160 東京村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
(>>165) [乱暴に伸びてきた男の手、私は思わず悲鳴をあげる。]
やっ……!
[なんでだろう。思わず抵抗してしまった。あんまり、わけがわからなくなっているものだから。 振り払うように身体を動かして路地から逃げようとする。 けれど、身体を反転させようとしたところで鞄を掴まれた。 そうだ、どうせこうなってしまうから、抵抗なんて最初からしない方がいいに決まってるのに。]
(173) 2015/06/06(Sat) 20時頃
|
|
[揉み合ったとも言えないが、暴れた甲斐あって何とか彼の手は離れてくれた。(>>175) 私も体のバランスを崩して転びそうになるが、何とかこらえる。 彼の顔を見れば、異様な、何を求めているかわからない、不純に楽しんでいるような笑顔をしていて、ぞっと。 吐き気も忘れるように鳥肌が立ったけど、その分こらえきれずに涙がでてきた。声も。]
なっ…… ……なんなんですかぁっ!!?
[私が出せたとは思えない大きな声。初めて襲われた時以来かも。 声を出せたら、体も動いた。引っ張られた時に手から離れて落ちていた鞄を一気に拾って、路地の逆側へ逃げ出す。 男性相手に逃げられないだろうなんて考えてる余裕はなくて。]
(177) 2015/06/06(Sat) 21時半頃
|
― きさらぎ駅 ―
[「廻谷なぎさ」の形をした女が、「きさらぎ駅」のホーム内の椅子に独り座り、スマホを操作している。]
[ただ、その顔…口許には、「痣」が無かった。]
[「痣女」の噂を「表層の世界」に残してきた事を示すかのように、「きさらぎ駅にいる廻谷なぎさ」には「痣女」の象徴と言うべき「痣」が無い。]
|
[狭い路地を駆けているのに、行けども表通りが見えてこない。右、左、右と曲がって、分かれ道もあって、大通りの明かりが見えないなんてことがあるだろうか。 背後から追いかけてくる足音がしてきて、私は焦燥していく。息は荒く、鼓動は激しい。
そうして走っているままなのに、その声はやけに耳に届いた。 穏やかな声。]
え……?
[思わず足を緩める。]
(182) 2015/06/06(Sat) 22時頃
|
/*
あ、今日から襲撃できるのがひなこちゃんだけになるよね。
忘れない内に村建て発言を渡しておいた方が良いかしらね。
/*
渡しちゃった…★
だって、ひなこちゃんの描写見たいじゃないですか。
でも時間とか体力の都合でちょっと…!って時には、適当に何かするから、遠慮なく投げ返してくれて良いですからね。この先いつでもね。
早々に襲撃をひなこちゃん一人に任せる事になっちゃってるので、巻き取れるとこは巻き取ります。
|
[『寂しくなんかない』とは、どういう意味だろう。 寂しさ……孤独、満ち足りなさ。 私は孤独だった。やさしい両親がいても、私は孤独だった。 どうしようもなく、私はただ自分のせいで、一人だった。 私は寂しさから救われたいと……ずっと思ってた。
『大丈夫です』と声が響く。(>>190)
大丈夫なのか、と思わせる波長をその声に感じた。 後ろからは追いかけてくる足音。 足音から逃げるように、声を頼りにするように明るさの見えた表通りに飛び出た。]
(197) 2015/06/06(Sat) 23時頃
|
|
[通りには誰もいない。人の声もしない。 新宿の路地は意外とチラシの一つも落ちていなくて、その綺麗な路面が静けさをより演出していた。 こんな場所があるだろうか。違和感がぞわぞわと足首から上がってくるような感覚で。
私は、どこにいるんだろう。
そんな思いがよぎったが、後ろからは足音が迫ってくる。 私は、声のしてくる階段を……下っていった。]
(198) 2015/06/06(Sat) 23時頃
|
/*
あ、渡しちゃった。
そしてミルフィさん以外の可能性を特に考えてなかった。
まあ、その時は日が変わってからまた、ひなこちゃんからその人に渡してくれても問題無いですし。
|
[突然の、背後からの声。(>>200) 驚いて、振り向く――]
(201) 2015/06/06(Sat) 23時頃
|
|
[何も、いない。 私は階段の上で振り返ったまま足を止めている。 聞こえてくるのは向かってくる足音で。 逆を向けば、階下が遠く感じるような階段がある。
私は、階段を――]
(210) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
|
|
[――飛ばなかった。]
(214) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
|
|
[心臓を引きちぎったような意思が私の中にあった。 身体を反転して、追ってくるであろう人に向き直る。]
わた、私は……
[何を言おうとしてるんだろう。私は、何を思ってるんだろう。]
(215) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
|
|
死にたくなんて、ない……!
