15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
>>82 [やはりと言うか、見ている、と答えが返る。 どこか人間離れした態度は、この世界では普通かも知れないし。 人間にしては異様なのかも知れない。]
……解った
(84) 2010/07/25(Sun) 17時半頃
|
― バルコニー跡 ―
[マーゴの言葉にゆっくりと頷く。
そうして奏でられる曲は、長く。
楽譜の上では終わるべきところをとうに過ぎても、終わらずに同じフレーズを繰り返して続く]
――…
ああ、…気づきましたか。
[弾きながら空を見上げ、ぽつり呟く。
狂気の果てに妹の手を取ってここではないどこかに行ってしまった男が、ヴァイオリンを忘れたことに気づいたらしい]
いいじゃないですか。
貴方はもうその手を離せない。
貴方はヴァイオリンを奏でられない。
お別れしましょう。
貴方は存分に"兄"をやればいい。
私はもう少しここで――…この景色を見ていたいのです。
あの泉は彼らの中にあるの?
――……私の……泉は、
綺麗 なのね。
ああ、それならば、
[なんて嬉しいことだろう、と心から思いながら、大樹(ラルフ)の一滴(言葉)を手を受け止める。]
|
>>83 [開いた窓から熱気が流れて来る。]
あぁ チャールズも、ガストンも、コリーンも……ホリーも
……――幸運を
[息苦しさに、頭に霞が掛かるようだけど。 呼吸を求める、生きてるしるし。
外は焼蛍虫の光で、普段より明るい。 もしかしたら、逃げ道はあるのかも知れない。
生きて欲しいからギリギリまで手は離さず、走るつもりで**]
(85) 2010/07/25(Sun) 17時半頃
|
不思議なものですね。
私、リタさえいれば他のものはどうでもいいと思っていたんですが。
死んでから、案外未練もあったのだと気づきました。
[それは独り言なのか。
それとも手の届かない微妙な距離にいる彼女に語った言葉なのか。
聞き返しても、曖昧に笑って、きっと答えない]
――そういえば、足は大丈夫ですか?
[死んだのに今更そんなことが気になるのかと思いながらも――。
生きていたときと同じように、そう、*彼女に尋ねた*]
君に与えられたから。
――与えられて、自分も何かを与えられたら、って。
俺は、そう思ったから。
だからきっと、綺麗な水は死なない。
まだ、そうやって命を繋いでいける、と思いたいんだ。
[それはほんのささやかな希望でしかないけれど、
けれど世界にまだ意味はあると、信じられる理由]
[そして、外に駆け出していく彼らを感じた。]
ああ、どうか。
彼らの行く先に、泉が…
泉がありますように………。
[そして、大樹が光の実をぽたぽたと泉に落とす時も、そこに少女は居続ける。**]
――……みな、行くんだね。
ヨナ、ごめん……
君をここから、連れ出しては あげられなかった。
[傍で聞こえる呟きに紺の瞳を上げて。
緩く首を傾いで問うけれども答えはきっと返らないだろう。]
―――…不思議ね、
[それは、セシルの呟きとは異なる響きで。
生きる彼らには少しでも長く生きて欲しいと願うのに、
彼らが終焉を迎えることを哀しいとは不思議と思わない。
それは――…死することは壊れることだとは思わないからか、
黒髪の女の死に際と関係しているのかもしれなくて]
[届かぬ距離にいる彼に足のことを問われると
大丈夫、と淡く微笑んでこう返した。]
―――…もう 痛くないの…
…"壊れた"のではなく、"取り戻した"から
[長く艶やかな黒髪が揺れる。
焼蛍虫も、逃げる人々も――…皆、綺麗。
それは生きているから、彼らは今を生きようとしているから。
だからこそ――…願うのだ。
彼らがここから逃げ延びようと力尽きようと、
後悔のないように―――…と。**]
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る