人狼議事


41 アンデッドスクール・リローデッド

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【人】 奏者 セシル

 じゃーま。

[ベネットの構えは自分を狙ってた。
だから、痛みを堪えて、彼女を強引に引いて、再び庇う。
当然、銃弾は深く、先程より深く抉りこむ。]

 ……っ…。

[ローズマリーを見て、にっと笑う。]

 王子はいつだって姫様方を守るから王子なの。
 こういう汚れ仕事は、庶務の……。

[仕事…と口にして、その場に倒れこんだ。]

(253) 2011/12/08(Thu) 21時頃

【人】 奏者 セシル

 生徒会の可愛いお姫様の顔に傷つけて…。
 会長に殺されるかもね。

[一言だけ呟き、傷口を拭おうとして。]

 それすらも…出来ないってさ。

(255) 2011/12/08(Thu) 21時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/12/08(Thu) 21時頃


― 来なかった放課後 ―

お前、絵、描くわけ?
芸術科か?――なんだやっぱり1年じゃねえかよ。
俺?俺音楽。うるせえ、こう見えても未来のソリストだぜ?

『うーす。俺もフケてきたー…って、ん?なんだそのでかい小動物は』

おー。来たかアリカワ。
あ、こいつ俺の腐れ縁のアリカワ。で、こいつは…ん、お前、名前なんだっけ。

『おおっ!あそこに見えるのは噂のローズさんじゃねえか!』

……お前人の話聞けよ。

[ゆるやかに、ゆるやかに、陽は傾いていく。]


【人】 奏者 セシル

 あんまさ…お転婆しちゃダメだよ?

[ローズマリーの武器を見つめて、穏やかに笑う。
駆け寄るレティーにも視線を向けて。]

 ゾンビにならずに、生徒会の姫様守ったぜ?

[やったろ?と、満足そうに笑って、意識は落ちた。**]

(261) 2011/12/08(Thu) 21時半頃

メモを貼った。


―食堂の扉を出て―

[テラスを抜け、食堂へ渡る
 そこで、熊を引き連れた男は、確かに何かを目撃したのかもしれない。
 女生徒の魂――――逝人はその場にはいただろうか。
 何が行われていたのかは、今はまだ、語らない]

 ……………………

[どれだけの時間を過ごしたのだろう。やがて男は、食堂の扉を目指す。
 中で行われている出来事を、最後まで己の目に焼きとどめるため。
 はたして、熊以外の同行者はいただろうか。
 男は、閉ざされた扉をすり抜け、残された者達が集うフロアへと進入した。
 この場にいる生きた人間は、誰がいたのかは分からない。
 けれど、男は生者のかわりに、座り込んだ小さな逝き物をその双眸に捉えたのだった]


 猫さん…………

[そこには、心細そうに顔を撫でる猫の姿が。
 死体は、周囲には見当たらない。きっと、どこか別の場所で命を落とし、ここまでさ迷ってきたのだろう。
 長身の男は屈みこみ、そっと猫を抱きあげた]

 苦しくは、ありませんでしたか。
 サンテックスさんとは、最後まで仲良くされていましたか。
 もし、そうでしたら……せめてもの、救いですよね。

[猫に、そっと頬ずりをする。これまで望んで叶わなかった行為ではあるけれど、心に宿るは喜びではなく、寂しさと、ほんのかすかな暖かみ。
 その感触が、再び男の記憶を呼び覚ます――――。
 そうだ。少し前に、男の喪失の話をした。
 これだけでは救いようのない、悲しいお話だっただろう
 ならばこの間に……もう少しだけ、語りつないでおこうと思う。
 再び過去に立ち返る男を、扉から鼻先だけを突き出した熊が、きょとんとしたまま見つめていた]


―回想・15年前・病院の大部屋、ベッドの上で―

[死んだのだ、と男は思っていた。
 ベッド回りのカーテンを閉ざし、虚ろな瞳で揺らぎを見つめる。
 遠くに感じる白布を網膜に写し込みながら、死んだのだ、再び思う。
 ダンプに撥ねられた代償は、多大な後遺症を男にもたらした。
 T7胸髄損傷。それは、戻ることのない下肢機能の喪失。
 豪快なリフティングも、打突における踏み込みも、ただごく自然と歩くことすら、もう叶わない。
 力に過大な信頼を、過信を抱いていた男にとっては死の宣告も同様で。耐えがたく。堪えがたく。
 けれど、自死など決してできない。そんなことを行えば、耐えきれずに『死んだ』と嘲笑う奴らが、きっといる。
 絶望に打ちひしがれながらも、なお灯るつまらぬ自尊心。
 同時に、そんな内心を、まだ、彼らの故郷へと隠居してはいなかった両親にも、リハビリをすすめる医療従事者にも吐き出すことができなくて。吐き出す奴らは弱者だと、いまだに思い続けていて。
 『死んだように』の言葉に相応しく、ただ食事を摂取し排泄し、整えられた環境の中、浅い惰眠を貪る日々を過ごしていた。
 壊れた心と、体のままで]


[そんな日々をどれほど過ごしたことだろう。
 ある日、男のもとに妙な闖入者が訪れた。
 無気力に見つめるカーテンが小さく揺れたかと思った瞬間――――。
 ベッドの上に、男の胸に、その来訪者は飛び乗っていたのだった]

 ね……こ……?

