171 獣[せんせい]と少女
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そーら起きろ!ねぼすけ! 朝だよ! いつまでも寝てる奴はーーー?
朝食抜きのっ、刑ーーー!!
[懐かしい二人の来訪など露知らず。>>4>>6
居住棟に戻って、お寝坊さんの布団を剥ぎながら、 今日もあたしは、こうして。
あなたの耳元で、目覚めの鐘を鳴らすのです。]*
(15) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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−記憶の皆底−
――せぇーんせっ
[懐かしい、少女が自分を呼ぶ声がする。 月を映す湖に細く白い足を浸しながら、彼女が無邪気に笑っていた。 空に丸い月はあるが、それでは足元が心もとないだろうと。]
(彼女のために、光を…)
[少女の名を思い描いて夜空へ手をかざせば、空から雪が降るように。 無数の星が、舞い降りて来た。 熱を持たない、ただただ柔らかな光を帯びた星の欠片が。 音もなく、静かに、ゆっくりと…。 少女が足をひたす湖へと降り注ぐ。
決して降り積もることのない。 彼女を傷つけることのない。
―――彼女のための…。]
(16) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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……… 。
[そっと、少女の名を唇に乗せる。 あと幾度、私は彼女の名を呼べるだろうか…。
私は、少女の名を呼んだ、自分の声で目を覚ます…。]
(17) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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−巨大書庫− [書庫の奥、滅多に人目につかない窓際の席。 温かな陽の光。小鳥が囀る声。 耳を傾ければ、幼い少女たちの声も聞こえるだろうか?
気が付けば本を片手にまどろんでいたようだ。 ぼんやりと開いた視界には、夢の名残が綿毛のようにふわりと漂っている。 それは風に運ばれて、開いたままの窓枠へ着地した。
それを餌かなにかと間違えたのか。 外から飛んできた小鳥が窓枠に止まり啄んだ。]
……悪いね。 君のために、パンを出すことはできるけれど。 私のパンでは、君の空腹を満たすことはできないんだ。
[そう語れば、小鳥が無垢な眼差しを向けて小首をかしげた。
私は小鳥に、パンを与えることはできる。 白く、柔らかい、焼き立ての仄かに甘いパンを。]
(18) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[想像と幻想を現実に具現することこそが私の能力。]
[他の獣のように冷気や炎を操るのではない。 想像力を糧とするこの能力は、望めばどんなことでも現実にするだろう。
自由に空を飛ぶことも。 無から有を生み出すことも。
だがどれほど精密に幻想の色を重ねたところで、紙の上に描いたパンで空腹が充たされることはない。 それと同じだ。 甘い菓子も、柔らかなパンも、香ばしい肉も。 想像することで具現化させることはできるが、それで胃を充たすことはできない。 むしろ食べ物を想像するのなら、味や食感、香りに至るまで精細に思い浮かべなければ。 姿形を思い浮かべるだけでは、味のない、砂か布を噛むようなものだろう。]
(19) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[なんでもできるが、この力は他と異なって何も残さない。]
[なによりこの能力は、制約と制限が多い。]
[少女たちに力を貸し与えても、細部まで思い描く必要があるせいか。 それとも幼い少女たちの、想像力の限界なのか。 一度にひとつの物体、あるいは、ひとつの事象しか具現化することができない。]
(20) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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―9年前。がっこうの入口で―
………また、喰わなきゃいけない。 わかってるんだが。なあ。
[がっこうの建物を見渡す、大男。 一見すると、ただの背の高い男に見えなくもないけれど 被った帽子からは、一本の角が突き破り ズボンの端からは牛のような茶色い尻尾がちろりと覗かせ
その男が「にんげん」ではないことは 誰が見ても明らかであった。
ぐるぐる、と。 おなかが大きな音を立てる。
その音を紛らわせるように、 持ってきた袋に入っていた林檎に齧りついて。]
(21) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[少女たちの想像から生まれた事象や物体は、少女が想像することを止めるか、少女の視界から外れればたちまち跡形もなく消える。 なぜならどれほど精密にその姿を思い浮かべて具現化したとしても。 その存在を支えるのは、それを作り出した少女の想像力だからだ。]
[最後にこの能力は、新たな生命を生み出すことはできない。 生き物の形を模倣することはできる。 少女が健気に飛び回る小鳥の姿を想像すれば、それは現実になるだろう。 だが、その小鳥はただ少女が想像した通りに飛び回るだけだ。 餌を啄むことも、木の枝に止まって歌うことも無い。 小鳥の姿が少女の視界から消えればたちまち消えてなくなるものを。 果たして生きていると呼ぶことができるだろうか…?]
