278 冷たい校舎村8
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そう、なっちゃんそっくりで、 ……そっくりで、目の前に落ちてきて、 音がすごくてさー?耳痛くなってね。
体育館の出口しまってたのに、 なっちゃんいなくなってたし、それに、
(559) 2020/06/17(Wed) 09時頃
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[ ……あたしの言い回しじゃ真剣じゃないな。
でも思った所でどうしようもないね。 いや割と真剣に言ってるんだけど、 しおりちゃんとあたしだしこんなもんかな。 ]
そっくりな人形から、赤いのいっぱい出て。 最初インクかなって思ったんだけど、 インクじゃなくって。
人形から 血、とか、 あるのかな、 ……みたいな………?
(560) 2020/06/17(Wed) 09時頃
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[ 報告、上手なやり方、検索! ……脳内検索はヒットしません。残念。
記憶を辿って、 あたしはしおりちゃんを見たまま、 説明もどきを、ぽつぽつと。 ]
(561) 2020/06/17(Wed) 09時頃
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[ 辿るほどに、 なっちゃん、探してもいないんじゃない? ……って思っちゃうのは、悪いこと? ]**
(562) 2020/06/17(Wed) 09時頃
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それ は、
(563) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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ざんばら髪の痩せっぽっち。 いつも長袖の服を着ていた。 全部礼一郎の着古したお下がりだった。 あるいはサイズの合ってない制服だった。 丈は足りないのにぶかぶかの制服から、 棒切れみたいな手足を覗かせて、 よく家のどこかに落ちている。
(564) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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家に住み着いた毒虫でも見たみたいに、 見つけるたび、毎回、慣れもせず、 礼一郎は、気持ち悪いなって思う。 気持ち悪いから、端に除けとこう。
(565) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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ちゃんと人の形をしているのに、 礼一郎にはそれが、 なんなのかよくわからない。 妹と呼ぶらしいけど、なにそれ。
(566) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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人に優しくと言われたって、 これは人じゃないはずだと礼一郎は思う。
(567) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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だから、分けてやれるものなんて、 ひとかけらだってあるはずないよ。
(568) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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ま、これは礼一郎の話だけど。
(569) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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……礼一郎はまだ、 人間のお友だちに見えてるよね?
(570) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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笑えよ。
(571) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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──現在/廊下── [ しゃがみこんだのは、礼一郎です。 そんなにいろんな呼び名もないし、 まあふつうに。わかってるよね。 だといいよね。>>536 礼一郎の言ったのも願望に近いけど、 でもほんとに、みんなのこと信じてるよ。] そうそう。こんな状況だけど、 食うもんと毛布くらいはあるんだし。 もう暗いしさ、 俺、ちょっと疲れたよ。 今日んとこはゆっくり休もう。 [ そーしよ。って言うみたいに、 握った手首をゆらゆらと揺らしていた。]
(572) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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おまえ見てたら、 なんか引っ込んじゃった。 ……ありがとな。 [ 泣いてもいいよ。 って言われても礼一郎は泣かずに、 喜多仲の言葉を聞いてんだから、 そこは泣けよ(笑)って、 ちょっと怒ってくれてもいいよ。 そろそろ立ちましょうか。 って、礼一郎はゆっくり立ち上がる。 腕を引っ張ってリードみたい。 けど、一緒に立ってくれたら、 たぶんそんなの、一瞬のことだし。]
(573) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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[ そうそう、フォローが下手って、 別に自己評価じゃなくって、 友人からのありがたい指摘、 礼一郎を客観的に見た姿、なので、 そこそこ上手に見えたんなら、 波長が合ったか、なんかそういう、 個人間の話なんじゃないかな。 …………なんて、]
(574) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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…………いや、 そんなこと、あるわけないか。**
(575) 2020/06/17(Wed) 10時頃
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―― 現在:体育館前 ――
うん、そうなんだよな。 最初は焦ったけど、 お化けのいないお化け屋敷っていうかさ、 そんな感じだよな。
[ うんうん、と誠香は頷く。 非日常に最初は酷く慌てたけれど、 人間は良くも悪くも慣れる生き物だ。 そう、直接危険が襲ってきたこともなかった。>>502 少なくとも、こんなマネキンが現れるまでは。 出られないんだから泊まるしかないな、と 現状を受け入れる程度には、 誠香だって順応していた ]
(576) 2020/06/17(Wed) 11時半頃
