191 The wonderful world -7 days of MORI-
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俺をとめたいなら、
お前も頑張るんだな。
[それは、コンポーザー戦では、最終的には個人戦になることを意味している。]
[ぼわりと霞のような意識が浮上して
またかつてのトリの形を作ったのは
聞いたことのある叫び声が聞こえたから]
[ぱちり、目を開く。]
[裂けたはずの眼球は元に戻ったのか
視覚情報を伝達しているようだ。]
フィ、リッ……プ?
[命の叫びとも呼べるその言葉を
ぼんやりとした頭の端に留めて。
俺、あいつに言ったっけ?
「一緒にいる時間、増やしてくれる」
考えがテレパシーでダダ漏れていたことを
寿はまだ気づいていない。]
[追って、フラッシュバックする映像はゲームに負ける直前。
コマ送りのように笑顔で口を開く俺の姿と
横から大口開けて飛び込んでくる鮫のノイズと。
それは俺ではなくフィリップで。
彼が喰われて、このサバイバルゲームに敗北したこととなった。]
バカヤロウ……!
アンナメニアッテ マダヤルノカ?
[零れた想いは彼には届いたのだろうか。]
―――!?
[皆方は、多分頭に血が上っている。
今、議論するのは火に油を注ぐのではないか。
そんな事を考え始めていたとき。
生命力に溢れていた叔父があっさり、生に見切りをつけていた事にとても驚いた。
思っていた前提からして間違え。
最初から、彼のゲームを遂行する原動力は相方の自分で。
だからこそ、そこまでの怒りを顕にしているのだと思い知る。]
……頑張るよ。
…輝にいがその…つもりなら…
それはもう………全力、以上で頑張る…さ。
[皆方の感情が良くない方向へ向かっている事はわかる。
わかっているけど、自分の言葉では届かないし、手を伸ばしても止められそうもない。
無力感に、声が揺れて目頭が熱くなる。]
輝にいが…自分のこと、ロクでもないとか…
死んでも……かまわないとか…思っていても…
俺……そんなの受け入れられねーし…
だから、自分も生き返りたいし…輝にいも生き返らせたい。
止めるから……輝…にい…絶対……止めてやるんだからな……
[「うっせー!それなら俺が止めてやる!」
いつものように、こう、強気に返したいのに。
そう言って睨みつけ、自身満々に宣言をして…それがいつもの自分だと思うのに。
自分と皆方の能力差は十分に把握できていて
心の中の冷静な部分が、普通に生き返りを目指す以上に困難だろうと囁いている。
結局、我侭を言って泣きじゃくる子供のような態度しか取れず
辛うじてそこまで言い終えると、後ろを向いた。**]
─スクランブル交差点─
[この馬鹿げたゲームが始まった頃のように
振り出しに戻った気分。
死んだ上に負けたのだから、可能性としては砂粒ほどしか
ないんだろうけど。
誘うように消えていったヒトガタを
追ってミタマ電機へと羽を広げた**]
つか、お前、どこまでお人よしなんだ?
俺がいい人間に見えるなら、勘違いだ。
俺は、まともなコトはしていない自信だけはある。
[これはあながち間違っていない。
まっとうな職を捨て、ヒモ生活をしているなど、
圭一の姉貴も散々、説教たれているのだ。]
だが、俺はな。
自分がどーでもいいってうワケじゃないの。
お前がどうでもよくないの。
その違い、わかってるか?
[死にそうなメソメソ声に、大きくため息をつく。
真面目でまっとうなヤツは、くよくよもするものなんだ。よく知ってる。]
メソメソしやがって
そんなんで俺を止めるって、ほんとによー。
[できるわけないじゃんオーラを態度で示しつつ、後ろ向く子に肩を竦めた。]
ったく、計算的にやってるのか、それとも素なのか。
お前は放っておけないやつだな?
[そして、後ろ首根っこ掴むとこっちを向かせた。強引に。そりゃもう。]
しっかりしろやぁあ!
自分が間違ってないって思うなら、もっとちゃんと言え。
[そして、ミタマ電機方面にずるずる連れていくのだった。
ええ、もう、強引ですよ。**]
─ミタマ電機─
[まぁ飛べるというのは便利なもので。
電気屋の上空へと飛べば
さきほどぼんやりと見えた人影がそこにまだあっただろう。
そんな誰ともしれない影にひとつ問いかけを。]
ヒトツ キキタイ
ナニガネライ?
