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マーゴが護りたいというのは、ミケ、か?
ステージ脇で、いちゃいちゃしているのやら
ミケとお揃いの耳よろこんでいたな、そういえば。
なら、トルニトスが落ちるのも時間の問題だろうか……。
マーゴの能力は、タッグ組まれると面倒だし
ミケとトルトニスは、なんだ、泥沼ってたじゃないか?
[そういえば、ガストンととも泥沼ってたのだけ?
とじいっとガストンを見る。もしかしたらズリエルだったか。少し、その辺り記憶が曖昧である。]
トルニトスのステージで剣を抜かれたからな。
理由にはならないだろうが、トルニトスが黒であるのなら、私が白であることは知っているし自身が黒であることも知ってるだろう。
逆に、トルニトスが白であるのなら、彼から私に仕掛ける理由がない。
ベネットはアイリスとマーゴの連係プレーでやられたのだから。
そんなに、驚きか?
[それほど知っていたのなら、それはやはり黒どうし繋がっていたのだろうと推測された]
ナユタがどこにもいないって、どういうことだ?
マーゴが守りたいのは、最初はアイリスを守りたいと言っていたが、少なくとも彼女が大事だと思う人に加勢するのだろうな。
[心情的には一番理解ができて、それもあったからこそ彼女に攻撃はできなかったのだろう。黒だと知ってなお]
ミケとマーゴは、ああ仲が良かったな。
ミケとトルニトスが対峙すれば、ミケのほうに加勢はしそうだが。
後はカリュクスとズリエルがどう動くか。
[もし敗者側が抜け出られないのなら――。
マーゴとトルニトスが黒側なら、ミケとマーゴには辛い選択となるのだろうか]
ガストンの声に向いた。
[ヴェラの自己犠牲が過ぎていっそ気味が悪いくらいだとか、泥沼ってなんだとか、いろいろ思うところはあったのだが。
ヤンファの沈んだ声が、気にかかった。**]
[気にすることじゃない、といいつつ、どこかよそよそしいヤンファに、なんていっていいかわからなくなった。
ヤンファいつでも可愛い妹。
そんな印象が消えていく。]
ああ、うん
[謝られると、困る。その言葉に、また黙り込む。
ただちらりと見るのは、さっき声があげたガストンのほう。]
[マーゴは白と出ているが、属しているのが黒なら、そうか黒が負ければ出れないのか……と、ヴェラの言葉で再度認識する。]
なるほど、それで宇宙人倒すと、マーゴは言っていたのか。
[呟いたあたりで、ガストンが声をあげた。
自分の位置からはヤンファの声は不明瞭にしか聴こえず。
ただ、ヤンファと一番近かったガストンには、聴こえたのだろう。]
――……どこにもいない?
泥沼というか、呪いだな。
ずっとあの調子なのは、相当きついと思うが。
[首を振る。
ベネットの表情に、なんとなく心情を察したのか、悪そうに苦笑を浮かべた。
生きたくない訳でもなく、ここに留まりたいわけでもないのだが、非常時に女性や子供を優先するのと似ている。
自分はそれなりに生きて、妻や娘には既に新しい家族がいるのだから]
ガストンやベネットのあげる声に、やや首を傾けた*
リアルにいない?
なんだ、そっか……。
[ヤンファの説明にはそう答えてみたけれど…。**]
【人】 始末屋 ズリエル──西洋墓場── (34) 2011/07/28(Thu) 20時頃 |
[ヴェラの苦笑に思うところはあるのだが、相変わらずそれは言葉にならず。ひとまず別件に意識を向けた。]
データ……―――。
[聴こえるヤンファの言葉を整理するのに時間がかかる。
眉間に皺寄せて、考えること暫し。]
データのリセットと大差ないのだろうが
なんだろうな、この焦燥感は……―――。
[考え至ること。
日常生活でもままある、機械のリセット。
人の命と同列には扱えず、けれど境が徐々に見えなくなってきている現状。厄介な時代に生まれたものだと、ヤンファもまた、中の人がいないことは知らないまま、少し遠くを見詰めた。]
ナユタが消えた、か。
ナユタの行動は中に人がいると考えると疑問の残る行動が多い。
あの白い奴が親玉なら特に。
でも、いないといわれると寂しいものでは、ある。
[ヤンファとナユタを交互に見て。当人はもっと複雑なのだろうかと思うけれど]
[カリュクスにこちらはやはり見えないらしい。
仕方ない、とはいえ見るだけしかできないのが少し歯がゆくもあった]
――。
[助かってほしいという気持ちは変わらない。それは囚われたみなに思うことで。
ふとベネットに視線をやる。
お祭りでしたことを唐突に思い出して。
目をそらした。あの後色々ありすぎて考える間もなかったけれど。
何をしていたのかと頭を抱えたくなった]
寂しいか……―――。
[聴こえた単語、鸚鵡返してヴェラを見た。
と、逸らされる視線に、瞼を瞬かせた。
その時の感情は、
嗚呼――……寂しいに似ているのかもしれない。
考えこむ時の仕草で、唇を撫でた。
あまり、このような感情には慣れていない。
その感情から逃げるように、カリュクスを見詰める。]
トルニトスがラストの黒だとは
ヤンファには届いていないのか?
