48 マーメイドライン
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[厚い前髪の中に隠した、深海色の瞳を眇め見る。 良く良く見れば、彼女は岬で幾度か見掛けた少女だった]
……ふふっ。
[古い伝承になど思いを馳せていたせいか、人魚が波と戯れているようだなどと考えていた事に思い当たり、自嘲が零れる。 馬鹿みたいだ。 尤も、餌を強請る猫を足元に放り突然笑い出す状況も、冷静になれば中々に恥ずかしい]
(48) 2012/05/14(Mon) 00時半頃
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手伝い クラリッサがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(手伝い クラリッサは村を出ました)
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― 岬 ―
[ばしゃり、ばしゃりと水遊びを楽しめば、ゆうくりと水にぬれた脚を引き上げた。 タオルなんて持ってきていないから、どうしようかと思案した後、濡れたまま裸足で海浜公園と続く道を歩く]
……はじめて土を踏んだ人魚姫も、こんな気持ちだったのかしら。
[ぐじゅぐじゅと濡れた脚に土がまとわりつく感触が気持ち悪い。 眉根を寄せると僅かに顔をしかめて、モノクロームの現実が待つ街へと歩みを進めた]
(49) 2012/05/14(Mon) 02時頃
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[海浜公園の入り口まで来れば、少し離れた場所に見える女性と猫。 まさか先ほどの水遊びを見られていたなんて知りもしないから、 ただただ女性と猫の組み合わせにほっこりとしたものを感じて、自然と浮かぶ笑み]
こんにちは、お姉さん。 可愛い猫さんね。
[お姉さんの飼い猫……? と、潮の香りのする髪をゆるり傾いだ]
(50) 2012/05/14(Mon) 02時頃
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[少女から視線を外し、暫く海の青を眩しげに見遣る。 ああ、あの色はとても綺麗。似た色のビーズがあるからブローチにでも――]
――あっ、こら。 ダメだってば。
[魚入りの袋を狙う猫の額を慌てて押し留める。 思考が逸れた隙を狙う彼と、小さな攻防を繰り広げていると笑み混じりの声>>50が掛かった]
…………あら。
[先程波と遊んでいた少女の姿に、一度瞳を瞬く]
こんにちは。 ええ、うちの子。クラリッサ[[who]]って言うの。
[見ての通り食いしん坊で困ってるわ、と苦笑を浮かべ、答えた]
(51) 2012/05/14(Mon) 02時半頃
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クラリッサ……? まあ、すごい偶然。私の名前もクラリッサって言うのよ。
[同じ名前ね、と。 魚の入った袋を狙う猫を抱き上げ、腕の中へと包んで笑う]
なんだか不思議ね。
[くすくす、くすくす。 鈴をころがす様な声が、静かな公園に響く]
(52) 2012/05/14(Mon) 02時半頃
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え?
[少女の名を聴き、また一つ瞳を瞬く。 厚い前髪の下の事、相手には分からないだろうけれど]
そうなの? それは面白い偶然ね。
[猫と少女を見比べ、小さな驚きを覚える。 少女と同じ名を持つ猫は、くすくすと笑む少女の腕の中で暢気に欠伸をしていた]
(53) 2012/05/14(Mon) 03時頃
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[大きな口をあけて欠伸をする猫の額を指の先で撫でる。 ごろごろと心地よさそうに喉を鳴らす様に、笑みはより深くなるか]
クラリッサ、なんてそんなによくある名前でもないのに、ね。
[ね、クラリッサ…と、腕の中の猫に話しかければ、 にゃぁと呑気な声を返すのにますます楽しそうに笑って]
はい、お前の主人のもとへお帰り。クラリッサ。
[ひょいっと、猫を差し出した]
(54) 2012/05/14(Mon) 03時頃
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[公園に響く澄んだ美しい音が、猫の名と同じ別の少女の声音に重なる]
