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―研究所―
[最初の実験が失敗して、部屋の隅で膝を抱えて座り込む。
空腹感は増すばかりで、時間が立つほどに耳に残る息遣い。]
お腹…スイタ……。
食ベタイ……。食べてシマイタイ程に、愛シイ人達がココニイルンダ…。
[意思持ちになり切れない、ソレはおかしくなりそうな程に…。]
ダメだ…自由でいたら、俺は……きっと……。
[ふらつきながら見つけるのは、実験用の地下牢。
中に入り、鍵をかけると、遠くへと放り投げる。
そして、牢屋を破れないように、片腕を……。]
っ!!!……っ!ぁ、、……。
[切り落とした。
腕が1本であれば、無理に開く事は出来ないだろうと。あとは再生出来ぬよう、それも牢の外に放り投げた。
あとは、たとえ苦しくとも、隅で丸くなり自分の意識を研究の為だけに向ける。]
![]() | 【人】 本屋 ベネット[次の瞬間、アンデッドの気配は「ベネット」になる。 (44) 2011/12/10(Sat) 19時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット…何いってんの。愛の巣とか、キモい。 (47) 2011/12/10(Sat) 20時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネットそう、ちょっと相談したいことがあったんだけど。 (49) 2011/12/10(Sat) 20時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネットいや。別に。そこまでは必要ないよ。 (51) 2011/12/10(Sat) 20時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[彼女の声音にぺっと一度唾を吐き] (54) 2011/12/10(Sat) 20時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット何を勝手な。 (56) 2011/12/10(Sat) 21時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[レティに用事はあったが、あの部屋から出てこないのなら仕方ない。 (57) 2011/12/10(Sat) 21時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[結局何もなかったのだろうか? (59) 2011/12/10(Sat) 21時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[ぴたり。まだ扉からそう離れていない距離で、 (62) 2011/12/10(Sat) 22時頃 |
メモを貼った。
―いつか・その苦悩の声を聞き―
[男は奥歯を噛み締める。感じる生徒の苦悩の声
耐えている。恐らく懸命に。男の思い違いでなければ、彼はまだ戦っている。
続く叫び。
何か起きたかまでは分からずとも、懸命に抗う姿が思い浮かぶ]
「何だってできる」
[生徒は確かにそう言ったはず。
ならば教師は……ただ、その言葉を信じるのみ。それしか男にはできないのだから。
彼が何かを遂げる瞬間を、遠巻きに見守ることしかできない。
この身体である限り、永遠に…………]
俺は、なぜ……。
[悔いはないはず。けれど。
この世の理に触れ得ぬ男は、未だ戦う者達を思い、力なきこの身をかすかに嘆いた]
―いつか・その苦悩の声を聞き・了―
メモを貼った。
うっ…さ…い……。
[聞こえる声に、苛立ち混じりで答えて。]
…ざける…な…。
ローズちゃんは………
[『俺が食う』一瞬でかけた台詞と、自分の唾液を飲み込む音が聞こえた。]
レティーにも、ローズちゃんにも、手出しするんじゃねぇ。
[何かに震えながらも、拒絶するように口にして。]
なんだって…出来るし、する…!
[静かに、空腹の欲求に堪えながら、頭の中で化学式を組み立てていく。]
あのやり方がダメなら、あっちを試して……。
[ぶつぶつと、呟きなが、思考を繰り返す。]
![]() | 【人】 本屋 ベネット[ゆっくりと声のほうを振り向いた。 (67) 2011/12/10(Sat) 22時半頃 |
気分は、超最低だ…。
俺は俺のままで不老不死になるって、そう言っただろうが…。
―いつか・思考に入り混じる声に―
……弱いからですよ。
[ふと、感じとった言葉に口から漏れる。
それは、「いろは」の口にした言葉「ナンデ…死にタイッテノヲ止めルンだろうネ」に対する答え。
彼には幽体と化した己の声など、おそらく届かないだろう。
ただ、見届ける決意を遂げた男は、己自身に言い聞かせる]
自分が弱いと知っているから、誰かと寄り添いたいと願う。
相手が弱いと知っているから、倒れる前に手を差し伸べる。
互いが脆弱な存在であることを認めて、初めて生まれてくる思いなんです。
[脳裏に、猫を抱きしめるコーネリアの姿が浮かぶ。
生徒達を思い、刀を振り上げる田原の姿が浮んでくる]
分からないでしょうね。
俺も、かつては見失っていた感覚ですから。
そして、力を失って、この職についてから、改めて思い知らされた感情ですから。
けれど……その弱さがあるからこそ、湧き出る力も中にはあります。
弱いがゆえに、誰かのために、体を奮い立たせる力。
[学園において、生徒達を失い絶望しかけたあの時
リンダとベネットの姿を見かけ
弱い己が、弱いと思っていた2人を、守りたく]
それって、素晴らしいと思いませんか?
