45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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う、ん。でも……
[のぞむが伝えて。それそのものは、もちろん、とばかり頷きたい気持ちはあったのだけれど、でもそれじゃあまるでそのたった一瞬、ほんの数歩の間すら彼女がとどまっていられないみたいじゃないか。 嫌だ、ととっさに思った。戻りたいと望んだ彼女が消えてしまうなんて、理不尽だ。 残りたいと望んだ自分じゃなくて、どうして。]
……わかった。
[手はまだ繋がっている。ここにエリアスは存在してる。 幽霊と手が繋がっているなんて不確かすぎる絆かもしれないけれど、それでも僕の手が覚えてる。 生きたぬくもり。静かな声。あいつとは反対の色した銀髪。 この手を離すもんか。最後の、その一瞬まで。]
(33) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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あと、どれくらい?
[エリアスを見ないまま、桜に視線を向けて、言った。 エリアスに聞いたのかも、桜に聞いたのかも、答えがあるならどっちでもよかった。 ないなら、それでも仕方ない。少しでも長くあれと、望むだけだ。]
(34) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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幸せが何か、私にもうわからない。
わかるのは、独りは不幸せって事くらい。
だから───、
此処に居れば、しあわせ ──だよ?
[外に居た時より和らいだ翠を確認して、その想いは強まる。]
[「幸せになってほしい」と願うけれど、
自分の幸せは祈らない。
翠色から空虚は消えたけれど、
消えてしまった想いに心は痛み、
そしてなくしたことを悼まないわけでもない。
だからせめて自分でもあるだろう橙色に。
自分を責める銀色に。
少しでも、と]
…そう。なら、よかった…
[此処とは、「桜のあるこの場所」だろうか。
それとも、こうして「在る」ことに、
そう想ってくれているのだろうか]
君が幸せなら…俺も幸せなのかもしれない。
[橙は翠であって、翠は橙であって。
境界線をなくした今は、そう思ってもいいのだろう]
[桜に引き寄せられる奏者へと、榛色はうつろう。]
(おいで、貴方も。)
[橙の声は桜の花弁のようで。
あの時。桜に吸い込まれる時。
耳ではない声が確かに聞こえた。
けれど今、橙色がなんであろうと青年には重要ではない。
奏者を見る目は、酷く穏やか。
望むようになれることが、うらやましいとさえ]
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[好きな人。 ずん、と重く響く単語だった。僕の好きな人は今どうしているのだろう。 この恋だってもう、実らない。]
告白、したんだ。 すごいじゃん、勇気ある。
――頑張った。
[この細い背中を抱きしめたい、と思った。 だけどきっと、この背中を抱きしめるべきなのは、僕じゃない。 もしも桜にとらわれることが、本当は彼女にとって救いではないのだとしても、もしか苦しむことになるのだとしても、今の僕には彼女をこちらに縫いとめるすべなどなかったから。 できることは、頑張ったねって、楽になってもいいんだよって、向かう方向が楽になるようにそっと背中を押すこと、だけだった。]
(41) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[握られる力がまた少し強くなった。 僕も、離してやるつもりなんかない。]
告白したのは、すごいことだよ。 エリアスは、傷ついたかもしれないけど。 傷は絶対、乗り越えられるから。
(42) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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…ありがとう。
[翠と橙に、薄青は声を落とす。
わかるよ、ぜんぶ。
思う言葉は、心のなかに仕舞って。]
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あ、のさ。 変な話、してもいい?
幽霊って、信じる? あー、えっと、英語だとなんてーの。ゴースト? スピリット?
僕さ、全然信じてない方だったんだけど。 自分がそうなったら、信じざるをえないじゃない。 それでね、僕はずっと、ずっと毎日ただそこを通る人を見てるだけだった。 一年とか二年とか言う日数じゃない。もっと、もっと。
傷ついてる人も見た。苦しくて死にたがってる人も見た。 ――だけど皆、ちゃんといつか立ち直ってる。
だから、傷は治るんだよ。
(43) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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だ、からさ。 本当、全部夢だったら、良かったのにね――――
[ああ。おかしいな。 また涙腺が緩みだす。 この子の隣では、なんだか僕も少しだけ、素直になれるみたいで――]
(44) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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