131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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闇黒神ルゥ=カタストロフの名の下。か……。 そう。ブラック・ダーク・デス教団は唯でさえ見た目禍々しい闇黒教団なんだよね。
[光の者は邪教扱いするが、闇には闇の慎ましやかな教えと秩序がある。 それの是非はともかくとしても、そこは影の領域だ。昔の記憶より黒い気がする、友達の髪が、隔絶した数年、十数年の軌跡を垣間見せた気がした。 …これからどうするんだろう…]
(160) 2014/08/16(Sat) 22時頃
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[自ら志願したのか。教皇を殺す事だけじゃない。その後、世界中の光から恨まれる行為を。既に彼は決断している>>182。だけど]
……もう少し、待てないの?オスカー。
時期が満ちるまで、後少しだけ時間がかかる。 それまで君も……。
[危うい。生き急いでいる、と言う言葉の意味を実感した事はないけど、何となく、今のオスカーがその言葉に当てはまるんじゃないか。そんな気がする。 オスカーが内心恐れていたのは、拒絶と弾劾かも知れない。けどそれよりも、今再び眩しすぎる光に輝くレグレシアと云う死地に戻らんとする。そんな友達の背中を唯寂しそうな瞳で見ていた]
(190) 2014/08/16(Sat) 23時頃
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[言葉の奮え、心の刻み、まるで闇の中で命を燃やし尽くそうとしてる様に>>201]
…………ヘクター・ローガン。 それが『王の剣』を持つ、時の寵児。
いや、多分、その名前は……。
[然し友達の話を聞く限りでは、恐らく。つまり。アマトが持つ情報と共に、ソル・ニゲルの紋の形を思い返す。ああ、さっきもそれで火聖霊に怒られたばかりだ。 兎に角、彼はレグレシアにいる。裏路地と言う事は、既に人目を避ける場所を選んでるのは間違いないだろう。更に、大きな身動きも取れない事。それだけの情報を得れば、彼を探すのはそう難しくないが]
(211) 2014/08/16(Sat) 23時半頃
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うん、どの道『剣の王』を探し出す必要はあるからね。 その後の事は。 ……うん。何とかするさ。
お互い目立つのは宿命なのかな。 ルンフィアの活気ある暮らしもいいけど、僕は雪国の隠居生活にずっと親しんで来たからなぁ。
[穏やかに、然し有無を言わせぬ響きで別れを告げる友達に。 これから何処で何をするつもりだと、聴こうとしたけど。やめた。きっと聴いた所で変える事は出来ないから]
(230) 2014/08/17(Sun) 00時頃
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……それじゃあ僕が、先に行くよ。 オスカー。
[友達の瞳。赤色をした瞳を見つめて]
また。レグレシアで。 次に会うときは…… ううん。じゃあね。
[何か言いかけて、そしてアマトは先にレグレシアの方面へと走り出す。まず剣の主を会うためにも]
(231) 2014/08/17(Sun) 00時頃
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― レグレシア正門付近 ―
[離れて、走り、友達の姿が背中から見えなくなっても暫く走り。随分と走り立ち止まる]
…………オスカーの馬鹿。
義務とか、王とか。 あいつ、あんなに自己犠牲が強かったんだ。
[そしてアマトは顔をゆがめて吐き捨てた。友達の前では云わないでいた。だけど言葉の節々からそれを感じさせるには十分すぎたから]
(245) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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君も失くす訳にはいかない存在なのに。僕にも、皆にも。
[そうだ。思い出す。火聖霊の遺跡で儀式を執り行いに来たんだ、そもそもの自分は。 だが明確に告げてないから、友達は気づいてないかも知れない。あの聖霊交感は『失敗』した。火聖霊サラマンデルを怒らせたから>>0:530。
あの儀式は仰々しいが、唯単純に、火聖霊に対し、『ソル・ニゲルの紋を持つ者』のありかを尋ねるだけの、聖霊と対話する為の儀式だ。だけど奇しくも、火聖霊はアマトの声を聴くと機嫌を損ね、告げた。
『そこに いるぞ』>>530。『おれを からかうか おろかものめ』と怒ったのだ。 つまり失敗の原因は図らずも追跡していた友達にある訳なのだが。然し、アマトは知らない。サラマンデルの不興を買ったのは、力をとても感じ取り難い様な小細工>>0:415を施してる事で更に、試されてる、と誤認した事にもある。だが然し、火聖霊はその紋章を『ある』と認めていた]
(246) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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……それに連合軍の事も言わず仕舞いだった。
[連合軍。それはカーライル王国主導に、ルーベリオンの残存勢力と共同関係を築き上げた、闇の対ルンフィア軍。八代目『亀吉』として、アマトは出立際にその存在を知らされている。 然し彼らは、今はまだ何も出来ない。戦うことも抗うことも出来ない、滅びを待つ身。
