人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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[ ”どうしても”きみに生き返ってほしかったから。

 とは、もう言葉になってなかったんだろう。
 それを望まない、ときみは言って、
 だけど、おれは、どうしても、
 きみが失われるのが、耐えられなかったのだ。

 まったく考えなかったわけじゃない、と、思う。
 おれが、きみに望むことと、きみが望むこと、
 食い違ってしまったら、おれはどうするんだろうなあ。
 って、ほんと、うっすらと。

 きみは、おれがわからない、と言ったけど、
 おれの中にあったのは、最初から、
 ほんとうに、ただひとつだけだった。]


命は美しいか、否か。
それを見極めるために、魂を燃やしていただきましょう。
賭けてください。全てを。

[ただし、賭けるものは借金がどうとかいうレベルには収まりませんが。

――面白いじゃないですか。
僕が逆さにした水槽を、それでも諦めずに泳いでくる金魚。
そんなものがあるならば、ぜひとも、見たいと思うほどには。]

……終末は近いです。
貴方がたに、できるというのなら、ぜひ。

[傷だらけの“クマ”は、くるりと回って“龍”になります。
神話にて語られるような、胴の長い龍に。]



 ――おれはただ、ネルに生きてほしかっただけ。


[ それだけだったんだ。他には何もいらないってだけで。
 それしかなかった。
 おれにはそれだけなんだよ。
 だけど、きみのことは、なんにもわかんないよ。]




 ── ネルは、どうしたかったの。

.


[ぐるり、狭いカフェの中を回り、空気を掻き回して煙を晴らせば、
勢いよく飛び上がって天井を突き破るでしょう。
そして、瓦礫の山を彼らの頭上に振らせます。

それでも追って来てくださるのを期待しながら。
またしても場所を変えて、僕は1へと飛びます。*

1.エコーシティ
2.13'sスクエア]


[ ほかに、おれはどうすればよかったの。

 とでも、言うみたいに。
 啓示を待つひとみたいに、見えたかもしれない。
 それでも、きみが望むなら、そうしよう、
 とは、思ったのだ。

 きみが望むなら、おれもそうしたい。
 それもだめ?

 おれはきっと、ただひたすら、
 困り果てている、って顔をしていたんだろう。

 きみは、まっすぐにおれを見つめて、
 ゆっくり、口を開いた。]




 ”ね、だから。 明日からも、一緒に── 。”

.


[ きみは、ずうっと昔、
 並んで絵本を覗いたときや、
 一緒にビデオを見たときや、
 三人のおもちゃの兵隊を見たときみたいに、笑った。

 頷こうとしたおれの顔には、赤い血が飛んだ。]



[ ……なんにもない、この世界で、

 どうせ、十年ほども、死んでいたようなものだった。
 唯一、おれは、きみの世界で、息をして、
 おれを生かしてくれたのは、きみだったのだ。
 きみの本は、生きる理由、世界の意味、そのもの。

 ── だから、今度は、おれがきみを取り戻そう、って。]
.


[ ── きみが、崩れ落ちるのを見た。

 そのとき、おれが、どんな顔をしていたのか、
 なんて、おれにわかるはずもないけれど、

 きみの背後から現れた化物と、
 静かに崩れ落ちていくきみと、

 おれは、どうすればよかったんだろう。

 きみに手を伸ばそうとして、脳裏を過ぎったのは、
 どうしてだか、真っ赤な傘と、短い言葉。

 ── 触れてもいい?

 なんて、聞けるはずもなく、
 ひどく、指先が強張っている実感だけがあった。]




[ ── そして、それを最後に、世界は暗転する。*]

.


―Barメメント―


おう。ばっちりオッケーだ!
ハーゴンダッツまであったからエネルギーチャージは完璧。

……そうだな。
それじゃ、俺らと、この街の最終決戦。
行くとする…か……

[皆方に合わせてカッコつけな言葉を発した直後、叔父の姿が変わっていく様子に目を丸くする。]



え…?
すげー……
輝にい、そんな変化できたんだ……!!

[最初は腕。それから胴体。
毛皮に包まれ、骨格が変わり…]

大きい、狼……

[変化を最後まで確認してから、改めてふかふかの毛皮に手をやった。
もふもふ。もふもふもふ。]



(よし、背中のれ。)

[狼の声は圭一には聞こえるだろう。
あとコンポーザーもきっと万能なんだし]

(お前には、上手に当ててもらわないとな。
 あと、トリも探すぞ)

[協力は必須、それは自覚あるがゆえ
 そのほかにも怒鳴組やルイネル組がこちらにきたことは、まだ、しらない。]


 ── 7th day?:スクランブル交差点 ──

[ そうして、おれは目を覚ました。

 勢い良く身体を起こして、きみを探して。

 自分の置かれた状況と、
 ”脱落者へのミッション”に気がつくのは、

 あと、ほんの少し、あとの話。*]



 うるせえ。
 死んでから体面気にしてどうするんだ阿呆。

[馬鹿者、と小津に罵られれば。
にやりと笑って、横柄な口調でそう返す。
やられっぱなしは性に合わないのだ]

 世界で一番美しい、もの……。

[小津の言葉に、頭上に渦巻く煙を見遣った。

美しいものを美しいと感じる心。
それを失ったと、確かに小津はあの時そう言った。

小津も、このコンポーザーに対して怒っているのだ。
その言葉の意味を、怒鳴は噛みしめた]


[店内を煙の金魚が悠然と泳ぐ姿を、
怒鳴は呆然と見遣る。

それは美しい、白銀の舞い。
まるで、御伽噺の一幕のような。幻想的な光景]

 ……すげえ。

[素直に、そう声を漏らして。

思わず目の前で泳ぐ金魚に手を伸ばせば。
ばちんと金魚は宙で跳ねて、怒鳴の掌をすり抜けていった。

小津の合図と共に、金魚たちの動きが変わる。
早く、不規則で、先の読めない軌道を描くそれに。
目が回りそうな感覚すら覚えて。

凄まじいまでの、金魚たちの猛攻]





 ――――やったか!?