[白い毛並みがシーツの色と混ざりあい、男は思わず目をしばたたせる。
 なぜ、こんなところに猫がいる?
 ここは、入院患者の集う大部屋であったはず……。
 その疑問に答えるように、詫びを入れながらカーテンを開けた老人を見て、今度は目を見開いた]


 ティモシ…………先、生

[見つめる先にいた人物は、高校時代の恩師、ティモシー。
 そうだ。彼はあの頃から老人だった。
 印象こそ薄かったが、気弱ながらも優しくて、だから、男が心の中では見下していた教員だった。
 ティモシーは男のことを、すぐに思い出してくれた。
 ヤチグサさん、と笑いながら語りかける彼のくりくりの瞳が、嬉しそうに細まっている。
 どうやら、彼が顧問している生物学部の学生が、体調をこじらせ入院してしまったらしい。
 猫がとても好きな子だから、連れてきたら逃げられちゃった。
 そう言って微笑むティモシーの顔は、男の容体も、そばに置かれた車いすにもまったく頓着した様子はない。
 それで、ヤチグサさんは、どこか悪くされてしまったんですか?
 かつての教師は、制服を着ていたそのままの頃と同じように、下肢不随の男に問いかけたのだった]


[なぜ、彼に全てを語ってしまったのだろう。
 なぜ、辛い心情も吐露したのだろう。
 べったりとお節介を焼かす相手を、鬱陶しく感じるのは男も同じ。
 けれど彼は、こちらへの関心もそれほど強くなく、微かなつながりを持った『他人』。
 そんな絶妙な距離感が、心地よかったからかもしれない。
 全てを吐きだしきった時、空虚な男の胸には確かに、淀んだ何かを排泄しきった、わずかな充実感に満たされていたのだった]

 俺はもう、終わりだ。
 こんな体になってまで、生きている価値なんざ、ない……です。

[久方ぶりの慣れない敬語を交えたのは、いったいどんな心境の変化か。
 ティモシーは、違う、とも、そうだ、とも言わなかった。
 ただ、うんうん、と頷いていた挙句に、うーん、と一人悩みこんでしまっただけだった。
 胸の上にいる猫は、つまらなそうに欠伸をしている。
 そんな1人と1匹の様子に、思わず頬が緩みかけた瞬間、思わぬ言葉が、男に告げられたのだった]


 …………は?
 え、えぇ。確かに、やりはした、が。
 きょ、教師、だ、で、ですか? あの教育実習なんて、ただの気まぐれ……
 ……本気で、この、俺が?

[ティモシーはにっこり笑いながら、迷いなく男に告げてくる。
 確かに、教育実習は行った。ただ、それは公務員試験の面談において、プラスになるかと思っただけのこと。
 本気で教員になるつもりなど、微塵もあったわけではない。
 けれど、語りだしたティモシーの熱は、収まらない。
 学園が最近、バリアフリー回収を行ったんです。
 せっかくやったのに、効率的に使ってくれる人がいないと、もったいないじゃないですか。
 来てくれたら、嬉しいな。
 だってね、あなたがその障害を乗り越えて、たくましく教壇に向かう姿は、生徒たちにも希望与えてくれるんじゃないかと思うんだもの。
 いいじゃないですか。やってくださいよ。
 動物、好きだったでしょう? 学園だったら、猫、いるよ]

 は、ははは……。


[ティモシーへの答えを保留にしたまま、男は小さく笑いだす。
 目元に、うっすらと涙をためて。
 新鮮だった。下肢不随だなんだの事情には、変な気後れは一切持たず。
 ただ、まるで思いつきのままに、無邪気に誘い込む存在が。
 リハビリもまるでやらない己が、当然そうなるかのように、彼の言葉には迷いがない]

 気が向いたら、考えてみ……ま、しょうか。
 俺みたいなムサイ男が教師になったら、生徒が可哀そうかもしれませんけどね。

[本当に、『希望』なんて与える力があるかどうかは分からない。
 けれど、強者としての力を失った己が、かわりそれを手にすることができたなら。
 『死んだ』ままの今よりかは、少しはマシな生き方ができるのかもしれない。
 単なる気まぐれだったのかもしれないけれど、男は新たな生きがいを持つとともに、誘ってくれたティモシーに対し、大きな恩義を感じていた。

 『車いすの教師』が学園に舞い降りたのは、それから1年後のことだった]

―回想・15年前・病院の大部屋、ベッドの上で・了―


―食堂の扉を出て―

 あなたは、あれから何代目になるんでしょうか。
 あなたのご先祖様は、俺がこうして教師となる、ちょっとしたきっかけを作ってくれたんですよ。
 感謝、しています。

[猫を抱きしめながら、記憶の蓋をそっと閉ざした。
 男にとって、誰かに語るに値する話など、これ以上はきっと出ない。
 ただ、死してなおこう思えるのは、幸せなことではあると思う]

 ……この学園に、これてよかった。

[遠くから聞こえる銃声が、存在なき男の鼓膜を刺激した。
 そうだ。志半ばで倒れようとも、これてよかった、この気持ちに嘘はない。
 ならば、己は行かなくては。この場には、男にそんな思いを与えてくれた、学園のみんなが待っている。
 あの世の猫を抱き、あの世の熊を引き連れ。
 男は音源の方へと向かって、歩みをすすめていったのだった**]


― いつか ―

[辺りは暗く、体は鉛のように重い。白い影がそこら中にちらちらとうごめいているように見える。まだはっきりしない頭で、ぼんやりと考える。あれは、いつ、どこだったっけ。誰と一緒に、いたんだっけ。しばらくの間、記憶の片隅を探って]

……あーあ。

[長い沈黙の後、ぼそりと呟いた。]


そんな思い出があったら、よかったのに、なあ…


[そう、本当は気づいていた。それは訪れなかった、ほんの少しの未来の記憶。
涙は、もう流れない。淀んだ沼のように、ただそこにとどまっていた。**]


メモを貼った。


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