191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[そうしているあいだにも、朝比奈と黒髪の女の子が二人、 獣が手にした拳銃で狙われる>>279 そうして上がった悲鳴に>>283>>284 焦りを感じるものの、攻撃を受けた二人が気丈に反撃を繰り出したのを見て]
……。
[ああ、そうだ。 僕も、このまま見ているなんてできない。]
(294) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[彼女を支え、自分も立ち上がる。 今度は強くてを握って、今度こそ彼女を後ろに。
彼女が放った剣は、どうなったか?>>284]
無茶はするな。 俺は自分の身は守れる。 お前が傷つくと……戦いづらくなる。 だから、心配するな
[そう語って、前に立った。*]
(295) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[銃弾の手応えは感じた。 ノーコンでも、速さで撹乱してから適当に乱射すりゃァ当たるもんだ。
>>284振り下ろされる剣は、それ単体じゃ当たらねェな。 アタシのスピードのほうがおそらく上。 そのまま駆け抜けて、駆け抜けながら、燃えるタテガミから炎を零し。 走った軌跡が炎上する。
>>286双眼鏡が飛び込んできたのを見ながらブレーキをかける。 >>290目の前に高い壁が聳え立ったから。 そして、後ろ足で捉えて双眼鏡を蹴り上げる。 それは宙をくるくると舞っただろう——壊れてはいねェから、操ろうとすればまだ操れるだろうが。
いったんブレーキをかけてしまえば、走り出すにはまだ時間がかかる。 その隙を補うように、拳銃を真正面に構えた。 ——逆に言えば、それ以外は無防備な走り始めの、一瞬。*]
(296) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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[駆ける獣の前方に、白い壁が現れる>>290 影山の能力だ、と理解するより先に]
『ミームちゃん、頼む…!』
[傍らの彼女に声をかける。 壁に進路を阻まれた獣が、再び体勢を立て直す前に 左右を挟むようにして獣の左右に、真黒の闇が現出すれば、
獣が三方を壁に囲まれている隙に“星”を打ち込もうとする。 もっともその前に敵が脱出してしまう可能性もあるにはあるのだが。*]
(297) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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[雷が放たれるまでに。
彼らは、最後の抵抗をしたでしょう。
僕も、まさか、これが最後の一撃になるだなんて。
そんなこと、考えもしませんでしたから。
白い龍が立ち上れば、それはどろどろの龍へ絡み付き、
銃弾の雨が轟きます。
崩れた醜い龍の体は、びちゃびちゃと飛び散りますが、それを抑えるだけの余裕がありません。
死を賭した、翅の少年の手が。
とうとう、直に触れたものですから。]
…………! !!
[体の芯へと、痺れが回る感覚。
それと同時に、龍は地へと堕ちました。]
[同時に、形作っていた雷雲は霧散して、
溜め込んでいた雷のパワーは周囲に飛び散ります。
僕の体は、地面に堕ちて、ぐにぐにと変化して。
何者にもなれなくなって、ひどく、苦しい。]
……ぐ……っ……う……。
さすが、です、ね。
くっ……ふふ。
[身を守るくらいの力はありますので、殺されることは、きっとありません。
ありません、が。
どんな攻撃をされても、抵抗はできないでしょう。*]
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……!
[獣の足は、白い壁によって止まる。>>290 それを見て、別の参加者だろう。 彼らも白上の左右、その空間を塗りつぶした。]
逃さねぇ! ここで追い詰める!
[両手を上げて、四方を囲まれたケモノに、剣の雨を落とす。 細かい無数の剣の他に、トドメを狙ってもう一つ。 分厚い大剣で、潰しにかかる。 あの竜のように、今度は射出する勢いで、狙い撃った。*]
(298) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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に"ゃ"……!!
[双眼鏡を後ろ足で蹴り飛ばされれば攻撃は失敗 失敗すればそこで粘って攻撃するのも愚策 だとすればやる事は1つ]
ごーちゃん、無理だったごめん!!!
[その強靭な脚力で蹴られるより早く逃げ出して 彼女の銃口からも逃げるように、景山の傍に脱兎の如く駆け寄った
ノイズを囲むように三方の壁が出来上がったのはその後の事*]
(299) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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[ 太股を攻撃されたときとは違う。 肉がえぐれたし、血は出るし。 耐えられるような痛みじゃあ ない。 動く度にくぐもった声を上げて、 それでもどうにか、彼の支えで立ち上がって>>295。 ]
………でも お願い。 一緒に戦わせて。 私だって 怪我してほしく ない、
[ ぼたり ぼたり 制服を汚し、地面に垂れていく赤。 痛いし 傷口はなんだか熱い し。 動かすのなんて、本当は嫌だけど。
ただ守られる 方が ずっと嫌だった。 だって パートナーだから。 ]
(300) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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………
[ 左手で、剣の雨を降らす背>>298に 触れる。 燃え上がる火が此方に移れば、盾を作ろう。 自分の身は守れる と 言うし。 信用だって してないわけじゃ無いけれど。 たとえお節介でも、これは 退けなかった。
ノイズに向けて、他の参加者が攻撃している様子も見える。 だからなおのこと、注意深く、周りを見よう。 もし この先があっても、隙を狙えるように。 スピードに追いつけるように。 誰かに、繋げられるように。
サーベルを いくつも。己の周りに展開させる* ]
(301) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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――大丈夫だ! よくやった!