指導者が必要なのだ。最上は全てを束ねし『王』。 だけど『希望』になり得るのは『王』のみではない。 例え封じられていると云え、黒陽の紋を宿す者なら立場は十分。そしてそこに何かひとつでも、レガリヤさえあれば。 そして、闇を導く『希望』が現れたら。その時、光と戦う者たちは漸く決起の声をあげる事を赦される様になる。
…だけど彼は多分頷かないだろう。 最初の反応で、そう確信したから、アマトの背後にある、彼ら沢山の闇の者達の事を持ち出し辛かった]
(247) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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――…生き急がないでよ。 オスカー。
[然し彼が教えてくれた。剣の王、ヘクターと自分を繋ぐ手掛かり。 それを確かな物にする為に、アマトは行く。レグレシアの影。 鞘が、近づく邂逅に微かな鳴動を覚えていた*]
(248) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 01時頃
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― レグレシア前 ―
[アマトはレグレシアを前に、風聖霊の喚起を行おうとしていた。 場所を大まかに理解してしまえば、こちらの物だ。風のエレメンタルを頼りに、空からも探そう。そう風聖霊の力を行使しようとした]
……んだけど。 簡単には、どうやら入れてくれなさそうだね。 あの胸慎ましやかなお姉さま。
[それは鳥だろうか?魔力で組成された、空から何者かを監視する役割のふたつが、天空で感知してしまったのだ。何処にでもいる鳥の姿をしている。自分も空に何かを飛ばそうとしなければ、絶対気づかなかったに違いない。 生憎、今の初見は幸運な事にあちらに感知はされてない、と思う。然しこのままレグレシアに無策で入れば面倒くさい事になるのは間違いないから]
(256) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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[近くの茂みに身を隠す。出来る限り、補足されない様にと存在を潜めて。 アマトは風聖霊のエレメンタルを編み上げ、同じく、魔力で構成された仮初の命を産み出した]
……さ。数は僕の方が劣るけど、遠隔魔術の騙し合いはどうかな。 枢機卿のお姉さん、第二戦よろしくね。
[それは白色をした兎だ。愛くるしい兎が耳を動かして空を飛んでいる。 勿論それは、アマト(天兎)の名前を意識した意識であるから、クラウディアへ対する挑発でもある。然しここで戦うつもりはさらさらない。 兎は、無軌道に八方の空へ飛び散ると、霍乱する様に、魔力の鳥に姿をさらす。アマトが何処にいるかを悟らせない為の、バレたら負け、逃げ切れたら勝ち、のかくれんぼだ。 バレても即刻全力で逃げ出せる様に、準備も忘れない]
(257) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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[多分、あの鳥に位置が特定されたら、即座にクラウディアがあの転移魔術ですっとんで来るだろう。勿論、オスカーもいないしボロボロのアマトが単独で接敵される=GAMEOVER。絶対にロクな未来が待ってないから]
風聖霊シルフィの術式を構築。『あまと』に術的パスの開通。
…ほいっと。 エアスレイサー!!
[先程かくれんぼと称した。若干凶器の飛び交うかくれんぼだ。 クラウディアの鳥がひとつ、空飛ぶ兎から放たれて潰れた。アマトが風聖霊の力を操り、空飛び兎から鋭い風刃の聖霊術を撃たせる様に魔力を制御したのだ。 そして空中の遠隔戦を演じながら、じりじりと、茂みの間を縫う様にしてレグレシアに再び戻ろうとするが、さて成果はどうなるか**]
(266) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 02時半頃
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― レグレシアスラム街 孤児院の庭 ―
[小奇麗な姿をした少女に、厳つい姿の男が二人。少女と男のひとりは、既知の会話なのに、とてもぎこちない。何より、話の方向は少しずつ少しずつ、妙な方向へと流れて。 殺した。会話に不穏な空気が混じり始めたと、傍観の男が気づき始めた時>>304]
『……きゅきゅっ!』
[天から兎が落ちてきた。白いふわふわの兎。最も厳つい姿をしてる男と白い兎。0点満点の似合わない取り合わせ。 ご自慢の耳で兎は、宙を。そう、空中をぱたぱたと泳いで]
(305) 2014/08/17(Sun) 16時頃
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『 ヤットミツケタ トキノ ツルギノ…… 』
(306) 2014/08/17(Sun) 16時頃
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[遠隔術式で、クラウディアの鳥を相手取る最中に、『あまと』のひとつが幸運にも探知に掛かった。――「アタリ」だ!! これ以上、のんびり悠長に隙を窺う必要もない、クラウディアにバレたなら、その時はその時、運が悪いほうだったと思え!追い付かれても「巻き込めそうな人」は沢山いるんだ!]
