人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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[からかわれたので、じろりと睨んでやった。
父の晩年を思い出した。
輝かしい光を頭に頂いていた。
ああなる前に死んでよかったと少し思った。

月は煌々と照っている。
残酷なまでに生前と同じく美しい月が。]

 ───。

[語られる言葉に静かに耳を傾けている。
「あの子らの声を聞く余地は
なかっただろうか」……そう言われて、
空を見ながら考える。

「過ちは一族の手で正さねばならない」
そういう前に話を聞くべきだっただろうか。]


…わからない。

[見えぬSOSに手は差し伸べられなかった。

水平を保っていた両の天秤で
生ぬるさの中、気づけなかったことに
ルパートは気づいていたのだろうか。

向けられた視線に、ゆっくりとそちらを見る。

昔と変わらぬ柔らかい口調と、
年長者としての
少し固い口調が混ざり合っているようだ。

助けたかったという言葉は本当なのだろう。
同族を殺したいと思ったことがないというのも
彼の口ぶりから、実行犯ではなく理解者だったのだろうかというのも]


(──……君は、
わかってて、あんな、)

[誤解させるような言葉の意図を理解して
苦いものを飲み込んだ。
馬鹿、という言葉は内心に留めておく。]

 ……そうかい。

 僕は──。

[言葉を止める。首を振る。

死んだ人間の娘を思って絞り出された嗚咽に
何より突き動かされていた。
あれは悪手だったのか。
手負いの獣を更に追い詰めることだったのか。
そもそも───……。

今となっては、考えても詮無きことだ。]



[どうすると問いかけた。
行くよ、と彼は答えた。
ルパートが足を踏み出すのを見て、
男もこくりと頷く。

──ざあ、という風を頬に受けながら
村の方へ歩き出した。*]


─有漏路にて─


投票箱は無慈悲に今日の処刑者を選び出す。
村の何処かで、グレッグが掟を破ったこと
クラリッサのまじないのことを聞いた。

二十数年前に村の外れに移り住んだ女。
彼女の孫だから力を持っていたのだろうか。

……グレッグは、あの聡くも優しい青年は
何故、と考えて思考は止まる。

わかるのは、ルパートは
悲しむだろうということと
メアリーが──あの少女は
とうとう孤独になるのだということ、だけ。]


(……いつまで続くんだろうな)

[少なくとも原因の一端を担う男が
小さくため息をつけば、
夜に溶けていくように姿が翳る。
ふわりと揺れるのは耳か煙か、]

([懐かしい呼び声がした])

[そちらに向かえば、殺伐とした盛り土の上
月影に照らされては闇に浮き上がるようにして、
色とりどりの花が揺れている。]


[紫苑の花の前に、
薄桃色の薔薇のような少女が立っていた。
幸せになるのを見守りたかった、
患者であり娘のような存在が。]


  ……君こそ、こんな時間に。

[危ないだろう、とは口にしなかった。
目の前の娘の身を案ずる資格ももはや無く
霜天のように冷えた心と目で、
漆黒の髪が花弁の如く揺れるを見ている。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ひかりが在るのは目の前なのに
はたしかに背後から、夜風に乗って耳を撫でる。

 そもそも「彼ら」の声は、聞こえはすれど
 「こちら」の姿は見えぬもの。
 「こちら」の叫びも聞こえぬもの。

ルパートと、わたしと
さっき宿屋の裏手で嫌というほど思い知ってきたものだから
そのおとが、こえが、あの日と同じでなかったのなら
わたしはきっと、場に居ぬ3人目を疑っただろうに。]


  …………せんせ。


[声の主を呼ぶ名に乗ったのは疑問符ではなくて

落胆と、寂寥と、懐古と、悲哀と、   …安堵。]
 



[背後へ振り向きながら
小さな左手は、右に絡んだ糸に触れるが
緩んでいたのは嘘のように帯のすがたを取っている。]

