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【人】 執事 ハワード[伊達に普段から他人の機微を窺ってはいない。 (60) 2019/08/03(Sat) 18時頃 |
【人】 執事 ハワード (61) 2019/08/03(Sat) 18時半頃 |
【人】 執事 ハワード[──けれど、用意していた金を返すことはなかった。 (62) 2019/08/03(Sat) 18時半頃 |
─幕間・3週目の平日─
[路面電車の停留所の傍で、いつものように観光客を物色しながら。]
なァんか 気がノらねえな……
[人差し指でとんとん、と。
ポケットに突っ込んだ指先を遊ばせる。
他人様の金を非合法にいただくことに、今まで罪悪感を抱いたことはなかった。
間抜けな方が悪い。
金は天下の回りもの。
不幸は油断してるヤツに忍び寄るもんだと。
かつては…働いてみたこともあったのだ。これでも一応。
ただいつも続かなくて…一度手をつけたスリが性にあったし実入りも良かった。生業にしたきっかけなんて些細なものだ。]
【人】 執事 ハワード── 幕間・ローズホテル ── (63) 2019/08/03(Sat) 18時半頃 |
[それなのに。]
……………くそッ
[ヒイラギの顔が脳裏にちらつく。
真っ当に生きている青年の隣に、汚れた自分が居ることが、ひどく罪深いことのように思えて。]
あーーーー… あちィ。
[結局なにをするでもなく。
白壁に反射して強さを増した照りつける日差しの眩しさを理由にして、その場を退散した。**]
[ニャア、と猫の声に屋根を見上げる。
目が合えば尻尾を振る猫に、くつりと喉を震わせたのは思い出し笑い。]
……ほんとに、猫がおおい街だな。
今日の道案内は君かい。
[ぽつりと呟いて。
ドアが開くのをその場で待つこと、少し。]
[思いの外早く開いたドアに、目を丸くして。
一拍遅れて気づいたらしい彼の動揺が滲んだ目の動きに、それだけ待っててくれたのだとわかれば、嬉しくならない訳がない。]
これから頂くご馳走のお礼、ってことで。
[ワインの紙袋と一緒に、帽子とジャケットも預けて。
鞄を置けば、どこか懐かしさを覚える室内をぐるりと見回した。
コンパクトさを求める現代と違い、ずっしりと大きく年季が入った家具達。
今も現役で使われてることと、彼がちゃんと手入れをしているのだろう。そのどれも埃をかぶっていることはなく。
目元を緩ませながら。]
相変わらず、なんだか落ち着く感じがするね。
この家にくると。
[前に修理に来た時も、そんな感想を溢したかもしれない。
まるで主のように、この家を見守り続けてきただろう古時計に目を細めていたけれど。
食欲をそそる匂いに、一日を終えた腹は正直だ。]
すまないね。
俺の腹はご馳走を前にすると堪え性がないみたいだ。
[微かに笑われた気配に、気恥ずかしげに口元を歪めながら言い訳を。
促されるまま、台所へ向かう彼の背を追い。示された大きな椅子のひとつに腰掛けた。
並べられていく料理と、トースター。]
ふむ。俺もトースターを新調したら、
うまく焼けるようになるかな。
[自宅にあるのは、近所の人から今度新調するからいらなくなると聞いて譲り受けた、旧式の小さめのオーブン型に簡易タイマーがついただけのもの。
料理に凝る気もないので買い替える必要性は薄く、きっかけでもなければ壊れるまで使い続ける気がする。]
[台所でよく動き回る彼を眺めるのは、楽しい。
手伝うべきか考えたが、台所の勝手もわからない者が下手に動くと邪魔をしそうだと、今は大人しく。]
すごいな、これ全部用意したのか……
そういえば今日は仕事は休みなのかい。
[これだけ準備するのにどれくらい時間がかかるのか、想像して。
彩りの良いサラダと、チーズに目を輝かせた。どうやら好みを把握されているらしい。
さすが編集者というべきか、よく気が付くと感心しながら左手袋を外せばワインの入ったグラスの片方を取ろうか。
グラスを合わせて乾杯をすれば、赤ワインを一口。]
……改めて言われると照れるね。
[嬉しいと告げる彼へ、顔を綻ばせ。俺も、と言いかけた口は繰り返される言葉で、そのまま閉じた。
微かに流れる緊張は、彼のものか。自分のものか。]
[逸らされることはなく。
まっすぐ見つめてくる、眼鏡の奥の瞳の向く先は。]
……右手、気になるかい。
[先週も見られていたことは、わかっていた。
以前から、時折視線が向けられた気がしたこともあったし。やっぱり気づかれているのだろう。
お客様の時計を汚さないために、とか。ファッションとか。
稀に気づく者がいても大概はそう言って躱してきたけど。
おそらく、彼は誤魔化されてくれないんだろう。
知りたい、と。
表情より何より、声色と視線が語っていて。
覚悟を決めるよう、はぁ、と小さく息を吐き出した。]
食事時に、気持ちのいい話じゃないと思うけど……
いいかな?