シンダヤツニ コンナフウニ
イキカエルヨウイヲシテヤル ギリガドコニアル?
[片言の言葉は相手に伝わるだろうか。
インコの身で、言葉がうまく伝えられない
もどかしさよりも、疑問が上回る。
中学からつるんでたよく出来た同級生と比べられるのが嫌でこっそり決めた都内の高校(結局そこにも奴はいたんだけど)。その時から既に家は出て、一人暮らしをしてたけどそんな糞ガキの頃から都会に揉まれたヒトシの持論は「100%の善意で動く人間などいない」だ。]
…――…――。
[まともな声にならないので、後ろを向いたままゆるく首を振る。
叔父が素行の良い人間に分類されていない事は充分に知ってる。
その事で母がよく、どうにかならないのかと零していた事も。
そんなところも含めて、「輝にい」だったし、今一番自分が生きていて欲しいと思う相手だ。]
…………!?
…違…い…
[背後で聞こえるため息混じりの声。
自分自身がどーでもいいと考えているわけじゃなかった。
まさに額面通りに受け取っていたので、少し顔が上がる。]
…ぅうっ……誰……で… ――俺、だって…
[「うっさい!誰の所為でこうなったと思ってんだ!」
「それでも、俺だってやってやるんだ!」
言いたい言葉は浮かぶのに、声にするとしゃくりあげるような呼吸音にしかならない。
年齢と性別を考えると我ながら非常に情けない状態。
「計算なら、とっくに止めてる!!」
心の中でだけ、そんな悪態をついていると、首根っこを引っつかまれて焦る。
見られたくない。
さすがにこの顔を見られると黒歴史再びだ。
踏ん張ろうとして、あっけなく力負け。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔を向ける羽目になった。
そして、皆方の一喝。]
[強い力に引きずられるように、引っ張られて進んでいった。
行き先は、西方向。
先ほど聞こえたコンポーザーらしき影が消えていった方角。
視界の先に、ミタマ電気の特徴ある看板が見えた。**]
[極彩色の鳥がこちらへやって来ました。
中身は人間だということは、把握しておりますけれど。
ようこそ、お待ちしておりました。]
狙い、ですか。
もちろんありますよ。
ただの余興ではありません。
[質問には、答えてあげましょう。存分に。
運命を変えられねば全てが消滅してしまうその身に、かける慈悲は持ち合わせています。]
僕は、僕を倒せる人間を……。
すなわち、コンポーザーを譲ることができる存在を、探しているのです。
死神のゲームは、あくまでも生き返らせる魂を選別するための試験。
それとはまた、目的が違いますので。
僕はね、この街を管理する義務を背負っています。
しかし、もう、それを維持していく自信が無いのです。
雑音にまみれて起伏を無くした、この平坦な街に、何の感情も抱けなくなりました。
だから、もうおしまいにしたいと思います。
このゲームが終了したら、モリ区を跡形も無く消し去って、それで終了。
そう思っていました。
[ぼやけた気配は、笑いもせず、怒りもせず、
ただ淡々と、感情というものを忘れてしまったかのように、言葉を紡ぎます。
――僕の言葉は、誰に聞こえても問題があるはずがありません。
だって、もうすぐ全てを終わらせるのですから。
“こちら”にいない者に、止められるわけがない。]
――だけど。
あなたがたがゲームに取り組む姿勢を見ていて、少しだけ。
可能性を感じたのです。
僕の気が変わる何かを、感じさせてくれるか。
もしくは、コンポーザーを明け渡せるような人材に成り得るか。
その予感が間違っていなければ、あるいは、と。
それを見極めるために、あなたがたを誘いました。
[ゆらり、話しながら形を変えていく僕の気配。
それは“サメ”の形になって、定着するでしょう。
あなたがたを食らった、二度目の死の象徴として。]
見せてくださいますか。
僕の知らない、可能性を。
[“サメ”は、大きく口を開けて。
こちらへ果敢に挑みに来た挑戦者を、噛み砕こうとするでしょう。*]
……あ……ぁ……母ちゃん、が……?
俺、に……?
