人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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ヨーランダは、涙を拭う感触に、やっと少しだけ、視界を開ける。

2010/07/22(Thu) 18時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>111

[誰かの問い返す声。]

 ――…い き て い る の
 だってお願いしたの。

 こ ろ さ な い で
 し な な い で

 約束したの――……。

[か細い声で、そう……返した。]

(114) 2010/07/22(Thu) 19時頃

ヨーランダは、コリーンの返す言葉に、また沈む。

2010/07/22(Thu) 19時頃


 ―語られなかった“約束”の話―

[果たされなかった約束が、ある]

[友達は今も、人を喰らっているのだろうか
せめてその自我が、残っていなければいいと思う]
 

 [あの日]


[青白く光り輝く空は、とても綺麗だった。]


[それは水の中から太陽を――本物の太陽を見上げたような色。
物知りの友達はチェレンコフ光みたいだ、と言っていた。

その空からふる灰は、風花のよう。
溶けることなく街を白く、白く埋め尽くして]


            [――そして終焉が訪れた]


[その灰の微細な粒子を体内に取り入れた人々は、
異常なスピードで、異形へと変化していった。

朝には談笑していた相手が、夕方には異形となって襲ってくる。
異形となった者は、必ず人を――そして同じ異形をも襲った。
元が人だからなのか、あるいはその灰のせいなのか、わからない。

住人全てが異形化して、街が滅んだ例を他に知らない。]


[遅かれ早かれ、異形と化していく人々の中で、
青年は時の流れに置いていかれたように、人型を保っていた。

異形化の進行の遅い者は、喰われる恐怖と変化への恐怖と
大切な人を傷つける恐怖とで、己から死を望む者もあった。

 殺してほしい、と願われて。
 どうしても、殺められなかった人がいた。

異形となったその人は、彼の腕を喰らい東の空へと消えた。
喰われた腕は、殺すための刃になった。

たくさん友達を殺した。家族を殺した。
知ってる人も、知らない人も、殺した。
異形化した人も、異形になりかけの人も、


          ――まだ異形になっていない人も。]


[ 殺すことしかできなかった。
     奪うことでしか、救えなかった。]


              [ だから ]


[ 与えられる存在は、尊くて 綺麗で ――… ]





 [ 形にならない思考がひとつ 沈んだ ]


 [ 泉を護る大樹は、
  いまはただ静か **]


【人】 墓守 ヨーランダ

 ――…違う。


           違う。


     しんでない………。

[セシルとコリーンの話を小耳に挟んで、首を振る。]

     しんでないの………しんで……。

(120) 2010/07/22(Thu) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

駄目…違う。




        その子、死んでないの。

[それが約束…その子との。]

(124) 2010/07/22(Thu) 20時頃

メモを貼った。



  ―――……約束、

[ 沈んでゆく 思考 ]
            [ 最期に 聞いた 言葉 は]


 [ ころなさいで ]
 [ しなないで ]


        いきている……、
    しんでいない……、

              [呪縛のような その 言葉は]






 [ 大樹の影が とぷり 波打った **]


【人】 墓守 ヨーランダ

>>127

 違うわ。
      本当に生きている。



 セシル……


          行ってしまうの?
 あの子をおいて……。

[フィルがやってきて、手を洗ってくれる。
 だけど、意識はそっちに向いたまま……。]

(133) 2010/07/22(Thu) 20時半頃

[部屋のひとつ。
少女は自分によく似た少女の傍を少し離れる。
冷たく起きぬ少女に触れてくれるアリーシャに触れる。]

アリーシャ。
そっちは私じゃないわ。

ねぇ。

ねぇ。

[触れるのに、きっと気付いてはもらえないのだろう。]


【人】 墓守 ヨーランダ

[コリーンの言葉には、ただ、眸を揺らして


>>127
 でも、フィルの言葉には、そっちを向いて、
 また涙を流した。]

 ――……確かめる?

