痛を押さえようと、こめかみを指先で無理やり押し込む。
じりじりと目眩を誘発する日差しから逃れるように、目に付いた雑貨屋へとふらりと立ち入って。 籠に積まれた飴玉の山を見て、手をのばしかけて――止めた。
――もしも次に会ったら、あの子に渡そう。 そう、思ったのだけれど。
何が好きか、あの子は聞いてくれたのに、こちらはあの子の事を何も知らない。 そもそも次なんて、他ならぬ自分が望んでいない。あったとして、きっとまた、上手くできないに違いない。 ――こんなに拗れて絡まってしまったのは、いつからだったろうか。]
…………おれ、も。 こどもで、いたかったなあ……、
[きらきら、眩しいくらいに輝く飴玉を見下ろして呟いた言葉は、それだって結局、言い訳じみた羨望。 額に滲む汗を手の甲で拭って、そのままずるずる、棚の陰に座り込んだ。*]
(67) 2015/04/06(Mon) 16時頃
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[かつん じゃら ん。
足音と、鎖の音 ふたつまとって、ぼくは あるく。 目的地は決まってるから、いつもよりしっかりした足どりで ]
おじさん、やさいちょうだい!
[ いつも来る八百屋さんにつけば、元気よく声をあげる。 おじさんは ぼくの 手ももう、慣れっこだから。
ぼくの ポケットからメモを取りだしてくれて そのぶんだけの野菜を、かごに入れてわたしてくれる。
野菜を買ったら、次は お肉屋さんに。 こっちも同じようにして、お買い物はおしまい ]
(68) 2015/04/06(Mon) 17時頃
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[ 残ったお金は おこずかいよって言われてたから ぼくは なにかないかなってあるきだした。 お菓子とか おもちゃとか 別にほしいものは、ないんだけどね。
うろうろ 歩いていたら、また 知ってる顔>>28を見つけて。 肩にかけたかごを揺らしながら ぼくは ほんのちょっと、足をはやめる ]
――……おじちゃ ん!
[ どすん 。 その背中にとびつくように ぶつかったら、おじちゃんはどうしただろう。 一応加減はしたからね、きっと 倒れはしなかったろうけど ]
(69) 2015/04/06(Mon) 17時半頃
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[ あのこの為に、よく教会にもお参りにいくから かみのしもべ のおじちゃんとは ちょっとした、顔見知りのつもり。 どころか、こっちは懐いてるくらいの 勢いで。
向こうがどう思ってるかは、知らないけどね ]
…………たばこくさい。
[ うえぇ って、苦い顔をしながらおじちゃんから離れて ぽつり。 ぶつかったことを怒られるかもしれないけど その時は素直に、ごめんなさいをしようかな ]
……その子、だあれ?
[ そうしてようやく おじちゃんの先の人影>>15に気づいたなら 首をかしげながらも、あいさつしなきゃって考える。 だって あいさつは大事だって、お母さんが言ってたもの。
――それでも やっぱり お邪魔なようなら、すぐにここをはなれなくっちゃ ]
(70) 2015/04/06(Mon) 17時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/04/06(Mon) 17時半頃
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[長い間、暗闇にいたからか。太陽の光は眩しすぎて、どうも顔付きが渋くなってしまうけれど。自然の光も嫌いじゃないのだ。たまにの外出は、いい気分転換になる。]
……………。
[真っ黒な服に身を包み、輝く世界を巡り歩く。他人の目には、どこか不自然に映ってしまうかもしれないけれど。自身の気分は、とても晴れやかなものになった。
そうして広場に辿り着けば、目に留まったのは色鮮やかなアクセサリーを売り出す、小さな屋台。 輝くそれらに視線を奪われ、吸い寄せられるようにそこへ向かえば、うっとりと頬を緩めたことだろう。]
…………綺麗だ。
[――似合わないということは分かっているのだけれど。 別に自分が身に付けたいと思うわけではないし、と言い訳じみたことを考えながら。暫くその場でひとり、色とりどりに輝くその美しさを楽しむことだろう。]
(71) 2015/04/06(Mon) 17時半頃
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――うお、っ…と、