[冗談混じりに自分の名を雄猫に勧めた彼女は、今何処で何をしているだろう。 昔むかし、両親も健在で己が未だ少女だった頃。 淡い淡い憧憬を寄せていた、少女は]
……ちょっと人懐こすぎやしないかしら。
[クラリッサと名乗った少女の腕の中で我が物顔をしている猫に、じとりと視線を送ってやる]
(55) 2012/05/14(Mon) 03時頃
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[受け取る様子のない年上の女性に、ゆるりと首をかしげば、潮の香りのする髪が一房流れて落ちる。 目の前の女性と、差し出した猫と。ゆらりと泳ぐ視線]
同じ名前だからかしら。
[人懐こすぎるとの呟きにそう返して]
いつもはもっとやんちゃなの、クラリッサ。
[ぶらんと尻尾を揺らす猫に尋ねた]
(56) 2012/05/14(Mon) 03時半頃
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え、あ。 ……いいのに。
[ひょいと渡される猫を受け取り、慌てて弁明を入れる。 直前の己の言葉を思い返し、誤解させてしまっただろうかと]
その子、可愛い名前だけど男の子なの。 人が付けてくれた名前でね。
[あまり無い名の由来を付け足して、そういえば一方的に彼女の名を聞いた事になるのだと気付いた。 行きがかりの相手に名乗るべき状況かは、微妙な所だけれど]
ああ、あたしはラディスラヴァ・スナイダー。 街の裏通りで仕立て屋をしているの。
[重い猫を抱え上げ、営業用の笑みを浮かべた]
(57) 2012/05/14(Mon) 03時半頃
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ラディスラヴァは、猫が直ぐさまクラリッサの元に戻る様子に呆れ顔を一つ。
2012/05/14(Mon) 03時半頃
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まあ。てっきり女の子だとばっかり…!
[男の子だと聞いて、赤い瞳をまぁるく見開くとまじまじと猫を見つめる。 むんずと女性の腕に抱かれた猫の後ろ脚を両手でつかみ左右に開けば、現れる男の子印にまあまあと呑気な声を一つ上げた]
裏通りの…? この間ね。ハイスクールのお友達が可愛い小物が置いてあるお店が裏通りにあるって言ってたの。 きっとお姉さんのお店の事ね。
[ぽん、と手を打ち、にっこり笑って]
お店のお名前も教えてもらってもいい? また、クラリッサくんにも会いたいから。
[だめ……?と見上げる赤い瞳は上目づかいに、ラディスの顔を映している]
(58) 2012/05/14(Mon) 03時半頃
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クラリッサは、じぃっと見上げたまま、ラディスの返事をわくわくと待っている**
2012/05/14(Mon) 04時頃
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[少女が近くになるにつれ、潮の香りが強くなる]
[まじまじと猫を見詰める少女の細い手が、戸惑いなく猫の両脚を広げた。 儚げに見えた少女の思わぬ大胆さに、思わず頬の辺りが熱くなった]
……え、ええ。 あの辺りで小物を扱っているのはうちだけだと思うわ。
[大通りには女性好きする雑貨を扱う店が沢山あるけれど、裏通りには見掛けない。 仕立ての仕事が無い時には小物等を店舗に出し、クラリッサの年頃の女の子も時折買いに来てくれていた]
『Sen o moi』というの。 よければ、クラリッサ――あ、猫の方ね。会いに来てあげて。
[貴女が好きみたいだから、と為すがままの猫をぶらりと持ち上げる。 見上げる少女の赤い瞳。 その瞳に映る己から視線を外し、逸らすように**]
(59) 2012/05/14(Mon) 04時半頃
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[不思議な響きの店名に、きょとりと動く赤い瞳。 ぶらりと揺れる猫の足を振りながら。 そらされた瞳を追いかけるように見やって]
お姉さんのお店には、私の夢も置いてあるのかしら。
[くすくす、くすくす。 鈴の音はころころと転がる様に笑みへと変わる]
きっと、逢いに行くわ。 クラリッサにも。それからお姉さんにも――…!