[男はゆっくりと微笑みながら、さらに弱い集合体を思い描く。
顕微鏡の中で見える、力ない、されど健気な細胞達が好きになったのは――――。
それも、力を失い、教師となった後の出来事]
―いつか・思考に入り混じる声に・了―
![]() | 【人】 本屋 ベネット…さぁ…。 (71) 2011/12/10(Sat) 23時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット……。いいよ。階段の下? (77) 2011/12/10(Sat) 23時半頃 |
―続・いつか・思考に入り混じる声に―
[一端口をつぐみながら<<+31も、「でもね」とやがて続く言葉]
優しさ。思いやり。信頼。愛情。呼び方はたくさんありますが。
弱い者同士で支え合いたいと願う想いは、素晴らしいものであれ、想いだけでは何も生み出せないんですよね。
俺みたいな存在になったら、せめてこうして見守り、一方的に痛みを分け与えてもらったつもりになるしかできない。
その気持ちは、行動に移さなくては、意味がなくて、相手にも見えない。
それって、けっこう難しいんです。こちらから相手に、関わりも持とうと動かなければならない。
関わりを持ってしまうと面倒事も多いですから、踏み出すきっかけをつかめない人も、多かったりして……
[今、男が目を細めたのは、どこかから聞こえる決意の声
それとも、思案げに奮闘する仕草をいつか察していて、そのことを思い出してしまったからか]
そんな困難をものともせずに、弱いまま懸命に踏み出せることを。
――――勇気、って言うんだと思います。
[はたして、こう口にする男の視界に映る姿は……。
男は、死に囲まれた屋敷の中で、生者の動きに刮目する]
―続・いつか・思考に入り混じる声に・了―
![]() | 【人】 本屋 ベネットしのぶって、あの不良だよな? (78) 2011/12/10(Sat) 23時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット……。なんのつもり。 (80) 2011/12/10(Sat) 23時半頃 |
祝ってくれなくて結構だよ…。
[どこでもない空を見上げながら、自分の腕と薬の瓶を見つめる。
悪足掻きと言う言葉には、ニヤリと笑った。]
そうでもないさ。
アンデッドウイルスを駆除するだけなら、簡単だ…。
[ただ、治療には至らぬだけ…。]
―廊下・リンダとベネットの傍で―
[そして、男はここにいる。
おそらく、ウイルスに感染した者同士なら念波を感じとれるであろう「いろは」でも、男と熊の存在には気づけないだろうけれど。
男は見ている。見守っている。
平和な時が流れていたならば、いずれ約束通りに、共に補講を行ったであろう2人のことを]
それも、もうお流れになってしまいましたね。バーレーさん……。
[男は知っている。彼の中に「いろは」と名乗る、「元凶」が宿っていることを
クラスメイトである2人は、これからいったいどんな選択をとるのだろうか。
まっすぐな視線で奥歯を噛み締め、願い心は一体何か。
ただ、覚悟だけは決めている。例えこの先何が起ころうとも、目を逸らさないということは。
2人の一挙一足を、悲痛な面持ちで目視する]
![]() | 【人】 本屋 ベネットあぁ、終わらせたいね。 (84) 2011/12/10(Sat) 23時半頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット──遠慮するね…! (90) 2011/12/11(Sun) 00時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネットクロエ、テメェ…… (91) 2011/12/11(Sun) 00時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[放られた薬品の瓶は床に転がり、零れた中身は嫌なにおいをさせながら触れた先を溶かす。 (96) 2011/12/11(Sun) 00時頃 |
![]() | 【人】 本屋 ベネット[この状況であれば…恐らく田原はクロエと組んでいる。 (98) 2011/12/11(Sun) 00時頃 |
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