278 冷たい校舎村8
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[ 起きて、購買のパンを食べながら 校舎を歩いてみる。確かに広くなってる。
1階と2階をぐるりとまわり終わったとき 段々と嫌な予感が強まってきた。静かだ。
喜多仲郁斗は走り出す。校舎をまわる。 クラスメイト、誰一人見つかりません。 誰も居ない。居ない。居ない。
夏美。に似たマネキンすら、居なくなっていた。 ]
(829) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ あーちゃんが居なくなって。 友達も居なくなって。
誰も居なくなってしまった世界は 一体どこなんだろう。夢か、現実か。 そのどちらかでもないのか。 ]
(830) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ 校舎全部を探し終わっても、 誰一人としてこの世界には居なかった。
喜多仲郁斗は舞台の袖で息切れしながら 昨日みたいにしゃがみ込んでいる。 手を引っ張ってくれる人は居ない。 つーか、誰も居ない。
誰も居ない。誰も居ない。誰も居ない。 一人は嫌いです。昔みたいで。 ]
(831) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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だから、いっくんは呟きました。
(832) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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たすけて、あーちゃん。
(833) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ ぽた。と雫が落ちる音がする。 ]
(834) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ しゃがみ込み、狭くなった視界の端。 まるく出来た水たまりと共に。 いつの間にか、それは居た。 ]
(835) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ まず、何処か懐かしさも覚える河川独特の臭いと 胃の中のものを吐き出してしまいそうになる 嗅いだことも無いような酷い臭いが鼻につく。
小さな子供の足。のように、見える。恐らくは。
おおよそ、肌。と呼べるはずの部分は淡い青藍色をして 浸食された様に、暗い赤褐色が斑に浮かんでいる。 ぶよぶよと浮いた皮が所々剥がれ中を覗かせ すっかり膨れ上がってしまったのだろう、 無理やり詰め込んだみたいにして靴に収まっていた。
それが、目の前の、水たまりの中に立っている。 ]
(836) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ あーちゃんだ。と、いっくんには分かる。 ]
(837) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ というか、擦り切れ薄汚れて穴の開いた運動靴が 疑いようもなく、あーちゃんのものだった。
あーちゃんは確かにこの靴を履いていた。 今、目の前の光景を目にして思い出した。
すっかり記憶から消えていたっていうのに。
呼吸が苦しくなる。心臓のあたりが痛い。 ]
(838) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ ぽた。と雫が落ちる音がする。 ]
(839) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ がちがちと歯が、それ以上に身体が震えている。 寒い。と思った。身体が動かなくなった。
水たまりに落ちる水滴の音が、 まるで自分を責め立てているかのように聞こえる。 ]
お、おれ、 なんも悪くねーもん…、
[ 怯えるみたいに耳を塞ぐ。いや、怯えていた。 自分の荒い息遣いが鮮明に響く。 耳を塞いでも水の音が聞こえる。 溺れるみたいに視界がにじむ。 目を瞑った。音がさらに大きくなる。 ]
(840) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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「だいじょうぶだよ、いっくん」
(841) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」 「だいじょうぶだよ、いっくん」
(842) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ あはは(笑) 笑えねー(笑) ]
(843) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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三度目のチャイムが鳴ります。
(844) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ 舞台の袖。隠れるように、それはある。
誰かがその場所に近づこうとするのなら、 ビー玉が1つコロコロと転がってきて、 君の足先に当たり、コツン。と止まるだろう。
透明な影を落とすビー玉は仄かに甘い匂いがする。 転がってきた方向へ足を進めようとすれば、 すぐにだって投げ出された足が見える。 ]
(845) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ それが誰か。っていう問題を解決するのは、 きっと君たちにとって容易いはずだ。
片目を隠した髪型であるとか、あるいは身長か、 傍に転がったスマートフォンでも答えになる。
そして少しだけ近づけば、 首がぽきりと折れてしまっていることが それをこの世界から亡くした原因だってこと。
それの首や、手首や、足首に、 折るみたいに。押さえつけるみたいに。 いくつもの、ちいさな手の形の痣があること。
たぶん、きっと、分かるだろうね。
ほら、 ]
(846) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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[ 喜多仲郁斗の死体が足元に横たわっている。 ]**
(847) 2020/06/18(Thu) 00時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/18(Thu) 00時頃
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