253 緋桜奇譚・滅
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……そうだぞ。 父ちゃんと母ちゃんを、探してるんだぞ。
[湯呑みの中に映る顔は、歪んでないかな。 ちゃんと、保ててるかな。
自分は、八手の消える瞬間を見ているから。 だから、どうしてもくるしいのだけど。]
……うん。 琴も、待ってるんだぞ。 父ちゃんも、母ちゃんも、爺ちゃんも。
(25) reil 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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『そっか…よかった。』
[綺麗になったと此処によく訪れていた童女が言うなら きっと、大天狗から見ても見違えただろう。
茶も菓子も毎日変えるようにはしているが 減っているようなことも無ければ 位置が変わっているわけでもない。
だからこそ、帰ってきていないのだと解る。 姿が見えなくても帰ってきていると希望を持つにも 来ていないと解ってしまう。]
『そっか……。 ぼくも、行きそうな場所は見てまわってるけど…』
[父母を探して、待っていると童女は言う。>>25 けれど、明くる日もそのまた明くる日も 探し妖は――待ち妖は帰ってこない。]
(26) motimoti 2018/11/20(Tue) 21時半頃
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『八手様のことも待ってくれてるんだね。 …………。 帰って来た妖怪はいるけれど、 八手様も、君の両親も帰ってこない。』
[茶の湯呑をじっと見ていたが、視線を童女に移す。]
『帰れないんじゃなくて、 帰らないのかもしれない
ぼくや君が前を向いて歩けるようになるまで 見守っているのかもしれないね。』
[笑っている――ようにみえるけど。 泣きたいのを我慢しているような目をしていた。 迷った挙句、童女の頭を撫でようとして]
(27) motimoti 2018/11/20(Tue) 21時半頃
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『でも、待つのをやめることはできないし、 探すのをやめることもできないよ。
ひとりでずっと待っているのは 毎日帰ってこないのを実感してつらいんだ 暖琴ちゃんは、どうかな。』
[笑っている、でも。 無理に笑っているのなら] 『かなしいときは口に出していいんだ。 笑えなくても、いいんだよ。 そうじゃなきゃ、ひとりで苦しむだけだもの 苦しい気持ちを外に出さなきゃ、もっとつらいよ。』
[その笑顔は―― きっと、苦痛を溜め込んでしまうのではと]*
(28) motimoti 2018/11/20(Tue) 21時半頃
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帰ってきてくれないのかなあ…… 琴、いい子にして待ってるんだけどなあ……
[前を向く。 向いたら何かが変わるのだろうか。 父母や翁が帰ってくるのだろうか。]
琴は待ってるんだぞ。 ずっとずっと。
ずっと……
(29) reil 2018/11/20(Tue) 22時頃
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つらいんだぞ。 毎日ひとりぼっち、さむいんだぞ。
だけど……
[ぽたり。ぽたり。 茶に波紋が拡がる。]
琴がないたら、父ちゃんも母ちゃんも爺ちゃんも心配するから。 だから、笑って待つんだぞ……!
(30) reil 2018/11/20(Tue) 22時頃
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『うん、いい子にしてると思う。』
[一年前の事件に関しては触れなかった。
父母が戻らないことで 心を窶れさせていた幼い彼女が 感情だけで選択したこと、 桜に取り込まれてしまったこと―― それを罪とは言えない。]
『みんな、分かってる。 君がいい子にしてること』
[おんなじなのだ。 自分が彼女くらい幼く、そして同じ立場にあったなら。 生まれてからずっと育ててくれた大天狗を 呼び戻せると聞いたら、同じことをしていた]
(31) motimoti 2018/11/20(Tue) 22時半頃
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[寒くて独りなのだと童女は言う。>>30 彼女には友達も居て、お菓子をくれるおとなも居る でも、孤独を慰めることはできない。
それでも笑わなければ困らせてしまうと 泣きながら訴える声を聞いていると心が痛い。 木葉天狗にとっては小さな頭を抱えるようにした]
『ううん、それは……違うよ。
今みたいに泣いたっていいんだ。 だって暖琴ちゃんが泣いてたら みんなが助けたいって思う。 みんなに甘えていいし、 甘えた分お手伝いをしてあげたらいい。 そしたら、きっとみんなも暖琴ちゃんも嬉しいよ。』
(32) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時頃
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『嬉しいと、自然に笑えるでしょう? そうしたら、お父さんもお母さんも―― 八手様も、きっと喜ぶよ。』
[苦しいときも悲しいときも 自分の心に嘘をついて笑ってなきゃいけないなんて 拷問みたいなこと、きっと誰も望んでない。]
『あのね。暖琴ちゃんがよかったらウチに…』
[―――ふと、上を見た。
切れ目のような天井の一角。
あんなもの―――、 あっただろうか。]*
(33) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時頃
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うん……
[悪い子になってしまったけれど。 この一年は、本当にいい子にしていた。 こくりと頷く頭を抱えられ、目を閉じて。]
[ぽろぽろ零れる涙をそのままに、言葉をゆっくり噛み砕く。]
……琴が? いいのかあ……?
