131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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間もなく闇で染められるこの地に。
[男が服を直すのを見ながら、そう口にした]
(28) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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ま、過去にやられた分をやり返すより代わりの何かをって話だよ! それが周りに優しいとなるならいいこったなぁ〜。 俺みたいな想いはもう誰にもしてほしくねーし!!
[>>19の言葉には苦笑いを隠さない]
な、なんとかしてやるさ。 助かった、恩に着る。
[目的の店へと走った**]
(29) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 02時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 02時頃
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─ イ・フウド・ウ・堂 ─
おーおー、大繁盛じゃねェか!
[青年の声に様子を窺えば、思いの外中の客は多いらしい。 裏通りの店と聞けば、客も少ないと思ったのだが… >>0:480 聞けば、青年…イアンは、後日出直すという。]
そうか、ここまで世話になったなァ。
お前、医者だったのか…………闇医者か? 何にせよこの時代の医術ってなァ、興味があるな。 へへ、助かるぜ。またな。
[診療所の場所を教えて貰い、同じく手を振り見送る。]
(30) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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[あまり大人数の前に出れば、厄介な事になりかねない。 何せ、己は国を滅ぼす闇の国の王族らしいのだから。 そろそろ客が出る頃だろうと、戸口を覗こうとして……]
なァ〜ッ!?
[>>0:563 飛び出してきた男に負けぬ素っ頓狂な声。]
……… そ、そっちこそ、いきなり開けるなよ!
[この男………物言いが気に食わない。 睨み付けるも、すぐ背後の声に気を取られ>>541。]
(31) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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『――かくて、最後の王は帰還する』
[振り向けば、黒衣の少女がまさに倒れる所。]
! お、おい! どうしたんだ!?
[駆け寄って、少女の衣を見。目を見張った。 >>0:540 黒衣の黒を構成する、蠢く文字の数々を。 そして、旧時代の文字は専門外だが、これは解る。 一面に散らばった「王」を意味する文字列を。]
なんだ、こりゃァ………
(32) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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[そうこうしている内に、二人の男が現れた。 黒のジャケットを着込んだ者と、東洋風の者。 若い方の男が少女を抱え、医者を探す。 気付いていないのか、男の痣を恐れる事はなく。]
…………ああ、そうだ医者! クソッ さっきまで居たのに間が悪りィ!
[診療所の場所を知っている所から見て、 東洋風の男がイアンの知人の店主なのだろう。 >>0:560 店主の此方への視線に、困惑して]
このガキ、俺を見た瞬間、倒れたみてェだが……
[原因はよく分からない、と首を横に振る。]
(33) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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診療所……イアンってヤツの所だな? それなら俺も………
[付いていく、と言おうとして口をつぐむ。 闇医者の診療所に、大人数は何かとまずい。]
…………いや、押し掛けても、かえって迷惑か。 アンタ、案内は任せても?
[今しがた出会ったばかりの未来人よりも、 顔馴染みの店主が行った方が、話は早いだろう。]
(34) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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ああ、俺ァあとで構わねェよ。 それより、そのガキをなんとかする方が先だろ?
[>>0:569 店を閉めるとの言葉には、そう返す。]
…………いや強盗じゃねェよ!? 俺だってちゃんとした客だッつの!! [>>0:572 横槍を挟んだ眼鏡の男に叫ぶ。 剣など持っていては、そう思うのも無理はないが。]
ッたく、ここに来てからトラブル続きだぜ……
[店主を診療所へ向かわせたからには、 再びの開店まで、何処かで時間を潰さなければ。 3人の後ろ姿を見送って、ぶらりと歩き出した**]
(35) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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― レグレシア郊外 火聖霊の遺跡外 ―
[到着した時、彼等は別れる所だったのだろうか。 2人の男がその場に居るのを見る。
なるほど、確かに片方はルンフィアでは目立ちそうな格好だった。]
御機嫌よう。 こんなところで何をしているのかしら?
不審人物さん?