(22) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[窓枠に止まった小鳥の足元から、光綿毛がふわりと溶けて消える。 それは私が、想像し続けることを止めたからだ。 小鳥は驚いたようにぴょんと跳ねて、そのまま窓の外へ羽ばたいてしまった。
私はただ、誰も居なくなった窓の内側から、空へ吸い込まれてゆく後姿を見送るのみ。 望めば、小鳥を追いかけて空を飛ぶこともできただろう。 ただ、空を飛ぶ小鳥の隣りにある自分を思い浮かべるだけでいい。
それをしないのは、空を飛ぶ楽しさを忘れたからでも。 私自身の存在を脅かすほどの、耐えがたい空腹感を抱えているからでもない。]
そろそろ時間か…。
[読みかけの本を手に、ゆっくりと席を立つ。 ギシリと腰掛けていた椅子が軋み、枯れた細木が風に揺れるように、伸びた長針がゆらりと傾ぐ。 痩せた身体は外見に反して軽い。 2メートルに届く長身の後を追うように、影と黒く長いローブの裾が書棚の間をゆらりと揺れた。]
(23) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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林檎だって、うめえのに。
[それでも、ぐるぐると鳴る腹に大きく息を吐いた。
自分が喰わなくても、他の獣が喰うだけ。 それはわかりきっている。 殺生をいくら嫌おうが、 食事のスパンを長くとろうが、 自分にも食が必要なのは仕方のないこと。]
そう…仕方のないことなんだよな だから――――
[だから。 今回も、仕えることになった少女の望みは なるだけ、聞いてやろうと。
元より大分茶色くなった尻尾を揺らして その獣は、およそ250年ぶりに、がっこうの敷居を跨いだ]*
(24) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[この学校に戻ってきて、神木が新たな少女を孕み、産み落とすのを幾度となく見て来た。 最後に契りを交わした少女、彼女の死を見届け、その骸を喰らってからどれほどの歳月が過ぎたのか。 それすらもう忘却の彼方だ。
巨大書庫とはいえ、目を引く書物はとうに読みつくしてしまった。 それでも毎日のようにここへ通うのは、この席が静かで居心地がいいせいだろう。 それに、どうしてもこの外見は少女たちを怖がらせてしまうかもしれない。 ローブを纏う双肩の中央には、大きな雄羊の頭骨が乗っている。 眼窩は底の見えない深淵のように静かな闇をたたえ、青い鬼火がひとつ、瞳の代わりに浮かんでいた。 白く完璧なシメントリーをかたちどる立派な雄羊の頭蓋骨。 その中に、本来あるべき顔や頭部はない。 ならばその白い頭骨が彼の頭部であり顔なのか。]
(25) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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―朝:畑の近く―
["がっこう"の中には何でも揃っている 家畜も、書庫も、井戸も、一生此処から出なくても自給自足出来るくらいに
その中の一つ、おおきな野菜畑の近くにある木の下で一匹の"獣"が眠りについていた]
(26) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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―――答えは否。
途中読みかけの本を書棚へ戻し。 外へ通じる両開きの、扉の一方へ黒い皮手袋をした手を伸ばす。
書庫の扉を出て、最初に顔を合わせるのは獣の同胞か、それとも少女か。**]
(27) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[それは濃い茶色を纏ったおおきな狼の姿を取っていた 眠ってもなお凛とした姿は美しくも悠然としている。毛並みもサラサラと整っており人目を引くのは確かだろう
それはそれは穏やかに眠り続ける大狼。しかし、その眠りは何時までもは続かなかった]
―――――――
[遠く、それでいて力強く響く朝の福音>>10 少女の声と鐘の音が調和して空気に、風に溶けていく
どんなに小さくても>>14風に乗せられた声が耳に届けば、それまで目を瞑っていた狼は軽い身動きと共に立ち上がる。それと同時に一陣の風がさっと狼を取り囲んだかと思えばその姿が瞬く間に別の姿へと形どった]
(28) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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―現在:がっこう・野菜畑―
