241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[駆け寄ってきた男には、見覚えがあった。 どこで見たのかは、思い出せないけれど…。
そんなことを考えていれば その男が此方の手を取ってひさしのほうへと 引っ張っていく。 反射的に抵抗しようとしたが、敵わず。 ずるずる引っ張られていくが、それでも 大鴉に向けて、光を翳すのはやめない。]
(197) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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――…はぁ!?
[あの鴉にはあおいが乗っていると、 そう言われてよくよく見てみれば、 その黒い身体にしがみつく、 少女の上半身があっただろうか。]
――って、うわっ!!
[>>183落ちてきた看板に 咄嗟に対応しきれずにいたら、 さっきの男が此方を引っ張って ビルのひさしへと連れていってくれた]
お、おぉぅ…。 ありがとう……。
[助かった、と言いかけて、はっとする。]
(198) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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碧衣は…!?
[そう言って、看板と煙の向こう側を覗けば>>189>>190]
圭!!
[彼女の名前を呼んで駆け寄ろうとする。 と、その前に先程の男を振り返って]
(202) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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――さっきは助けてくれてありがとうな!
[男に再度礼を言ってから、 幼馴染と死神の少女の元へ。]*
(203) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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圭!あお…碧衣!!
[駆け寄った先にいた碧衣の姿は、かなり痛々しいもので。 思わず眉を潜めてしまったかもしれない。
彼女の身体の中に収められている"心臓"。 これを取り出して他のパーツと繋げればいい。]
……痛かったら、ごめん。
[そう一言声をかけて、その手を伸ばすと 彼女の胸の中にあるパーツを取り出した。 幼馴染がやってくれば、その心臓の部分を差し出して。]
(208) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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…。
[自分は、といえば背負っていたリュックを下ろすと そこからごそごそ荷物を漁って。 生前の自分が使っていたパーカーを取り出す。 正直、少女の身体には重いかもしれないけれど、 他にあまり適当なものを持っていないので この際我慢してもらおう。]
…。無茶、しやがって。
[言いながら、彼女の身体をパーカーで包む。 それから、以前警察署の屋上でしたのと同じように>>5:145]
(212) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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いたいのいたいのとんでけー。
[そう、おまじないの言葉を囁いて、 ぽふぽふと彼女の頭を撫でた。 さっきの男が彼女の下半身を持ってきたなら それを取り付けようとするのを見守るだろう。]*
(213) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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……なあ、碧衣。
[>>@83すすり泣く彼女の頭を撫でて]
上手く言えないけど、死ぬなよな。 お前が死んだら、せんせいだって絶対悲しいだろ。
[彼女たちの事情を、俺はよくわかっていない。 彼女たちが生前、どんな想いを抱えて生きてきたのかも。 ……でも。]
俺だって、お前がいなくなったら悲しいさ。 俺も、圭も、たぶんそこの兄ちゃんたちだって。
[それだけは、わかってほしい。伝わってほしい。 だから、きっと何度だってこの少女に訴える。 今日が終わるまで。そして明日だって、きっと。]*
(224) 2018/05/25(Fri) 01時頃
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