シルフィ! あの鳥を全力で潰せるだけ潰して! トロン雷術式展開! 電力磁場を利用して、城壁またぐよ!
[クラウディアの方には、既にアマトの手の風聖霊が邪魔をしていた、それが突然動きを変えた、という事は明確に伝わるだろう。隠蔽と霍乱を御座なりに、魔力の鳥を直接潰す事を一斉に優先し始めたのだから。
その間にもアマトは城壁を越え、スラム街へと走る。剣の"鞘"が、微かで静かな共鳴音を奏でている気がした。まるで闇の静けさを表す様に。然し、剣を持つ男には、何かが近づいていると言う確信を与えて*]
(307) 2014/08/17(Sun) 16時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 16時頃
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術法の才能は、ずばり愛だと思うよ。 尤も、神様のじゃなくて、魔力や聖霊からの愛が必要だけど。
[風が渦巻き霧が生まれるその時、そんな涼やかな声で乱入する者]
(341) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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[金髪の美少女が手にする杖から渦巻く風>>334。風聖霊がほんの少しちょっかいかけた。制御を邪魔して、物騒な事はやめようよ、なんて気軽に声を掛ける様に]
……やった! 本命の探し人は、山賊みたいなおじさんだけど。 変わりにすっごい可愛い女の子も発見!
[ものすごく上機嫌に笑顔を浮かべる東風の-異様にボロボロな服装の-少年が孤児院敷地に断りなく侵入した上で、金髪の美少女を見て喜んでいた。 うん、胸も結構大きい。合格!。 漆塗りの闇の鞘が、少年にあった]
(342) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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うわお、君、凄い魔力量だね。 経験の年季はともかく、あのお姉さまにも退け取らないんじゃ。
[地面を穿つ、火球のバレット、その下地の威力にアマトは舌を巻きながら]
……やっぱり凄い可愛い。この子なら僕、ひとめ惚れもできる。 …結構バインバインだし。
けど、この状況じゃゆっくりお茶に誘う事も出来ないし。 まず、様子的に今は下手に突くと話も難しいかな。
[喫茶店や御菓子屋さんが近くにある、ルンフィアの大通りでの出会いでない事が残念すぎる。後ボロボロの服も。 そして、同じ闇の者に、或いは可愛い女の子に、どちらに味方する事もし難いため、結果、傍観する様に少し距離をとり。向き直る先は…]
(356) 2014/08/17(Sun) 21時頃
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本当は、まだ認めても無い、初対面の人相手に。 無条件で鞘を渡すつもりなんて全く無かったけど。
君が真に騎士の主君。 月桂(ローレル)の冠を被るにふさわしい『王』か。これから見極めるよ。
山賊風のおじさん。
(362) 2014/08/17(Sun) 21時頃
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…ケライノス、サンクトゥス、フェイタリース。 ローレリア、ルーベリシア、ヘクテライア。
[呪にも似た重々しい響きが東風の少年の口でつむがれたその時。鞘が熱を帯びだした。恐らく、剣や痣も]
ローレルの剣を担う者、新たなる『王』なり。 我は1000年八代のとこしえの誓約を代行する血脈。
レガリア、ブレイダ、クルセルダ。
我は『亀吉』第八代騎士 アマトの名において……。
(364) 2014/08/17(Sun) 21時頃
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[少年は剣の鞘を振りかぶる。然しその鞘は小さい。そう、小さすぎるのだ。闇の大剣の姿をしているこの剣と比べて、剣の鞘は極標準的な大きさでしかない。絶対に合わないのだ。 普通なら]
――授かりし封の剣を 再臨者へ捧ぐ者なり!!
[山賊風の男へと、闇に煌く鞘を投擲する。随分と乱暴な捧げ方だ。然し、鞘は少年の膂力以上の何かで、真直ぐに剣へと直進。する。正しき対に導かれて。 長き時を越えて重なり合う剣と鞘に、如何様な変化が起きるか]
(366) 2014/08/17(Sun) 21時頃
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―― ぎゃわぁっ!?