[お腹が震えるような声で、絞り出した。]
(216) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
|
|
[寂しいから死にたいと思ったことなんてない。 死にたかった時に寂しいから嫌だなんて思ったことはない。 どんな目に遭わされたって、痛かったって、死んだほうがマシだなんて思わなかった。家ではお父さんとお母さんが笑顔で待っているのだから。]
(224) 2015/06/07(Sun) 00時頃
|
|
[私の声が響いて張り詰めた空気の路上を、新しい声が打ち破った。(>>220) 思わず私は声を張り上げて答えた。]
……っこ、ここにいます! たすけて……!!
[それから、端的に終わりを告げるような、あの穏やかな声がまた聞こえた。(>>226)]
(228) 2015/06/07(Sun) 00時頃
|
|
[追いついてきた男が、再び乱暴に伸ばしてきた手(>>229)]
……や!
[やめて、と振り返りながらその手を払おうとして…… 私は、足を滑らせた。]
(232) 2015/06/07(Sun) 00時頃
|
|
[足が浮いて、落ちていく。 手は何者もつかめない。肩にまだかけていた学生鞄が、腕をゆっくりと抜けていく。 体がだんだんと水平に近くなり、そのまま頭が腰より下にいくのを逆転する視界で感じた。 階段が視界にどんどんと迫ってくる。
一回目を、頭で跳ねた。
二回目までに反動で体が捻られて、肩と腰が打ち付けられる。
三回目はほとんど浮いてなかったから、そのまま、階段に体中を打ちつけながら落ちていく。
鈍くぶつかる連続音が、階段の狭い空間に反響してとても大きく、響いた。]
(246) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
|
|
[階段の下は何者も息をしない無音さで静まり返っている。 もし私を追って下りてきたならば、階段に転々と、だんだんと多く飛び散った血がある。 そして、階段の一番下には、何も無い。
まるで今朝、山手線から消えた二人のように。]
(253) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
|
[電車が減速したのを感じてすぐ、駅名のアナウンスが始まった。
電池が切れて使い物にならないスマホをポケットにしまう。
twitterでも「降りるな」と言われていたし、以前の経験からも降りるつもりもなかった。
それとなく、きさらぎ駅を車内から見下ろしてみる。]
………!
[ホームに誰か、いる。ホームに設置された簡素なベンチに、誰かが座っていた。
あれは……]
[気がつくと、自分の足はホームにあった。
ゆっくり、その人影に近づく。走っては逃げてしまう気がしたから。
]
[お互いの顔が視認できるところまで近づく。
その女の顔を、まじまじと見た。]
…………ッ………は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………
[大きく、吐き出すようなため息をついた。
落胆したような、安堵したような。
膝に手をおいて、前屈するように上半身を屈める。
長い髪が流れて、表情は読み取れない。」
…………あー………
[言いたいことは沢山ある。
言い足りなくてたまらなかったはずなのに、
どれにも優先順位がつけられなくて言葉につまる。]
………何でここにいんの。
[言葉を発すると。
電車は出発してしまった。
振り返らず。顔を上げず。
音だけでそれを見送る。]
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る