207 愛しの貴方を逃がさない。
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[ ―― それからの話。 卯月は警察に連絡したところで、 もう此処から離れようと考えて、 とうとう実家に逃げ帰った。 ウサギを抱えた裸足の少女に、 警察もなにやら思うところがあったらしい。 全部任せる――、という訳にもいなかったけれど、 犯罪者に巻き込まれた、という よくニュースで聞いているような展開になった 筈だ。
筈だ、というのは 卯月にとっての結末は、 最後に食べたあの手料理だけだったから。 ]
(101) mayam 2017/01/28(Sat) 22時半頃
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[ どうしてだろう。
あれから味覚が無くなった上に、 母の料理が食べられなくなった。 否、"誰かの手料理"が食べられなくなった。 一口運んだところで、反射的、だろう。 全部戻してしまうようになった。 味が分からないのに 手料理は駄目ときたものだから、 自室には大量のカップ麵と、お菓子と、総菜と。 結局今まで通りの食べ物ばかりだ。
歯で潰す感触と音だけで、 卯月は今日も、生きながらえている。 ]
(102) mayam 2017/01/28(Sat) 22時半頃
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[ 最後に食べたのも、最期に食べたのも、 名も知らぬシェフの料理だった。 八重瀬卯月にとっては、 きっとそれだけの 話** ]
(103) mayam 2017/01/28(Sat) 22時半頃
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