255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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[去って行く女、
再会の約束は無視をする。
そして、響いた鍵の音は二つ。]
――簡単には出られない、か。
[女には絶対に聞こえぬ小声で呟くと、
不自由な手を伸ばし、水が並々注がれたコップを転がした。
腹いせだ。]
[ベッドによじ登り、目を瞑る。
目を開いても閉じても、同質の暗闇が覆っていた。
ベッドの上でする事等、眠る以外ない。*]
[深夜、男がベッドの上で寝返りを打つ。
ゴトリ、と音がした。
今はただ、それだけ。*]
[ノッカが目を丸くすると瞳に映った自分が大きくなる。
そう――自分を見てほしい。
自分を想ってほしい。
独りはいやと口にしたノッカの心が今は少しだけ分かる気がする]
ノッカ……
[絡めに応じてくれたノッカの舌を絡めとり、
自分の熱を味を伝えていく。
奪うでも、捕らえるでもない口づけは酷く甘く感じてしまう。
嗚呼――]
きもち、いいですか?
[問いかけて、舌裏を擽り歯茎へと舌を這わせていく。
そうしながら自分の腰を擦り合わせている太腿へと押し当てて、
ハーフパンツ越しにそこにある生理現象ではない熱を擦りつけた*]
は、 ふ…………っ、
[問いには、肯定するように瞳を閉じた。
ただ舌を絡めているだけなのに、
どこか、甘く感じて
熱が高まって行くのだから、不思議だ。
太腿に当てられたそれも、
あたしに負けないくらい、熱帯びていて。
指先を、その熱に。
ハーフパンツ越しに、そっと触れる。
今度はあたしの意思で、望んで。
受け入れるから、って]
……………… っ、
[そうして、あたしはそーさんを見上げた。
大丈夫、って言うように。
触れて欲しいって、誘うように*]
―?―
[暇だ。
やる事がない。
一応、目が覚めてから部屋の中は歩き回ったが、部屋が四角く、
コンクリートである事がわかったくらいだった。
膝立ちのせいで痛くてしかたない。
本屋に居て、部屋を見ていなくとも、男が何をしていたかはわかるだろう。
膝が汚れている。
仕方なしに、残りの時間はベッドに横になっていた。]
[――時間が経った。
暗闇の中で時間の経過はわからない。
ただ、部屋に入って来た女の口がおよその時刻を告げた。]
………
[その挨拶には無視をした。
どうやら男はペット以下らしい。
食事の有無は寝る前に聞かれた一度きり。
食べないからと言って二食も出さないのは飼い主を気取るなら怠慢だ。
尤も、出されたら出された分だけ床にひっくり返すだけだが。]
[女の言葉には、ピクリと眉を動かす。
目隠しのせいで、見えないだろうが。]
―――はっ、
[何を言い出すかと思えば。]
嘘をつけ。
[その声は掠れているが、か弱く震えるようなものではなく。
乾いた喉から、送るのは嘲笑。**]
[シャツはボロボロで。
白い腹が見えているけど。
そんな事気にしている余裕はない。
そもそも彼が私に女性としての何か。
そういった物を感じると考えてもいないから。
だから彼の唇に笑みが浮かんだのを見れば。
ただ単に傷の具合が多少はよくなったのだろうと。
そんな事しか思い浮かばない。]
薬は簡単なのだったら。
でも処方箋がいるようなのは……。
[薬屋はイワイの店だけではないから。
買おうと思えば帰るはず。]
……招集されて。
死なないでいるって難しいよ。
それが出来るなら皆そうしてる。
でも、ピスティオが生きるつもりなら。
ピスティオが生きてる間は私も生きるよ。
[この肉体が滅んだとしても。
彼の中に私がいるのなら。
彼が生きている限り私も生き続ける。
そう思っているしその考えは変わらない。
でもそれを口に出したらきっと彼は嫌がるから。
だから私は懸命にもそれを黙っていた。]
[ふ、と視線が絡む。
真正面から向き合うと少し気恥ずかしくて。
瞼を伏せれば睫毛が頬に影を落とした。]
別に逃げてもいい。
でもここにいてくれるなら私は嬉しい。
生きてるの、確認出来るから。
働けっていうならそうする。
会える時間減っちゃうのは寂しいけど。
肉体として生きるなら食べ物とか必要だもんねぇ。
[頬に熱を感じて顔中が熱くなるようだった。
抱き寄せられて身体を撫でる手が
動けばそわり、と落ち着かない心地がした。]
[私は私が死んでもいい。
でもそれは嫌だと言う。
私は彼が死ぬのは嫌だ。
きっとそれと同じなんだろうというのは理解出来る。
だから小さく頷いて。]
ごめんなさい。
[小声で謝った。]
[それから私は立ち上がって。
ふらふらとした足取りで鎮痛剤と化膿止め。
あと水を持って戻ってきて。
それを彼へと渡した。
自分も薬を飲んで。
そろりと彼を見る。]
料理はするつもりだったから材料はあるんだけど。
ちょっと暫く無理そう。
トマトジュースでも飲む?
