人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 歌い手 コリーン


 ―――――ッ

>>42シィラの発する音に。
 耳を押さえて、うめく。

 それから先は。

 耳が元に戻るまで。
 なにも聞こえない、世界。

 チャールズが呟くのは。
 その背を見ていたから気づかず。

 それぞれが解散するのをただ見送って]

(82) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

メモを貼った。


【人】 歌い手 コリーン

 ――ああ、酷い目にあったわ……

[ひとつ、息をつく。

 目の前で行われた悲劇を思い。
 緩やかに、色のない瞳が笑む]

 さあ……あとは誰が残るのかしら。
 誰が壊れるのかしら。

 最後に残るのは、誰かしら。

[回廊に残って居るのは、女だけだろうか。
 まだ他に誰かいたら。

 楽しげに笑う女はどう見えただろう。

 すでに、異形に乗っ取られて居るように、見えただろうか]

―回想終了―

(83) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―城内どこか―

[異形の血に濡れた回廊から離れ。

 ときどき、ちいさな異形が。
 傍らを走り去って行くのを見ながら。

 楽しげに、歌を歌う。

 人がいなくなって閑散とした城の中を。
 歌に惑わされたもののうち。

 目の前にいなかった少女もまた。
 壊れたことをどこかで感じながら]

(84) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン


 壊れた人形
 途切れた糸。

 新たな生贄は誰。

[この城に居るもので。
 歌に惑うものはもういなくても。

 歌うことだけが、生きる術]

(85) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 20時半頃


[楽しげに笑う声がして、花の異形から視線を動かす。
目に入るのは、歌いながら歩いてゆく銀の後姿]

……あのひとも。
なの、かな?

[小さく呟いて。
それから、ふわ、ふわと。
地に足をつけぬまま、歩き出す。

行くあては、なかった]


【人】 歌い手 コリーン

―城内どこか―
[歌を歌いながら。

 思考はとりとめもなくめぐる。

 壊れたベネット。
 シィラを撃ったチャールズ。
 壊れて消えたソフィア。

 どこかで壊れただろうマーゴ]

 まわるまわる。
 刃を仕込んだ歯車は。

 次の獲物を探してる。

[誰かがいなくなる。
 そのことを悲しまなくなったのは、いつ?
 もう覚えていない。
 わすれてしまうほどの昔のこと]

(87) 2010/07/23(Fri) 21時頃

メモを貼った。


― 回想・廊下 ―
[遠ざかる 届かなくなった背中は一度立ち止まり、
こちらへと引き返してくる。
泣き濡れた瞳がその影を見上げる、セシルの姿。]


 ……置いていかないで…


[足はもう動かない。
足だけではない、身体が…巣食われた胸元が、
全てが止まっていく…動きを忘れていく。]


[ベネットと同じくセシルにも、生きて欲しいと望むのに
彼が死を選び取ろうとすることを止めようともせずに
連れて行って欲しいと願う矛盾。

彼からの死への誘いの言葉にはまた紺の瞳から涙が零れ]


   …連れて行って…



              …私も…一緒に…


[力を失いかけた手を、懸命に伸ばす。
知っている―――"彼"は、この手を振り払わない。]


[マーゴに近づいていく人は、形を人から変えていく。
裡から異形に食らわれて、その形を崩していく。
差し伸べられたセシルの手、最期の力で伸ばしたマーゴの手。
あと少しで届く、マーゴの目の前でセシルの手はなくなった。
最期は互いに触れることなく――…伸ばしていた手も力尽きた。]


[紺の瞳にはもうセシルの姿は映らない。
セシルも、セシルを食らった異形も全てなくなった。

潤んでいた瞳も乾き、光を失くしていく…止まっていく。]


 ………


[また独りになって、けれども最期に浮かべるのは
久しく忘れていた、幸せそうな顔]


 ……嬉しい、

                      …嬉しい…セシル…

[差し伸べられた手が、幻のものだったとしても。
彼は置いていかなかったから。迎えに来てくれたから。]


[動きが、全て止まる。

人の形を忘れてしまえば、それは異形と呼ぶことになるのか。
人の心を忘れてしまえば、それは機械と呼ぶことになるのか。
死したマーゴの躯は、最期は何と呼ばれるものだったのだろう。

壊れてしまったこの世界で、
けれども最期に紡いだのは人としての言葉だったから。

この先マーゴが見る夢は、
差し伸べられた手の――…幸せの。続き。]


【人】 歌い手 コリーン

―中庭―

 終焉の闇。
 崩壊の時。

 希望を亡くした。
 哀れな人形。

 壊れるのは、いつ。

[城内をうろうろとさまよい。
 そしてたどり着いたのは中庭。

 そこに居る人影>>91に。
 色のない瞳がゆるく瞬いた]

(92) 2010/07/23(Fri) 22時頃

[ふわり]


[チャールズのところへ向かうホリーの横を白い靄が通り過ぎる。]



[ホリーはその靄に気付いただろうか、
彼女が幻影などに敏感な性質ならば
通り過ぎた靄は、黒髪の女の姿にも見えたかもしれない。]



[靄は中庭へと向かう。]


[ゆらゆらと回廊を彷徨う内、ふと目に入ったのは開いたままの窓]

そう言えば、閉めないで行ってたんだっけ。

[ここから飛び出した時の事を思い出しつつ見やった中庭には、幾人かの姿。

……傍の大樹に、以前は感じなかった何かを感じるのは、気のせいだろうか]

……いって、みよっと。

[小さく呟く口調は、一時、『妹』のもの。
そうして、いつかと同じく、窓から中庭へと飛び出した]


コリーンは、ガストンの近くで足を止める。

2010/07/23(Fri) 22時半頃


【人】 歌い手 コリーン

―中庭・泉―

[泉の傍らにある樹の異形に。
 色のない視線がちらりと向く。

 ガストンの近くで足を止めて。
 泉に手を差し入れた]

 ヨーランダも壊れるのかしら?
 シィラも壊れるのかしら。

 あなたは、どう?

