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【人】 鉄血の福音 セイカ
(666) 2020/06/19(Fri) 17時半頃 |
────……でした。ちゃんちゃん。
おしまいっ。
毎日死を願う人間もどき。
でした!
[ とは、なりません。
千夏は生きています。
これからも生きていくでしょう。
いつかは死にますけど、
きっと100万回願う前に死んでいきますけど、
それでも千夏は今。生きています。 ]
-- 現在/自宅 --
[ 目の前は真っ暗で、すこしびっくりした。
さっきまで、あれ?
雪に落ちたんじゃなかったっけ。
広がるはずのものは白なのに、黒くて。
と千夏は混乱する。 ]
あ。そっか。
……そっかあ。
死んだんだっけ。
[ だから、帰ってきた。
千夏ではない誰かの精神世界で、
願うだけではなく、本当に死んだ。たぶん。 ]
[ 横を向いて少し膝を折って寝るのが、
千夏スタイル。これが一番よく眠れる。
へたくそなお祈りみたいに、
鎖骨の前で両手を握りこんで押し当てる。
そっかー……と胸の中で2分くらい呟いた。 ]
……誰だったんだろう。
[ ようやく意識がそこに戻る。
文化祭の世界を作り上げた誰か。
あ。と思って、枕元にあるスマホに手を伸ばした。
一足先に帰ったはずの夏美が、
なにか情報を掴んで知っているに違いない。 ]
[ スマホを立ち上げれば、
夏美からの数回の不在着信に、メールに。
あの、校舎でみたメール。
差出人の名前は、精神世界と違って表示されている。 ]
……紫織ちゃんっ!?
[ ベッドで寝転がっているだけじゃいられなくて、
ようやく千夏は布団を蹴り上げて、寝床から出る。
部屋の明かりをつけて、
夏美からのメールや留守電を確認する。
一酸化炭素中毒。
火事のほとんどの死因がそれだって、読んだことある。
……火事に巻き込まれて?
ううん。メールに死にますって書いてある。 ]
[ どうしたらいいんだろう。
と千夏は思った。
メールをスクロールさせていけば、
病院に行くから!と夏美が宣言していた。
夏美の行動的なところが羨ましくて、
同時に……、ううん。
今はあんまり思わないかもしれない。 ]
[ なにができるわけでもないけど、
千夏も紫織が搬送されたという病院へと、
赴くための身支度の準備を始める。* ]
メモを貼った。
【人】 鉄血の福音 セイカ ―― 現在:体育館 ―― (670) 2020/06/19(Fri) 18時半頃 |
-- 現在/自宅 --
[ ばたばたと身支度をしていたら、
どうやら煩かったらしく、
焦ったような母が部屋の様子を見にきた。
何?と短く質問のあとに、じと見詰められる。
目が見れなくて、足元に視線を落とした。 ]
……紫織ちゃんが、
クラスメートがしんじゃいそう、で。
[ え?どういうこと?と母が言う。
千夏もよくわからない。どういうことなんだろう。
どうしてなんだろうね。
人間やめたくなっちゃったのかな。
と、紫織の精神世界でのことを思い返す。 ]
[ しばし、沈黙。
口を先に開いたのは、母だった。
千夏に何もなくてよかった、って。 ]
そうだね、なにもなくてよかったよ。
[ あ。すこし冷たい言い方になった。
たぶん母は低血糖だとかを心配している。
そうだ、血糖値、測らないと。
思った瞬間におなかがすいたきがする。 ]
病院、いってくる。
お母さんが私を心配なように、
私も紫織ちゃんが心配だから。
[ お母さんは寝ててね、と千夏は言った。
困った顔をした後に、
母は部屋の前から寝室に帰っていく。
それから、千夏は全速力で血糖値を測って、
間食のための注射を打って、
あんまりおいしくないビスケットを頬張った。
クレープの暴力的な甘さが恋しい。 ]
[ コートにマフラーを身に着けて、
(ハンガーに掛けたコートはなぜか落下!)
(なんでかリップがポケットに入っていた!)
靴箱から長靴を探して履く。傘も持った。
靴箱に備え付けられた鏡には、
顔色の悪い千夏が写っている。
色をのせる暇はないな、とそのままに飛び出した。
のはいいけれど。すぐに戻ってくる。 ]
雪、降ってない!
[ 玄関に長靴を置きっぱなしにして、
スニーカーに履き替える。 ]
[ 自転車に乗って、
病院への道を漕ぎ出す。
千夏も知っている道だ。* ]
【人】 鉄血の福音 セイカ[ 教室の前で、6階に行ってみるというまなとはお別れだ。 (760) 2020/06/19(Fri) 22時頃 |
【人】 鉄血の福音 セイカ
(763) 2020/06/19(Fri) 22時頃 |
[ なんで謝るんだろう。
[ 謝るくらいなら死ぬのをやめてほしい。
何で死ぬかって、原因の一言も書かずに
謝って、死のうとして、世界を作って。
そして追い出すのだから、我儘。
あと「許してくれなくてもいい」なんて
まるで許すのが当然みたいな言い方
ぜんぜん気に食わないな。って思う。 ]
[ でも、郁斗は怒っていなかった。
怒る気にもなれなかった。
怒ったら死にたくなりそうだ。
あの時みたいに泣き叫ぶ気にもなれなかった。
いっくんは大人になりました。
まだ未成年だけどね。
騒いで正気を失う気にもなれない。
というか、寝起きなんで。だるいな。
全部夢だったらな。夢かも知れないな。 ]
[ そんな訳ないだろうな。
夢だったらもっと楽しいはずです。
あーちゃんも居ないし、
みんなも、まだ、死んでないし。 ]
[ 指の下で文字がひかっている。 ]
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