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ー 九想屋前 ー
[と、いう訳で
一先ず路地裏から出てここまで来たのはいいのだが。]
…………なぁ、桐生
あそこの死神、こっち見てるよな?
[いつもより小声で、桐生にだけ聞こえるように。
まだ少し距離はあるが、前方にいる死神がオレ達の姿を見付けるなりジッとこちらを見ている事に気付いたから
オレの気のせいかどうかの確認も兼ねて桐生に報告。
だって、オレ達を見るその死神の目。
獲物を見定める肉食動物みたいな目をしていたから
無視出来なかったというか。]
………どうする?
[オレ達が今どういう状況にいるのかは一応聞いてたし
死ぬ前に殴り損ねたあの死神みたいに、また殺しに来る奴だって他にもいるかもしれない。
だから、もし仕掛けて来たら
ササッと逃げるか、応戦して撃退するか
……殺られる前に、殺るか
話し合い?あの目からして応じて気がしない。
とにかく、何があってもいいように
桐生の左腕を掴んですぐ回避出来るよう構えて。
死神から目を離さず、あちらの出方を伺う事に。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
─ 九想屋前 ─
『……そうだな、見てんな。
話の通りなら、俺たちは例外。
死神にとって不本意な、目障りだろうな』
[今この状態では、自分たちが賞金首になっているとは
まだ想像もしていないこと。
前方の死神を視認すればテレパシーで答える。
テレパシーを使ったのは、その情報を
自分たちが得ているのかどうか
他の死神は把握していないだろう為。
どうする?
W聞けぇ!!このヨクトグラムども!!!W
[にぃ、と三日月を浮かべた、黒のタトゥーめいた
翼を持つ死神が放った言葉に
「よ、よくと………????」
と目が点になって固まった。
そんな自分を前に、カラカラと笑う死神は
だいぶ若い。恐らくは自分と同じくらいか。
厨二病を拗らせたのだろうか……と思いながらも
気を取り直して前方の相手に注視する]
Wお前ら二度も死んだ癖に生き返るなんざ
逆行列!気に入らねえ!!
しかもコンポーザーから生きる権利を掴むチャンスを
もらったなんてクラッシュ!糞食らえだ!!
コンポーザーも気にいらねぇがお前らを虚数にして
インフィニティ!!
俺様の糧にしてやるぜ!!W
…つまりは俺たちみたいな例外がいるの
気にいらねえから殺しに来て
それが死神かコイツの得になる…?
[ひく、と眉が跳ねたのは仕方がない。
彼独自の言語になりつつ相手の言葉に
理解が追いついていない現状。
こう言う作戦なのか、素なのか。
男はケラケラ笑っては、両腕を広げて掲げた、が]
W……………ッ?!W
[いつの間に現れていたのだろう。
ザパン、とコンクリートから現れた黒いサメが
足元から死神に飛びかかり、飲み込んでいく。
叫びもなく飲み込まれた名も知らぬ死神に
派手に肩を跳ねさせてしまったが]
………えっあの黒いノイズ
死神も襲うのか?!
えええええ、あっちのがヤバイ!!!
[哀れ、飲み込まれた死神は忘れられた。
そして此方に向かうサメに氷槍を放ち
牽制して動きを鈍らせながら]
公園に行くぞ、豊原!
彼処なら見晴らし良いし
いきなり飲み込まれる率も低くなるだろ!
[建物か並ぶこの場所よりも、遊具などで
多彩な足場を選べる方が有利と判断。
一先ずの逃走を申し出るが、
果たしてそれは吉と出るか凶と出るか]*
メモを貼った。
![]() | 【人】 座敷守 亀吉 (119) 2017/06/22(Thu) 11時頃 |
![]() | 【人】 座敷守 亀吉 (121) 2017/06/22(Thu) 11時頃 |
![]() | 【人】 座敷守 亀吉── →東エリア ── (123) 2017/06/22(Thu) 12時頃 |
![]() | 【人】 座敷守 亀吉[忠告した端から、如何にも危うそうなサブミッションを出す割には、 (126) 2017/06/22(Thu) 12時半頃 |
![]() | 【人】 座敷守 亀吉[さあさお立会い、此処に参りますは魑魅魍魎よりも恐ろしい黒い雑音の群れでございます、>>@46 (130) 2017/06/22(Thu) 13時頃 |
メモを貼った。
メモを貼った。
![]() | 【人】 座敷守 亀吉[本来は逆なのだろう。 (148) 2017/06/22(Thu) 18時頃 |
― コキュートスJ/屋上展望台 ―
[道中7体の死神に襲われはしたが、調子を取り戻した自分と、後ろで支えてくれるパートナーの存在の前には敗北はなくて。
展望台に辿りつけば、サイガワラの光景
これがゲームの後半戦、という意味合いなのか、はたまた何か別の意味合いがあるのか]
[ふと、丈司の方を見ると、何かを決意したような、そんな表情で
………生き残る、か。
このノイズたちって、大本がいたりしないのかしら。
[初日に倒した蝙蝠とその配下のように、根元を断つことができないのだろうかと。
それは"死者"の自分たちにできるのだろうかと、そう考えた]**
![]() | 【人】 座敷守 亀吉[両断された目の前の黒が、霧に還るのを確認しないまま。 (153) 2017/06/22(Thu) 18時半頃 |
大元…確かに…
[確かにこれだけのノイズが発生しているのなら
だったらノイズの動きをよく辿ってみれば手がかりを掴めないだろうか?
