266 冷たい校舎村7
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[ トレードマークと化していた 真っ赤なパーカーは見当たらない。 襟を正しく着ていたのであろう制服の 一番上のボタンを、軽く開いた。
ちなみに。ジンクス好きな男のボタンは、 ぜんぶまるっと残されている。
そうして、木の幹に背を預けては ポケットの中へと手を差し入れた。 ]
(912) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ 校舎裏、特等席にて。 ひと筋の煙が空へと昇る。 これが、此処での最後のひとやすみ。 ]
(913) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ あの日から、今日まで。 振り返れば、いろいろあった。 前置きから始まった言葉。>>687 あの時は目が点になってしまって、 池の中の鯉みたいにぱくぱくと口が 動いてしまいそうになるのを堪えた。
そして、本音をぶつけてくれるような、 ───ひとりのともだち≠ェできた。 ]
(914) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ ちょっとだけ滲む涙も、>>684 タオルケットに隠れる姿も、>>689 それから、火を分けっこするのも、>>690
うれしく、って。 その日だけは俺も本音でお答えした。
『ありがとう』って、言った。 ともだち、って言ってくれて、ありがとう。 でも、一回しか言えなかったから、 タオルケットで更にぐるぐる巻きにして 前なんか見えないようにしてやった。
ついでに、お前はライター係なって、 誤魔化すような言葉を添えていたっけ。 ]
(915) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ そして、ともだち≠取り戻しもした。>>849
結局、半分こしたパンを食べ終えて お互い照れ臭そうにしながらも、 再認識できたってことがうれしくて しあわせいっぱいの笑顔につられ>>848 轟木颯太はようやく、破顔していた。
昔、みたいな。 思い出せてえらいでしょ?って言わんばかりに。 ]
(916) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ はじめましての後のひさしぶりを超えて、 願って叶った約束を共有して、 しあわせを分け合えるようなともだち。
轟木颯太は単純なので、 昔とおんなじように何でも差し出した。 ……とは言っても、昔と違って ガムやらグミやらのお菓子の類が 主だったものではあったけれど。
───いまもまだ健在な、 天使みたいな笑顔をみたくって。 ]
(917) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ かくゆう、あいつ。は。 ]
おい、お前の作るメシ 嫌いじゃねぇから、また作っ、て………
[ って。見つけた背中を蹴らずに 素直にお願いをしようとしたのに、 逃げるようにどこかへ行っちまった。
距離感はやっぱ測れなくて、 近づけないものもあるのだと知った。 気づけない、ことがたくさんあった。
俺の世界は、視野は、狭くって、 たぶん、あいつにとってのいじめっ子は俺で。 俺が離れれば、マシ、なのかもって、 それを信じて、遠くから見守ることにした。 ]
(918) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ 嗚呼。そうだ。 貸し借りの話、覚えてるか?>>0:565 俺のお願い事、決まったぞ。
ともだち≠ニ思ってもいいですか?──だ。
なので、いっつも気色悪い笑顔のクラスメイトが 一人暮らしを始めるらしいと聞いて、 差し入れがてらにほらよ、って。 いつものパン屋で買ってきたてんとうむしパンを 押し付けたりしたことも、あったっけ。 ]
(919) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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…………、
[ ふ、と息を吐けば、 天使の輪っかが空へと舞い上がる。
短いようで、長かった。 俺の、モラトリアムが幕を引く。 けれど、空を昇るひとすじのように、 未来への道は、まだ続いている。 ]
(920) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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* 冷たい校舎を超えた、その先に向かう為の。 *
(921) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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