[明らかに挑発するような口調。 そんな調子で目の前の2人を見やると。]
(36) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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[確かに病魔に侵されていたわけではないのだから、もし通常通りに治療をしようとした処で上手くはいかなかっただろう。 結果として瘴気を彼女に与える事で回復したのだからよしとしようではないか。
彼女の内面までは読み取れない。 だから平然とした彼女が全てであり。]
病魔の黒血《ディズィ・タール》……? 闇に染められるとはなんだ、と聞きたい処だが。
先程王の剣とやらを見た。 あれの気配は俺に馴染む、闇のモノだろう。
[それが今この聖都にある。 未来から呼ばれたという人間がそれを持ってきた。 理由など分からない、それでも本能が告げる。]
(37) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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何かが起きようとしている事ぐらい俺にも分かる。 大人しく暮らしていたかったのだがね、そうもいくまい。
さて、問おうか憂鬱を謳う詩人《ブルーバード》よ。
[今までずっと逃げてきた。 今までずっと傍観者であった。 だがそろそろ表舞台に出る時がきたのだと気づいてしまった。 だからこそ、彼女に問いかける。]
(38) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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貴女は俺に何を望む?
[自分の役目は何なのか、と**]
(39) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 02時頃
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頼もしい限りですね。 それでは彼女の事はお任せしましょう。
[前向きの言葉>>29に素直に目を細めて、その心根を尊んだ。 眩しい彼とは真逆にいる自分に対して 浮かびそうになる嘲笑を隠し、店へと向かう彼を見送る]
(40) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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― レグレシア郊外 火聖霊の遺跡外 ―
[早く離れた方が良い。そう確かに友達は告げたのに、持ち出した話でそれが遅れたのは自分の所為。 転移の魔法陣から現れた、カジュアルな服装の女性が、既に目の前にはいた>>36]
……初めまして。 僕はしがない『神秘研究家』の者です。
聖霊の遺跡に学術的な興味がありまして、この地を訪れたのです。が?
[通じないだろう、そうは思いながら、飽くまで敵意は無いと主張する様にアマトは眼前の、誰とも知れない女性に穏やかな対応を演じてみせる。然し挑発的な口調、そして突然現れた術式をくみ上げる魔力量。 聖霊術師の第六感が警鐘を鳴らしていた]
(41) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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[片手で顔を覆い俯いたまま、友達の声>>21>>22>>23>>24を聴く。]
…………。
はじまりに闇があった。 闇より光が生まれ。 やがて全てが生まれた。
全ては闇から生まれた等しきものなり。
[謳うように祈るように呟く。 断片として伝わる詩篇の最初の一篇。]
(42) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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ルンフィアが明るく平和を謳う一方で。 ただ父なる闇に所属するというだけで一体どれだけの民が踏み躙られてきたことか。 親兄弟、同胞を殺された記憶を書き換えられた子らの失われた哀しみを、一体、誰が裁くというのです。
[腕に手>>24が触れる。 4つ翅の天使に助けられた時も感じた体温とは違う温かさだ。]
……私は、貴方に騎士になって貰えるような人間ではありません。
[背を向ける友達へ、微かに笑い。 断罪者はその顔を再び闇のフードによって覆い隠す。]
(43) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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さて……他にもお待たせしているお客様の所に戻りましょうか。
[何か気遣ったのか、残る事を選択した男>>35に集中する為に 足早に店へと戻る。 その途中、教団からの使者>>0:の気配を物陰から感じて立ち止まる羽目になった]
クラウディア殿から……ね。
[あまり良い呼び出しではないと渋ったが、 切り札でもある『ルンフィアの危機』と出されれば 動かざるを無い。
懐に仕舞っていた扇子を取り出すと、 開いたそれをぱちりと閉じる。
男なりに苛立ちを表現する仕草でもあった]
(44) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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判りました。 後でお邪魔しましょう。
[ルンフィアの危機ではなく、教団として何かあったのだろう。 動きはするが少し先延ばしにして、それ以上に気になった 黒の剣の主を探す事に**]
(45) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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あらそう……
ならどうして、しがない『神秘研究家』さんは教会の人間を拘束して送り返してきたのかしら。
[いつでも術式を発動できるようにと。 魔力が周囲に満ちていく。]
弁解は聞くわ。 ただし、教会の中でね……一緒に来てもらいましょうか。
貴方達2人とも、ね。
(46) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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刺客 博史は、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 02時頃
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王の剣……。
[>>37それが倒れた直接の原因だとは、今は口に出さずにおく]
そう――そうね、もう隠しおけるものでもない、か。
[イアン>>38の言葉にゆっくりと頷く。 ベッドの上で居住まいをただし、眼差しを未来の記述を読むそれへと変化させる]
病魔の黒血《ディズィ・タール》、其方は――
(47) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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自らの意志をもって変貌せよ。 其方の喰らうべきものは別にある。 それに辿り着いた時――其方は在るべき姿へ変貌するのだ。
[諳んじて、ゆっくりと息を吐く]
闇は堕ちる場所ではない。 全てを受け止め、また受け止めさせる場所。
(48) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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貴方は闇の中で何と向き合うの?