[聞いてみたけど。
ちょっとそれを飲む気分になるのかどうか*]
[家に帰ると早速彼の居る部屋の扉を開けて、中に入る。
今日は大分忙しかった。
居心地の悪い思いをさせてしまっただろうか。
とりあえず、として今日の報告をしたところ、彼から帰ってきた反応は軽い笑いだった。]
嘘?
なんでわたしが嘘をつく必要があるの?
[微笑んで、彼の答えを待つ。
彼と話すのは面白い。
彼の考えていることを知れると思うと心も弾む。
と同時に彼の声が掠れているのに気が付いて、部屋の隅を見ると、コップが転がっていた。
水はもう既に少しの湿り気だけ残して蒸発しかかっている。
どうも大分前に転がされたようだ。]
…人間って、水を飲まないと死ぬのよ?
[少しだけため息をついた。]*
[閉じられた瞼に自分も瞼を閉じて、
絡み合う舌を味わいて、
触れられた熱は逃れることなくノッカの指先に委ねた。
その指先が触れれば熱は一層と固くなり、
怒張と言う言葉が相応しくなっていく]
……はい、それでは――
[自分ももっと触れていたい。
互い弱点となる大切なところに触れ合いたい。
曝け出すのは信じてくれているからであろう、と思いたい。
自分の手は片方が肩を滑り降り、
胸の膨らみへと向かいその先端を親指で捉えてしまう。
押しつぶすように捏ねながら、
もう一方の手は脇腹を軽く擽りながら下腹部へと。
擦り合わせられている合間に指先を忍びこませて、
下着越しにノッカの熱の在りどころへと指先で触れる]
[そこをどう触って欲しいのかは昨日で分かっていることで、
愛液が滲みてしまっていることを認めながら、
それが一層と濡れそぼってしまうようにと指先を動かした*]
[この女の記憶力はどうなっているのだろう。
"どの口が言う"のだ。
白々しい。]
お前のどの部分をもって信用しろと?
お前が何を言ったところで、
俺は信用しない。
[そう時間すら、信用ならない。
サイラスの友人を名乗って現れた。
男の恩人を踏み躙り、思い出に割り込んできた女だ。
どうして信じられよう。]
―――証拠を見せろ。
薬屋が全焼したところを見せろ。
俺を薬屋に連れて行って燃え滓を見せろ。
この目で見、この鼻で嗅ぎ、この手で煤に触れたら。
信用してやる。
[俺が話す度に嬉しそうに声を弾ませる不快は放置した。
これは、とても重要な提案だからだ。]
[女は転がるコップを見つけたのだろうか。
昨晩転がしたコップだ、
水なんてとうの昔に跡形もなく消えているだろう。]
ああ、死ぬな。
毒の入った水を飲んでも死ぬぞ。
知らないのか?
[何も信用していないのだと、重ねた。*]
ん。知ってる。
だからお前はこんな手段にも出たんだろ?
