人狼議事


122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》

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【人】 双生児 ホリー

――……なに、ベネット?
大丈夫よ、死ぬほど痛いけど死ぬほどの怪我じゃない……、

[――柔らかい、穏やかな光。
体内に蠢く光とは違う、暖かな光]

――……これって……、

[それがゆっくりと痛みを和らげ鎮め、また茨の蠢動を鎮めていく]

……、まさか。
生半な治癒術式で治るような怪我じゃ……、っづ!?

[さすがに完治ではないらしい。
急に動いたからか、びきりと痛みが走って、声も出せずに涙目で悶絶する]

(158) 2014/05/20(Tue) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

……あら、ベネット、あなたがいったのよ。
私とあなたの認識には、遥かに差があるって。

[苦笑いを返せる程度には、収まって]

にしても……ほんと、何でもアリね。
さすが秘蹟≪アーティファクト≫というか、なんというか……。

[呆れたような驚いたような複雑な視線を、ベネットの手にする本に向ける。
ときどきこういう、科学と魔法を高度に発展させた統制局の常識さえ超えたものが存在するのが、世界の不思議なところだ]

(164) 2014/05/20(Tue) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

─閑話:白い呪い─

神は祝福を与えもすれば、呪いもする。

ひとつの呪いの話をしよう。
なんなら、ある災厄の因子《カラミティエンブリオ》の誕生秘話と言い換えてもいい。



虹かける女神、アヴァロン・イーリス。
その存在は一般にはほとんど知られず、デヴァインレイク教の異端、三位一体《トリニティ》派の教義に伝わるものがほぼ唯一といっていい。
正統派教団の高位聖職者か、あるいは神学者や研究者でもなければ、知られぬ名であった。

その女神を教義の中心に据えた新興宗教が現れたのは十数年前。
三位一体《トリニティ》派から更に派生した、破滅主義者たちの一派である。

(177) 2014/05/20(Tue) 09時頃

【人】 双生児 ホリー

彼らの教義を乱暴に纏めるならば、こうだ。

虹の女神は、罪を犯したゆえに泉から追放された。
それゆえに創世神話からも抹殺されている。
白と黒、光と闇の完璧な調和《モノクローム》に、色を与えた罪ゆえに。
多彩は可能性、可能性は希望という名の災厄を人に与えた。
忌むべき七色の虹は、女神が人に与えたもうた七つの罪悪の象徴。
ゆえに虹の女神を唾棄し、貶め、冒涜することこそが罪を清める──と。

──神学上の裏付けもなにもない、無理筋の狂信ではあった。
が、涜神行為を免罪として、罪悪に浸るのはある種の人間にとっては心地よいものだったのだろう。
この邪教は一時期、水面下にてそれなりに広がっていたという。

(178) 2014/05/20(Tue) 09時半頃

【人】 双生児 ホリー

とある貴族もまた、罪悪に耽溺した。
そうして、産み落とした我が子に涜神の名を与え──虹かける女神を愛する、白騎士の怒りを買った。

白い呪い。破滅をもたらす因子の誕生。
しかし、忌み子は、そのままならば、身の回りの人間──虹を唾棄した両親を滅ぼすだけで自壊しただろう。

だが、異世界からの来訪者が運命を変えた。
“父”の細心の注意と黒巫女の助け──それが、忌み子を少女として長らえさせた。
白の呪いは、少女の魔力を光に塗り替え、魂に輝きさえ与えたが、結末は滅び。
宿主たる少女が育ち、力を得るに従って、滅びの及ぶ範囲も広まっていく。

──少女を助けた黒巫女が、この白の呪いを知っていたかどうかは、定かではない**

(179) 2014/05/20(Tue) 09時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/20(Tue) 09時半頃


【人】 双生児 ホリー

……うわ、あれは痛い……、

[とても痛そうな秘跡《アーティファクト》の一撃(物理)に、そのうち頭蓋割れるんじゃないかしらアレと思いつつ(>>165>>166)。
制止しないあたり、ホリーも慣れてきたのかもしれない]

(180) 2014/05/20(Tue) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

──……まあ、ベネットのおかげで大分マシになったわ。

[犬は痛みが増えたかもしれないが、まあ、それはそれとして。

自分の状態を確認する──大分マシどころの騒ぎではない。
動き回るのに、ほぼ支障のないくらいだ。
戦闘となるとどうか判らないけれど、現在のホリーの戦闘スタイルでは、あまり身体を遣わないから、さして影響はないかもしれない。
幻陽を維持したまま大技を放ったので、魔力は消耗しているけども、元々の容量が大きいので、まだどうにかなりそうだ]

