276 【素桃村7】四月と、春に焦がるる白い羽根
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―― 韮田さんと
[ 窓向こうの桃色をぼうっと見つめていると かけられた声に、ゆるりそちらを向いて>>602 ]
あ、… こんにちは。 ええと、韮田さんですよね
私、周防といいます
[ よろしくお願いします、と軽く会釈する。 白い花が揺れる彼女の名前がすぐ出たのは、 プロフィールを見ていたとき、 花屋、という職業欄に目を引かれたから ]
(625) 2020/03/29(Sun) 16時半頃
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お花、好きなんですか? 花屋さんっていうの、印象に残ってて
[ 希望用紙を提出したあとの、 なんともいえない気持ちを紛らすように 下手したら、このお見合いに来て以来 いちばんお見合いらしい質問を吐いていた *]
(626) 2020/03/29(Sun) 16時半頃
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──周防さんと──
[周防さんとはお酒の話。 途中で出てきた「だから減らない」には>>619 思わず笑みを零してしまったけれど。
だけど自分の話に納得してくれて、 淡い青灰の瞳をきらきらと瞬かせる様子に>>621 心象は、悪くない。]
いえいえ、こちらこそ。 また今度機会があったら、 おすすめのお酒でも教えてください。
[もちろん、あなたにも、 素敵な恋と幸せが訪れますように。 そんな願いを込めて。]*
(627) 2020/03/29(Sun) 17時頃
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──楠田さんと諸葛さんと──
[パフューマー。オシャレな仕事が出てきたぞ。>>622]
おお、なるほど 鼻が命、の職業っていうわけか。
いやいや俺は本当に そんなオシャレな仕事じゃなくて。 同じ「会社員」でも天と地の差だよ。
旅行サイト作ったりしてる会社の総務。 年がら年中PCや資料と向き合ってる仕事だから 肩がね、凝るんだよね。
[おいそこ四十肩って言うな]
(628) 2020/03/29(Sun) 17時頃
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お、いいね、連絡先交換しとこうぜ じゃ、あとで吉良さんと柊木さんと蒼月さん、 幹事さんが、連絡先聞いといて、 LINEでつなげて?
[肩ぽんぽん。 ちなみにアラフォーではない断じて>>624]
女性陣は… ま、今日がすぎれば、 皆が誰かの「恋人」になるわけか………
実感沸かないけど、ま、 連絡先は大丈夫だな、うん
[恋人、と思わず口にでた言葉が、 まだなんだか違和感があったりするお年頃]*
(629) 2020/03/29(Sun) 17時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2020/03/29(Sun) 17時頃
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――ドリンクコーナー近く/周防さんと>>625――
あ……はい。韮田です。 周防さん、ですね。
よろしくお願いします。
[お見合い相手ではないのに、改まって挨拶。 そうして、彼女の会釈に合わせて会釈を返す。 浮ついたそわそわした気分が表に出ていないかしらとこっそり息を吐いた。]
(630) 2020/03/29(Sun) 17時頃
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はい、好きです。 プロフィール、見ていただけてたんですね。
周防さんもお好きでらっしゃるんですか。
[わたしはと言えば、女性のプロフィールまで確認する余裕もなくて、今名乗られたお名前以外に周防さんの情報は得ていない。 なので印象に残ったというわたしの仕事から、連想ゲームで話を振った*]
(631) 2020/03/29(Sun) 17時半頃
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――まいえんじぇる芽亜――
[ぎゅぅ、と抱きしめられると、 ふわりと甘い女の子の香りと ふっくらとやわらかい肌感覚
耳元の優しい声に、 こく…と頷くのが精いっぱいで]
(632) 2020/03/29(Sun) 17時半頃
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[軽く息を整えて、ぎゅぎゅってしてから 回した腕を解く。 腕を離した頃にはもう落ち着いていて 大丈夫だよ、の意味でにこっと笑うと ほかの女の子と話すのでもいいし でもとりあえず、お酒でも解禁しよっか?って ドリンクコーナーへ再びのお誘い]*
(633) 2020/03/29(Sun) 17時半頃
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─ 乃々香ちゃんとドリンクコーナーへ ─
[さて、心配の方が先に来たので 抱きしめていた訳だが>>632
無事彼女は用紙を出せたらしい。]
偉いね!
[と、いつか吉良さんに言ってもらったように>>341 相手を私も褒めるのだ。]
(634) 2020/03/29(Sun) 18時頃
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[色々と大丈夫になったようなので、 お酒、解禁!>>633 韮田さんと自分は飲めたかは知らないが 乃々香ちゃんとは初めてのお酒だ。]
私は甘いのが好きなんだよね。 苦いのはまだまだ飲めなくて。
乃々香ちゃんはどんなの飲むの?
