191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 夜羽の黙示録 ―
[死神のゲームの2日目の終わりを、見届けて。 <黄昏の英雄王>が見せた新たなる伝説に、少し涙して。
雑踏に立ち止まり、さて、 ……そろそろ、頃合いだと思うのです。]
(564) 2016/06/09(Thu) 02時頃
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ねえ、白上さん。
貴女のゲームを乗り越える参加者を、僕は待っています。 貴女のゲームなら、秤として最適だと思っています。
ねえ、白上さん。
きっと貴女は、過去の自分に戻ることを拒むでしょう。 きっと貴女は、そうなるくらいなら死んだほうがマシだと思うでしょう。 きっと貴女は――今回のゲームに、全てを賭ける決意を固めているところでしょう。
ねえ、白上さん。
手に取るように分かりますよ。
(565) 2016/06/09(Thu) 02時頃
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どうか、良いゲームを。
[――ずっと見ていますよ。 笑いながら、僕の姿は雑音の中に溶けていきます。
上位同調。 間もなく僕の存在は、RGからもUGからも見えなくなり、 辛うじて残るのは靄がかかった虚ろな気配だけ。
それは死神か、漂う魂の残滓たちには知覚できるかもしれませんが。 ――“夜羽 仙寿”という姿は、きっともう見ることができないでしょう。**]
(566) 2016/06/09(Thu) 02時頃
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―ミタマ電機前―
[もう誰もいないミタマ電機の前に。 膝を抱えて小さく蹲っている男が一人。]
うッ、うゥッ…、ちくしょう… どんな顔してあいつに会えばいいンだよォ…
[グズグズと情けない嗚咽を漏らし、鼻を啜っている。 その口元は何故か、テカテカと輝いていた。]
(567) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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―回想・数十分前―
[…どうしてこんなことになってしまったのか。 フィリップ自身にもとんと理解ができないが、 全ては、そう、”キツネ”がいけないのだ。]
ふ、ふゥ〜ン… これが、「キツネ」…
俺、キツネってのはてッきり、 動物のことだと思ッてたぞ。 全ッ然、見当違いなとこ探してたンだなぁ…?
(568) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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[狐を探して来いと命じて暫くのち。
やたらとノリノリな鳥飼が運んできた一枚のお揚げ。>>261 それがキツネだと教えられ、知識不足のインコは素直に感心する。
脳内に響く声はいつになく朗らかで、 仕事疲れで苛立つ普段とは全く異なっていた。>>114 どこか嬉しそうにも聞こえるその声音に戸惑っているうちに、 鳥飼はまた一人、ミタマ電機へ飛び立っていく。
…“仕事”となると本当に熱心だ。 それは常と変わらない。変わらない――けれど。]
(569) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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ヒトシ…初めてだな、こういうの。
[ぽつりと零す、独り言。 手渡された油揚げをペロンと指で摘み、しげしげと眺めた。 四つ角の一つには、嘴で咥えた跡がある。
余所から帰ってくる鳥飼が 「待たせたな」などと声をかけてくれたことも、 自分の為に何かを持ち帰ってくれたことも、初めての経験だ。]
(570) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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キツネって、どんな味すンだろ。
[餌はいつだって、皿に大量投入だった。 こうして手(口?)ずから与えられた記憶も殆どない。
せっかく鳥飼が運んでくれたものだ。 そのまま死神に渡してやるのも、なんだか惜しい。
少し齧るくらいなら、罰も当たらないだろう。]
(571) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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……ンまい。 フン。なかなかイケるな、これ。 ングング…
[口内に広がる風味豊かな出汁の香り、 染み出す油の旨味、自然界にはない独特の風味――、 絶妙に絡み合う複雑な味に、思わず目を閉じ舌鼓を打つ。
……嗚、そういえば。 最初の頃は、手から餌をくれたこともあったっけ。 けれど俺はできるだけ長く構って欲しくて、 ついそれを叩き落としたり、指に噛みついたり。
そんなことが幾度かあってからだ。 彼が素っ気なく、皿に餌を盛るようになったのは……。]
(572) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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まァ、誰だって痛いのはイヤだよな…。 モグモグ…