[傍の嬢ちゃんからの返事はどうだったか。そりゃ分からんが、確かなのは俺の煙草が今度は箱ごと、地面に転がってしまったという事だ。 返事を待つ間に一服でもしようかと、ポケットに手を入れたのがマズかったのか……しかし、こうも突然背中にぶつかられるとは思わんだろう。
地面に溢れた煙草の数は二本。さっきのと合わせたらこれで三本か……あぁ、勿体無い。]
…………坊主。
[誰がぶつかって来たかは予想が付いていた――ご丁寧にも呼び声付きでぶつかってくれたモンだから、当然と言えばそうなるが。 哀しみと恨めしさとを込めてぐいっと眉をハの字にして、背後を見れば案の定。 餓鬼の力だ、ぶつかられても痛くは無いが……坊主の手首から伸びた硬い鎖は少しだけ、痛い。]
(72) 2015/04/06(Mon) 19時半頃
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教会の外くらい吸わせろ、アソコじゃ吸ってねェだろう。 ……見ろ。お前のせいで俺の煙草が二本も駄目になっちまった。
[ぶつかって来ておいて文句を垂れるような坊主には、背を屈めて顔を近付け、煙草の匂いをプレゼントしてやろう。 勿論、地面に落ちた煙草を指して、自分のした事の重大さを思い知らせてやる事も忘れない。 反省したようなら、あるいは濃くなった煙草の匂いに降参する素振りでも見せたのなら。ぐしゃぐしゃと坊主の頭をかき混ぜて、肩に掛けた籠の位置を直してやるくらいはしてやっただろうが。
落ちた煙草を拾い、着いた土を払う。中まで汚れちゃいないようなのが救いだと一歩取り出し咥えれば、マッチを擦って火を付けた。]
はぁ……美味い。お子様にゃ、この味の良さが分からんのだろうがな。
[ふうぅ……と上空へ向けて長く煙と息を吐き、坊主に向けて薄く笑う。この坊主はどうやら見た目よりも中身の方がずっと幼いようだが、どっちにしろ自分にとってはお子様な事に違いはない。
そうして坊主の次の興味は、近くの嬢ちゃんへと移ったらしい。まったく、餓鬼はすぐに話が変わるから、付いていけないったら。]
(73) 2015/04/06(Mon) 19時半頃
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お客さんか……誰かの家族か。さぁどっちだろうな。
[坊主の興味に乗っかって、嬢ちゃんに向けて首を傾げる。返事があれば顔をそちらに、無ければ坊主の肩にかかった籠の中身に視線を向けた事だろう。
教会に来ては、熱心に祈りを捧げて行くこの坊主と話すようになったのは、さていつ頃からだったか。今じゃあこの通り、道端で飛び付かれるくらいには懐いて頂いている。 最初はその手の奇怪さや、言動の幼さにに驚きもしたモンだが、それもあぁ、慣れた。 ……餓鬼は元々、苦手だがね。]
坊主は買い物か。ちゃんと出来たか、ん?
[煙草の先が赤く光り、口の中に煙が広がる。自分の吸うものは匂いの強いものだから、坊主も嬢ちゃんもいい顔はしないかも知れんが。 今日は負けたモンで、帰って一人寂しく缶詰でも突っつこうかと思っていたのに。 美味そうな肉と野菜を引っさげている坊主の姿に、少しだけ虚しい気分を味わいながら、溜まった煙をゆっくりと、吐いた。]
(74) 2015/04/06(Mon) 19時半頃
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[ ばーんってぶつかっても おじちゃんは やっぱり倒れたりなんかしなくって>>72
そうじゃなきゃ 困るけど ちょっと悔しくなっちゃうのは、なんでかな。
あぁ、でも 八の字眉を見たら なんだか満足しちゃったり ]
………… おじちゃん、たばこってね からだにわるいんだよ。
[ あれ 怒られるところが、思ってたのと違う。 てっきり、ぶつかった方を怒られるかと思ったら おじちゃんは、たばこばっかり気にしてて。
ちょっと呆れながら、誤魔化すみたいに言ってみたけど どうだろう ]
(75) 2015/04/06(Mon) 21時半頃
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……っわ、
もー、しょーがないおとなだなあ! あやまればいいんでしょ!
[ 近づく顔>>73にはすこし驚いて でも、濃くなるたばこのにおいに、思わず笑っちゃう。
したことの重大さなんて 分かんないけど。 一応降参してみれば、くしゃりと頭に乗るてのひら それと、かごを直してくれる手に、にっこりわらう。
頭をなでられるのは すきだよ。 だって、褒められてる みたいだもん ]
……おいしいの。 なら いっぽんちょうだい?
[ ん、って。口を開けて、ベロを出して そうしたら、たばこは もらえたかな ]
(76) 2015/04/06(Mon) 21時半頃
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