190 【身内村】宇宙奇病村
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ハローCQ
船内にて頂いた手紙の返信が途中でしたので、改めて返信させて頂きます。 ボクが眠っている間のご活躍をお聞きしました。あの後更にトラブルが発生し、船員の数も減る中で僕達を無事帰還させてくださったことに、深い感謝と、改めて兄さんを誇らしく思っております。 と、こんな事言うと兄さんは否定されるかもしれませんね。 もちろん、他の皆さんの尽力が合ったこと、そして悲しい犠牲があったことも理解しています。兄さんの星の事情もお聞きしました。 それでも兄さんには胸を張っていて欲しいと思います。過去がどうであっても、どんなことを後悔していたとしても、今の兄さんを誇りに思っている者が一人ここに居るのですから。 ミツボシさんのボディの件ですが、Pavr=opetyで見つけた微生物の研究成果と蘇生方法を引き渡す事で落ち着きそうです。もっとも、ボディの分析結果で何も見つからなければ、ですが。上手く行けばあの時のメンテナンスをするという約束が果たせそうで一安心しました。
(25) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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話は変わりますが、兄さんにお聞きしたい事があります。前回の手紙で書ききれなかったことを。 ボクが男の子になる選択をすることができたら、兄さんは祝福してくれますか? 兄さんが祝福してくださるならば、ボクはこの選択を誇りに思って生きていけると、そう思います。 兄さんはボクの憧れで、兄さんのような男性になりたいと、そう感じているんです。 初めての外の世界に不安を感じていたボクを、この手紙や船内で支えてくれた兄さん。そんな風に、ボクも彼女を支えてあげられたらと、そう思うんです。 最後にもう一つ、お聞きしたいことがあるんです。質問ばかりですみません。 兄さん、これからもボクと文通を続けてくれますか?
シルク=CQ42
[誤字脱字が無いこと、そしてインクが乾いたことを確認し、丁寧に折りたたむ。 手渡しをするものだが封筒に宛名を書いて、その中に仕舞い込んだ。 『親愛なるワクラバ兄さんへ』]
(26) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[ベンチから立ち上がり、手すりに手を掛けて街を見下ろす。 そこでは沢山の者達が暮らし、生きている。 そんな当然の風景も、シルクにとっては初めて見る風景だった]
[人工の風が頬を撫で、ふわりと髪を揺らす。 背後から扉の開く音。 待っていた人が、来た]
(27) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[駆けるようにして、自らが呼び出したワレンチナの元へ。 踵を上げ、必死につま先を伸ばし、ゆっくりと両手を広げる。 そうして、柔らかに抱きついた。あの夢のなかで、そうしたように]
突然、ごめんなさい。 ボクが昏睡する前のあの事を、謝りたくて。 あんな風に気持ちを押し付けてしまって、あんなカッコ悪い告白で、すみませんでした。
(28) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[一拍の間。 自分の気持を確かめるように、言葉を紡いでいく]
夢を見たんです。昏睡している間。 あの船旅の中、ずっと気になっていた女の子の夢を。 その子は一人で寂しげに、泣いていました。 ボクはその涙を止めてあげたくて、こんな風にその子を抱きしめたんです。
[抱きしめる腕に少しだけ力がこもった]
ワレンチナさん、ボクに、貴女の涙を止めることは出来るでしょうか? 幸せそうに微笑む貴女を、隣で見ていたい。 貴女が辛い時苦しい時、傍にいてあげたい。 貴女のことを支えてあげられるかっこいい男の子に、ボクはなりたいんです。 だから、だから、ボクを貴女の恋人にしてください。
(29) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[そこまで言って力尽きたのか、踵が床に落ちる。 スライドをするように顔が胸に埋まった]
……今はまだカッコ悪いボクですが。
[恥ずかしげな声で、そう付け足した]
(30) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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― 生物学系雑誌『Foundation』XXX号 ―
[『特集:進化を続ける生命体』Remda研究の第一人者、Habin教授へのインタビューより]
――この度、氏の持ち帰ったRemdaの新たな――そして非常に画期的な効用がLa=Sta=Demonic出身の研究員によって確認されましたが、氏はこの効用については想定していなかったのですか?