[話していた時に距離があったからか。
それとも何かの制御が働いているのか。
聴こえる話題に対して呟きながら、突かれるらしい罠のようなそれも見詰めた。]
あはははっ!
もっとよ、もっとあたしを楽しませなさい。
[漆黒の大鎌と漆黒の鎖。
それらを縦横無尽に操り、最後には大鎌を投げつけて謎の宇宙人?の大群を一掃した。
楽しませる、といっても其れは家庭用ゲームで武将に扮してモブを蹴散らすあのゲームのようで。大して楽しめるものではなかったのだけど。]
ふうん、何だかんだで。
この程度のものかしらね。
[そう言って笑う。
その目にはまだ満足はしていないと言う思いが色濃く出ていたのだろうか、金色の目がすっと細められて。]
もしも抜けられないのなら……
[このまま此処に留まって。
ロクヨン内部で最悪の乱入キャラとしてやっていくのも悪くないのかもしれない。実際、彼女の現在のステータスはチートそのものであったのだから。]
なんて、ね。
[誰にともなく笑うと、彼女は1人歩き出す。
このセカイには、他にも先に逝った者が居るのだろうか。
ガストンには会ってみたい気もした。
最も……他の面々が自分の事を歓迎するとはとても思わなかったのだけど。]
棒立ちで固まってる。どうやら中の人が寝落ちたみたいだ
[と。ゲートの間に現れた何か。
そこから蒼が噴出して、やがてもう一つのゲートが現れる]
なんだ?
[明らかに、違うもの。
そちらを凝視する。
そしてガストンやベネットを見て首を傾げた]
辰次の棒立ちがゲート付近でのことなら、器用だなぁと、思ってる。
――……青いゲート、か。
[つつかれた先に現れた青に目を細める。]
宇宙からみたら、地球はあんな青なのだろうかな。
[ポツリとりとめもないことを呟き、ヴェラの視線が戻ればそれに合わそうとする……が、何故か合わしきれず、首をかしぐ。]
罠にしても、なんにしても、あの宇宙人が敷いたレールを行かざるを得ない……か。いや、私達にはどうにもできないが。
【人】 始末屋 ズリエル──ログインゲート前広場── (46) 2011/07/28(Thu) 23時半頃 |
ああ――。
宇宙から見た青、か。
[ベネットの言葉に頷いて。
けれど目を合わせない様子に違和感]
そんな色だな。
だが、私たちには手が出せない……。
[ベネットのほうをもう一度見て、それからゲートを見た。
ミケたちもやってきて、ゲート前がにわかに騒がしくなる]
―???―
そうね、何処かで。
[音無愛理の意識の中で。
自身の身体……ああ違う、アイリスの身体が火に包まれていく。
土葬よりも、火葬の方がアイリスには相応しいとマーゴは言ってくれた。そうして最後に別れの言葉まで……]
貴女とあたしが同じ仲間でよかった。
そして、アイリスの最期を看取るのが。
マーゴで本当に良かった……
[再び目を閉じる。
そうして、意識は再び“アイリス”へと溶けていく]
…あのナユタが、NPC…?
[呆然と繰り返す。]
んな、ばかな… あんなヤツが、データ?
いくら技術が発達してきてるからって…!
[否定するが。
ヤンファは、笑っている。
胸元で握り締められた手が、微かに震えているように見えたのは気のせいだろうか。
なにか言いた気に開いた口は、そのまま閉じられた。
そうしているうちに、第三のゲートが現れる。]
死とは、そういうものなのだろうな……―――。
[やはり、ヴェラに視線を合わせられないまま。
集まる人を見やりつつ、哲学めいたことを口走る。
まるで、それは 何か を誤魔化すかのように。]
例えば、死後の世界を信じるものでも
いざと言う時は、
大事な人には生きて欲しいと思う人が多い気がする。
――……掘り下げていけば、興味深い題材かもしれない。
[そう例えば、この世界でもヴェラに生きて欲しいと、何処か自分は思っていたことに気付く。]
【人】 始末屋 ズリエル へぇ、ここが弱点か。スイッチ切れたみたいだな。 (54) 2011/07/29(Fri) 00時半頃 |
死後の世界があるのだとしても、現世で生きていてもらいたいものだろう?
現世でしかできないことがあるのだから。
[ベネットの言葉に返すように]
それに、死後があるとしても死後に身体はないからな。
生きているうちとは全然違う。
[ベネットのほうを見て。生きていてほしいと思うのは勝手だろうか]
[ヤンファは笑いながら、胸を押さえて、生き残りの連中と話し始める。
そして、それぞれが、それまでにいたナユタがデータ、だと口走り、そして、そのことは黙り込んだ。]
――…
[一番それに対して反応してたかのようにみえたガストンを見やる。]
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