(181) 2014/05/20(Tue) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

──で、なんだったのかしら、さっきの……、

[特定したなにかではない、曖昧な呟き。

襲ってきた、双鎖官だったなにか。
最後には、上半身だけで動き、攻撃してきた。
人外ならば驚きはしないが、統制局に人外は存在しない。
もちろん、人間は身体の半分を失っては生きられない。

それに、一瞬現れたあの女。謎の虹光。

決着後の二色の霧。

あるいは、自分の身体を覆いかけた光の茨。

そういったあれこれをひっくるめて、呟いた疑問だった**]

(182) 2014/05/20(Tue) 12時半頃

【人】 双生児 ホリー

……そうなの?

[何も書かれてない、というには首傾げ]

でも……書かれていないほうがいいのかもね。
なんでもかんでも判ってしまうなら、知る驚きや楽しみがないわ。

[全知も、予知も、未来視も。人の精神には、過ぎた災難だ]

……とはいえ、流されるばかりでも困るけども……。

(190) 2014/05/20(Tue) 19時半頃

/* アイリスという物体の存在が本当によくわからないですたすけて誰か。

そしてタナトスレッド。
今日も君たち病人はバカですね。おくすりはありませんよ。
はっはっは。

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【人】 双生児 ホリー

……ほんとだ。

[真っ白なページを、覗き込んで]

必要なときに必要なだけ――ね。
……そのくらいがいいのよ、きっと。

[頷いて]

(202) 2014/05/20(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

でも、うん――ともかく。
情報よ、情報。情報、情報――……、

[とんとんとんと、組んだ腕に指先をタップさせ]

……私たちには、圧倒的に情報が足りない。
目的が定められなければ、方針も立てられない。

[――溜息を吐く。
統制局は人類世界を守ることを第一義とするが、それは攻勢防御である。
生じた危機を取り繕うのではなく、危機が生じる以前、芽の段階で刈り尽くす。

ホリー本人の気質としても、受動的は性に合わないのである]

(203) 2014/05/20(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

――ね、ベネット。
この世界のことは、あなたのほうが詳しいでしょ。

たとえば――あの虹。
陽も出てないのに虹が出るなんて、まずありえないわ。
二色だけで、あとが黒っていうのもそうだし――そんな虹にまつわる話はあるの?

[そういえば、戦いのなかで、奇妙な少女が虹をもたらしたりもした。異常な虹、という符合]

(204) 2014/05/20(Tue) 20時半頃

/* おっとここで強烈過ぎる横合いからのボディブロー!!!

アイリスのやろう、相方を売り飛ばしました!!!
相方を最終日方面へとバットでぶんなぐろうとしとります!!!
このJKやっぱこわい! 仲間での不毛な争いでごあいます!!

はやく病院いけ!!! いいから病院いくんだ!!!

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【人】 双生児 ホリー

そうよね、でも――……、

――……、なんて言ったの? 闇色の虹……?

[ベネットの読み上げた言葉に、傾げ]

――七色は七識……眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・霊識。それが、闇に閉じれば。
眼が曇り、音は消え、匂いもなく、味はせず、触れど感じず、思考も失せ――そして魂さえも。

[ふつり、言葉を切って]

(219) 2014/05/20(Tue) 21時半頃

― 魂の通り道 希望の道 ―

[相棒が死んだ。晶の輝き、新たなる紫。
未だこの虚無の様な空間に姿は見えないが時間の問題]

はぁ…セカイなんざどうだっていいがよぅ…
結局、これで俺も、やること無くしたんだよな。

別に俺サマぁてめえを怨む気なんざねぇよぅ。

あの、ふざけたやり方でイカれた本にぶち込みやがった借りは別だけどなぁ??