勿論、RemdaがPavr=opetyの生態系にどう関わっているかということを考えれば、そのような可能性があるだろうという想像はしていましたが、当時それは想像の域を出ませんでした。ですから今回の証明は素晴らしい快挙です。
――出し抜かれたとは?
いいえ。私自身彼にその検証を委ねていましたし、必要があれば個人的に協力してもいました。私と彼とは予てよりの友人ですし、これを自分の功績のように嬉しく思います。
(31) nekochan 2016/05/25(Wed) 18時頃
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――そうでしたか。では、今回の発表についての見解は。
今回の発表によって、我々には素晴らしい可能性が見出されました。異種族、異星人、同性、あるいはアンドロイドのAI情報を用いて……全てのパートナーとの間に、また望まれるなら個人ででも――あらゆる障害を越えて、子を成せるようになるかも知れません。未だ倫理と精神論の問題もありますし、そもRemdaが適応しない場合もあるでしょう。けれど我々は進化することができる。それぞれがそう在りたいと望む形に。それをRemdaが助けてくれる――そしてそれが、星の、ないし宇宙の意志だとしたら――私は歓喜に震えます。
――氏は今後Remdaについてどのような研究を?
Pavr=opetyの進化の歴史については、私の研究に加え、先に滅びた同星の知的生命体の歴史の解明を待って、そう遠くない未来に結論付けることができるでしょう。しかしRemdaの原理――それを解明する事は恐らく、ボムビークスの『繭』の中身を確認するのと同じくらい困難なことでしょうけれども。その第一段階として、私は私の身体自身を以て、Terraの人間種として今回の研究結果の証明を行いたいと思っています。
(32) nekochan 2016/05/25(Wed) 18時頃
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――それは氏自身がRemdaを使って妊娠実験を行うということですか?
はい。
――唐突にものすごい発表をなされましたね。不安はありませんか?
勿論不安がないわけではありません。この機に発表させて頂きますが、実は私は過去数年に渡り定期的にRemdaを経口摂取し、毎日記録を取り続けてきました。そうして漸く1年程前に変化の兆しが現れたのです。Remdaによる変化は昏睡という形で訪れました――ちょうど昆虫の蛹のように、私の体内が変化するためには、活動を休止する必要があったようです。そうしてつい先日、私は再び覚醒しました。気分は非常にすっきりしていますし、体調にもとくに問題はありません。今のところは。
――??ということは、既にRemdaによる妊娠を確認したということですか??
はい。まだ、ほんの3週目ですが。 昏睡の間に、Remdaによる疑似子宮の形成及び着床が確認されました。同じく研究者である夫の理解と協力があってこその検証になります。 また今回の成果の発表も、私の昏睡からの回復を待って行われたもので、この友人の心配りに私はとても――感謝しています。
(33) nekochan 2016/05/25(Wed) 18時頃
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――予想外の重大発表の連続に、驚きを隠せませんが。 ええと、ご懐妊おめでとうございます。
ありがとう。そう言っていただけると、私としても素直に喜ぶことができます。 ここに至るまでにずいぶんな時間と苦労とが掛かりましたが――その間に、私は私自身の個人的な問題を幾つか解消し、生涯を共に過ごしたいと願うパートナーを得ることもできました。当初はAISである自分がRemdaと反応した場合はどのような結果になるのか――という研究者然とした考えがありましたが、今は――彼の子どもを産みたいという、純粋な、女性としての願いがあって――恐らくは、Remdaがそれに応えてくれたのだと、そう思うのです。
――それで、Remdaによる妊娠は氏個人の子どもになるのですか。それとも旦那様の遺伝子情報も組み込まれているということですか?