 


[思わず膝を叩いて叫ぶが。
次の瞬間には、怒鳴は驚愕に顔を歪ませる。

傷だらけの“クマ”が、“龍”へと姿を変えて。
カフェの天井を突き破って、舞い上がっていく光景を。

ただ怒鳴は、呆然と見送るほかなかった]

 ……は、は。嘘だろ。
 ドラゴンになりやがった、ぞ。

[掠れた声を出して。
まるで神話に出てくる神様のような理不尽さ]

 小津。俺らは、もしかしなくても。
 とんでもねえモンを敵に回しちまったみてえだな。

[穴の開いた天井を、見上げた**]


ひゃっ!輝にいの声で喋った…っ
って、輝にいだから当たり前か。

乗る?背中に?

[恐る恐る背中に跨り、首にぎゅっと捕まってみる。]

あ…意外と乗りやすい。
えぇと、やる事は二つ。
協力してくれそうな俺らみたいなのを探す。
コンポーザーを探す。
見つけたら、皆で倒す。そういう事だな。

[体勢を整え、狼に騎乗した状態で、現状を確認。
耳元で話しながら、了解と頷く代わりに頭をこつんと狼の頭に合わせた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 00時頃


忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2016/06/18(Sat) 00時頃


―7th days?:スクランブル交差点―

[最後に見たのは、今にも泣きそうな顔をした幼馴染で、
大丈夫だよ、なんて、幼い頃のように手を差し伸べることもできず、
僕の意識は急激に沈んで――。

それから――?

がばり、と身を起こして、周囲を見渡せば、
最初の日とは違って、
きっと、そんなに遠くない場所に、彼と――
それから、遠くの空の“何か”が、見えたかもしれません。**]


メモを貼った。




 [ ―― "……貴殿らは、金魚か?"

  幾何と名乗る死神に問うた事。
   その返事を男が知ることは無かったが、
  もし聞こえていたならば、男はこう答えただろう ]


   いいや、違う。
   何故ならヒトは、金魚のように絢爛ではないからな。

 






  ―――― だがそれ故に、金魚よりも美しいのだ。*



 


[水の中ではなく空を泳ぐ白煙の金魚の群れは
クマ目掛けて不規則な軌跡を描き、泳ぐ。

金魚の群れは、狙い通りにクマを切り裂くが、
怒鳴がやったかと声を上げるのと、
コンポーザーが密かに笑ったのは、ほぼ同時だった]


  なっ……!?


[二足歩行の巨体が、空想上の生き物へと成る。
蛇のような身体に鋭い爪を持つ手と角を持つ龍。

狭いカフェの中を渦巻き、撹拌される煙は、
白煙の金魚の輪郭を消し去った]


[龍はカフェの天井を突き破り、空へと飛ぶ。
降ってくる瓦礫は再度テーブルの陰に隠れてやり過ごした。

騒動が静まった頃。
天井に空いた穴から空を見上げる。
隣から呆然とした怒鳴の声が聞こえた]


   何を今更。
   どんな者であろうが、諦めるわけにはイカン。


[いつか、類に語った「諦める事と諦めない事」
どちらを選ぶかはその時々で考えろと。


―――― 今は諦めてはならない時だ]

 




   追うぞ、ミスター。
   まさか、怖気づいたわけではあるまい。


[冗談めかしながら口端を上げて、
迷いなき足取りでカフェの出口へと向かった]**


メモを貼った。



(まぁ、そう、やすやすと賛同者が集まるとは限らないがな。)

[圭一を乗せると、派手に蹴り飛ばした出入り口、今度は狼の姿で扉をでる。]

(多分、さっきのダッツのアイスは、魔法力2倍ってやつだ。
 なんちゃってな。)

[そんなことをいいながら、さてと外に出て、見上げる空。
ちょうど7見えたのは、この世界にはいないはずの動物の姿だったか。]


メモを貼った。


[ 顔をあげたら、すぐ近くにきみがいた。

 雪崩れ込むように蘇った記憶が、
 響く声が、
 きみに、きみとおれに起こったことを、
 忠実に、思い起こさせる。]

 ── ネル、

[ きっと、二度目だった。

 おれは、今この瞬間に
 これまでに経験したどんな瞬間よりも、
 自分のあまりの愚かしさに、
 絶望というきもちをあじわって、
 ただ、この世界から、消えてしまいたいとさえ思った。

 この七日間のはじまりの、あの日以上に。

 ── だけど、チャンスもまた、あった。]




  [ ── 紀陸類は、まだ、あきらめない。あきらめられない? ]

.


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