[双眼鏡が蹴り飛ばされる。 駆けてくる卯月をぎゅうと抱きとめた。>>299 その痛ましい傷を気にかけながら。
壁が更に展開される。 煌く星の追撃>>297に、 迫る剣の雨>>298――。
せめて白上刑事をとどめた白い壁が 剣や星に砕かれないよう、幾度も再構築する。*]
(302) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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[さて、再び走り出そうかとした、次の瞬間。 >>297そちらの方向には黒い壁が出現し、どの方向も防がれて。]
あァ、しゃらくせェ!
[逃げる方向はひとつしかない。真上。 思いっきりジャンプして、同時に銃を乱射してやろう、と、したところで。 >>297星がこちらに飛んで来て、直撃はしなかったものの、アタシの手元の銃を弾く。]
しまっ……!
[声を上げる暇もない。 >>298続いて、頭上から降り注ぐ剣の雨。 ドシュドシュ、と次々に刺さっては、痛みに代わる。]
(303) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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こ、んにゃろ……!
[壁の外側に着地して、 ぐぐ、と血まみれの胴で踏みとどまり、息を切らせる。 今のはヤベェと思った。マジで。
しかも、休んでいる暇もない。 続いて放たれた大剣をどうにかせねばならない。]
う、らぁァッ!!
[声を張り上げて、力を込めた前足でそれを蹴る。 固い蹄と鉄が当たって鳴り響く音がした。 跳ね返せるほどの力は無かったが、軌道を逸らすことはできたか。
それもアタシの肩に当たって、更なる流血に晒されるが。]
(304) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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さすがに、きついか、……はは。
[無双するから、と仲間に言ったっけな。>>6:86 無事に帰って、ラーメン奢るとも言った。 ああ、でもやっぱ、そんなん無理なハナシだわ。
痛いし、苦しいが、今、アタシ。 いいモンを見れて、すげェ満たされそうになってんだ。
礎上等。踏み台上等。ボロ雑巾上等。 こんな役回りも、上等至極。]
(305) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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まだまだまだまだ、足りねェェなァァァァァ!!
[叫び、走る。血まみれの体を引き摺って。 拳銃はどこかに行った。残る武器は多くねェ。
タテガミから零れる炎で、線を引いて。 1のところへ飛び込んで、死に物狂いで蹴りを見舞おうか。
1.景山 2.卯月 3.率 4.里佳 5.トレイル]
(306) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[文字通り、龍は崩れ落ちて、地面に叩きつけられたでしょうか。
そうすれば、ぐねぐねと苦し気にもがくその胴に、兵隊の剣が押し当てられたかもしれません。
切り付けた訳ではありません。ただ、動きを封じ――平たく言うならば、脅すために。]
……降参、してください。
倒す、が、ミッションの目的、なんですよね。
[コンポーザーを“殺せ”、では、なかったはず。
メールの文面を思い出して、僕は、もがくそれに、そう呼びかけたと思います。
或いは、その動きを封じた立役者――幼馴染が、再び、その身体に触れようとしたかもしれませんが、
何にせよ、僕がそれに求めたのは、彼が負けを認めること。それだけです。
甘い、と言われるかもしれません。
けれど、それでも、意思を持ったその人を――何故、生き返ろうと思うのか、僕に問うた彼を、殺すのは、何だか忍びない、と、思ってしまったのです。*]
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[それが命中したか、しなかったか。 いずれにせよ、その直後。
がくりと、馬のノイズは大きく崩れ落ちて、これ以上ない大きな隙が生まれた。*]
(307) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[ 伸ばした手に、あれは、なんだったのだろう。
硬いウロコ? なにともつかぬ異形のモノ?
とにかく、ただ、手を伸ばして、掴もうとして、
やっと、なにかに触れたんだ、と思った。
── そして、落下。
必死に掴もうとした、その化物に、
巻き込まれる、みたいに。]
── っ !!
[ 翅、を、広げて。
たぶん、最後の悪あがき、ってやつ。
少しでも、衝撃をやわらげようと、試みつつも、
蛾 のようななにかもまた、地面に落ちた。
結局、翅以外は、人間だから、
硬い地面に打ち付けた身体のどっかしら、
うまく動かせないのも、仕方なかろう。
それでも、這うようにしてでも、
あきらめの悪いおれが、再度、
べたん と、その、異形に、手を伸ばしたのと、
見上げた先、きみが、きみの司る剣が、
光 みたいに、見えたのは、ほぼ同時だったと、思う。*]
[ すこしでも、きみの役に立てたんだろうか。* ]
.
|
――― お兄さん!!