[猫の脚から手を離せば、ふわりと舞うスカートのフレア。 ごきげんよう、と。軽やかに手を振り、裸足のまま街へと戻る道を歩く。 後には仄かに、潮の香りだけを残して**]
(60) 2012/05/14(Mon) 13時半頃
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本日0時前くらいに開始します。
少人数スタートですが、概ね見込んでいた人数程度ですので
ご了承下さいませ。
(#4) 2012/05/14(Mon) 17時頃
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―― 港 ――
……。
[防波堤近くの街灯に手を当て ぼんやりと海を眺む]
また、
[明日も、明後日も、明明後日も 部下に怒鳴って、上司に指図される毎日が繰り返すのだと そんな、特別でも何でもない日常が 全て、この海に飲み込まれてしまえばいいのに、と]
下らない……
[海に身を投げたって悲劇のマーメイドにもなれないのだ。 ただ密かに新聞の片隅に名前が書かれ 悲しむ人も殆どいない。部下からは喜ばれるかもしれない。]
(61) 2012/05/14(Mon) 17時頃
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[飽いた。 飽いてしまった。 辞表でもつきだしてやろうかと思う。
だけれど世の中の歯車から外れたところで 自堕落な生活が待っているのは分かりきっている。 プライベートは駄目な生活。 部屋はゴミこそないものの、物の整頓は出来ていないし 料理なんて面倒くさいからと買い食いばかりしていれば 従姉妹の様に太ってしまうのだろうし。]
私は、何を望んでるんだろ、 ね。
[人当たりの悪い性格を簡単に治すことなど出来ず、 かといって独りになった所で世界が優しくなるわけじゃない。 残酷な現実の中で、アイデンティティを維持しているのは 結局はこの性格ありきなのだ。 この性格の所為で恋人という恋人も出来ないし 仮令付き合った所で建前と嘘を塗り重ねて駄目になる。]
(62) 2012/05/14(Mon) 17時頃
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[そもそも、異性との恋愛なんて―――]
……
[言ってしまえば、根っからの同性愛者だ。 世の中から忌避される、風あたりの強い存在。 この立場でそんなことをカミングアウトしたら 職場での視線がどれだけ冷たくなることか。
自分が同性愛者であるという問題は些細なことに過ぎない。 恋愛なんて切欠と相性でどうとでもなるものだ。 問題なのは、誰とも相性が良くない、この欺瞞に満ちた性格。]
――…あー。もうだめ、だ。
[ぐちゃぐちゃと頭の中が混乱する。 建前の強い自分、人に厳しい性格、 そしてそれを自己嫌悪する感情。]
(63) 2012/05/14(Mon) 17時頃
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よ、……と
[テトラポットの上に乗って、 打ち付ける波を見つめる。 海の藻屑になればこんな靄も消えるだろうか。 酷くつまらない日常。 先行きの真っ暗な未来。 そしてこの足は、今―――]
……無理。
[シニックに口元を歪めて、動かないどころか後退する足を見る。 身を投げる勇気なんて微塵もないし、 何から何まで情けない。]
(64) 2012/05/14(Mon) 17時半頃
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[>>46魚に引き込まれると聞いて。 海へと誘うセイレーンの事が少しだけ頭を過ぎったが。
無意識に擦った彼女の腕に、 少しだけぬるりとした感触を感じて。
よくよく見ると、うっすらと滲む血]
魚に引きずり込まれるとか。洒落にならないね。 ちょっと、血が滲んでる。待ってて。
[彼女の腕から手を離して。 先ほど無造作に広げたソーイングセットを手に取る。 小さなポケットの中に、絆創膏が3枚。
片付けるのが面倒で、無造作にポケットに突っ込んでおいたソーイングセット。 たまたま持ち歩いてた奇跡に感謝しつつ、彼女の傷をハンカチで優しく抑えてから、絆創膏を貼った]
(65) 2012/05/14(Mon) 17時半頃
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[――その時、不意に吹いた強風は、 余りにも不意打ちで]
……!
