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――……くる、し……
[やがて、胃の限界に到達する。それでも、以前は大人の一人前など到底食べられないほど小食だった少年が、一人前は優に食べていた。食欲が増しても胃袋が大きくなるわけではなく、衝動に負けて食べすぎた体は痛みにも似た苦しさを感じていた。そのまま、ソファの背にもたれ、思い出すのは夢のこと]
……夢の、中では、食べ放題だったのに。
[食べ放題に食べられない現実の体を思うと、妙な悔しさと悲しさが湧いてきて、ソファに身を沈めたまま泣き始めた。気分が落ち着けば個室に*戻ることだろう*]
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―待機室― (71) 2011/04/22(Fri) 01時半頃 |
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![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン
(73) 2011/04/22(Fri) 01時半頃 |
―メインルーム:大部屋―
[どういたしまして、と笑みを返し。
パピヨンについてはそうね、と頷いて]
――院長先生がこちらにきたとき、辛くないといいのだけれど……
[案じるように呟いて、食事を取る。
食事を始めて直に、むさぼるように食べはじめたトニーの姿には驚いたように瞬くけれど、その食べる手をとめさせることはしない。
一人前を超えるかどうか、というところまで食べるのを、ただ心配そうに見やり。
自らの食事も済ました]
トニー……成長すれば、もうすこし食べれるようになるかもしれないわ……
[苦しがる様子をみれば、押さえた量を出すべきだったろうかと後悔する。
それでもきっと望む寮を用意して行くことは変わらない。
ソファに突っ伏してなく子の頭を撫でて、落ち着くまでは傍にいる**]
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![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン[トニーの食べる様子は (79) 2011/04/22(Fri) 02時半頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン…ああ、 (80) 2011/04/22(Fri) 02時半頃 |
[チャールズの言葉に、握りしめた手が震える。
それは、悔しさのようなものかも知れない。
神に捧げるはずだったもの。
ラルフとの契約の対価。
それらを容易く踏みにじられるいうことへの、悔しさ。
けれど同時に感じる世界の歪みの深さ。
これだけの淀みを、ただ一人が犠羊となって
受け続ける事に対するその理不尽さに
胸の奥深く感じる痛みは根深い]
……っ…!
[押し付けられた熱に僅かに上がったのは悲鳴。
もう、その先はまともな言葉を紡ぐこともできず
何かが引き千切れるような痛みと感覚のあと、
意識を手放すまでそう時間はかからなかった**]
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[ベルナデットを身に受けた慾のはけ口にして
吐き出した精とともに、ゆっくりと戻る理性。
己が与えた仕打ちに、表情に浮かぶ絶望と苦悶]
ベルナデット……?
嗚呼、何という
ロビン
私は
[妻の名を呼ぶ低い声が震えた。
間を暫し
意識を失った少女を抱え、向かう先は与えられた個室]
―個室003―
[鍵がかかっていたとしても、少女の所持する其れで開く。
必要な家具が全て備え付けられている場所
ただし、色欲の部屋は生活小物が一切合切省かれていた。
用途の違う使い方をした前任者が居たのだろう
寝台の上に少女を寝かせ、タオルを探しに部屋を巡るも
それすら見つからず]
……
[少女を見下ろす男の脳裏は色欲に侵されて行く]
清めなくては
嗚呼、でも
どうやって……?
[僅かな理性が残るまま、複雑な顔をして少女の膝を割る。
剥きだしにさせたままの下部から、流れる体液は色混じるもの。
其処へ躊躇することなく顔を埋めて、舌先でぴちゃり、と舐る]
[やがて男は本来の目的を忘れ
其の行為に没頭していく**]
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![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン――…。 (81) 2011/04/22(Fri) 11時半頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン
(82) 2011/04/22(Fri) 11時半頃 |
−個室003−
[理性を微かに取り戻した男の呼ぶ声に、かえる言葉は無い。
青碧は瞼の裏に。意識は深層の奥にある。
寝台の上は柔らかい。それを無意識に感じたのか、
細い息が静かに落ちていった。
時間としては、寝台に横たえられてから
それほどの間もなかっただろう。
深層にある意識に、遠くから響くのは水のような音。
何なのかまではわからないが、体はそれを受け入れていた。
ゆるゆると感じる、柔らかな刺激。
それはつい最近まで体が知らなかったもの。
刺激に対して、唇が紡ぐのはささやかな甘い声。
掠れを帯びた声で僅かに、問いかけを形作る]
……ラルフ、さん…?