[コンゴウインコの嘴というのは強力で、 その気になればナッツの殻さえ砕けるほどである。 こちらは甘噛みのつもりでも、人間には痛かったかもしれない。
何かと多忙な鳥飼に余計な手間をかけさせたのも一因だと、 今ならばよく、わかるのだけれど。
幼かったあの頃は、とにかく気を惹きたかったのだ。]
(573) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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……あ。 あァ〜…、褒めるのも、忘れてた…。ムグムグ…ゴクン。
[キツネをちゃんと持って来れたら、褒めてやるつもりだった。 だと言うのに、ろくな言葉すら返すことができなかったのだ。 かつての望みが叶って、自由に言葉が喋れるようになったというのに、 礼の一つも言えないのでは、意味がないではないか。]
……………。
(574) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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[真剣な面持ちで、じっと掌を見つめる。 反省すべき点は多い。
鳥飼は、待たせたな、と帰宅することはなくとも、 生きてるか、とはよく声をかけてくれた。>>0:393 対して近頃の自分は不平不満を叫ぶばかりで、 温かな迎えの言葉を口にしたこともない。
…手元の油揚げもない。 いつの間に。解せぬ。]
(575) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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え、えェェ…?! サブミッション…どうしよ…、
[サァッと顔が蒼褪める。
“キツネ”はたしかに運んでもらった。 なのに、サブミッションを達成できなかっただなんて。 …それも、自分が件の品を食べてしまったという理由で。
それを知ったら、彼はなんと言うだろうか。 呆れられる?バカにされる?それとも…、叱られる?]
(576) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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怒られンのは、イヤだなァ…。 だッてこれ、シゴトだもンなァ……、
[いつだったかの、鳥飼との会話を思い出す。 仕事とアタシ、どっちが大事? ――答えは、仕事。>>114
今度同じことを聞いたら、焼き鳥にして食ってやると言われた。 頑張った成果を潰されたら、きっと同じように腹を立てるのだろう。]
(577) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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[怒られるのは、嫌だ。 あの時のように無言で餌を置いて去られるのも。 だったら、この失態をなかったことにするしかない。 どうにかして、あれと同じ“キツネ”を手に入れるのだ。
……そう考え、キツネがどこにあるのかもわからぬまま、 当てもなくモリ区を彷徨っていたのだった。
途中、脳内に助けを呼ぶ声が響き渡ったが、>>339 今駆け付けるとキツネを食べたことがバレるため、 そっと聞かなかったことにした。
仕事が大変な時も、似たようなことを口にしていた気がする。 納期ヤバい、死んじゃう、助けて神様とか、そんな感じの言葉を。
しかしまぁ、それが理由で鳥飼が死ぬことはなかったから。 今回も、そう簡単には死ぬまいて。]
(578) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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[その後、鳥飼が目覚ましい活躍を見せたとは知りもせず、 とうとう“キツネ”を探し出すことはできぬまま、 一人、すごすごとミタマ電機へ戻って来たのである。
赤パーカーの死神もいない。 上空にいた鴉のノイズもいない。
無い無い尽くしですっかり意気消沈していたところ、 左手のカウントが消え、メインミッションの終了を知ったのだった。]
(579) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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[こちらの居所を確かめようとする相方の声に、>>455 いつになくしょぼくれた念を一つ送り。
唇をテカらせて、がっくりと肩を落としていたのだった。]**
(580) 2016/06/09(Thu) 02時半頃
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[忘れた頃にスマホを開いて、投下されてる内容を確認。 相変わらず平和なこって何よりですね。>>@80>>@82]
『きつねかーわいー』 『待ち受けに困るなァまったく』
『お、おう』 『アタシも好きだよアイラブユーあいしてーる』
[くつくつと笑みを浮かべて、嫌なことを一時でも忘れてしまえ。
サイキックで視認した先、今日を生き残れた参加者の姿を確認して。 >>580がっくり肩を落とす男を見つければ、まァ気にすんなよ、ダシの染みた油揚げは凶器だもんなァ、 と謎の同情でもしてやろう。届かないけど。**]
(581) 2016/06/09(Thu) 03時頃
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