  ここからね、ここに来いって糸が伸びていたの。

[ さらり、手首を撫でて指し示し
彼のほうへ向けようとして また戸惑う。

あの日は確かに視えたのに、
いま目の前の「せんせい」に光は無く
別け隔てなく染められた黒があるばかり。

わたしのいちばん見慣れた景色ではあるけれど

ふ、と。口から零れたのは小さな心配。]
 



  ……寂しくなかったですか。

[彼が何故、どうして死んだか問う気は無いけれど
全てを取り上げられ「こちら側」に来てからの事を案ずる。

一歩、 闇に近づく足は土を踏み
伸ばす腕は、声との距離を確かめるためのもの。

その先にあるのは闇のような霧か、
あの日と同じく握られた拳か。

触れられなかったとしても、やはり何も聞かずに]

  せんせ。今日は、誰のお墓まいり?

[問いながらも、なんとなく。
傾けた顔をルパートが眠る場所へと *向けた*]
 


メモを貼った。


―幼い頃の話―
[幼い頃の話。
従妹が3歳になり歩くのが上手くなってきた頃の話。
叔父と叔母には内緒で、少年は歳の離れた従妹を
村の傍の河原へと連れていったことがある。

川は絶対に危ないから行ってはダメと、
叔母にきつく言われていたのだけれども。

兄貴分の幼馴染に連いて回った遊んだ
河原の記憶はとても楽しいものだったし
何より自分がついているのだから危なくない。
水の冷たさにキャッキャと笑ってはしゃぐ従妹、
その姿を見てやっぱり連れてきてよかったと思った。

その直ぐ後だった。
従妹が、足をすべらせて川に流されたのは。]


[血の気が引いて、慌てて従妹の元へと駆ける。
幸運なことに、
従妹はすぐ傍にあった岩に引っ掛かり、
擦り剥いただけで溺れて流されていく事はなかった。

岸まで従妹を抱え上げて降ろして
驚きと、こわさと、擦り剥いた傷のいたみに
泣き始めるびしょ濡れな従妹を必死に慰める。

『ごめん。メアリー、本当にごめん。』

ドナルドが案内してくれた時は上手く行ったのに。
少年がやったら失敗してしまった。
岩がなければメアリーは流されていたかもしれない。
その事実に気付いて、ぞっとして。]


[叔母の言いつけの意味がようやくわかる。

叔父と叔母がどれだけ従妹のことを大切にしてるか、
体の弱い叔母がやっと授かった小さな宝物のこと、
家族のことを少年は傍でずっと見てきたから。

少年の失敗で、
その宝物が喪われてしまっていたかもしれない、
そう思うと――――…

『おにいちゃん、おにいちゃん、』

しゃくりながら、たどたどしい口調で、
幼い従妹が小さな小さな手を伸ばす。
頬に触れる小さな手は、温かくて、生きていた。
気付けば少年も泣いていて、
メアリーと2人涙が枯れるまでわんわんと泣いた。]


[その後、
従妹と共に宿屋の裏にこっそりと戻って。
河原に行ったことがばれないように、
井戸の水を2人で頭から被った。

新しい遊びに喜ぶ従妹と、
そんな遊びを教えちゃダメと叱る叔母。

叔父は子供2人の真っ赤になった目に
気付いていたようだけれども、
あの後叱られたのか問われないまま終わったのか。

その部分だけ、
記憶は都合よく 切り抜かれている。**]


メモを貼った。


[呼び声は生前と変わらない。
いや、その音には生前とは違う
様々な感情の色が込められていただろうか。

男は、静かに乙女が此方に振り向くのを見た。
右手に煌めく糸の意味は知らず。
指先が辿る道筋は彼女の手首から此方へと向き
戸惑うように宙で止まった。

形をとりもどしてはいたものの、
ルパートの喉は殺した時と同じく抉れてしまっていた。
今、焼き尽くされた自分の体は
どのように見えているのだろう。]


 ……糸、か。

[外して、託した赤い宝石があった場所に
自分で触れた。
続いた問いには、小さく「大丈夫さ」と添えた]

 皆が僕の事を死んだ死んだといいながら…
 深刻そうな顔をするのは、 ……目の前にいるのに
 随分と、滑稽だった それだけさ。

 君こそ。寂しかっただろう。

[小さく笑う。声には寂寥が滲んでいる。
マーゴットを見下ろす。
この歳で世界と切り離される。
それがどれほど残酷な事か判らぬ筈はなく。
一歩踏み出す彼女の、伸ばされる腕の先、
触れようする白いもみじを拒むことは無い。]


[掌の先にあったのは、
やはりあの日と同じく固く握られた拳。
(そこに温度はないけれど)
そっと開いて、ルパートが眠る場所を向く
マーゴットの頭を徐に撫でた。]

 ……死んだ皆の、
 いや。 今日はお墓参りじゃあないな……

[何せ死んでいるのは僕なんだから、と笑う。
それから、 ぽつり ]

 君の声がした気が してさ ここに来た。

 …………守れなかったな。
 すまない。マーゴット。

[声は繋がっていた筈なのに、助けられなかった。
君にもサイラスにも辛い思いをさせたと、
彼女の頭を撫でて、懺悔のような言葉を一つ零した*]


メモを貼った。


―自宅―

[くあ、と間抜けた声を上げて身体を起こす。
 ぽっかりと胸に空いた穴、足りない臓器。]

 あーあ、また死んだよ。
 今度は心臓かあ。

[寝ぐせのついた髪をわしと撫でてから、
 普段通り起き上がる。
 そういえばサイラスに貸したままの布が戻っていない、
 暫くはこの風穴も開けっ放しになってしまうだろう。]

 兄さん、何年ぶり?

[傍らの獣に話しかけると直ぐに返事が聞こえた。]

 『15年か、そこらだ』

[そっか、と亡霊は軽い調子で笑った。]


 交代する?兄さんなら人の方でもモテそうだよ。

[あんなに少女達に囲まれてちやほやされていたのが
 実は40手前のオッサンだなんて知ったらどんな顔になるのか。
 想像するだけで笑いが、こみ上げて、どうしようもない。
 この村では兄さんの顔なんて誰も覚えては居ないだろうけど。]

 『面倒だからいい』

 なーんだ。

[屈んで獣の頬を両手で挟む。
 そのままわしゃわしゃと黒い被毛を撫で回した。
 少し固い感触があって、それから胸の穴に鼻先を突っ込まれる。]

 兄さん、汚れるよ?

[問いかけても獣は気にせず内側を舐めた。
 暫くぴちゃぴちゃと、体内を舐めまわす音だけが部屋に響く。
 こんなことされてもぶちまけた汚れは落ちないのに。]


[手持ち無沙汰になったので、
 獣の尖る耳を引っ張ったり噛んでみたり。
 毛繕いの真似事をしていたのだけど。]

 兄さん、ちょっと、くすぐったい。

 『知らん』

[骨を舐められる感触も、まだ動いている臓器も。
 ぞわぞわと言葉には出来ない、妙な感覚に襲われる。
 それなのに獣はやめてくれないから、
 諦めてベッドの上に寝転んで好きにさせることにした。]


 兄さんに食われてるみたい。おいしい?


 『……あまり』

 ひどい!

[散々舐めまわして満足した獣が顔を上げる頃には
 黒い中に赤が混じる様にべったりこびりついて。]

 水浴びしに行こうか。
 ひどい顔してる。

[悲しんでるの?なんて茶化したら、
 せっかく無事だった肺をがぶっとされた。痛いよね。

 それから気を取り直して、いつも通り二人で出かける。*]


メモを貼った。


[ひとりにしたくないと思っていた従妹と、
ひとりにしたくないと思っていた幼馴染。

2人が共にいるその場所、届かない場所に
霊体となった男の姿もまた在った。]


 ……ラーラ……?

 …何してるんだ…、


[ぽつり、と。
目の前の光景を信じがたいと言わん呟きが落ちる。

霊体の男の瞳に映るのは、
怯えるメアリーの弱りきった姿と、
その姿に微笑むラディスラヴァの姿。]


[幼き日を共に過ごした幼馴染の、
声無き声で紡ぐ其れを、
彼女の言わんとすることを、
男はいつだって知っているつもりだった。

―――…わかっているつもりだった。

だからこそ今目の前にするラディスラヴァの姿に、
通る声でメアリーへと向けるその紅い瞳の笑みに、
言葉を失くしてただただ幼馴染を見つめる。

生前彼女に言った言葉が過る。
メアリーの傍にいてあげて欲しいと。]


[それはこのような光景を思ってのものではなかった。
"彼女が今からやろうとしていること"に、
緩く、首を横に振って名前を呼ぶ。]

 …ラーラ、
 ダメだ。

[声は、届かない。]

 こんなこと…
 しようとするのは、やめるんだ…。

[手を伸ばしてももう、
幼馴染の手を引き、止めることも叶わない。

メアリーへと微笑み告げるラディスラヴァの声、
声無き幼馴染を理解できていなかったのか。
――――…ずっと、騙されていたのか。]



 ……こんなこと、

[ラディスラヴァへ否定のかぶりを振っても
死者の声は届かず、手も届かず、
無情にも現実ばかりが刻を進めていく。]


 ―――…俺は…、っ


[その後は紡げず。
その場の行く末を見ることは耐えられないとばかりに
哀しげに表情を歪めて俯くと、男の姿は其処から消えた。**]


メモを貼った。


[ 「大丈夫さ」 って言うせんせの声
 なんだかとっても小さくて、さみしくて
 わたしは口元をきゅっと結んで、降り注ぐ声にわらいかける。

 相変わらずどこか皮肉っぽくて、諦めたような笑い声は
 「しめっぽいなあ」と思ったけれど。

 ( カビちゃいますよ )

 そう言うかわりに、手のある場所を伝い探して
 握られた拳ごと包み込む。

 ( わたしの手じゃぜんぜんおさまりきらないけれど ) ]

   ……さいしょはね。
   だあれもわたしを見てくれないのが、怖かった。
   けどもう寂しくないです。
   ……きっと、みんなどこかに居るから。

[ おとうさまとおかあさまも、何処かにいるかしら。と。 ]


[温度のない掌で覆っていた拳がふわりと動いて
それを追いかけようとした指は
髪を撫でる感触に ぴたりと止まる。

  なんでだろう。 どうしてだろう。
  死んだ誰かと話ができると知ってしまったからか
  いま、サイラスが彼を屠っていると知るからか

  ひどく曖昧になる 死の概念。

生前とさして変わらぬ白いまんまの指と指を小さく交わして
せんせに触れようとする 寂しがりやの手を互いに縛る。

  父も 母も あの街で喪った皆が もし。
  今もこんなふうに どこかに居るかもと思ったら
  ―――わたしは。 ]

    わたしは――

 



   「また」 ひとりで残るよりは ぜんぜん。
   いまのほうがいい。
   だって、呼んだらせんせが来てくれたのだもの。

[そんなことを言って。

くしゅっとした笑い顔と共に すまない。なんて言う
しめっぽいせんせの手が浮くくらいに 首を振る。

ほろりと零れた彼の名に、動かぬ臓が締め付けられて
つい慟哭の中に響いた声を思い出してしまうけれど

  サイラスはまだ、大丈夫。
  優しいまんまで居てくれるはずだから。

そんなしめっぽい自分とせんせを吹き飛ばすような
おおきな深呼吸をひとつして

 すう、ともひとつ胸を膨らませたのなら 森へ向き]


   せーーーーんせー!!!!

[闇夜に抜けるでっかい声は、死者の憂いの影もない。]

   …このくらいで叫んだら、次もせんせに届くかしら。

[薄ら白い少女の影はそう言って いたずらに、わらった。]
 


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