[彼の反応を伺いながら。
グラスを置けば、久しく人前で外すことのなかった白手袋に手を掛ける。
現れた手の甲には薄ら赤味が残る、刃物の傷痕。]
この街にくる少し前に、襲われてね。
恨まれて……といっても、厳密には俺じゃないんだけど。
俺の親、仕事の関係上それなりに恨みとか買ってて
それのとばっちりみたいな。
被害が俺だけだったらまだマシだったんだけどさ。
その時の同僚にも嫌がらせがあったりしてね、
迷惑をかけてしまったんだ。
[それ以来、居心地が悪くなり。これ以上迷惑をかけたくないのもあって、独立した。
それからは傷痕の理由を話さなくていいよう、手袋で覆い。それが目立たないよう服装も合わせて。]
知ったら迷惑をかけるかもしれないしね。
だから……取材も断ったし。
本当は、これも黙ってるつもりだったんだけど…──
メモを貼った。
でも、俺は君の迷惑になりたくない。
それも本当だから、困ってる。
俺の大事なものを同じように大事にしてくれるところも、
こうして一緒に食事ができるのも、すごく嬉しくて。
もっと……一緒に居たいと、思ってしまうから。
[ひどく卑怯で勝手な言い分だと、わかっている。
彼の顔を見れなくて、目を伏せたまま。
見苦しい右手へ、再び手袋をはめ直そうと。*]
メモを貼った。
【人】 執事 ハワード── ペルセウス・マーケット 四週目 ── (92) 2019/08/03(Sat) 23時半頃 |
メモを貼った。
メモを貼った。
【人】 執事 ハワード[これまでそんな状況に陥ったことがなかったから思慮に欠けた。 (95) 2019/08/03(Sat) 23時半頃 |
─店の裏手─
[ペルセウス・マーケット3週目。
この日は海の寝どこ亭には顔を出さず、直接0時過ぎに店の裏手に行った。]
… よゥ。
[顔を見つければ挨拶代わりに緩く手を挙げる。
気恥ずかしさと、気後れと。
嬉しさと、申し訳なさと。
約束通り会えたのは嬉しい。…でも。
熱に浮かされたまま勢いで手を繋げた先週とは違い。
冷却期間が置かれた分──自分と相手の立ち居地の違いを、どうしても意識してしまったから。*]
[
……道中、なんだかデートみたいだな、とか。
胸躍る気持ちだった。]
メモを貼った。
【人】 執事 ハワード── 最寄り停留所 ── (97) 2019/08/04(Sun) 00時頃 |
[
もしかしたら、これは夢なんじゃないかと。
ひそかに、太腿をつねってみた。 痛かった。]
……そう、なんですね。
でも本当にきれいだ。
夕暮れから宵の口……きっと、もっときれいなんだろうなぁ。
[
いや今でも十分夢心地なのだから、これ以上の贅沢はいけない!]
いえでも、こんなに素敵なものを見せてもらって……
……、え、これだけではない、とは?