[然しアマトは変化を直視できなかった。鞘を投げた直後。 不用意な発言で怒りを勝った、美少女から放たれた1発の炎弾に、横腹から思い切り直撃して。情けない姿は、とりあえず害意のある者じゃ無い事を伝える材料にくらいはなったかも]
(367) 2014/08/17(Sun) 21時頃
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うぐぅ……そ、相違ありません。
突然芽生える愛の神秘を研究する事と、後この人に預かり者を返しにきただけで。 貴方が何者でも、僕は特に……。
[物凄く疑いの視線を向けられた気がしたから、眼帯のこれまた厳つい男の人の問いに答える。それにしても今の砲撃、冗談抜きで結構痛い。 然し、身を起こしながら視線は厳つい男本命の方へと向けられている]
(369) 2014/08/17(Sun) 21時半頃
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[鞘が砕け、漆黒の糸へ変貌する。それは破砕ではなく、再構築。 鞘に収められたその剣は、漸く真の形を取り戻し……?]
あらら、僕はてっきり鞘の方が剣に合わせるんだと思ってたけど。
鞘と剣じゃ、鞘の方が力関係は強いのか。 それとも、今は未完の主にあわせた大きさにされたと言うことなのか。
杖以外の本物のレガリヤだ、研究余地は沢山ありそうだな。
[説明を求める様に睨まれたアマトは、まるでそちらは後と云う様子に、まず暫くの間、しげしげと、小型化した「王の剣」を眺め]
(397) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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いいじゃないですか。 山賊、いや、盗掘者? の君の力でも、あの大剣を満足に振り回すのは大変そうだし。 こっちの方が重くないし楽だと思うよ?おじさん。
そもそもこの剣でも、上手く扱える?
[何の気なしと、からかう様な口ぶりで東風の少年は、剣の主へ答える。然し実態は、アマトも説明のしようがないから少し話を逸らしたとも云う。 然し、小型化しても、濃淡な闇の気配は相変わらずだ]
(398) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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[威嚇するドスの聞かせ方もお見事。やはり山賊が似合う。そのもの過ぎる>411。 然しそれ以上、この男と自己紹介の無い初めましての挨拶を続ける訳にも事情がいかない。もうひとりの男の言葉に、表情を歪めた>>413]
……山賊だけに、教団が山狩りを始めたのかな? このまま君のお世話になるのも、悪くないけど。
実は、結構切迫した事態なんだよ、ね。 これ以上、何もアクションを仕掛けずにいたら、レガリヤは益々奪えなくなる。
……ふむ……。
[剣の心得がある、と太刀筋を披露する男の、小慣れた感に目を瞠る。意外だ、5000年も未来からと聴いたから、最悪、武器なんて手にした事も無いなんて場合も想定していたからうれしい誤算]
(430) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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山賊のおじさ…や、ヘクターさん。
[男の名前を口にした。名前を何故知ると思わせる間も無く、畳む様に]
この人の云うとおり、孤児院の中なら暫くは安全だけど。
もしよければ、鞘の御代金と思って、試し切りの相手は違う人にしてくれない? そう、具体的には。
[付いてきて、と云わんばかりに腕を掴み、アマトはとても危険そうな穏やかな笑みを浮かべて]
(431) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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君を一流の墓荒らしと見込んで、教団の秘宝を盗掘しに。
[雷聖霊が活性化して、周囲に電撃が爆ぜる中、少年はとても好戦的な笑顔を浮かべていた]
確か、5000年未来から来た考古学者。でしょ? 僕も、『神秘研究家』として君の知識欲を満たせる説明や古代遺物の提供が出来るよ。 君の協力があれば。
(432) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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ギ!? いったいな…!
[ゲンコツに、瞼の裏がチカチカする。恨めしそうに"自称考古学者"を睨むが、然しその瞳、古代の英知を探求する輝きの光は見逃せない]
詳しい話は道中ゆっくり!どうせこの国じゃ君は凄い危険人物扱いなんだし!
古代王朝の聖なる遺物! その剣の同類が全部で七つ! 製造方法も使用方法も不明なオーバーテクノロジーの聖具! 成功の暁には、世界中の遺跡を好きなだけ荒らしまわって赦される特典付き!!
[トドメにと畳み掛けた。ちなみに嘘は何ひとつついていない。レガリヤを奪取し、ルンフィアとの戦いに勝利した暁には、名実共に彼はそれだけの勝手が赦される英雄扱いだろうし、元々、レガリヤは『王』の資格を持つ者のためにある物ともいえるのだし]
(449) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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……ちょっとまった! 最後に質問がある!
[その時、東方の少年が男を引き止める。彼もまた大聖堂の方角をみてるが>>456]
僕の名前は、アマト・カザミヤ。 しがない『神秘研究家』です。貴方の名前はそれはそうと…。
(466) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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