人狼議事


278 冷たい校舎村8

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 [ あたしはぐるぐる巻きのマフラーに埋もれたまま、
  コンポタを持つ喜多仲君のところまで歩む。
  うぇいうぇい×ノリが続くまでの挨拶は、
  きっとお互い気分じゃないね。

  スマイルはタダだし、
  これでいいってことにしましょう。
  あたしのスマイルは演技指導のいらないもの、
  ……だと思います、脚本先生。
  少なくとも今はね。まだぎりぎりね。 ]

 




 [ 映画とかであるよね、こういうの。
  文字だけの話ならいくらでも見られる。作品の一部。
  キャラクターや展開を色づけるためのもの。

  あたしは特に震えることもなく、
  "あと一時間ぐらい経てば終わるんだな"なんて、
  エンドロールの瞬間を惜しんで、
  チュロス咥えたまんま、眺めていられる。 ]

 




     [ やっぱり終わるのって怖いね。 ]

 




 [ あたしはやってもらう分には、そりゃあ。
  ありがたく受け取ってしまうにんげんだから、
  大人しく解かれましょう。
  暖かいよこのマフラー。ヒーローの色です。

  コンポタそのままだね。
  これが終わったらゆっくり飲んでください。
  あたしはおしるこでも買おうかな。 ]

 




   ……なんか、終わるの 怖いなって思って、
   そしたら、走っちゃった って、いうか。

 [ 何が、とは、言わなかった。
  フツーそうだよね、って、言えなかったよ。

  いつかあたしが熱弁したうちに、
  "この話終わるの嫌だね"って、
  そういうものもあったと思うけれど。

  なんだろね、あの時みたいに、
  外の空気は熱気に包まれてなかったし、
  むしろ、寒すぎて、冷たすぎる。 ]

 




 [ カンカクテキな感想だと笑いますか。
  笑えないかな、こんな状況。

  冷たい息を吐きながら呟いて、
  すこし、遠く。
  ……ああ、生きてるあの子がいたから、
  声はかからなくても、空いている両手を軽く振って、

  あたしと喜多仲君、
  ふたりぶんの挨拶を送ろう。 ]*

 


【人】 架空惑星 レン

――現在:1階廊下――

[ 僕が、僕のこと、僕達のことを語っている間。
 彼は静かに聞いてくれていた>>186>>189

 そして、たくさんのことを話した後。
 彼は手を放し、ぽんぽん、と頭を撫でられる>>189

 だから、嫌な風には思われなかったのかな、って。
 ちょっと安心しながら、俯きがちの顔を上げて、
 見上げるように彼の目を見た。]

(224) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


 う、あ……

[ ありがとう、泣いていい、という、
 優しい、許してくれる声を聞いて。
 思わず涙が瞳から零れだした。]

 う、うん……うん……

[ 片手で涙を拭いつつ、
 優しく語り掛けてくれる声を聴いていた。

 僕も、優しい?>>191
 そう、だろうか。
 表に出て幸せになることを、すぐ諦めることができなくて、ぐずぐず悩んで迷ってるようなヤツなのに。

 本当に、僕も。
 友達と笑いたい、って、
 思ってても、いいのだろうか。>>191]

(225) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


 え、っ?
 な、なんで……君は、“俺”の、友達、なのに。
 僕が、居ても、嫌、じゃない……?

[ 意味わかる?と聞かれたけど>>193、わからなくて。
 こちらも首を傾げる。
 
 だって僕が表に出てたら、その分“俺”の時間が減るから。
 “俺”を奪いかねない、侵略者になるかもしれない存在だ。
 僕にそのつもりは、ない、けど。
 でも、“俺”の友達なら。
 僕の存在は、消えた方がいい、んじゃ、ないんだろうか。]

(226) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ふたり、で……?

[ 2人で幸せに>>194、と聞いて、
 ぱちくりと目を瞬かせる。
 そんなことが、果たして、できるのだろうか。

 どんな風に幸せでいたいか、問いかけられて>>196
 躊躇うように口を何度か開いたり閉じたりしてから。
 ゆっくり、話していく。]

(227) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


 僕……は、できれば消えたくない、し。
 “俺”、にも、消えずに、幸せになってほしい。

 だから……ふたりで、いっしょに、幸せになりたいって、
 思う、けど。

[ 二人とも、一緒に幸せになれたら。
 そうできるのが、一番いいとは思うけど。
 どうしても、不安が拭えなかった。]

(228) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


 僕は、“俺”の振りなんてできないし……
 “俺”に、僕の振りさせるのも、申し訳ない、し。

 でも、ありのままの僕達でいたら。
 友達ができるどころか、
 きっと、色んな人に、なんだあいつ、って、
 変な奴だって、思われる。

 それでも……それでも、
 二人で幸せに、なれるかな……?