[ぱちり、と大きな目を見開き 天井の一角を見つめる様子に首を傾げた。]
(34) reil 2018/11/20(Tue) 23時頃
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『暖琴ちゃんがしちゃいけないのは 独りで無理をすることだと思うんだ。
京のみんなが支えあったから、 今も京がなくならないで済んだ。 だから、支えあって助け合わなきゃ。』 [少なくとも、そうすることが一歩になると思う。 前みたいに我慢していたら、 いつかダメになっちゃう日が来るような気がして。 良かったら此処に住むかと問いかけて、 しかし、天井の変化が目に付き――――。]
(35) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時半頃
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[パカッとひらいた。]
(36) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時半頃
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『えっ』
[そこから顔を出したのは、提灯と……南瓜? そして、見覚えがあり過ぎて困る―――]
『えっ…え、ちょ』
(37) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時半頃
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いやーー、すまんすまん、遅うなったわい!
まさか極楽と天国があるとは思わなんだ。 東洋妖怪は極楽行き、西洋妖怪は天国…だなんてのう じゃこうのすけを探すのに苦労したわい
[首に花を編んだ輪っか――レイを沢山ぶらさげ 山伏姿ではなく南国風の花が 印字されたシャツを着た爺が飛び降りてきた。 続いて提灯と南瓜も落ちてくる。 娘との再会に涙を流して喜んでいた]
(38) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時半頃
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[顎を外して固まっている弟子ににたり顔。]
しっかし天国も中々よかったのう。 すけべな格好をしたおなごは沢山おったし …いや、ごほん。
ほれほれ、お土産を沢山買うてきたぞい
[バターたっぷりのクッキイやチョコレエト 身体にあまりよくなさそうな色とりどり]
言ったじゃろう、かならず探してやると。
[共にとはいかずとも、探すと約束した>>4:30。 天国まで掛け合うにも距離があった上に、 二妖を送り届けるにはえらく手続きも掛かったが こうして連れてこれたのは 天狗が詰んだ得であると仏様はお許しになった。]
(39) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時半頃
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[親子の再会を目を細くして見守ろう。
『爺ちゃん』へのほっぺちゅーは後回しでも許す たぶん、ないけど]**
(40) motimoti 2018/11/20(Tue) 23時半頃
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―――――― ふえっ
[ぱかり、と開く天井。 そこから出てくるのは、南瓜と、提灯の―――]
(41) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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――――父ちゃんっ!母ちゃんっ!!!
[会いたくて会いたくてたまらなかった、だいすきな両親。 強がりじゃない、本当の涙が溢れて止まらない。]
父ちゃん母ちゃん!! ほんとか?ほんとに父ちゃんと母ちゃんか? 会いたかった……会いたかったんだぞ……!!
(42) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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―1年後―
やれやれ…結局此処か。
[目覚めたのは京都の西、化野の念仏寺の近くの無縁墓地だった。つまりは、この国でねぐらにしていた場所だ。]
冥府に落ちたが、十王が本当にいるとはな…… それとも、我の落ちた冥府が中華風だっただけか。
[冥府といえど、地上の役所と同じように裁判官もいれば、官僚もいる。京での悪行は当然こちらにも知られているから、地獄行きは(もっとも、中華では、地獄と言っても刑期は数年程度だ)覚悟していたが、どうやら冥府の役人が名簿を取り違えていたらしい。こういうところまで、地上の役所と同じだ。
(43) (so) 2018/11/21(Wed) 00時頃
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天地の理を外れているツェンには、そもそも完全に燃えて無とならない限り、行く極楽も地獄もない。気の遠くなるほどの年月を経て再び天地の精気を集めて蘇るまで、ただ朽ちた屍の姿のまま、じっと身動き取る事もなく地上で悠久の時を待つだけだ。苦役と言えば、これがそうだろう]
やれやれ。我が再び蘇るまで清があるか、あるいは次の王朝すら滅んでいるか… それまでこの醤油臭い国でこのまま過ごさねばならぬのか。
[深く溜息をついて、できる事と言えば瞑想か、昔を思い出すぐらいだ。この国に来てからの思い出と言えば、団子を食ったり珈琲を啜ったりした事ぐらいか]
我が再び目覚める頃、まだ奴ら生きているだろうかな。
[再び顔を合わせたくはないが、まあ敵対さえしなければ面白い連中ではあったな、と考えながら、ツェンは再び目覚めるまでの間、長い瞑想に入る事にした**]
(44) (so) 2018/11/21(Wed) 00時頃
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「まあまあ、琴ちゃん、大きくなったのね。 ごめんね、ママたち、少し帰るの遅くなっちゃったわね」
『そこな紳士には礼を述べねばなりませんね』
「まぁこの人。この通り歓楽帰りでもありますもの。 まったく、ハワイはハワイで別の神性の影響下ですのにね。」
[口々に言葉を連ねる両親。 その様子に、どんどんと頬は薔薇色に染まっていく。]
ほんとにほんとに、父ちゃん母ちゃんなんだぞ! 琴、ずうっと待ってたんだぞ!!