現段階では確認できていませんが、夫の遺伝子情報が胎内のRemdaに付与されていることはほぼ確実でしょう。というのはまあ――我々には日常的に性交渉があり、避妊を行ったことがありませんから、蛹のように私の体内組織が溶けて再形成された現状を考えれば――単に私自身がそう希望している、というところもありますが。
(34) nekochan 2016/05/25(Wed) 18時頃
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何れにせよ――無事に子どもが産まれた場合、どんな遺伝子情報を持っていたとしても、それは私達の子どもです。 勿論、通常の妊娠のように十月十日で子どもが産まれるかどうかも現段階ではわかりませんし、今後の経過によって喜ばしくない報告をしなくてはならないこともあるかと思いますが――ああ、これまでの検査内容等についても、いずれ研究報告という形で発表を。今はRemdaと私自身の可能性を信じ、経過を見守っていく所存です。 ・・・・・・
(見出しの背景には、Terraでの養殖が成功したRemdaの水槽の前に立つHabin教授の写真。 インタビュー記事の合間には、Habin教授と今回のRemda研究の成果を発表したLa=Sta=Demonic出身の男性とがにこやかに並んでたっている写真、およびRemdaの拡大写真が掲載されている。)
(35) nekochan 2016/05/25(Wed) 18時頃
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(そして、最後の写真には。
手前のテーブルの上に、氏の旧友で主治医だというウォルト族の著名な医師が、大量のプリン・キューブとともに前歯を見せて笑っている姿。 その後ろで、白衣姿のHabin教授が、同じように白衣を着た彼女の夫――彼はクリスタルのような美しい瞳を細め、ピースサインをしてみせている――に肩を抱かれ、穏やかに微笑んでいる様子が写っていた。)
(36) nekochan 2016/05/25(Wed) 18時半頃
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― Ma=havari=plam系宙域 ―
[塗り潰されたが如くに黒い宇宙を、 老いた脳をいれた水槽が漂っている。 何処へ向かいたいと望むでもなく。 何処へ戻りたいと望むでもなく。
「こう」なったとおりに、 在るが儘に、漂っていた。
船はとうに目に見えぬ所まで遠ざかった。 見るでもなく眺める宙には漆黒ばかり 星を眺めるのも困難だ。]
(37) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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[エスペラント・緑星和尚の機械の体は、 無駄な労力を使うことをすっかりやめていた。 脳を生かす以外の機能が使われることはなかった。 鉄で出来た四脚も腕も 縮こまった昆虫のように折りたたまれている。
カプセル剤に似た体は無抵抗にゆるゆると回転し、 どこともわからぬ場所へ流されていく。]
(38) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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[ぽつりと、云った。]
大唐に鼓を打てば新羅に舞う。 病葉さんよ、聞こえるか。
[こんな宇宙の果てで、 とうに切れてしまった通信に呼びかけても 聞こえる由もないのに。]
(39) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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[互い肚の通じあったもの同士。(>>3:30) たとえ千里万里と離れようとも距離など無関係に思いは通じる。 エスペラントも知らぬ「唐」という国で鼓を打てば、 遥か遠くの「神羅」という国で、 優れた禅師ならばその鼓にあわせて舞うことができるという。
ワクラバが禅師であるかどうかなどは、 まったく無関係にエスペラントは云った。
行きたい場所へ行くために。 己が月を掴むがために。 星を渡る術を磨き上げた同士として。]
(40) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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仏に逢うては仏を殺し。 祖に逢うては祖を殺せ。 父母親類に出逢っても殺せ。
(41) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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[ワクラバの星を識っている。 Pavr=opety星で見つけた、人類の、宗教の歴史の意味が それが影響を与えるものが分かっていて尚、 それでもエスペラントはワクラバに、 何を教えるでも、何を忠告するでもなかった。]
竹密にして流水の過ぐるを妨げず 山高くして豈に白雲の飛ぶを碍げんや。