[甘いカクテルや果実酒が好みである。 ビールや日本酒は、子供舌なのか 飲めはするもののイマイチ美味しく感じない。
彼女は見た目からは甘いもの好みに見えるが 偏見だろうか。 合ってるのなら共感するし、 もし苦いのが飲めるのなら、すごい! と尊敬の眼差しを送る。]
(635) 2020/03/29(Sun) 18時頃
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[ドリンクコーナーにつけば近くに 女性二人がいただろうか>>625>>630
目が合ったのならにこりと笑って。 取り敢えずドリンクを取って。
乃々香ちゃんに確認を取ってから、 2人の元へ行ってみようか。*]
(636) 2020/03/29(Sun) 18時頃
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── デザートコーナー:諸葛さんと ──
[ 店長直伝!秘蔵メモの存在は>>553 予想以上に諸葛さんの興味を惹いたらしい
スマホにメモっていいかと言われれば もちろん、どぞどぞ。 社外秘とか、秘密情報とか 特に言われた記憶もないし問題ない。
メモ取るよりそのまま写真で撮ったら?なんて アドバイスして、メモ帳を彼へと提供 ]
(637) 2020/03/29(Sun) 18時頃
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[ エアハリセンを避けたり 微妙にツッコミを入れられたり
お見合いらしくはないけれど そんな時間がなんだかすごく楽しくて ]
ね。仲良いとさ、余計に誘われるし かといって、さすがに言い訳するにも限界 お葬式とか結婚式とか5回くらい使ったよ
んー、恋したら劇的に変わる? それはどうだろ ただ、友達の気持ちはわかるかも
[ 今まで怖いだけだったもの 恋にまつわる変化やその理由がわかるようになる 相手の立場に立って少しでも考えられるようになる そうなればいいな、なんて目を細め ]
(638) 2020/03/29(Sun) 18時頃
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[ あの写真のキラキラの理由は解けた>>556 その場面に居合わせたかったな、なんて素朴な感想 もちろん、で来られるのは遠慮したいけど
そして、彼の言葉に深く頷いて ]
そうだね、幸せになりたいし 幸せになってほしい
[ ため息ひとつ グラスの中の氷が溶けた頃合いに またねと手を振っただろうか** ]
(639) 2020/03/29(Sun) 18時頃
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――ドリンクコーナーで>>636――
[会話中ふと目が合ったのは、また別の女性ふたり組。 みんな提出を終えて、ちょうどこちらに来る頃なのかしら。 お互い微笑みあって、わたしはまたスパークリングワインで口を湿らせる。 もう、グラスの中身は空に近い。
ふたりがこちらへ来るのなら、わたしは白のサングリアをもらおうかな*]
(640) 2020/03/29(Sun) 18時半頃
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―― 韮田さんと
[ 何せ、そわそわしているのは私もなので そこまで気が回るわけではないのです。 ]
あ、はい。 もうだいぶ昔ですけど、 華道をやっていたことがあって
今でも、お花とか、植物とか、 こうやって眺めたり、 写真撮ったりするの、好きなんですよね。
その髪飾りのお花も、すごくかわいいです
[ なんて、ガラスを背に笑いかけていれば 近付いてくる女の子たちに気付いたかも>>636 *]
(641) 2020/03/29(Sun) 18時半頃
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――ドリンクコーナー、芽亜ちゃんと――
[ほめてもらって、ちょっと照れ臭い>>634 だって、それは芽亜ちゃんだって (あたしよりずっと早くに)やり切ってたことだ]
芽亜ちゃんこそ、 あたしなんかよりずっと偉いよ。
[さてとこれで憂いはなくなったわけで、 矢を撃つ手元さえ狂わさない程度になら アルコールだって摂取してもいいでしょ?]
あたしも甘いのがいいー。 でもビールだけは飲めるかな。 ビールの中でも フルーティなのとかの方が好きだけど。
[芽亜ちゃんと一緒だ、って 嬉しそうに笑いあって。>>635]
(642) 2020/03/29(Sun) 19時頃
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[ドリンクコーナーに着くと先客ふたり。 韮田さんと周防さんかな? 芽亜ちゃん以外の子とも話したかったから これは嬉しい。 芽亜ちゃんと目配せして、ふたりに話しかける]
こんにちはー、 えっと、韮田さんと周防さんだよね!>>640>>641 ………お疲れ様でした?
[どういう挨拶がいいのか迷ったけど、 皆一大イベントの「用紙提出」を終えてるわけで ここは「お疲れ様」で、間違いではない、はず?