[テトラポットという不安定な足場から、 ふらり、身体が攫われたかと思うと 大きな水音を立てて海に投げ出される身体。]
(66) 2012/05/14(Mon) 17時半頃
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これで、大丈夫かな。 でも、家に帰ったら、綺麗に傷を洗って、貼り直してね。
[そう言いながら。糸を切った鋏を片付けて。 包み直したソーイングセットを、またポケットに無造作に突っ込んだ]
じゃぁ、私そろそろ行くから。 大事にしてね。
[軽く会釈をして、買い物袋を拾い。 少し放心状態の彼女を置いて行くのもどうかとは思ったが。 家の片付けがまだ終わって無い事も気になり。 後ろ髪引かれる思いで、その場を去った]
(67) 2012/05/14(Mon) 17時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/14(Mon) 17時半頃
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[家に帰ったら、片付けは何処までしようか、とか。 買った魚を、どう料理しようか、とか。 思案に暮れながら。港の防波堤沿いをゆっくりと歩く]
ちょっと、風が強くなってきた、かな。 窓開けっ放しだし……少し急いだ方が良いかな。
[一人ごちながら少しだけ歩く速度を上げたその時。 ――不意に吹いた強風。 思わず髪を押さえて。軽くかき上げたその時。
視界に一瞬だけ、人の姿が見えた気がした。 その後に聞こえる、何かが水に落ちた様な音]
(68) 2012/05/14(Mon) 17時半頃
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[このままじゃ死ぬ―――、 でも縋るものすらなく、どうしようもない。 強風に煽られて転倒、 海の底に沈みもう終わる。 短い人生でした。 間抜けな死に様でした。 どうぞお笑い下さい。 くそう、悔しい―――等と 海に落ちるまでに頭脳がフル回転したのだが]
あ"っ!!
……冷た…いったぁ……
[テトラポットの傍の海は、 浅瀬だった。
こんなのテトラポット詐欺じゃないかと思うくらい 深い海の色は唯の空の色だった。]
(69) 2012/05/14(Mon) 17時半頃
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[ え?まさか?! と、思い。一瞬だけ見えた様な気がした、その場所へ。 防波堤の上に荷物を置いて覗き込めば。
海の中から顔を出して居る女性の姿が目に入る>>69]
だ、大丈夫ですか?
[今日は、なんだかアクシデントを目撃する、そんな日なのだろうか、と。軽く困惑の表情を見せながらも、海の中に居る女性に声をかけた]
(70) 2012/05/14(Mon) 18時頃
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[見られた。 人に見られた。>>70 テトラポットから落ちたら浅瀬で間抜けな声が出た所まで 一連の軽事故を、見られた、だろう、か]
だっ
[大丈夫、とひねり出そうと立ち上がり無事を示そうとした所で 海の藻に足を取られ再び転ぶ]
ぶっ
[だめだもう一層、このまま死んだ方が良かった。 恥ずかしさで死にたい。 赤くなる顔を両手で抑えて、 浅瀬に座り込んだまま小さく告げた]
大丈夫だけど、足に力入らない……
(71) 2012/05/14(Mon) 18時頃
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[慌てた様子の女性を見て、 でも大丈夫そうだと確認すればホッと軽く息をついて。
両手で顔を押さえながら、小さく告げる彼女の言葉は。 風の音でよく聞き取れなかったが]
今、そっちに行きます。
[そう言って。防波堤を乗り越えて、テトラポットの上に。 ゆっくりと、足場を確認しながら、彼女に手を差し伸べた]
(72) 2012/05/14(Mon) 18時頃
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あ、ありがとう……
[半泣きである。 服はずぶ濡れ、矜持はズタボロ。]
……
[差し出された手に、そっと手を重ねると はぁぁ。と大袈裟に息を吐きながら 立ち上がり、こうべを垂れた]
ご心配おかけしてごめんなさい あと この事件は無かったことにしてください。
私は海に落ちてない。私は海に 落ちて ない。 あなたが見たのは幻です。 いいわね?
[無かったことにするつもりだ。]
(73) 2012/05/14(Mon) 18時頃
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[温かくなってきたとはいえ、まだ海水浴には程遠い陽気。 強くなった風のせいでも有るだろうが、取った彼女の手は冷たくて。
濡れた髪が、服が、彼女の女性らしさを引き立てて。 ちょっと不思議な感覚に囚われながらも、 彼女の発した言葉に、軽く笑った]
あ、ごめんなさい。 大丈夫です。私は、何も見てません。
でも……。その格好では、他の人から何が有ったのか聞かれそうですよ……ね?
[一呼吸置いて。冷たい彼女の手を引っ張って引き上げながら]
私のアパート、直ぐそこなんです。 そんな格好では、風邪、引きますし……。 良ければ、家に来ますか?
[特に下心や、何か見返りが欲しい訳でも無く。 ただ、無かった事にしたいと言う彼女の為を思って]
(74) 2012/05/14(Mon) 18時半頃
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