(42) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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[エスペラントは、遠くに輝く星をひとつ見た。 瞬きも叶わぬ眼がそれを捉え、暫し呆けたように見惚れ]
―――ははは。 野に山に仏の教えはみつるれども 仏の教えと聞く人ぞなし。
[はあと一つため息をついて、満足気に呟いた。]
(43) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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あんたさんがみる月を わしは疑わん。
(44) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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[時間が止まった水槽頭は、 まるでただのホルマリン漬けだ。 ゆるやかに回転しながら、それは思考をとめた。
いつか腐るか、壊れるまで この宇宙の藻屑(デブリ)として。
ただ、あるがままなり。**]
(45) gekonra 2016/05/25(Wed) 23時頃
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― ネットワーク・XXX年後 ―
あのトラブルについて情報が損なわれることはないだろう。それは私の内面的な経験、記憶、思い出としても、歴史的な意味としても。あの事件がなくともブレイクスルーというものはなしえたかもしれない、だが、破滅から転じて、この未来への道をまっすぐ描くことになったのは確かだ。
改めて私が語ることはない。なにより私は半ばで倒れてしまったし、表に出るべきことは概ね出て、それ以外は個人的な話ばかりだからだ。
しかし、それでもなお私にその話を求めるのならば、そうだな、私はその後の話をしよう。そして今の話を。
キミもご存じ、かの偉大なる小さき天才、アシモフ医師の行動と決断。あれが私のその後を決定し……無論、生還に結びつけた。 彼がOllovaの助力により行ったこと、精神寄生体、そしてミツボシ――そこでなされたのは人格、思考、感情の伝搬、その証明だ。精神をエネルギーとして定量可能なものとし、それを波として伝搬可能なものだと証明したのが、情報生物学上での意味だ。
そしてそのときから、情報を扱う生物の学問から、としての情報生物から、情報たる生物の学問へと変化することとなる。
(46) 37m0 2016/05/25(Wed) 23時頃
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アシモフの実験を再現し、検討を重ね、理論として束ねるまで相当の労力を要した。 何しろそれはあまりに前人未踏の領域であったし、精神について私は全くの門外漢だった。人間の頭脳においても。それについても、天才の手を大きく煩わせることとなったが、しかし私はやると決めれば引けないタチだ。
私はあの宇宙船のコンピュータールーム、オゾンの中に息絶えようとしたとき、今のような未来が来ることをを全く考えなかった。Ollova、個体としては2年を待たずに死亡する齧歯類が、何故長大な文学を群れで抱えているのか。どういった生態がそれを成しているのか。そういった好奇心のもとに研究を続けていたとき、どうしてこんな未来を知れよう。ワクラバの機転により、さらなる未来が紡がれたことを知ったときも、私は小さな喜びと小さな感謝しかなかった。私は私のやりたいように生きてきた反面、やり逃したと思ったことがそんなにないし、生に対しての執着というものはそこまでなかった。肉体の処置は、どうしたって限りある生を、思うままに生きるための手段でしかなかったからだ。
(47) 37m0 2016/05/25(Wed) 23時頃
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しかし違う。私にはやり残したことがあったのだ。Ollovaの可能性を知らなかったから、そんな悠長なことが言えたのだ。そしてそれを知ったとき、私は改めて大きな喜びと大きな感謝を抱いて、かの事件の関係者に挨拶へ回った。まあ、突然の来訪に驚かれたけれどね。
そうして、今、ここにいる。肉体は自宅のベッドにありながらも、こうしてネットワーク上で会話をしている。私は今、ネットワーク上に情報として存在し、思考し、感じ取っている。電子の立てる超複雑系の微弱信号の複合体だ。通りすがりの電子に身を預け、その電位差の中に息づくのが私だ。感覚としてキミに伝えるならば、脳が無限に拡張されたような心地だ。
まあ、そんなところだ。 私は相変わらず研究を続けている。いろんなところに顔を出していることだし、またどこかで会うこともあるだろう。そのときはよろしく。
(48) 37m0 2016/05/25(Wed) 23時頃
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そうそう。ネットワーク上にいると一つだけ不便なことがあってね。 肉体がないとホットドッグが食べられないんだよね**
(49) 37m0 2016/05/25(Wed) 23時頃
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― ワレンチナの端末 ― (>>4:+2)(>>4:4)