[>>220名も知らぬ誰かから差し出されたものを、
自分の名前と、母のことを添えられたことで受け取るタカシ。
虚ろな表情のまま包みをほどき、そこから零れ落ちた手紙を開く。]
……う……ぅぅ……。
ごめん、ごめんな母ちゃん……俺、頑張ったけど、もう……。
でも、……無理する必要、ないんだな……。
俺、田舎に帰るよ……。
そしてジャガイモ育てて地道に暮らすよ……。
(#7) 2016/06/14(Tue) 22時半頃
[ただひたすらに純朴な、子を気遣う愛の篭もった母の直筆のメッセージを読み、
虚ろを彷徨っていた意識を現に戻すことができたタカシ。
我武者羅に進むだけではなく、退くのもまた一つの道であることを、思い出して。
彼はなんとか立ち上がり、涙を拭ってふらふらとその場を後にした。
クラゲのノイズが生み出されることもなくなり、
ミッションクリアを告げるように、手のひらのタイマーは消えた。
——ただし、既に生み出されたクラゲは消えずに、行き場を無くして周囲を漂っていることだろう。]
(#8) 2016/06/14(Tue) 22時半頃
あー!まったくもう
[最終的にはぐすぐす泣く子を放っておけずに、ずるずる引きずッたのはほんの少し。
あとはおんぶしてミタマ電機のまで歩くことになるだろう。]
[そして、おんぶしつつ、地上をみやる。]
でも、この死神やらコンボザやら、
一体何を考えてんだろうな。
今日のミッション、ありゃあ、田舎のばーさんの弁当配達(違います)
昨日は、食い逃げ犯確保。
その前は子供遊びの手伝い。
なんていうか、こう、
些細な人間の善意っていうの?
そういうもんを求めているよーな気がするな。
[待っていましたと言わんばかりの態度が
鼻につく。]
コンポーザーッテ ソンナ
ダレカニ ユズリタクナルヨウナ
シゴトナノカ?
[あらゆる権限とは、このゲームにおける、なのだろうか。
もしそうなのだとしたら、それこそこのUGにおける絶対神でないか。
淡々と、そこに悲哀や憤怒や愉悦、安楽のような感情は伺えず彼の言葉を借りるならば平坦な感情は、モリ区の雑音をそのまま己のものとしている様なものに感じた。]
アトカタモナクッテ……
[おいおい、正気かよ。
このコンポーザーとやらイカレてやがる。
そう思う己は間違ってないはず。]
ミキワメルッテ、ドコマデモ
エラソウナ……
[困惑した心地で聞いていた、その感情が
大きく揺さぶられるのは
目の前の影が形を変えて
鮫の形を模した時]
――え??
……俺、歩け…っ… えぇ……??
[精神状態の悪さと、行動力は見事に連動していて。
トロトロとした歩みを見かねてか、背負われた。
今の自分、高三男子なのにそれはどうかとか、実年齢を考えたら24だからいろんな意味でアウトな領域とか。
そんな事も頭を過ぎったが押し切られ、そのまま運搬開始。]
……うぅ…小学生みたいだ…
[でもまぁ、顔を見られないのは幸いかとか。
そんな事を思いながら、こっそり片手でハンカチを取り出して顔を拭う。
今は死んでるから、知り合いに見られる事がなくて本当に良かった。]
……ッ!!!テメエェェェェエ!
フザ ケンナァァァァアアア!
[きっと彼は知っているのだろう。
その姿がどういう意味を持つのか。
きっと彼には伝わっただろう。
怒りの裏に、自分が確かにその姿に恐怖したことに**]
……今日のミッション…あれか…
ここって、そーいうの…わかるんだよな。
不思議だけど。
[UGよりも更に上の次元であるから…そんな理屈はわからないが。
なぜか、自分達は死神ゲームの内容を把握する事ができて。
言われたその内容に、自分も首を傾げる。]
点数つけるときって、そーいうのも見てたのかな。
悪人じゃ、クリアできないとか…
[死んでから見える世界は広がり、そして疑問も増える。
なんて不思議な世界だろうかと。
ぽてり。皆方の後ろ頭に頭をつけ呟いた。]
悪人じゃクリアできないねぇ?
つか、どっちかっていうと、
このミッションだしてるヤツは、ロマンチストかお人よしだろうな。
[昔、そんな女がいたなぁ、と思う。
口では、ぎゃーぎゃーいいつつ、
結局は、人のために動いて、影でこっそり、泣いてるヤツだ。]
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