263 ― 地球からの手紙 ―
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[科学の発展は留まることを知らずとも、 恋煩いの特効薬は未だ見つかっていない。]
(20) 2019/04/16(Tue) 22時半頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2019/04/16(Tue) 22時半頃
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[手がかりとなりえたのは、服のポケットの中に入っていた携帯端末。 そのメモ機能の中に書かれていた住所だった。 あらかじめその住所についての情報がインプットされていたかのように、 私は辿り着くことができた。紙に書かれた住所に。
そうして建物のチャイムを鳴らせば、 人が出てきて、待っていた、と言われ、 やがて身なりを整えさせられた。何の説明もなしにだ。
なんだこれは? 私にいったい何をさせたいと言うのか。 ともあれ一通り着替え終えたところで、 自分についての記憶がない、と言えば、 「なんだって!?」と言われ驚いた顔をされた]
(21) 2019/04/16(Tue) 22時半頃
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[すぐに私を迎え入れた人はどこかに連絡をした。 だが繋がらなかった。どういうことだこれは。 私は起こるべきか悲しむべきなのかもわからず真顔でいた。 途方に暮れた顔のその人をよそに、だ。
そんなことがあって以来、私はその人のもとに厄介になっている。 私が誰でどこから来たのか、途方もない謎を抱えながら**]
(22) 2019/04/16(Tue) 23時頃
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え?アプリで?
[問い掛けに友人は当然の如く頷いた。 向かい合う少年はその反応に表情を変える 以前から想っていた女子と上手くいったのはめでたい だが、それはあまりにもロマンが無い気がする。 今の時代の若者ときたら、などと 高校生の身分で浮かべるべきではないのだろうが。]
(23) 2019/04/16(Tue) 23時頃
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いや、なんていうかこう…… 顔を合わせなくても通話くらいしたのかとばかり
[なんて言えば、当人のみならず皆に笑われて 年寄り臭いと言われる始末。
確かにそうなのかもしれない。 自分が出来ないことをあっさりこなした友人に、 ────嫉妬しているのかもしれない。
しかめっ面で手元のタンブラーに視線を移し、 色鮮やかな中身をストローで啜る。 生クリームの多い流行りの飲み物の味が 薄まって感じたのは、果たして残り少ないせいなのか。]
(24) 2019/04/16(Tue) 23時頃
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迷い人 ヘザーは、メモを貼った。
2019/04/16(Tue) 23時頃
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[はっきり言っていじめられたことなんてないし 昔から友達はそれなりにいるほうだ。 適度に目立たず、ある程度恵まれる 平均的みたいな人生を十数年送ってきた。 少年はそのように自認している。
だが最近は特に、友人達と一緒にいると 自分にズレを感じることが多くあった。 夜間ベッドの上で端末を弄れば アプリにはずらっと並ぶ名前たち。 送らずともあちらから送られてくるメッセージ。
それなのに、誰にも相談は出来ないのだ。]
(25) 2019/04/16(Tue) 23時頃
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[例えば、自分を知らない誰かが相手なら ────打ち明けられるだろうか? 或いは、劣等感を覚えずに接することくらいは。
と思うと目がいくのはやはり手の中の端末であり 年寄り臭いと言われた少年も、 やはり現代の若者に違いはなかった。]*
(26) 2019/04/16(Tue) 23時半頃
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ふむ。それで? このたいぷにゃいたーとかいうものの前に座ればいいのか。
[現代の猫ともなれば、人語を話すのものもいる。]
(27) 2019/04/17(Wed) 18時半頃
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[吾輩はその中でも知能が高いとされる猫の一匹であった。 所謂エリート猫というやつである。 漢字検定もクリアしている猫は稀だ。吾輩のささやかな自慢である。
従来、猫はペンを持つことが敵わないため、猫から人間へのコミュニケーションは音声のみだった。 そこでこの度新製品が開発され、そのモニターになって欲しいと依頼された。
報酬は高級カツオの猫缶1ヶ月分である。 吾輩は即答でその仕事を請け負った。 本業の片手間でもできるモニター業務でこの報酬。破格である。]
(28) 2019/04/17(Wed) 18時半頃
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そうか、この丸い所を押せば文字になるのだな。 ね、こ、…み、け、…ま、ぐ、ろ。 ……若干バランスが取りづらいな。
む、ここの漢字が違うのだが……? ほう、ここをこうして。尻尾で。なるほど考えたものだ。
[たいぷにゃいたー、とかいう装置は、猫向けに作られた箱だ。 その前に後ろ足で座り、2本の前足と尻尾を使って操作する。 入力すれば大抵の言語は人工知能とやらで自動変換されるが、意に沿わない変換が起こることもある。そこは尻尾でちょちょいと修正できる、といった代物だ。 人間の手による装置ながら、猫のことがよく考えられていると感心した。]
(29) 2019/04/17(Wed) 18時半頃
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記録に保存、通信、印刷。これで一通り捜査の指導は終わったか。 気に入った、吾輩の事務所に届けておいてくれ。 明日から業務に入ろう。
さて、モニターというのは、具体的に何を書けばいいのだね?**
(30) 2019/04/17(Wed) 18時半頃
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[───────つまるところ、 なにを申し上げたいかと言いますと……
じつはわたし、ことばというものがわかるのです。
なんて伝えるあいても伝える声もないもので 誰にどう自慢すべきか、いつも頭を悩ませます。
だってここは泉の底。 いしのそつうにことばだなんて奇っ怪なものを もちいたりはしないばしょなのです。]
(31) 2019/04/17(Wed) 19時頃
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[散歩のような視察のような外出から戻ると、頼んでおいた品々が届いていた。 書籍、菓子、それに文房具。
色とりどりの海藻が漉き込まれた便箋を手に取る。 陸の友人達には珍しがってもらえる紙だ]
そうだね、今日は手紙でも書いてみようか。
[愛用の机に向かって、ペンを手に取った*]
(32) 2019/04/17(Wed) 20時頃
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[ボクは市場を駆けてカフェへとやってきました。 姉さまのお使いです。 カフェのマスターに預かったお手紙。 それと手作りのクッキーを渡しました。 姉さまはマスターに恋をしているのです。 なら自分で渡せばいいのにって思うんだけど。 それを言ったら女心が分からない。 だから男ってダメなのよって怒られちゃいました。]
マスター、お手紙って嬉しいですか? ボク貰ったことなくて。
あげる? 相手がいないもん……。
[なんて話ながらお返事を待ちます。 マスターが姉さまに恋してるのかは分からない。 でも律儀に毎回ちゃんとお返事を返してるのはすごいな。 こういうのがモテる男の秘訣なのかもしれないです。]
(33) 2019/04/17(Wed) 20時頃
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え? 不思議ポストですか? それって誰にでもお手紙書けちゃうんだ!?