(229) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


[ こんなことを聞いたって、
 困らせるだけかもしれないけど。

 そんなの分かるわけないって、
 言われるだけかもしれないけど。

 それでも、聞かずにはいられなくて。

 不安で、でももしかしたら、って、
 少しだけ期待しながら。
 幸俊の目を見返した*]

(230) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2020/06/20(Sat) 22時半頃




  ……おなかすいたなあ、



[ 愛宮心乃の寝起きはいつもと違う
 ミュージックなんて聞こえない無音の目覚め。

 嫌な汗をかいているのが分かる。
 滲んだ額を、パジャマの袖で拭った。

 台所へ降りて、冷蔵庫を開けた。
 ちょっとつまめるもの、……見当たらない。
 コップ一杯の水を喉に流し込んでから、
 コートを羽織り、近所にコンビニへ歩き出していた。 ]
 



[ 夢占いをしたら、どんな結果になるんだろう?

 結局、あの校舎の主は誰だったのか。
 答え合わせがままならない状態で、
 追い出されてしまった、不思議な世界だった。

 ……もしかしたら、己の内に秘めていた感情が、
 しらずしらずのうちに見せた、単なる夢だったなら、
 いいのに─── って思っていた。 ]
 



[ 愛宮心乃は歩きスマホはやっぱりしない人間だった。
 だけれど、ちょっと出かけるって時に、
 念のためスマホを持ち歩くのは、現代人ゆえ。

 コンビニのレジに並んでいる間、
 ふと、ぴかぴか通知が光ってるのに気づいたら、
 開いてみないわけがないんだよね。

 ……見覚えのあるメール。
 続いて届いてたのは、なっちゃんから。 ]
 





      しおりちゃん、だったんだ

 



[ あの、増築されたぐちゃぐちゃな校舎。
 しおりちゃんの頭の中だったんだ、って呟いた。

 どうしよう、って思って、
 コンビニのおにぎりコーナーにいた。
 夜だからか、種類はほとんどなくって、
 昆布をひとつ選んで、ビニール袋を揺らしながら、
 愛宮心乃は、走っていた。

 ついさっきまでも、走ってた気がするけど
 身体はまだ、心乃にしては軽くって、
 ぜえはあしながら、病院まで走っていた。

 ……自転車とか、親に送ってもらったりとか、
 そういう頭がなくって、ただ。走っていた。 ]
 



[ もう、だめだ── って思ったら、
 ようやく病院のエントランスが見えてくる。

 呼吸を整えるため、走るのは一旦終了。
 深呼吸をしながら、エントランスまで歩き始める。

 このときに、まだ自販機の下に人影は見えたかな。* ]
 


メモを貼った。


── 現在:病院前 ──

[ お元気ですか?元気じゃないね。
 元気だったらチョーヤバいね。逆に。

 今の状況で元気な人がいるって言うなら
 教えてほしいな。と郁斗は思う。

 やばい。って、かわいい。と同じくらい
 ふり幅のある言葉でしかないけれど、
 どうしたって、やばい。としか言えない。

 ボキャブラリー貧困?知ってる。
 別に良くね? ]
 


 
 [ 現実世界は優しくないね。 ]
 


 
 [ じゃあ夢の世界が優しいだけかっていうと、
  ……うーん。どうだろ?(笑) ]
 


 
[ マフラーを片手で解く。こと82(0..100)x1秒。
 適当にぐるぐるって巻きなおす。

 おしゃれさ?何それ美味しいの?ってふうに。
 片手で綺麗に巻けるほど、郁斗は器用じゃない。
 でも首が締まるよりマシ。じゃないかな。

 びっくりするくらいストレートな髪の毛が
 マフラーの下から露になって、
 また緩いカーブを描いていく。

 マジ髪綺麗だよね〜(笑)って、
 こんな状況じゃなければ言ったんだけど。 ]
 


 
 [ たぶん、紙と舞台の上の世界が一番優しい。
  消しゴムだって使えるし。
  練習だって出来るし。

  …………でも、もう終わっちゃったね。 ]
 


 
 [ 終わっちゃった。 ]
 



 
  終わ、……そっかあ。

[ 終わり。って単語すら、ちょっと怯んだ。
 なんたって、怖い。
 その意見に同意しかなかった。

 脚本を語るまなはだいたいハイテンション。
 だった、ので。いつもと違う雰囲気で、
 それすらも郁斗は、足元がぐらつく気がする。 ]
 


 
  まぁ、も〜病院ついたし、
  ゆっくりしなよ。
  おれたちたぶん、待つしかできないし。

[ さっき言うのをやめたっていうのに、
 つい口に出してしまった。残念ながら。

 どうしようもない事実だった。
 紫織は自殺未遂を起こして、それは過去で、
 現実の過去はどうにも書き換えられない。

 し、夢から醒めてしまった自分たちは
 もう声を掛けることなんて、できない。 ]
 


 
[ コンポタの缶にかぶさる白い息を眺めてたら、
 まなが手を振ったので、そっちを見た。

 千夏だった。あの夢にもいた。
 自分も軽く手を振って、そうしたら
 心乃の姿も見えた。また手を振る。

 続々と集まってくるクラスメイトは
 なんなんだろうな。何もできないのに。

 なんにもできないけど、こういう時って
 無駄に、足掻いちゃうよな。と郁斗は思って、
 人数は増えたのに、物寂しい気持ちだ。 ]
 


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