[招集されて生き延びることの難しさは無論、
だからこそ、抗いようもなく受け入れていた。
自分は肉体労働従事だとはいえ、
加えて実験動物的な扱いと明記されている。
その不穏さを誰かに話したっけと過るが、
令状も関係なくなった今更、詮無きことだ。
そしてイルマが思い切った行動に出たのが、
それだけではないことも、よく理解させられている。
血の匂いが噎せ返る中での会話は気が滅入るし、
痛みだって頭に響いて気を抜くと気絶しかねない]
そうそう。
俺は遠慮なく食うからな、
監禁した責任とやらは取ってもらおうか。
[若干、不本意な共棲ではあるけれど、
死に直接結びつかないのならそれで今は満足して。
ヒモ生活の始まりを堂々と宣言した後は、
謝る言葉に空気をふっと和らげ、
仕方ないなと言いたげに頭をがしがしと撫でた。
謝罪の言葉が欲しかったわけではないが、
謝ることが出来るまで冷静ならもう大丈夫だろう。
少なくとも無理な行動に出ることはもう……
たぶん、無いはず。たぶん。……きっと]
薬ってさ、めったに飲まないし……
なんつーか苦手なんだよな……
[なんせ健康優良児な上に、
自分に金をかける暇があったら孤児に捧げている。
手渡されて眉根を寄せていれば水を渡され、
観念して飲むときには子供のように顰めっ面だった。
苦い、と訴える顔面とはこういう面のことだろう]
いや、今は食事はいいや。
それよかお前、風呂入るなりして、
出来れば着替えてくれないか。
匂いに酔うし、目のやり場に困る……
[薬は飲んだが血の喪失は激しく、
血が一点に集まっては困るどころの話じゃない。
看護師なら理解してくれるだろうとあまり言及しないが、
視線が微妙に素肌をちら見したり彷徨っているあたり、
健康優良児としては如何ともし難い状況に困り果てて。
結局は、誤魔化すように咳き込んだ]*
[パン焼きを生業にしていた彼女にとって新鮮な経験を、手ずから与えられる。改めて言われてみるとそれは嬉しさを齎す事柄で、微笑んだ面は彼女の気配が移ったかのように、ふわりと角が取れている]
[密やかに閉ざされる扉には、気づけない]
[ただ料理の話をして、教わったことを脳裏で反芻する。
彼女にとって料理を作って貰う事が新鮮なように、セイルズにとっては料理を教わる事が新鮮だった。手慰みに変わってからは勿論の事、その前も献立をどう回すか考えるのは、往々にしてセイルズ一人]
[目の前に彼女がいて、食べたい献立の話をし、陶然としている姿を見られるだなんて──名残惜しくもなるというもの]
[だから、引き留められた時は、去り難さを悟られただろうかと振り返り]
……え?
[彼女の行為、差し出されたものの意味を理解するまでに、一呼吸の間が要った]
[これまでずっと彼女の指で輝いていたものが、セイルズの掌へと託される。目を伏せ微笑む彼女と、手元の指輪、交互に眼差しをやった。捨ててくれてもと彼女は語り、セイルズに任せるのだとこの手を握る]
[はたと何かに気付いたように、空いた片手でそろそろと口元を覆う。
頬からは力が抜け、言葉になり損ねた息が、緩く開かれた唇の隙間から抜けていた]
[ああ、彼女にとってこれは、一夜涙に暮れるだけの痛苦と悲哀を示すものに変わったのだと──一滴落ちる涙を受けて、すうと理解が及ぶ]
……分かった。
私が持っていこう。
[泣かないでくれとの声は掛けずに、濡れた眦をそっと拭った]
[託された指輪を握り、扉へと向かったセイルズだけれども、地下室を出る前に一度振り返った。
小さな部屋の中央に彼女が居る]
戸棚の本は、好きに読んでくれて構わない。
……分野も雑多だから、
早々に飽きたりはしない、と思う。
[繋がれた彼女の姿を目に焼き付けて、静かに扉を閉めた]*
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