はわー……ボクのお手紙も誰かに届いちゃうのかな。
[ボクは想像してドキドキしてたら。 マスターが優しく頭を撫でてくれました。 姉さまに知られたら怒られちゃうかな。
マスターからお返事を受け取ります。 ボクはそれを受け取って。 またパタパタを市場を駆けていきました。 姉さまにお返事を私たら手紙を書いてみよう。 どんなお手紙を書こうかな?*]
(34) 2019/04/17(Wed) 20時頃
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[ボクは手紙を書きました。 書いたそれらを持って秘密のポストへと向かいます。 古びた小さなポストがぽつんと立っていました。 誰も見向きもしないような小さなそれ。 ボクはドキドキしながらそれに手紙を投函しました**]
(35) 2019/04/17(Wed) 20時半頃
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[それからしばらく少女は「ましん」で遊んでおりました。自分の言葉がそのまま「文字」になるのが、どうにも面白くて面白くて!
いつも失敗ばかりのふーさんですが、 今はまだ、どうやら不具合はないようです。
最初はふーさんに、次はだいすきなママとパパに。 そうして最後には仲間のみんなに書きました。 みんなはじめてのお手紙に喜んでくれて、 にこにこしてもらえるのがうれしくて。
そして少女は思ったのです。 「みたこともない誰かに、お手紙を書きたいな」]
(36) 2019/04/17(Wed) 20時半頃
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[ふーさんは魔法を使えましたから。 きっとその願いは叶えてもらえるのでしょう。 それがどうやって届くのかはわかりませんが 文字になった想いはそのまま、誰かの元へ。
誰に書こうかな。何を書こうかな。 あなたはだあれって聞けばいいのかな。 少女はしばらく「ましん」の前で うんうんと唸っていたかもしれません。]*
(37) 2019/04/17(Wed) 20時半頃
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[店員と相談して選んだのは、深い深い青いインク。傾けるときらきら光る。ごく小さなラメが入っているんですよと説明を受けた。
黒と見間違うような青いインクと光るラメは、見慣れた宇宙を思い起こさせた。]
(38) 2019/04/17(Wed) 21時頃
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[帰り道。 近所に住む同年代の男に声をかけられた。奥さんと一緒にいる。男の妻は半機械化の女性で、もう何十年も同じ姿をしている。機械の交換さえすれば、人間と比べ物にならないぐらい長生きするらしい。
近所の男はイワノフと同じ人間だ。 皺だらけになった男は、お帰りだったのですねと笑いかけた。]
ええ、つい先日。 あぁ――これですか。
[イワノフの手の紙袋に気付いたらしい。軽く持ち上げ、男に見せる。]
(39) 2019/04/17(Wed) 21時頃
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万年筆のインクですよ。 手紙を書こうと思いまして。
[男は「はぁ」と曖昧な声を漏らした。 通信が必要なら機械でやれば楽ですよ、と添える。 確かに男の言う通りだ。 イワノフは頷きつつも、返す。]
“手”でやってみたいんですよ。
[それではと帽子を外して一礼し、夫婦から離れた。]
(40) 2019/04/17(Wed) 21時頃
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[歩きながら考えた。手紙を出す相手だ。 子どもたちや古い友人。顔を思い出せる相手はなんだか照れくさい。
帰宅して、夫婦共有の住所録を取り出した。
イワノフや、妻の交友関係。 随分古いものだし、仕事で立ち寄った先で連絡先を交換しただけの人もいる。妻の交友関係となれば、まったく分からない相手もいる。 こちらを覚えていないかもしれないし、同じ場所に住んでないかもしれない。
が、宛先不明で戻ってくるなら、それはそれだ。]
(41) 2019/04/17(Wed) 21時半頃
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[妻の遺したレターセットを取り出す。 試しにメモに書いてみたが、万年筆の具合は良好。 何を書こう、と、悩みながら、便箋を見詰めた。]
(42) 2019/04/17(Wed) 21時半頃
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超心理学会 ヒイラギがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(超心理学会 ヒイラギは村を出ました)
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