人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示



(……死んでも夢ってのは見るのか。
 ──、臆、どっちにしたって死んでたが。)


 ……… 今度こそ、
 死んだんじゃなかったかね、僕は。


[地よりも柔く、枕にしたものを知らぬ儘、
”望み通り”にその背に翼があったかは望め無い。
手折られたはずの華は首から下を撫でれば、
浅くなった刀傷があるばかりのようすに

           ───浅い息を吐いた。]
 




(記憶を失った僕には、
 これが漸く一度目の死を経た感覚だったとは言え
 だからこそ、遅れた、狐につままれた心地にもなって。
 幻想小説かなにかのように、思っちまうのだ。)

 ……… でも、きみが生きてんなら好かった。

 (───臆、でも、……死ねなかったんだなァ。)


[ふ、と、笑ってから。
見上げたきみのすがたに、
きみの重石になっているのに気づいては
慌てたように髪をはら、と跳ねさせて───……。

「……悪い」と乱した髪を掻きながら、
ゆるうく辺りを、──三度目の「せかい」を見渡した。]*
 


メモを貼った。




   [ ……父さん 知ってますか、今日は私の誕生日。 ]

 



 [ ── 何時かの、死にかけた雨の日。
  ぼんやりしていた視界が、
  突然明るくなったのは、車が傍まで来たからだった。
  
  一瞬だけ顔を上げて、
  ── 警察じゃあ ないな って安堵と、
  ── やっぱりあの人、探しに来ない、って、落胆。

  ない交ぜになった心は締め上げられて、
  確かにあの日は、痛みを感じていた。

  もう存在すら忘れた私の、なにか。 ]
 



 [ 言うなれば小学生の子供によくある話で、
  ( 私は高校生だったわけですが。 )
  
  私が悪い子へ突き進もうとしたのも、
  …こうすれば、ここまですれば
  あの血も涙もない自己保身に走る父親に、
  見て貰えると思ったからだ。
  
  たとえそれが叱りの声であっても、
  確かに私が貴方の娘だと感じられれば、
  私はそれでよかった。
  私はあの人の愛が貰えれば、それだけで。

  …積み重なっていく不安も、落胆も、
  こんな夜になってしまえば大きくなる以外になく。 ]
 



 [ ── だからこそ、余計に。
  消えてしまいたいなあ って 思った。
  
  やっぱり私 あの時胎の中で死んでいた方が、
  みーんな幸せだったんじゃないかって、
  未だに信じて疑わないし、譲らない。
  だってこればっかりは、私しか分からないことだよ。
  
  いっそあの車に轢かれてしまおうかすら考えた。
  やらなかったのは、
  …残念なことに、体中が痛かったからだ。
 ( 今思えば一人犯罪者を増やすところだった。
    思考能力も酷いことになっていたらしい。 ) ]
 



 [ 足音が近づく。
  ああ、…車の運転手、そりゃあ、驚いてそうだった。
  こんな大雨の中転がっている人間を見れば、
  そりゃあ そうなるよなあ。

  おっかなびっくり。
  大丈夫か って 声が
  雨音の遠くから、聞こえてくる。
  
  軋む身体を起こして、フードの陰から相手を見て、
  …いや、真っ暗に近かったからよく見えなかったけれど、
  おにーさん、っぽい。
  
  第一感想。
  なんとも酔狂な人間がいたもんだ。 ]
 



 [ 私はといえば、
  …おにーさんの問いかけに
  ちゃんとしたお返事をしなかった。

  もう色々疲れたなあ、とか 思っていたし、
  このおにーさんが百パーセントいい人の保証なんて
  何処にも無い。

  そう簡単に信じちゃ行けないんだ。
  信じたら私の両親の二の舞だって、
  親を選べなかった子供はよぅく、学習しているから。

  だから、つい 出た言葉が、 ]
 