さて飲み物の方だけど えーっと、シャンディガフとかあるかなぁ]*
(643) 2020/03/29(Sun) 19時頃
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─ 乃々香ちゃんと ─
えへへ、ありがとう。
[褒めてもらったなら照れくさそうに笑った>>642 年下だとかそんなの関係ない。 その心が嬉しいのである。]
ビール飲めるの! すごい! 私は色々と試したけどどれもダメだった。
[お揃いだね、って言うけれど。 自分に出来ないことをできるのは やっぱり凄いから羨望の眼差しである。]
(644) 2020/03/29(Sun) 19時頃
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─ ドリンクコーナー ─
お疲れ様です、お二人共。
[乃々香ちゃんに倣って挨拶を告げれば>>643 自己紹介を互いに交わすだろうか。 名前も顔も、多分知っているから ちょっとだけ変な気分である。]
いよいよですね、 私、緊張してます……。
[そんな感想を零しつつ、 くい、とお酒を飲めばすぐに頬は赤くなる。 お酒のまわりはは早い方だけど 酔っ払ってはないから安心して欲しい。*]
(645) 2020/03/29(Sun) 19時頃
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―乃々ちゃんと―
なんというか、今思えば後腐れなく、お別れできるように 矢を討ってたみたいな。 恋とか欲とかよくわからなくて、 どっちでもいいじゃんって したいけど、 恋が素敵そうなものだって知ってるから 簡単に区切りがつけれないんだよね。
[彼女に何があって俺と一緒な気持ちなのかはわからないけど、自分だけじゃないというのは心強いというか、安心する。 戦友みたいな気持ちかな]
(646) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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[まっすぐ向き合ってくれているみたいで、 いつも彼女はこんな感じなのかな。 すごく安心して話ができる。]
伝えないと変な勘違いとか起きるし、 伝えてナンボだよね。 うん、嬉しい。
[ダメなところも伝えて、それで受け入れてもらえたら 俺も嬉しい。 受け入れてもらえるかは強制するものではないけど]
(647) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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――周防さんと――
まあ。華道。 素敵。わたしは好きなばかりで、そういうことには詳しくないから、憧れます。
昔のことだとしても、今もそうしてお花のことが周防さんの中に残っているなら喜ばしいことです。 写真、よければ見せてもらえたりしますか?
[髪飾りが褒められれば、生花を混ぜてるんですよ、と周防さんのほうに髪飾りを向けてみる。 周防さんが触ってみるなら、止めないつもり。]
(648) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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[戸惑わせてしまったなと気づいたけど、 俺自身も戸惑ってるから素直に伝えよう] まぁ……、なんというか。 気づいたばかりなので、 気持ちの整理とかはできてないけどね。
まぁ、略奪とか二股はよくないと思うけどね。 俺は断じて、それはしてない。 人のものには手は出してないから。
[いや、誇ることじゃないけど。
大丈夫だと言われれば、安心する。 俺の話で嫌な出来事とか思い出しちゃったら、 申し訳ない]
(649) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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気づいちゃったから、 こんな俺がどうすればいいのかってのは 自信がないけどね。 でも、いろいろ話しているとどんどん元気がもらえてる。
乃々ちゃんも、結ばれた人と幸せになれそうだよね。 乃々ちゃんが笑顔なだけで人のこと幸せにできそうだし。
[彼女と結ばれる人は幸せだろうななんて思ったりして*]
(650) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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――そして合流>>643>>645――
はい、韮田です。 ええと……お疲れ様でした。
[こちらは名前を確認できていないのでまごついたけれど、お疲れ様には違いなくてそこには頷けた。]
いよいよですねぇ…… わたし、書くのに手が震えちゃいました。
どきどきしてます。 お酒飲んじゃうくらいに。
[てへ、と力抜けた笑みは、アルコールにふわりと意識がゆるんだせい*]
(651) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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─ 恋天使の仕事 ─
[どのタイミングか、一人になった時。 深呼吸を一度して、手を前に翳す。
瞼を伏せて唱えれば、現れるのは光る弓。 そして反対の手には、いつの間にか パステルカラーのファンシーな矢。
矢を番え、上に向け。 勢いよく撃ち出した矢は、天に登れば流星のように 狙った人間の体へと入っていくだろう。]
どうか、幸せに。
[風に祈りを乗せて。
さて、自分に放たれる恋矢はどんなものなのか。*]
(652) 2020/03/29(Sun) 19時半頃
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― 中庭 ―
[望は東屋の椅子に腰を下ろしていた。 テーブルの上には一枚の紙。 白色無地の紙は彼方の先に繋がっている。
左手で紙を押さえ、右手にはペンを持つ。 右腕を振るえば白い紙の上に線が走っていく。
線が増えれば形が次第に出来ていく。 白い紙に描かれたるは一組の男女の姿。
互いに背を向けた姿ではあるものの。 視線が互いを認めていた。
微妙な距離感のある二人。 その狭間に描くは一本の枝である。 枝は月桂樹のものを。 二人と取り巻くように纏わせてその先端を互いの胸へ――]
(653) 2020/03/29(Sun) 20時頃
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へっ、くしっ……。 嗚呼……少し冷えましたか…………あ。
[「あ」――と眺めた先。 女の方へ伸びた枝の先端は胸に刺さっていたものの。 男の方へ伸びた枝の先端は紛う方なく尻に刺さった絵となっていた。 この場には修正液もなし。
望は暫し絵を眺めると朗らかな笑みを浮かべた。 ペン先を右下に、望月 藍とサインをした]
(654) 2020/03/29(Sun) 20時頃
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