[―――きょろきょろ。――がさがさ。
だれにもみつかりませんように。 野菜畑の周りに誰もいなくなったのを見計らって 木々の合間から、野菜畑の様子を伺う。]
………前にアレが食事に出た時は、 遅れて、食いそびれちまったんだよな…
[金の瞳が捉える視線の先には、野菜…ではなく その隣に実っている、美味しそうな林檎の樹。]
(29) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[自分に、それは必要ないけれど。 腹は満たされなくても、果物は甘くてだいすきな好物で 赤く実ったそれに。ごくり。喉が鳴り。]
……わっ。 わっ。
[喉の音があまりにも大きく、自分には聞こえたものだから きょろきょろ。 がさがさ。 隠れている茂みを震わせて、周囲を確認。]
[誰も居ないことが分かって、ほっと一息。 帽子をしっかり被りなおして、再び林檎の方へ。]
(30) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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・・・・・・相も変わらず、賑やかな目覚ましだ
[その姿――大狼から人へと姿を変えた"獣"は驚くことに女性であった かと言って淑やかに行動するかと言えばそんなことはなく、大袈裟な欠伸と共に首をコキリと動かせば傍らに置いてあった剣へと手を伸ばす]
此処に来てもう何年だったか・・・
[ふと流れ過ぎた時間に思いを馳せたのは何故だろう その理由を女剣士は深く考えなかったのだが]
(31) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[一個くらい。 一個くらい。
もう少し人の気配がなくなったら… ちょっと風を吹かせて、林檎を取って。 少女やほかの獣達に見つかる前に こっそり、一人で食べてしまおう。
そう思って木の間、草の陰で隠れていた その つもりだったけど。
その大きな図体を隠すには、草の量は小さすぎて 後ろからはぴょこんと飛び出た馬の尻尾に 前からは長く伸びた肉質の角が 隠れることなく、見えているなんて
まだ暫く、隠れる本人が気づくことも無かっただろう。]**
(32) 2015/10/05(Mon) 00時半頃
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[目もしっかり覚め、さあ行こうかと朝の慣習を始めようとした所で、ふと風に運ばれ耳に入った雑音>>30 くるりと見回せば視界の隅に影>>32が映る]
・・・・・・おい。そこの馬
[本人は上手く隠れたつもりかもしれないが姿、音、臭い、何から何を取っても女にはバレバレであった 不機嫌を隠さずに草陰へとずかずか近づけば、その剣を振り上げる]
五秒以内に投降しろ さもなくば、今日の食卓には馬刺しが並ぶかもしれないぞ?ほら、いーち、にー・・・
[剣を肩にぽんぽんと置きながらも声は微塵も容赦していない 仁王立ちと粗暴な口調から放たれるカウントダウンはげに恐ろしきかな。
相手は確実に年上である筈なのに恐れをしないどころか不機嫌を全面に押し出しているのは元々の性格からか、はたまた朝の慣習を邪魔されたからか*]
(33) 2015/10/05(Mon) 01時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2015/10/05(Mon) 01時頃
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―朝・おそと―
[今日は珍しく、朝早くに目が覚めた。
一日の始まりを告げるように、 朝日が昇り、鐘が鳴った>>12頃には、 わたしはすっかり目が覚めていて。
二度寝を決め込む程、眠くもなかったものだから、 お散歩をしようって、思ったの。]
Twinkle, twinkle, little star♪
[口ずさむのは、 先生に教えてもらった歌のひとつ。]
(34) 2015/10/05(Mon) 01時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/05(Mon) 01時頃
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[先生は、いろんな事を知っている。 わたしは、先生にいろんな事を教えてもらった。
本が読めるようになったし、 (むずかしいのは読めないけれど!) お料理ができるようになった。 (でも、包丁はまだ、ちょっとこわいの)