[最後は真っ直ぐに、イアンの瞳を見て。 それは預言書としてではなく人として、男の在り方を問うているようでもあった**]
(49) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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枢機卿クラウディア・リーズ・エリサ。
[断罪者はまるで現れるのを知っていたかのように。 女の名>>36を呼ぶ。]
我は『断罪の子羊』。 無辜の民を殺し、その意思を踏み躙る者。
その罪深き魂に鉄槌を。
[無造作に垂らした両手より闇が溢れ。 教皇パルックを殺害したのと同じ、二振りの暗黒素の刃を造り出す。]
(50) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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今……私を喚んだか?
[使者と別れるその時、 不意に声>>15が聞こえた気がして立ち止まる。
見渡しても主は無く、覚えのない幻の様なその声に、 愛しさを覚え、暫し空を見上げていた**]
(51) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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今、此処で片を付けてしまうのが。 一番手っ取り早いでしょう。
[ちらりとアマトに下がれとでも言いたげな視線を送り。 同行の命令>>46に右の刃の切っ先をまっすぐに女へと向け、明確な拒絶の意思を示す。]
(52) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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それは、敬虔な神の信徒様達を安全に、貴方達の元に送り届ける事が大事だと思いまして。
[事実だ。誰が何と云おうとそんな思いで実際送り出したのは事実なのだ。受け手の気持ち次第で与える真意は幾らでも変わる、世知辛い世の中だよね、とアマトは口の中で冗談を吐く。
周囲に満ちていく強力な魔力を前に、戦慄を覚え、アマトはざわめく肌で感じる。 …たぶん。勝てない。兄程の天才でない自分は、ひとりでは彼女に抗えても打ち勝つ事は出来ない]
(53) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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…大変心苦しいんですが。 僕の学術的興味を満たしてくれそうな物は教会にはあまり…。
そう、とても重要な聖具くらいしか思い当たらないので、気が進まないのですが。
……失礼ですが逆にお名前を伺ってもいいでしょうか?
実は僕、ルンフィアに来るのは初めてなんで。
[これは二人逃げても追いつかれるのが関の山だろう。どうするべきか。 友達は、オスカーは彼女を見てどんな反応を浮かべているのだろうか。視線を向けて]
(54) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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――! オスカー、待…!
[断罪の子羊、そう口にした友達の声色は見た事無い冷たさ。明確な拒絶の意思、そもそもやり過ごす考えが無い様子。そこから滲んで見えてしまう。強い殺意>>50>>52。 暗黒素の双刃を下げた友達の強さがどれ程かは知らない。だけど簡単にやりあうには、彼女、枢機卿クラウディアの魔力は膨大だった。少なくとも、ひとつの国を丸ごと相手にできる程度には]
(55) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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亀吉は、オスカーの下がれと言いたげな視線。じりりと一歩後退していた。
2014/08/16(Sat) 02時半頃
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『断罪の子羊』……なるほど。 ブラック・ダーク・デス教団の一派がまだ居たとはね。
[暗黒素の刃を作り出す彼。 その力に何者かをほぼ確信しつつ。]
名乗る前に言われてしまったわね。 クラウディア・リーズ・エリサ。
クラリッサと呼んでも良いわ。
[こんな状況なのに、愛称の方まで伝える。 それだけの余裕があると言う事だったが。]
貴方達、お名前は?
(56) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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[そう言いながら、周囲の力と同調させるように。 火と風の二重属性を纏い始める。
詠唱をしなくとも魔術は操れるが。 こうして最初から魔力の一部を現出させておく事で、さらに高速で魔術を連打できる。 これこそが、賢者の塔でクラウディアが作り出した魔術理論だった。]
そう、やはりね。
(57) 2014/08/16(Sat) 02時半頃
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