[掬い上げた水は零れ落ちる。
 一口だけ、水をすすって。

 歌うような問いを、ガストンに向けた]

(94) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

[ふわ、ふわり。
地に足はつかず、だからと言って、翼が羽ばたくでなく。
文字通り、漂うように、泉の傍へと近づいてゆく。

その場にあるものたちは、姿に気づくか、否か。
気づかれなくとも、気にする事はなく。
大樹の下までやって来ると、軽く首を傾げてじい、とその梢を見上げた]


メモを貼った。


[中庭に近づくにつれ、靄は形を成していく。
艶やかにウェーブを描く黒髪は綺麗に纏められ、
黒のドレスも埃に汚れてはいない。
泉へと歩み寄る足を引き摺ることももうなかった。]

 ……

[大樹の下にいる人に、緩く首を傾ぐ。]


  …こんにちは、
 ……お水を飲みに来たの…?


[掛ける声は控えめな声量ではあったが掠れていなかった。
もう一度、羽のある人に首を傾いで泉の傍へと寄る。

靄は、小さな上呂を抱えていた。]


【人】 歌い手 コリーン

>>95久しぶり。
 その言葉に僅かに瞬く。

 そんな当たり前の言葉のやりとりも。
 遠い過去のことで]

 そうね、久しぶり。

 シィラがヨーランダを連れて行ったもの。
 あんな状態のシィラが空を飛んで――
 墜落したりしたら、ヨーランダも壊れそうじゃない?

[白に近い銀を揺らして。
 笑う]

(96) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

コリーンは、泉の傍。何かの気配を感じて――けれどそれが見えることはない。

2010/07/23(Fri) 22時半頃


[呼びかける声に、ゆっくりとそちらを振り返る。
上呂を抱えた姿に、ゆるり、と首を傾げて]

……ううん、違うよ。
何となく、この樹が気になって、見に来たの。

[問いに答えながら、視線が向くのは、抱えられた上呂]


【人】 歌い手 コリーン

―中庭・泉―

[フィリップ>>99が近づいてきたのに気づく。

 静かな様子に。
 不思議そうにゆらり。
 白に近い銀がゆれた]

(100) 2010/07/23(Fri) 23時頃

[はらり、はらり、

ゆっくりとせかいは、こわれていく。


季節外れの、桜の花が散るように。]


[返ってきた声に瞬いて、樹を見上げる。
異形の樹は静かにその姿を水面にも映して]

 …気になって?

[反芻して、紺が瞬き見つめる。]

 不思議ね、

 人は異形を相容れないものとして見做すのに…
 人を…世界を、命を今護っているのは、この子なの

[上呂は泉に差し入れられる。
水面が揺れることはない、上呂に水が汲まれることも。
こちらを見ている様子にそちらを見ると淡く微笑んだ。]

 ―――…お水を汲みに来たの、
 


 ―泉・異形の大樹―

[ 水が人を引き寄せる。

水面に映るその姿は、高らかな笑い声に笑んで、
歌う女の言葉に、眼差しを落とす。

そして2つの命ないものの気配――
翼を背にした娘が見上げていた。

果たされなかった約束を一つ、思い出して
水面に揺れる姿は小さく呟く]


              ……ああ、友達に、似ている。


[そして―――寄り掛かる“彼”の姿に、
梢は小さくざわめいた、アリーシャの言葉に同意するように

さわり さわり と ]


……全部のひとが、異形を嫌うわけじゃないよ。

[自分の周り。
異形が食べてしまった、優しいひとたちを思い出して、呟く]

この樹も、それがわかるんじゃないかな?

[言いながら、上呂が差し入れられる様子を見る。
懐かしい、と思うのは、どちらの記憶だろう]

……お水、汲んで。
……何かに、あげるの?


【人】 歌い手 コリーン

[ガストン>>102に小さく笑み]

 楽しむほうが楽だもの。
 それに――壊れ方も。
 それぞれ違いがあるのよ。

[そういうのを見るの、と。
 軽い答え。

 >>103フィリップの仕草に。
 ああ、と納得したように頷き]

 おだいじに。

[ゆっくりとした口の動きで、伝える]

(105) 2010/07/23(Fri) 23時頃

……あ、れ?

[何気なく、見やった水面。
そこに揺れる影に気づいて、瞬く]

やっぱり、何か……誰か、いる?

[微かに聞こえた呟きに、首を傾げつつ、零すのは小さな呟き]


[上呂を差し入れた水面に、
見たことのない青年の姿が映った気がして。
不思議そうに大樹を見上げる。

さわり、と梢が揺れる音がした。]


[ 枝葉のざわめきはやまない。
   風があろうとなかろうと ]

  ( ――なら、いいけれど 
                 時間が )

[ 水面に映る枝葉は ゆれて ゆれて ]

        ( あと、ひとつ お願いがあるんだ )

[ 聞こえない耳に、届くだろう 声 ]


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