よぉく観察しようとした時]
[―バサッ!バササッ!]
うわ…!?
[唐突に耳に入った音を不審に思い空を見上げれば
まっくろな鳥の群れが上空からこちらを狙い近づいてきている。
黒といってもカラスじゃない、それよりもっと危険なもの]
…パティさん、守りはお願い!
[相手が空から、複数となれば彼女の能力では分が悪い。
黒いノイズ相手にどこまでやれるかわからないが、それでも少年は構えた*]
メモを貼った。
[この場から逃げるにもまずは数を減らすか、もしくは向こうから退散するように持っていかなくてはならない。
彼女のサポートを受けながら広範囲に狙いを定め、一気に黒い鳥達の生命を花にかえていく。]
…ぐっ…こ、この……!
[しかし
次第に数を減らし、やがて赤い花が頭上だけでなく周囲にまでその範囲を拡げはじめたというのに、黒い鳥ノイズ達はひるむ様子を見せなかった。
こちらの命を奪うまで退く気はないというのか?]
『……で…』
『…に…いで…』
[さらに5羽のノイズが力尽きた頃だったか
脳内に直接響くような声が耳に入ったのは。
またかと思いちらりと周囲を確認するも、輪郭だけのナニカの姿は見えないようだ。
不思議に思い、もしやパティさんからのテレパシー?
と注意深く耳をすませてみれば]
『やっと…やっとこっちに気づいてくれたね』
[見えない手に心臓を掴まれたような錯覚と、とても嬉しそうな女の声。
瞬間視界は暗転し、意識は深い深い海に引き摺りこまれていく*]
─ 抹茶ミルクの飴 ─
[そう言えば、ずっと持ち歩いたまま
使えてないものがある。
カタミ薬局で買った抹茶ミルクの飴。
怪我を治してくれた縁のお礼にと。
何せ抹茶のドリンクを飲んでいた記憶があったから
そんな気遣いもこの数日、出会うこともなく
なまじ飴の外袋も血まみれになっていたから
それに気づけば飴の袋を開いて
中身を巾着袋がパツパツになるまで詰めて
残った分、自分の口に放り込む。
相棒にも一包み。
そして、外袋は適当なゴミ箱に投げ捨てた。
そんな、様々なものに狙われながらも
のんびりとしたワンシーン]*
![]() | 【人】 座敷守 亀吉── 東:呉商堂書店前 ── (171) 2017/06/22(Thu) 22時頃 |
[水面へ降り注ぐ光も届かない
深い深い
水の中
頭を撫でるつめたい手
ねぇ、ぼくの隣にいるきみはだぁれ]
[ 考え無しだったのは認めよう。
例えばこの先、
どうやって私は無事に着地するか、と聞かれても
正直そこまで考えは及んでいなかった。
死神の笑みが見えても、
── いや、たとえ笑みじゃあ、なくても
私は怯まず、その胴を叩き付けようと
して
─── !?
[ 引っ張られた、のは意外だった。
更に言うなら死神の懐に収まったのも、
全くもって、考えていなかった。
驚愕の表情を浮かべたのが
自分自身でも分かる。
殺すつもりで向かっていた私は完全に、
向こうも殺すつもりで来ると思っていたから、
鎖を握る手で 胸元を叩きはしたけれど
それが効くはずも、無い。 ]
[ …"まだ""ここで"死ぬわけにはいかないのに! ]
![]() | 【人】 座敷守 亀吉[序で、これが今まで通りのものであって黒くはない事に、僅かな疑問を覚えながら。 (172) 2017/06/22(Thu) 22時半頃 |
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