[そう告げて虚空の天井を見上げる先は、届かないだろう彼へ向けた言葉。
然し、男はまだ釈然としない、思い残しが存在していた]


[魂たちが集う虚空に映し出される光景。
あの女ではないあの女。
茶色の柔らかな髪を流した、虹のきらめきを感じさせる女。

やつは今、正義を騙る異母弟の傍にいる。
危険とも言い切れない。しかし安全とも言い切れない。

彼女は自分自身を、こう呼んだ

アヴァロン・イーリス。抹消されし虹の女神。
この世界の管理者たる資格も持ちうる、三女神一柱]


【人】 双生児 ホリー

……ともかく、ベネット。

私たちは――……、

[言いかけて、少し躊躇ったあと、言いなおした]

――……私は、動いてみるわ。

ヨーランダさんか、あの"J"とかいう男。
最悪、とうさんでもいいけど……何か知っていそうな人を、探してみる。

[いざとなれば、闇巫女の言っていた、湖とやらに飛んでみたっていい(>>2:79)]

……これ以上、流されるままは嫌なのよ。
自分の運命くらい、自分で決めたい。だから……、

(220) 2014/05/20(Tue) 21時半頃

………輪廻の鍵は斯く戻れり……てかぁ??

だがダメだぜぇ。アイィ。
よくわからねぇがなぁ。
自分を無くしたままのてめえじゃ、遠からず…。

…………あの時、力を貸しただけじゃ足りなかったってぇことかぁ。

[思い出す。肉を無くした己が、最期の最期、かすかな時間でしたこと。
対峙する白き騎士神。虹と光に融けて]


…………さてぇ……どうすっかなぁ…………


[愛女神、我が麗しのアフロディーテを見守りながら。
男の魂は、虚空でひとりつぶやいていた]


/* こいつ真先に泉に解ける気だなこのやろう
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相棒うりとばしてwwwwwっをいてwwwwwwwwwww
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さすがアイリスぶれないぜええええ!!!wwwwwwwww
ひゃっはぁあああwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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【人】 双生児 ホリー

――……ううん。
違うの……頼りすぎてしまうから。

[そう――考えていたことだった。
何度目かに助けられてから、ずっと]

私は――……きっと、あなたの荷物にしかならないわ、ベネット。
助けられて、守られてばっかりで――……私は、何もしてあげられない。

[それに――自覚している。
救ってくれるといったベネットに、どこかで頼ってしまう。

それで、詰めが甘くなる。
鎌の鈍った死神≪D.E.A.T.H≫は、死神足り得ない。

――ベネットとケルベロスだって、そうだ。
幾度も、自分を助けるために、余分な危険を冒している]

(260) 2014/05/20(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ふっと、これまで見せたどれより透明な、笑顔を向けて]

――……だから、私はここまで。
世界を救う勇者の旅には――……足手纏いは、要らない。

[自分の足元に、魔方陣を展開する]

……ばいばい、ベネット。
あなたとは……もうちょっと、平穏な世界で出会いたかったな。

そうね、うん。だって、私……、

[転移の間際――その唇は、≪l≫のかたちに歪んでいたかもしれない]

(263) 2014/05/20(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

[魔方陣が、光って――陣内にいたものを、転送した]

(274) 2014/05/20(Tue) 22時半頃

― "導《シルベ》" 少女を守る賢聖へ継ぐ ―


[空には闇色の虹、日常は崩壊し、闇が溢れる。
然し彼らは未だ導がない。日常を、世界を取り戻す指針が。

世界を滅びに向かわせる者たちの暗躍は止まらないだろう。
正義の旗の元、世界はやがて収束する。

力が足りない以上に、彼らはそれを止める知が足りない。
…今だけは]


[                       ――― キィィ ィィイン…]


[青年の手にある、青と紫の色彩を帯びた結晶。
魂の秘石、魂泉の晶が、突然共鳴音を奏で上げた。
それは少女にも冥犬にも聞こえず、彼にしか聴こえない魂の旋律。

何かが聴こえてくる、そう青年が認識した次の瞬間…]


[                           ――― バッ ]


[此処で無い何処かの景色が、セピア色の心象風景の様に現れる。

まずはじめに現れた光景は。
彼も良く知るだろう、クラスメイトの少女へ向けて死の銃弾が撒き散らされる
まさにその瞬間の光景]


[                            ――― バッ ]


[此処で無い何処かの景色は、脳裏に現れてはまた過ぎ去る。

そのつぎに現れた光景は。
世界を生み出した始まりの湖、ディヴァインレイク教の原点。
逝きては還る魂たちを慈しむ水面が、不穏気に揺れている]


[                            ――― バッ ]


[此処で無い何処かの景色は、何者が見せている幻覚なのだろうか。
そのさいごに現れた光景は。
青年自身と、彼が護るべき宿命の少女が、共に祈り、歌い、雨を降らす。
希望と幸福の雨は世界を優しく潤し―― そこには失われた太陽が輝き。

世界が無くした 虹 が 架 か り …… ]


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