(45) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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ひとりぼっちで待ってるの、すっごくさみしかったんだぞ……
[またべそをかきだす娘を柔く撫で、抱きしめる。
そして、弟子天狗の方を見]
「うちのかわいい娘が大変なご迷惑とお世話をおかけしたようで、誠に申し訳ありません。 感謝の言葉では足りないくらい。
それはそれとして」
(46) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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「"よかったらウチに"なにかしら?」
[母の厚はつよい]
(47) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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― それから ―
[何だかんだで、無事だったへいも屋の面々である。 無論、防衛に徹した塗壁の功績でもあるのだったが。
店も無事となれば、これは当然。 すぐに商売を始めるのはいつもの事か。
やがて、冥府から戻ってきた面々とも交流を交わし。 裏稼業も変わらず続けていた。
そんなある日のこと。]
(48) 葵 2018/11/21(Wed) 20時頃
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……退屈ね。
「へりんへいも、どうしたのさ。」
[今はお客さまは居ないからその呼び方でも良いけれど、と前置きしつつ。 凜はいい加減、飽きてきたと皆に告げて。]
私らもまたどっか移住しようかしら。 海を渡った、向こうの国なんて良いわねえ。
[西洋で妖相手に立ち回り。 やがて、向こう側でもへいも屋を始めるかなんて笑っていて。]
(49) 葵 2018/11/21(Wed) 20時頃
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礼などいらぬわ。 おんしらがおらんかった月日――心細さを これから先、とくと埋めてやれ
………あ、待ち。 やっぱいまのなしじゃ
西洋人のぴちぴちぎゃるが観光で訪れたら仲持て。 言語が通じるもんが儂には必要じゃて・・
[>>45 天国のおかげで、西洋文化や西洋のおなごの魅力も ばっちり思い知った爺でありましたとさ。
こそこそ耳打ちした『お礼』が小声なのは 奥さんに聞かれると 色々とまずかろうあれでこれよ。]
(50) motimoti 2018/11/21(Wed) 22時頃
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[まあ、それはそれとして。 一家の親愛を深める家族の様子は心洗われる。>>46]
おんし、いつまでそうしておるんじゃ?
[顎が外れたまま固まっていた木葉天狗も、 天狗爺に声をかけられ、ハッ!と背筋を伸ばす。 母親からのお礼を受けて、 いえいえそんなと頭をぽりぽり掻き]
『い、いやあ突然のお帰りだったものですから…。 しかし、八手様もお二妖も戻られて本当によかった。 ぼくは大したことは出来てませんが…… 何はともあれ、これにて一件落ちゃ』
(51) motimoti 2018/11/21(Wed) 22時頃
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[しかし、事態はまだ解決してはいなかった。>>47]
(52) motimoti 2018/11/21(Wed) 22時頃
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『い、いやッそれはその!!!!』
[般若が乗り移ったかのような母親を前にし、 顔を青らめ、泡でも吹きそうになっている弟子を尻目に]
……まったく、しょうがない弟子じゃのう。 まだまだ若輩者じゃて、すまぬのう
儂の留守にかけつけて、 幼い童に手をつけようとするとは…
恥を知れい、恥を。
[おまいう爺は自分の普段を棚に上げて大笑いで済ませる。 提灯一家の住居がなくなってしまった事情やら何やらを 果たして説明する隙が出来たのはいつのことやら]**
(53) motimoti 2018/11/21(Wed) 22時頃
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『ははは。恩人なので多少は考えますが、僕もまだまだ妻や娘には好かれていたいもので。』
[バレたら怖いじゃ済まない。 もう一度井戸の底を見るハメになるかもしれない。 そんな男衆の会話を、幸運にも母は聞いていないようで、しかし嫋やかに笑いつつも、背後に般若を浮かべて]
「ほほほ、いーえ、いいんですよ?琴ちゃんもそろそろお年頃なわけですし。ですが、まずはこの母にですね……」
[母はつよい]
(54) reil 2018/11/21(Wed) 22時頃
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