[ワレンチナが昏睡から目覚め、自身の個人端末を開いたならば、 『眠り姫へ』というタイトルのテキストデータを目にするだろう。 開けば、中身に記載されている1行が表示される。]
Get Your Full Moon, Good Luck 420
(50) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃
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― 届けられることのなかった手紙(>>4:5) ―
ハローCQ この手紙を読む頃、俺はもう消えているだろう。 これがシルクに送る最後の手紙だ。 今までつきあってくれて、ありがとよ。 結局のところ、俺はシルクに胸をはれる男じゃない。 クルーがどれだけの想いをこの惑星調査に賭けているのか。 それもわからず、無遠慮に踏みにじろうとした、ただの犬だ。 この一連の事故が、シルクのいう罰だとしたら、その原因は俺にある。 お前は、なにも悪くない。 責任は必ず果たす。 もう誰からもクルーの想いを汚させはしない。 ワレンチナは、お前が幸せにしてやってくれ。
あばよ。
最低の兄から。最―
[手紙は、点々と水の雫で汚れ、インクが滲んでいる]
(51) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃
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― ゴシップ系雑誌『AnarchyInGalaxy』XXX号 ―
[『独占スクープ:La=Sta=Demonic諜報員、Terra亡命か?』
先月号から引き続きPavr=opety先行調査隊を追う我々取材班に、驚愕のスクープが舞い降りてきた! なんと、La=Sta=Demonic(以下LSD)出身の調査隊員Wが、宇宙連邦局を通じてTerraへの亡命手続きを行っているという! これは一体、どういうことなのか。惑星間外交に詳しい連邦学会准教授HAL2001氏に話を聞いてみた。]
――単刀直入にお伺いします。調査隊員Wは、やはりLSDの諜報員なのでしょうか?
その可能性は大いにありえます。 資源に困窮し、外交的手段の限られた惑星は、えてして諜報活動などを通じて他惑星からアドバンテージを奪おうとします。 LSDもたぶんに漏れず、無計画な搾取と大量消費により、資源が枯渇し、惑星全域の寿命が著しく低下しています。 Pavr=opetyという未開のフロンティアを前に、資源の"分け前"をすこしでも多く得ようと諜報員を送り込んだとしても、不思議ではないでしょう。
(52) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃
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――諜報員Wの主な役割とは、どのようなものだったのでしょうか?
調査員の弱みを握る。または捏造などの不正を行い、Pavr=opetyでの発見を強引に自らの手柄とすることが考えられます。 惑星調査では、開拓された資源の所有権に関して、発見した調査員の属する惑星がより大きなアドバンテージを得るのが慣例となっています。 特に、LSDの支配種族MDMAは、その祖先をMa=havari=plam系宙域と主張しています。 Pavr=opety調査で、その祖先が存在した証拠を捏造するのでは、というのが有力な見解だったのですが―
――特にそのような報告はされていませんね?
ええ、確かに。 しかし、今回のPavr=opety調査では、公開されている内容以上に大きなトラブルがあったとする見方もあります。
――Terraへの亡命も、そのトラブルが起因していると?
可能性は大いにありえます。 与えられたミッションに失敗した諜報員に待ち受けているのは、凄惨な粛清です。 トラブルに見舞われ、LSDの国益に繋がる十分な発見を捏造できなかったのならば、 身の安全のために連邦局に駆け込み、亡命を図るのも当然な流れでしょう。
(53) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃
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――亡命は成功するでしょうか?
諜報員が、他惑星へ亡命するケースは少なくはありません。 属する惑星の極秘情報と引き換えに、連邦局の保護を得て、亡命先での永住権を獲得する。 Terraの現政権は、移民や亡命にも寛容です。亡命先としては妥当な選択でしょう。
――LSDは大きな損失ですね。
Pavr=opety調査で計画していた諜報活動が暴露されれば、今後の惑星調査計画からLSDが除外されることは大いにあり得るでしょう。 そうなれば、未開のフロンティア開拓に参加することはできず、指をくわえて見ているしかありません。 しかも、今後は連邦局から厳重に監視されることでしょう。これは相当なダメージになると考えられますね。
――本日はお忙しいところありがとうございました。
[写真:連邦局員2名に連行されている諜報員Wが、当報道カメラマンに向けて中指を立てている]
(54) noko 2016/05/26(Thu) 00時頃
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