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![]() | 【見】 営利政府 トレイル[ 俺が失ったものが、俺にとって大切だったかは、 (@114) 2017/06/18(Sun) 06時半頃 |
![]() | 【見】 営利政府 トレイル 俺から言えるのは、アンタが失ったそれは (@115) 2017/06/18(Sun) 06時半頃 |
![]() | 【見】 営利政府 トレイル[ そこまで口にしてから、肩をすくめて。 ] (@116) 2017/06/18(Sun) 06時半頃 |
![]() | 【見】 営利政府 トレイル[ 彼らがこれからどうするのか、 (@118) 2017/06/18(Sun) 06時半頃 |
[呆れられたのだろうが、エントリー料の事を教えてくれた
生き返って、取り戻す。何かもわからないのに、怖い想いや痛い想いをして。本当にそれはそこまでの価値があるのだろうか。
でも、生前でこんな気持ちになることはなかったから、取り戻す必要はあるのかもしれない。
対価が余りにも酷ではないか、と判断するには2度目の死を経験したから言えるのだが]
[丈司に対し、本心も含まれているだろう憐れみの言葉
心が痛むが、奮起するには至らず。
失くした何かが欠片でも分かればまた違っただろうか。
召喚された、ノイズが2体。
迷いのある拳では、致命傷を与える事は出来ないだろう。
回し蹴りで一先ずは距離をとるが、さて。
迷い子のように、後ろの丈司に眼を向けただろう。
彼はどう行動しただろうか]*
[視界の隅で、
自分で手を下すまでもないと言うように。
それ以上彼に話す事は、目の前の化け物が許してはくれなかった]**
メモを貼った。
[少年はただ、目の前で行われている死神と彼女のやりとりを黙って見守っていた。
その話題が
ぼくの事は知っているのに、どんな知り合いだったのか繋がりの“元”が思い出せない様子で…
(……だとしたら、納得はできるけど)
そこから推測すれば答えは簡単なものだっただろう。
彼女がここまで生きる気力を失ってしまう程の大切なもの。
パティさんのエントリー料は…]
[
できる事なら避けたい事態ではあったが
それでもこちらの命を狙うというのなら、死神のお兄さん相手でも戦わなければならない。
けれど続いた言葉は予想していなかったもので、少年はぽかんと口をあける事となっただろう]
(ぼくが…可哀想…?)
[それは挑発もあったのだろうけれど、少年は覚えている。
このゲームで生き抜くコツを教えてくれた彼の言葉を。
一蓮托生である自分のパートナーを信じることが重要だと言った彼を。
今にして、改めて思う、あれは本心からのアドバイスだったのだろうと]
(あぁ、勝手な勘違いなんて…)
[―うそつきなお兄さん
自然と浮かんだ表情は苦笑。
だったらこちらは、その勘違いを信じてみよう。
あの瞬間の彼は、間違いなく親切な死神のお兄さんだったのだと]
…っ!
[
その姿を確認し再び表情を引き締め]
[そして示してみせよう。
彼女が再び立ち直れるようになるまで、今度はぼくが助ける番であるにすぎないだけなんだと]
大丈夫、信じて
[
彼女が盾となり間合いを取ってくれれば、能力を発動するにおける問題は何もない。
2体のノイズに狙いを定め強く念じる。
そうすればすぐにサルビアは成長を始め、赤い花が咲き誇っただろうか*]
メモを貼った。
メモを貼った。
……ぁ
[彼の言葉
それと同時に、またフラッシュバック]
―――大丈夫、俺を信じろ!
[そんなこと言うなら、少しは強くなりなさい。
そう、笑いながら に言った、生前の記憶]
……っ!
[彼の言葉に応えなければ。ふぬけている場合ではない。
間合いを取らせるために、ノイズに向け、リーチのある足技を繰り出す。
そうすれば彼の精神のようにたくましい、赤い雄々しいサルビアが咲き誇っただろうか。
ノイズもまた、霧散されて逝くだろう]
![]() | 【見】 営利政府 トレイル[ 対価が対等なものなんて、ずいぶん甘い考え方だ。 (@148) 2017/06/18(Sun) 18時頃 |
[ノイズがいなくなれば、丈司の方を見る。
この子の陰に、たまに違うものが見える。過去の記憶や……死を目の当たりにしたときは吐き気を催すほどの強い絶望。
いったいこの子は、あたしの、何?]