[なんだろうと、彼の手元をそれとなしに覗き込む。
─────あ。
[羽根だ。
ふわりと浮かび上がる、深みのある、赤い羽根。]
[猫の道案内。
アリババを誘ったのは偶々目撃した盗賊だった
ぐるりと辺りを見回す彼を先導して
家の中へ。彼の緩む眼元も今日はよく見えて]
落ち着くか、そう言ってもらえると嬉しい。
祖父母も喜ぶ。
[前も同じような事を言ったかもしれない。
祖父母の知り合いを家に通した事はあっても、彼のように云ってくれた人は皆無。古時計を見る目が優しい気がして、何時までもその姿を見ていたいと思ったが、まずは腹ごしらえといこうか
堪え性がないという彼にご馳走とは光栄だ。と
口許を歪めるのを横目に告げた
慎重というか、パンの種類によっても
焼き加減が変わるからな。
そのパンにあった時間を知ればいいんじゃないか。
[時計を見るように
彼の手でタイマーを合わせればいい。
そんな風に告げた。料理を凝る気もないのなら、おいしいパンを食べたいのなら此処にくればいいとは流石に思っても今はまだ口にはできないが。大人しい彼にと振舞う料理は腕によりをかけたもの。
味の保証とまではいかないが、彼に喜んでもらえたらと
休みかどうかの問には、ああと頷いた。
――まさか、彼に会えるからという思いから有休を消費した。など口が裂けてもいえない秘密だ。グラスに合わせ、乾杯を告げれば、唇に含む一杯。それはまだ酔いには遠く。
酔う前にと心内を明かせば]
照れてくれていい。
[簡潔な言葉は彼が照れてくれるのなら嬉しさが増すのだと
隠さずに告げて]
……ああ、気になる。
だが
[言いたくないのなら、言わなくても。
と続けられなかったのは―――嘘でもそれを言えなかったからだ。彼の秘密は手袋の中だけじゃない。何となくつかめない相手だと思っていた。だって、好きな人だ。だからこそ気になる。
其れが分かっているからこそ。
小さな息に眼鏡の奥で一瞬怯む]
構わない。私が言い出した事だ。
[グラスを置く、彼をじっと見つめる。
真面目な顔をして、白手袋に手を掛けるのを眼鏡の奥でとらえた。薄っすら赤味が残る傷痕が、見えた瞬間、声を呑む。
彼の秘密を見て、目は瞬いた。
感情のみえない顔が、眉を下げて]
………、親の。
[何故、彼がそんな眼にあわなければいけないのか。
親の仕事の関係など彼には関係ないことだろう。彼の手が時計を修理する手であることを自分はしっている。暖かな手だ。自分を心配してくれて、星の降る夜見つけてくれた。
そんな彼を苛む孤独、自分の両親の顔が浮かび]
…………、ああ。
[彼の全てが、きっと。
そのときの出来事からできている。まるで浮世離れしたような、物語の登場人物のような。だが、実際の彼は、どうだ。
仲よくなりたい。と言ってくれた彼。
その言葉ひとつひとつを逃さぬように。真剣な顔で、まっすぐに見つめ、聞いていた。目を伏せた彼とは対照的だっただろう。二人を見ているのは、古い時計だけ
そう……。
プルプルン……って。
こいつの名前、どうしようかなって考えてた時、見つけた言葉で。
情熱的で快活な、深紅をあらわしてるはずなのに、響きはかわいくて……それで。
[蝋燭の炎が揺らめけば、深紅の羽根も淡く揺らめく。
その揺らめきが伝染するかのように、胸の中も音をたてる。
嗚呼、やっぱり僕は、この人のことが、好きだ。]
[だから、手袋をはめ直そうとするその手を
自分は咄嗟に掴んでいた]
……あ、すまない。
[痛くないかと慌てた声が出たのは咄嗟の掴みが強くなったから、隠さなくていい。そう告げるための手は掴みから離れ、彼の手の甲を躊躇うように撫でた。身を乗り出したままであること。
そのことに気付けば息一度吸って]
……すまない、アリーさん。
色々言わなきゃいけないことがあるんだが。
私は貴方の手が…すきなんだ。
その、一緒に居たいと思ってくれたこと。
そのことがとてもうれしくて
[話がまとまらない。
このまま、話を続けていればシチューがさめるかもしれない。パンの焼ける音がする。取り出さなければいけないと分かっていても。
この手は彼を撫でて、こっちを向いてほしいと告げた。
目を逸らしていたのは自分の方じゃないか]
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