41 アンデッドスクール・リローデッド
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
―Side.実体のない猫・2階の客室で―
[背の高ぁーい男の子が、赤ぁーい色で遊んでる。
赤ぁーい赤ぁーいどろどろを、壁に塗って絵を描いている。
辺りにはね、女の子のばらばらな体>93。
なーんか、ちょっと気持ち悪いなっ。
ねぇ。ねぇってばぁ。
男の子に向けて、呼びかける。けれど、今度も反応してくれない。
せっかく再会できたのに、全然構ってくれないんだよ。
ひどいなぁ。
あんなに抱きしめてくれたのに。一緒にお昼寝するって約束してくれたのに。
『待っててな』って言ったきり、一緒に遊んでくれないんだもん。
勝手に迷子になったから、もしかしたら怒っちゃているのかなぁ。
ちょっと寂しくなっちゃって、遊んでくれないから退屈しちゃって、ごろごろばたばたやりながら、男の子の様子を見詰めていたんだっ]
[男の子が、壁から離れる。
思わず踏まれそうになって、あわてて避けた。
おのれ、乱暴な。
でも許してあげるんだ。後で、『素敵な家』を、用意してくれるはずだから。
ねぇーえ? これ、なに描いたの?
見上げてもう一回呼びかけたけど、やっぱり男の子は何にも答えてくれなくて。
そのまま廊下に出ていちゃった。きっと、何かをするために。
せっかちだなぁ。
そう思いはしたんだけどね、ちゃーんと追いかけていたんだよ。
アイソつかしたりは、しなかったんだ。
この子がしたいこと、よく分からないけど……大事な用事があるんだよね、きっと。
だって、この子言ってたもん。『頑張ってみようか』、って。
よく、分からないけど……キミが言ってた『みんな、幸せ』、なれるといいよね。
男の子の後ろ姿を見上げながら、なんかふわふわした体のままで、一生懸命走ってく**]
―Side.実体のない猫・2階の客室で・了―
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る