………ねぇ、聞いても、いいかな?
[彼から特に反対の意思がなければ、彼女は初めて「赤根丈司]と向き合っただろう]*
![]() | 【見】 営利政府 トレイル[ ――それでも、 (@149) 2017/06/18(Sun) 18時頃 |
メモを貼った。
―― 回想 ――
[格闘術を学び始めた最初の動機はいたって単純だった。
弟がいじめられるというのなら、いじめた子に報復するため。それだけのこと。
師にそのことを話したら、バカモンと怒鳴られたっけ]
拳は人を殴るためにあらず。
なんのために強さを得るのか、しかと考えなければ真の強さは得られはしない。
[まーた説教かと。日本の老体は話が長いな、とどこかうんざりしたように聞いていた。
道場の中では師以外には負けなしだったし、技術面で問題なく、ライバルとなるような人もいなかった。
なのにどうして、あーだこーだ言われなければならないのかと。
あ、弟の下校の時間だ、と思う程度には話は耳に入っていなかった]
…もう、大丈夫みたいだね
[ノイズが霧散する様子を確認し、頭上に成長しきったサルビアを二輪揺らしながらほっと息をつく。
念の為周囲を確認したが、今のところあの2体以外のノイズは潜んでなさそうだった。
さて、そうとなれば]
…うん。ぼくが答えられる事なら何でも
[ようやく、彼女と向き合う時がきた。
………でも、この言葉だけは、どこか強烈に心に残っていた。
『誰かのために生きるというのは、卑怯とも言える。
己が本来持たなければならない責任を、相手のものにするということだからだ。
お前は強い。呑み込みが早く、技術も高い。だが根本の心が弱い。
守るための拳が欲しいというのなら、まず――』
『己の足で、しかと大地に立ってみせろ。
誰かをおぶるのは、まずはそこからだ』
[「師、私今貴方のせいで正座させられているから立ちたいです」と言って、無言で鉄拳を喰らったのだっけ]
[どうしてだろう、どこか彼の存在が前よりも大きくたくましく思える
強い子なんだなと、どこか安心というか、嬉しく思う。
それに比べ、今の自分のなんと情けないことか。
あの死神の言葉は正しい。彼は、可哀そうだ。このままでは。
何とかしなくては、その思いはずっとある。変わりたい、そんな思いは死を経験して、ようやく彼女の中に芽生える。
……だから、聞こう。だから、向き合おう。
その結果がたとえさらなる絶望を招くのだとしても]
……丈司君、怒らないで聞いてほしいの。
あたし、貴方のことを知っている。大事にしなきゃいけない子だって、初めてこの世界で会った時から思ってた。
でもね、理由が分からないの。
君は、あたしの何だったのかな。
君も、あたしを知っているんだよね。
どうして君はあたしを知っているのかな?
[契約を結び、日をまたいで一緒にいた相手に問うのもかなり今更なものなのだが。
彼の表情はどう変わるだろうか。罪悪感と不安と、ほんの少しの期待を込めて、彼を見た。
丈司はどう答えるだろうか?]*
[―君は、あたしの何だったのかな。
問われるだろう内容について、大方予想はついていた。
だったら、後はそれを彼女に答えるのみだ。
一度こくりと頷き、すぅ…と息を吐く]
まずぼくについて、簡単に自己紹介させてもらうね。
ぼく、赤根丈司は比良坂第三小学校の6年2組。図書係
そのぼくが何でパティさんの事を知っているか、だけど
答えはパティさんの弟も同じ6年2組のクラスメイトだったからだよ
[さぁ、彼女が忘れてしまった弟という存在を示せば
彼女はどんな反応を見せるだろうか*]
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