  「 子供の誕生日を覚えてない親って、
            "普通"に考えて居ると思う? 」
 




   [ 短い金糸の毛先から、滴がひとつ、垂れた* ]

 




          ── うん。

 


―  戻って、 ―

 [ くる、と ]

 [ シーシャへ振り向けば、
  ポニーテイルが揺れる。

  ── 気がつけば、
  黒い雑音が増えていく世界だった。
  いくつもあるそれは私の足元を勢いよく掠めていって、
  地面に浅く、傷を残していく。

  境界線。
  線の向こう側には、シーシャがいた。 ]
 



   ── 十七年、ずっと
   戦ったところで報われない、
   あのろくでもない世界から消えたかった。

 [ 語る私の声は、きっと冷静で。
  私の表情は、何時もの鉄仮面。 ]
 



   ……それで、どうして?
   生きている方が素晴らしいって、説くの?

 [ ゆぅるり、首を傾げる。
  油断すると ぷつり と 糸が切れそうで
  
  それを止めようと
  ぎりぎりと、腕を蛇が 締め上げていく* ]
 


[何度呼びかけただろう。
ふっと、瞳が開き、抱いていた小さな身体が起き上がる]

……おかえり。

[心配かけて、とか。色々言いたい事はあったけれど。
何故だろう。どこか吹っ切れた様子の彼を見ればそれしか言えなかった。

回復したようならば、サイガワラを覆うノイズをなんとかしようと、行動を始めるだろう]*


メモを貼った。


―― 生の死神と ――


[ 死神とリョウの話は平行線を辿る。

 それに口を挟めずにいた。
 どちらの話も、きっと正しいと思ったから。

 ( でもこの死神は、想像していたよりも
   ずっと優しくて、微かに零す、苦笑い )]

 




   禁断ノイズ?
   なんだか物騒な名前ねえ。


[ 最後まで嫌味たらしいくせに、
 親切に教えてくれる、死神。

 リョウを殺した時は絶対許せないと思ったけど、
 妙に人間臭いその態度が、
 怪我を負って尚、立ち止まらない姿が、気になって。

 ―――― 掛けた問に、応えは返った。]
 




   トガクレ リュウセイ?

   “死”神なのに
   “生”きるって、矛盾してるわね。


[ くすくす。微かに零す笑みは、
 穏やかに持ち上がる口角と共に ]
 




   でも、いい名前だわ。

   …… ありがとう、流生くん。


[ 告げる礼は、二つの意味で。

 気持ちを汲んでくれて。
 そして、リョウを助けてくれて ]*
 


[掬うように撫ぜている手の向こうで、先生の睫毛が少しさざめいた気がしながら、なおもその髪を梳いていた。

  (思えば、近くにいた筈なのに、
   存外に遠い距離だった事を薄らと自覚した。)


そうしていれば、その唇が、何かを言いかけては止まって、

 ─── 三度目にして、言葉は音を成す。]


 …… ええ、私です、
 お早う、りゅう、

[梳いていた手を止めると緩く笑んで、首を僅かに傾けると、玻璃を覗き込むようにしながら、口数多くなく言葉にした。

只、青年は穴を掘った訳でも、百年待った訳でもないのだが。]


―コキュートスJ付近―

[しばらく休憩をはさんだ後。
展望台から確認する事がかなわないのなら足で探しに行くしかないと思い外へ出たまではよかったが、一歩外に出ればその異変に気づいただろう。]

…これも、ミッションに関係があるってこと…なのかな

[蒼き救済を求める人々の姿。

死神のゲームによるRGへの干渉という意味なら
確かに以前にもシアターの照明へ干渉をしていた事はあった。
しかし目の前に広がる光景は、明らかに以前とは規模が違って見える。]


[死んでなお、夢に魘された日もあったのだから、
死んでも夢は見るのだろう、などと、若し此れが虚ろの夢であっても覚めたくないと思う青年は、夢か現かを確かめようともせず。]