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ほんとだって、ほめてるほめてる。 連城は、すごいし、いいやつだ! だから、今度なんか奢ってくれよ。 なんてな。 冗談だって。
[ 本気でほめていたのに、 何も出ないなんて言われると>>503 やっぱりからかいたくなってしまったのは、 連城の人柄のせいだと思う ]
(577) 2020/06/17(Wed) 11時半頃
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ああ、違う違う。 むしろ、連城は違うなって思ったんだ。 だから言った。 疑ってる方が、言い難いだろ。こんなこと。
[ ぽろりとこぼれてしまった質問に、 冗談で返されたということはわかっていたけれど>>504 一応念を押しておく。 清々しいほどないと言い切られて、>>505 そうだよな、と誠香は肩の力が抜けた。 クラスメイトの誰かが あんなメールを送っただろう事実は消えないけれど、 それでも少なくとも目の前のこいつじゃない。 それはなんだか安心することだった ]
(578) 2020/06/17(Wed) 11時半頃
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だよな。ちょっと安心した。 ……なんかな、ここに来たのは、 死にたい理由がある人間なんじゃないかって、 そんな説があったっぽいから、さ。
[ 誠香に死にたい理由がないかと聞いた時。>>572 そして誠香の返事を聞いた時。>>618 怜はちっとも驚いていなかった。 むしろ、やっぱりなと言いたげだった。 それは、怜がそういう風に考えていたからじゃないかと 誠香はそう思っている ]
(579) 2020/06/17(Wed) 11時半頃
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[ そんなことを考えていたら、 布を抱えた辰美が戻ってきた>>522 ]
……あ、辰美、おかえり。 布ありがとな。
[ ばさり、と布が広げられて、 マネキンは白に包まれて見えなくなった。 なんとなしに、誠香はそれをしばらく見ていた。
このまま雪景色に溶けて、消えてしまえるなら>>0:27
今朝考えたことが頭をよぎる。 小さく頭を横に振った ]
(580) 2020/06/17(Wed) 11時半頃
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それな! 受験! あーもー思い出させんなよー。
[ 気を取り直したように顔を上げて、 世知辛い現実を思い出させる辰美に抗議の声を上げる。 ふと、眉を寄せた ]
辰美、血、出てる。
[ 唇を示して>>459 誠香はなんだか自分が痛いような顔をした** ]
(581) 2020/06/17(Wed) 11時半頃
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──現在・1F──
[ そういえば文化祭当日、 ちーちゃん、一緒に回ろうってお誘いしたけど ゆっくり回る余裕なかったなって思い出す。 ]
うん。うん。 お化け屋敷……!ちーちゃんすごい でも、そんなに怖くないおばけやしきなら、 私もいけたかなあ
[ 実は、お化け屋敷は、あんまり得意な方じゃない。 でもめちゃめちゃ苦手なわけでもないから、 誰かが一緒にいってくれれば、大丈夫と思う程度。
だから、わざわざ怖いところに行ったって聞いて>>548 ちーちゃんもしおりちゃんもすごいな、って思う。 ]
(582) 2020/06/17(Wed) 12時頃
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[ 聞こえてくる元気そうな声に、 安心もするけれど、それでもやっぱり心配で。 ]
ほんとうに?ちゃんと値、測ってる? 夕方はどれくらいだった?ごはんはこれから?
[ 溌剌とは対照的に、 おきてもいないことを案じてばかりでは、 よくはないと思っているけれど。 垂れ下がったままの眉と頼りない声音で問う。
絡む腕は細くって、>>549 いまにも折れてしまいそうなほど。 ]
(583) 2020/06/17(Wed) 12時頃
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ごはんは、作っておいてあるけど ちょっと失敗しちゃったから、だめかも?
[ あまいもの、ちょっとしたものもぜんぶ。 鞄の中にいれっぱなしだった。ぽっけに何もない。
愛宮心乃にしては、痛恨のミス。 ああ、ちーちゃんの血糖測定がまだなら、 教室に一回帰ろって言うけど、どうだったかなあ?* ]
(584) 2020/06/17(Wed) 12時頃
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―― 回想:高1〜高2 ――
[ 受験を何とか乗り切って、誠香は高校生になった。 現実を忘れるように勉強に打ち込んだのが よかったのか悪かったのか。 兄の死にショックを受けて、 勉強に手がつかないんじゃないか。 そんな風に心配していた両親は、 誠香の合格を喜んでいたけれど、 もちろん誠香の気持ちが晴れるわけもない。
桜の下で撮った記念写真には、 新しい制服に身を包んで、 酷く硬い表情をした誠香が写っている。 それも、緊張していると笑われたけれど ]
(585) 2020/06/17(Wed) 13時半頃
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[ 兄の遺品のノートパソコンは、誠香のものになった。 何か意図があったわけじゃない。 それまで誠香が使っていたノートパソコンも兄のお古で、 型式もスペックも段違いだった。 それだけの理由だった。
貰ったものの、 しばらくは触れることさえできなくて、 誠香がようやく立ち上げることができた時には、 もう夏が近づいていた ]
(586) 2020/06/17(Wed) 13時半頃
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[ パソコンの中には、兄が綴った物語がたくさん、 本当にたくさん、残されていた。 長いものも、短いものも、たくさん。 並ぶタイトルを見つめるだけで、 きりきりと誠香の胸は痛んだ。 これは、兄の夢だ。 作家になりたかった兄の、夢のかけら。 その夢が途切れてしまったのは、 誠香のせいかもしれない。 あれが事故だったのか自殺だったのか、 本当のことはもう誰にもわからない ]
(587) 2020/06/17(Wed) 13時半頃
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……でも、…………でも。 僕は、嘘をついたわけじゃない。
[ 本当に事故だったのかもしれない。 そう自分に言い聞かせている誠香が、 次に縋ったのはそんなことだった。 誠香は、確かに兄を傷つけた。酷いことを言った。 でも、嘘をついたわけじゃない。 兄はそれまで、納得のいく作品を書けたことが 一度もなかった。 応募しなければスタートラインにすら立てないのに、 応募することなく、パソコンの中にだけ、 兄の夢は積もっていった。 これだけの数を書いておきながら、 応募に値するものがひとつもなかったなんて、 それは、才能がないってことじゃないのか ]
(588) 2020/06/17(Wed) 13時半頃
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