[意識のないまま、唇は微かに揺れて、呟く**]
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![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―大部屋→廊下へ― (87) 2011/04/22(Fri) 14時頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン[まだ。自分たちは、選べる。 (88) 2011/04/22(Fri) 14時半頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン[先に個室を見に行こうとするならば (89) 2011/04/22(Fri) 14時半頃 |
メモを貼った。
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―廊下― (91) 2011/04/22(Fri) 17時頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―→台所― (92) 2011/04/22(Fri) 17時頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―台所― (97) 2011/04/22(Fri) 17時半頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―台所― (101) 2011/04/22(Fri) 18時半頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―台所― (105) 2011/04/22(Fri) 19時頃 |
―個室003―
[少女の脚を割り、その間に頭を埋めて舐る行為
最初は汚れ拭うような仕草
徐々に意識にごって、ただ女性の秘部を弄るだけの仕草と
変わる間際]
……っ、
[違う名が聞こえて、すっと頭が醒める。
顔を上げて少女の頬を二度、軽く叩く
目覚めを促すよう
その表情は正気を取り戻し、動揺の混じるもので]
ベルナデット
彼を想っているのなら、今すぐ此処を立ち去りなさい。
私が未だ、正気保てているうちに
[乱れているのは、少女の着衣のみ
男がきっちりと着込む衣装は主の僕たる証。
首を振って、寝台の上からおりた]
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![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―台所へ行く前― (123) 2011/04/22(Fri) 21時頃 |
![]() | 【人】 見習い医師 スティーブン―台所― (124) 2011/04/22(Fri) 21時頃 |
−個室003−
…、ん…
[それはただ錯覚しただけのこと。
痛みに萎えた体が、その柔らかさを無意識に錯覚し、摩り替える。
少女自身の意識がないまま零れた名前。
頬を軽く叩かれ、強制的に浮上させられた意識で
チャールズの言葉を朧気に聞く。
自分の今の状況をうまく飲み込めていない頭は
一つ、二つ、とてもゆっくりと瞬いて]
……チャールズ、さま…?
[子供のようなたどたどしい声。
掠れの中に、ごく僅かに女を帯びた音で
男を見上げながら視線だけで問いかける。
意識なく呟いた身には、彼のいう意味はよくわからなくて]
メモを貼った。
―個室003―
[柔らかな壁の方を向いて、男は背に少女の声を聞いた]
先刻貴女が、一人の名を呼びました
行為の最中に
無意識に呼ぶほど想う相手が居るなら、彼の元へ。
……色欲の器は此処に拘束して行けば問題はありません。
鍵はあなたがお持ちでしょう。
純潔を美徳とするなら
情の無い相手に身を開くなど、断固断るべきだったのですよ。
[ため息をひとつ。
胸に溜まる慾を吐き出すように]
…なま、え
[朧気に、言葉を繰り返す。
指の一つ動かすことも既に気だるいというのに、
どこの誰の元へいけというのだろう。
身を起こすことすら、躊躇われるというのに]
で、も
[ゆっくりと青碧はチャールズの背に向けられる。
掠れた言葉を、どうにか繋げて男へと尋ねる言葉を作る]
そう、したら
……チャールズさま、の、お世話、できません。
わたしは、あなたの、……管理者、です。
[痛みがあちこちに残る体をゆっくり起こしながら
男の勧めを断って]
覚えていないのですね
貴女が呼んだのは、強欲の器となる方の名ですよ。
[低い声は、淡々と。
時折ため息が混じるのは、意識を正常に保とうとするが故]
管理者。
何をどう管理する心算ですか?
慾の溜まった私の捌け口となる?
それとも、私を拘束し慾を抑える?
貴女のしたい事は、私の世話ですか?
それとも、ただの仕事ですか?
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