 … 如何、だろう、
 先の遊戯から篩い落とされたは確かだが。

[先生と死神の会話なんぞは知らないから、一体何を望まれたのかも知らないまま、浅く息吐くのを見つめていた。]

 嗚呼、君が生きていて良かった。

[鏡合わせのようにおんなじ事を口にして、緩やかな笑みのまま見下ろしていれば、何に気付いたか突然に跳ね起きるのを少し驚きを以って見遣ってから。

髪の揺らめくのと、すっかり軽くなった脚の感覚を知って、
僅かに惜しむ心地になりながら、ふるり、被りを振った。]


[―異変が起きているのは人々にだけではない。

先に人ならぬモノの気配に気づいたパートナーに手を引かれてか、物陰に身を潜めて様子を窺えば今までに見たことのないノイズ達の姿が見える。

これは現代の大名行列か百鬼夜行か

その流れを注意深く観察したならば
ここよりさらに西から、東の方向へ向かっている事を確認できたのかもしれない。

しかし最初のメールで添付された地図上、ここが一番西の果てに近い場所のはずだったが…一体あのノイズ達はどこから来ているというのか。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


[…そうして、改めて。
三度目の世界に、ゆるり、視線を巡らした。

  (というのも、此処でする事など。
   皆目と知りもしなければ、
   未だ夢水に浸ったような心地のまま。)

扨、何をしよう、などと思ったところで、降って湧くような事などないのだ。


  ( ─── 嗚呼、否、訂正しよう。

   したい事やすべき事は兎角として。
   黒い雑音は湧いていたようだったから。)


只、とても穏やかで静謐な刹那であるのは間違いがないから、そのままに居るのもいいかと思いながら。]*


メモを貼った。


─ 幕間 ─

「数え切れないこの世の歪みを正すために、蒼き光の救済を」
「幸福への導き手となりて、すばらしきせかいへ誘い賜え」
「すばらしきせかいを」
「すばらしきせかいを」


[蒼に目を輝かせる彼らが口にするその言葉を聞き
 とある詩を思い出してもいた。
 いつの頃からかその詩人の詩集に出会ってから
 幾度と無く読み返してきたそれ。

 谷川俊太郎のW二十億光年の孤独W
 そこには確かこうあった]


[W宇宙はひずんでいる
  それゆえみんなはもとめ合うW

 この世の歪みが、何1つなくなったら
 誰も何も求め合いはしないのかと思いついたら

 それは、とても、とても寂しいと]*


メモを貼った。



[ くるり、]


[ ポニーテールが揺れ、
 揺らがぬ表情がこちらを向く。

 ( 先ほど見たのとは違う、
   黒いノイズが視界を過る。
   だけど、いまアタシが見ているのは、 )

 何の迷いもなく、うん、と頷かれた。

 さっきまで隣にいたのに、
 なんだか今は、近くにいるのに、遠くて、]


[ でも、]
 





   ―――― 本当に、消えたかったの?


   だって、本当に消えたかったなら、
   アタシと契約なんかしなきゃいいわ。

   ミッションだって、
   頑張る必要なんて、無かったでしょう?


[ 思い出すのは、リョウと過ごした七日間。

 サイガワラを走り回って、
 ノイズを倒して、サブミッションをして、
 そして、斃れた時の記憶 ]
 



[ 隣にいたから、分かってるつもりだった。
 リョウは一度も、諦めた事なんてなかったって。
 ―― だから、勘違いしていた ]


   生きている方が素晴らしいなんて、
   アタシは説くつもりは無いわ。

   …… アタシは、
   リョウは「生き返りたい」って
   思ってるんだと、思ってたから。


[ 最も、それを彼女が望まなくても、
 きっと、同じことをしただろうけど。

  苦々しく伏せる目は、
 彼女の袖の下の蛇の事には、気付けない ]
 


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:オーレリア 解除する

舞台に (7人)

オーレリア
25回 注目
村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび