105 CLUB【_Ground】
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[鎖が千切れてしまっているらしい、今すぐに直すこともできず 男は拾ったそれを白衣のポケットにしまった。 もう片手で触れる震える手に、両手を添えて。]
うん?
[まるでなんでもなかったかのように、手を撫でる。 “大丈夫”と言わないのは、二年前も今も変わらず。 ただそっと、その手を撫でた。]
(@189) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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[出荷直前の虎が、一度出荷を見合わせる事となった事件。 猫が揺れる玩具に飛びついた、ただそれだけの事だ。 切り裂かれた胸が痛くないわけもなかったが それよりも、本当の猛獣のように扱われた姿の方が男には辛かった。
こうして、怯えるほど躾をされるハメになったのだろう。 その原因は男の放った一言のせいでも、あり。
だからこそか、目隠しから溢れる涙を救い上げ。 頬を、頭を撫であげた。 首筋による顔が噛み痕を舐めるのは、くすぐったく。 また手を伸ばして、髪をぐちゃぐちゃにしてやった。]
俺は平気だ。
[落ち着くように、何度でも。]
(@193) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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もう、寂しくないな? 必要な時に呼べ、また来る。
[手は離れる、余計な熱を与えてしまわぬように。 癖のように掻き毟る首筋は、この時ばかりは逆を押さえ。 左側の傷をさすって、立ち上がった。 いつものように淡々と、“必要な時”に呼べと落として。]
ああ、多分雪になってんぞ。 さっきから音しねぇもんな。
[見て見るといい、と口にして(>>371) 男の姿はゆっくりと、虎の部屋を 後にした*]
(@194) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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―寮・虎の部屋―
謝れるのは、いいことだ。
[謝罪にはそう告げた。 撫でる手は離れ、空を切る手をもう一度撫でる事はなく。]
雪、綺麗だぞ。
[それは触れると消えてしまう、幻想のよう。 静かに寂しく降り積もる。 足音は振り返らず、虎の部屋から離れ。 扉が閉まる音と共に聞こえるのは。]
(@196) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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…――――それは、叶えてやれねぇよ。
[冷酷に落ちる、雪の一片。 取り残される動物は、総じてそう思ってしまうのだろうか。 居心地のいい場所だと、認識してしまっているのだろうか。 それではならない、そう在ってはならない。 男の足音は、いつもと違う革靴の音で遠ざかる。
優しさも、温もりも、何もかもを *引き連れて*]
(@198) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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―研究ルーム―
[男の足は研究ルームへと戻り、デスクに着く。 まだ部下たちは帰ってきていないようだ。]
――――――。
[シャリ、と持ち上げた、千切れた銀色。 指先がぱちんと開く。 その表情は前(>>@78)と違い、なんの色もなく。
黒縁のガラスが映すのは――――ただの銀。
そのロケットは空虚で、元から何も入ってなどいない。 男の表情が次第に曇り、眉根を寄せ。 憤怒とも、悲痛とも、疲弊ともとれるものを作り上げた。]
(@199) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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[“いつか”写真をいれて、二人で互いに持とうと誓った。 減俸もペナルティも、この研究所から追い出されてもいいと。
結局は、写真など撮る事も出来ぬまま引き裂かれ。
最後に聞いた悲痛な声が、今でも耳に残っている。 目隠しを外され変わる表情を、今でもこの目が覚えている。]
(@200) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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悪いな。
…、……悪い。
[その声は、酷く細く。]
愛してる。
[数度、その言葉を繰り返して。]
(@201) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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[何もないその銀に、甘い甘い口付けを落とす。 ゆっくりと蓋を閉じた微かな音の次に聞こえるのは。 灰と吸殻だらけのゴミ箱が、それを受け止める音。
時計を見上げた男の表情は、もういつもと変わらない。
――――ああ、なんて最高の *誕生日だ*]
(@202) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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