でも、けれど、わたしが一番好きなのは、 先生が教えてくれる歌。]
How I wonder what you are♪
[眠れない日に、先生が歌ってくれた子守唄。 その日から、わたしは歌が大好きになった。]
(35) 2015/10/05(Mon) 01時頃
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―ある大狼の独白―
[もし、此処にいるお仲間が私を見たらきっとガキだと思うんだろうな こっちとしては色々言いたい事はあるが・・・まぁ、概ね同意だ。
私はまだまだ"若い"。下手をすりゃ、そこらの"少女"とも変わんないだろうよ]
(36) 2015/10/05(Mon) 01時半頃
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[一族から離反したのは今から200年も前だったか・・・。私はまだ50にも満たない本当のガキだった
深く考えない性質なもんで、どうしてそんなことをしたか私もよく覚えちゃいない。ただ一つ、言ってみるとしたら・・・恐らく"反抗期"って奴だったんだろうな
それから9年前までこの風の能力を使って世界を見て回った。人間に混じって剣を習ったり、蛮勇にも他の獣に挑んで痛い目にあったりもしたかな。・・・・・・実に濃くて、色鮮やかな日々だった]
["がっこう"については他の獣や風の噂から聞いてるし、"少女"がどれだけ重要なのかも私は本能で知っていた だから数えて250になる頃に此処へ来たのも必然、って奴なんだろう]
[此処の日々は言ってしまえば"退屈"そのものだ。血や火の臭いなんて全くしない。自然と太陽の香りだけがそこにあった けれど不思議と嫌な気分じゃないのは、きっと私の生まれ持った種族のせいだろう。・・・・・・狼だってのに穏やかが好きってのは色々気に入らないけどな]
[此処に来て色んな仲間に会ったし、色んな少女にもあった そんな日々ももうすぐで終わろうとしている*]
(37) 2015/10/05(Mon) 01時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2015/10/05(Mon) 01時半頃
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[鐘の音の余韻が消えたころ。 聞き慣れた、大きな声>>15が耳に届く。
いつもなら、開かれた扉の向こうに居る彼女に、 おはようって言うのだけど。 わたしが居ないことに気付いたら、驚くかしら。]
Up above the world so high, Like a diamond in the sky♪
[空を翔ける鳥の群れ。 歌声は秋の風にのって、誰かへと届いたか**]
(38) 2015/10/05(Mon) 01時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2015/10/05(Mon) 01時半頃
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っ!?
[>>33いきなりの声に、びくっと、肩を震わせ。 草陰にしゃがみこむ体制だったのが、 驚いた拍子にその場に尻もち。
ぱきぱきと枝や葉が潰れる音に混じって 獣の呻く声が聞こえる。]
い、ってて……… なんだよ…って、パティシアか。
[馬、と言われたのが心外そうに、馬のような尾を揺らし 尻もちをついたまま後ろを振り返れば。
その顔を見て、自分と似ているけれどちょっと違う、風の力を持つ彼女の名前を呟いた後。 ちょっとだけ申し訳なさそうに、眉を下げた。 彼女がよく近場の木の下で寝ているのは知っていて 自分が起こしてしまったのかと思ったから。]
(39) 2015/10/05(Mon) 01時半頃
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[…でも、普段なら自分からすぐ謝るところが 今は、馬呼ばわりの方が気になって。]
馬とか、馬刺しとか心外だなあ 俺は麒麟とか もっとかっこいい呼び名が。さあ。
[実際馬に見えるのはわかるから、怒りはなく。 のんびりした口調で言って。 尻を軽くさすりながら立ち上がり、尻尾を自分で見れば、 そこにはやっぱり、馬っぽいふさふさが見えた。]
…確かにしっぽは馬っぽいけど。
[と言って、身体を痛めていないか、 足を曲げたり伸ばしたりして確認。 …異常がないことがわかれば、 不機嫌そうな彼女をよそに、うーん、と伸びをして。]
(40) 2015/10/05(Mon) 01時半頃
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