15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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[離さないようにと握られた手。 少し、力が篭った。
熱気は押し寄せて、人を蝕んでゆく。
そんな中、一人。 まだ無事でいることに、悲しみを覚えて]
(88) 2010/07/25(Sun) 18時頃
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君に与えられたから。
――与えられて、自分も何かを与えられたら、って。
俺は、そう思ったから。
だからきっと、綺麗な水は死なない。
まだ、そうやって命を繋いでいける、と思いたいんだ。
[それはほんのささやかな希望でしかないけれど、
けれど世界にまだ意味はあると、信じられる理由]
[そして、外に駆け出していく彼らを感じた。]
ああ、どうか。
彼らの行く先に、泉が…
泉がありますように………。
[そして、大樹が光の実をぽたぽたと泉に落とす時も、そこに少女は居続ける。**]
――……みな、行くんだね。
ヨナ、ごめん……
君をここから、連れ出しては あげられなかった。
[傍で聞こえる呟きに紺の瞳を上げて。
緩く首を傾いで問うけれども答えはきっと返らないだろう。]
―――…不思議ね、
[それは、セシルの呟きとは異なる響きで。
生きる彼らには少しでも長く生きて欲しいと願うのに、
彼らが終焉を迎えることを哀しいとは不思議と思わない。
それは――…死することは壊れることだとは思わないからか、
黒髪の女の死に際と関係しているのかもしれなくて]
[届かぬ距離にいる彼に足のことを問われると
大丈夫、と淡く微笑んでこう返した。]
―――…もう 痛くないの…
…"壊れた"のではなく、"取り戻した"から
[長く艶やかな黒髪が揺れる。
焼蛍虫も、逃げる人々も――…皆、綺麗。
それは生きているから、彼らは今を生きようとしているから。
だからこそ――…願うのだ。
彼らがここから逃げ延びようと力尽きようと、
後悔のないように―――…と。**]
[ 枝葉は もたれる少女のために、
さやかに そよいで。
湖面には、けれど、
寄り添う 二人の姿が映る。
大樹は そして 最後のその瞬間まで、
小さな一滴を 泉に 注ぎ続ける **]
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[――生き延びよう。
ガストンの言葉とともに、走る、逃げる。
少女の願いは、届くのか]
(89) 2010/07/25(Sun) 18時頃
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