(134) 2010/07/22(Thu) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ラルフの死を認めるということ。

 それは、シィラがそれを為したことを認めるということ。

 それは、シィラに反映させてしまった自らの醜い想いを、認めるということ。]

 ――………

[それを認めたとき、




           ヨナという機械はどうなるのか。]

(135) 2010/07/22(Thu) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そして、部屋を出るセシルに、
    背中を向けたまま、




             告げた。]

(137) 2010/07/22(Thu) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ




   こ ろ さ な い で




  

(138) 2010/07/22(Thu) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』『信じてくれなくちゃ』『生きられない の 』『だめ』『お願い、否定しないで』『わたしは生きてるって信じて』『信じて』

(141) 2010/07/22(Thu) 21時頃

ヨーランダは、小さな声でぶつぶつぶつぶつぶつぶつ

2010/07/22(Thu) 21時頃


ソフィア、ソフィアっ!

寝ているのは、私にそっくりなこの子。
私は起きているわっ。

[金の髪を揺らしてソフィアへと駆け寄るけれど。
さて、その躯に触れた感覚は伝わるのだろうか。
傍で共に眠っていたネコミミトカゲは起きない少女から離れ、何もあるはずがない――いまの少女が立つ足元をついて歩いた。]

ねぇ。

ねぇ。

私はそっちじゃないわ。

[服の裾を引く、引く。]


[泉に佇む竜の少女へ、
梢はさわりと優しくざわめいて]


 [そして]


[波打つ影からわかたれた
不可視の人影は、ひたり、動き始めた]


[木陰は変わらず優しい音を奏で続けている]


[ネコミミトカゲは撫でるソフィアを金の瞳で見る。
そのすぐ傍に視線を移して、交互に見る。]

ソフィア?

私が傍にいるの。
私は起きているわ。

ねぇ、ねぇったら。

[何度も何度も服を引く。
やがて翠の瞳は潤んで。
けれどもソフィアに声が届くことはないのだろう。
大樹と共にあるラルフにはその声が届いたろうか。
泣き出してしまいそうな、声が。]


【人】 墓守 ヨーランダ

>>149

[ゆる…とまた自失したまま、
 フィルを見る。]

 ――…私は……

[俯く……。]

 ――……私は、

(152) 2010/07/22(Thu) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ



  ああ、私は、


           誰かのためにありたい。



[淡い淡い願い]


     誰かが私を欲してくれるなら。

           それが一番の幸いな気がする。

(154) 2010/07/22(Thu) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ



         そんな風に、思っていたのに。

 

(155) 2010/07/22(Thu) 21時半頃

――……泣かないで  ヨナ



                   [ その声は 彼女だけに届く声 ]


ヨーランダは、声がしたような気がして……振り向くけれど。

2010/07/22(Thu) 22時頃



 だいじょうぶ、
   おれはそこに、いない だけ……


[影より別たれた影は、
ゆるゆると古城内を移動する。

 誰の目にも存在しない
 誰の耳にも聞こえない


ソレはそれを望んだ
彼女の為だけにある、モノ だから]


メモを貼った。


【人】 墓守 ヨーランダ

― 城の外から(シィラside) ―

[ベネットのことは、わが身と同じ異形の同胞だと感じているシィラだったが、

 にわかにその隣の気配から、己への殺意が起きたのを感じた。]


 ギィ……ギィイイイ………


[その紅い眼がその窓に近づいていく。]

(164) 2010/07/22(Thu) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― ヨナの塒 ―

[フィルに返事をしながら、
 ふと、やはり、気配がして、


         また違う方向を見た。]

 ――……

[それがヨナだけに見える亡霊の気配と、まだ知らずに…。]

(167) 2010/07/22(Thu) 22時頃

ヨーランダは、セシルのいもうと≠思い出している。

2010/07/22(Thu) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

>>168(シィラside)

[シィラは城の窓を触手で叩き割る。
 そして、そこにいる半分異形の男と、横にいる銀をもった男のほうにそれを伸ばす。]

 ギィ…ギィ……

[それは、攻撃するものを持っている人間の匂い。
 異形と見ただけで、襲いかかってくる。人の匂い。



 そして、かつて、シィラの娘を殺した道具の匂い……。]

(170) 2010/07/22(Thu) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

ギィィィイイイイイイッ




[まずは威嚇の声が響き渡った。]

(171) 2010/07/22(Thu) 22時半頃

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