[ 多少は効果があるだろうと。 飛び込んで、蹴りを見舞おうとしたその脚>>306に、 スピード重視で、展開していた剣を、いつつ 繰り出す。
繰り出して。 もし 続いて誰かの攻撃があったなら、 それに甘えて 己は伏したノイズ>>307へ駆けよう。 ]
(308) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[さらに触れられて、身動きひとつできない僕に、
降参が突きつけられました。
その顔を見上げることもできませんでしたが。]
そう、です、ね。
殺そうとしても、きっと貴方がたには殺せない。
それだけの自負は、あります。
[ただし、今は。
力を使い果たしてしまって――こんな感覚、初めてで、どうしたらいいのか。]
もう、十分です。
この短い間で、十分に見せてもらいました。
僕が知らなかった、可能性を。
[僕が感じたものが、全て間違いでなければ。
こうして戦うことができて良かったと、結果的には思うのです。
実際に向き合わなければ、知ることのなかった“せかい”。]
……降参しましょう。
ミッションは、達成されました。
モリ区の未来を、もう少しだけ、見てみたくなりましたから。
[地に伏したまま、つい笑いが零れました。]
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桐原君。 私 行ってくる。から…お願い!
[ 行ってくる の意味を。 死神に近づく意味を、彼は分かってくれただろうか。
…まさか 視る 力なんて知らなかったから。 てっきり攻撃だろうと 漠然と思っていたから。 知っていたら きっとこんなことはしなかった。
既に何処かから攻撃はあっただろうか。
とにかく、当たらないことを信じて。 彼女の持っている せかい に 触れようと。 思い切り 跳躍して。 思い切り 身体ごとノイズ目がけて飛び込んで。
―― 触れようと 手を 伸ばした* ]
(309) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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そして、――ありがとう、ございました。
[傷付きながらも、恐怖を前にしても、
消滅の運命を突きつけられても、それでもなお、
立ち向かうことを諦めなかった、皆様に。
心からの感謝を告げて、僕の姿は“夜羽 仙寿”へと戻ります。
間もなく、ゲームの終わりが、訪れるでしょう。*]
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[降り注ぐ剣の雨にあらがうように白上刑事は飛び上がった。 血飛沫が舞い、展望台の白い床を赤く染めていく。 それでも彼女は―― 壁の外に着地した彼女は、笑ったように見えた。
用済みの”壁”を解除する。――直後。 死に物狂いで、血まみれの体を引きずって、 炎をゆらめかせながら 彼女は此方に駆け出してくる。]
!!
[卯月の体を突き飛ばしたのは本日二度目。 俺の方へ駆けてくる傷だらけの白上刑事を その必死な目を、見て ]
(――どうして、そこまで、)
[そんな感想がぽつんと浮かんだ。]
(310) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[前方と左右、三方を白壁と闇に阻まれて、 四脚の獣は真上へと逃げる。>>303]
…っ。
[咄嗟に上へ座標を設定し直せば、 運良くそれが彼女が手にしていた拳銃を弾き飛ばした。 そこに頭上から降り注ぐ、剣の雨>>198]
[真上から壁の外側へと逃げる獣を追いかければ、 凄まじい速度で景山の元へ駆ける獣が景山の身体に 一撃を入れようとしているのが、見えた>>306]
(311) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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……さすが、姐御だ。
[たった一人で戦うその姿に、敬意と恐怖を覚えながら―― 馬の脚が前方に繰り出される、 そのタイミングで壁を作り出す。
――蹴りによってガラガラと壁が崩れ、 瓦礫の雨が身に当たり、 この身に幾つもの傷を作る。
激痛とめまいの中走り出して。]
(312) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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――――あぁァあああッ!!
[血塗れになりながら 抜き出した特殊警棒を、”剣”に代え、 白上刑事の胴向けて突き出して――
もしかしたら、 黒い髪の少女の一声>>309があれば、 ”剣”の軌道は刑事に致命傷を与えないように 間一髪でズレたかもしれないが*]
(313) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[咄嗟に、身体が動いていた。 その手を頭上に掲げれば、そこに生まれたのは白と金の輝き。 それを、獣目がけて大きく振りかぶろうとした瞬間。
獣のそばに近づいてくる少女の姿が見えた>>309]
…っ。
[咄嗟に設定を変更する。 光が景山とゲームマスターである彼女と、そしてそこに近づいた少女を包み込むが、彼らを害することなく光は霧散した。
――よくはわからないけど、 あの少女には何か考えがあるのだろうと。 そう信じて一旦引くと、肩で息をしつつ様子を伺う。*]
(314) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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